食・レシピ
2024.4.17

チーズの「栄養」と「効果」は?|おすすめレシピ14選

おやつやおつまみとして手軽に食べられる「チーズ」。体の機能に関わる「たんぱく質」や骨を強くする「カルシウム」などを含んでいて栄養価の高い食べ物です。今回は「チーズ」の栄養と効果を紹介します。毎日おいしくチーズを摂取できるレシピもチェック。

チーズの7つの「栄養」と「効果」

管理栄養士

成松 由佳さん

【1】たんぱく質

筋肉や臓器など、体を構成する主な成分です。代謝や免疫などの体の機能に関わるたんぱく質もあります。また、たんぱく質を構成しているアミノ酸は、体内で神経伝達物質やビタミンなどの原料にもなります。

たんぱく質が不足すると、筋力や免疫力の低下につながります。

【2】脂質

1gあたり9kcalと、栄養素の中で最も高カロリーなのが特徴です。体脂肪となり、内臓を守ったり体温を保ったりする働きがあります。また、脂溶性ビタミンであるビタミンA、D、E、Kの吸収率を高める働きもあります。

チーズには、飽和脂肪酸と呼ばれる種類の脂質が多く含まれます。飽和脂肪酸は血液中の中性脂肪やコレステロールを増加させることが知られており、とり過ぎを避けたい栄養素です。

【3】カルシウム

骨や歯を作る主な成分で、骨を強くする働きがあります。また、筋肉の収縮や血液の凝固などにも関わっている栄養素です。不足すると骨や歯が弱くなり、骨粗鬆症が起こりやすくなります。

【4】亜鉛

皮膚や肝臓、膵臓などに存在し、体のさまざまな働きを助けている成分です。たんぱく質の合成や骨の成長にも関わることが知られています。不足すると成長障害や味覚障害、貧血、皮膚炎などを引き起こします。

【5】ビタミンA

目や皮膚の粘膜を正常に保つ、働きを維持しています。目が光を認識する過程にも関わっているため、視覚を正常に保つためにも必須のビタミンです。

不足すると薄暗いところでものが見えにくくなる「夜盲症」や、皮膚の乾燥、表面が硬くなる症状がみられます。

【6】ビタミンB1

管理栄養士

前田あきこ先生


チーズはたんぱく質のほか、「ビタミンB1」や「カルシウム」もたっぷり。ビタミンB1は脂質や糖質の燃焼を促し、カルシウムは脂肪の吸収を防ぐ働きがある。

【7】トリプトファン

料理研究家

リュウジさん

チーズの「トリプトファン」が自律神経を整える。

チーズを使った「主食」レシピ

【1】パセリとチーズのシンプルパスタ

材料(1人分)

  • ロングパスタ…80g(太さ1.6mm、ゆで時間9分のものを使用)
  • パセリ…3本程度(15g)
  • アンチョビ…1/2尾(6g)
  • 粉チーズ…大さじ2と1/2(15g)
  • オリーブオイル…大さじ1
  • 塩…小さじ1/2
  • 水…250ml
  • レモン…好みで

作り方

  1. ロングパスタを半分の長さに折る。直径18cm程度のフライパンにパスタと塩、水を入れ、フタをして強火にかける。沸騰したら弱火にし、パスタの表示時間より1分短い時間でゆでる。
  2. パセリの葉は粗みじん切りに、アンチョビはみじん切りにする。粉チーズ、オリーブオイルと共にボウルに入れ、混ぜ合わせる。
  3. ゆで上がったパスタの水気をきって2のボウルに入れ、和える。器に盛り、好みでレモンをしぼる。

チーズを使った「おかず」レシピ4選

【1】サーモンとキャベツ(クリームチーズのせ)

料理家

長谷川あかりさん

材料(2人分)

  • サーモン(刺身用冊)…200g
  • 塩…小さじ1/3
  • クリームチーズ…30g
  • オリーブオイル…適量
  • レモン(くし切り)…適量
  • ローズマリー…1本(好みで)

【A】

  • 市販のせん切りカットキャベツ…2袋(300g)
  • 塩…小さじ1/3
  • 白ワイン…大さじ2
  • みりん…大さじ1
  • トーストしたバゲット…1個(好みで) 

作り方

  1. サーモンを2等分に切り、全体に塩を振っておく。クリームチーズは常温に戻してやわらかくしておく。
  2. 【A】 の材料をフライパンに入れ、フタをして5分程弱めの中火で蒸し煮にする。
  3. 全体をよく混ぜ、1のサーモンをのせたら、再度フタをして弱めの中火で3分蒸し煮にする。器に盛りつけ、クリームチーズをのせたら、オリーブオイルを垂らし、レモンをしぼる。ローズマリーを添え、塩(分量外)を好みで振っていただく。

【2】魚介のアンチョビソテー

「AMATA」オーナー 毛髪診断士指導講師

美香

材料(2人分)

  • ホタテ(刺身用)…6個
  • ゆでタコ…100g
  • サーモン(刺身用のサク)…150g
  • アンチョビ…15g
  • アボカド…1/2個
  • フルーツトマト…1個
  • 空豆…6個
  • ゆで卵…1個
  • にんにく…1片
  • たかのつめ…1本
  • カシューナッツ…大さじ2
  • モッツァレラチーズ(チェリータイプ)…6個
  • レモン汁…大さじ2
  • 塩…適量
  • オリーブオイル…大さじ2

作り方

  1. ホタテは横半分に切る。タコは一口大に切る。サーモンは角切りにする。
  2. アンチョビは粗く刻む。
  3. アボカドは角切りにし、レモン汁小さじ1を振る。トマトは角切りにする。空豆は塩ゆでし、半分に切る。ゆで卵は縦に4等分に切る。
  4. にんにくは薄切りにする。たかのつめはちぎる。
  5. フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ弱火にかける。香りが出たらカシューナッツ、たかのつめを入れて炒め、にんにくがきつね色になったらすべて取り出す。
  6. 5にアンチョビを入れて強火にし、1を加えて炒める。表面の色が変わったら取り出す。
  7. 器に、3、6(汁気ごと)、モッツァレラチーズを盛る。残りのレモン汁を振り、5を散らし、塩で味を調える。

【3】納豆チーズのスパニッシュ風オムレツ

料理家

藤井 恵さん

材料(2人分)

  • 納豆…2パック
  • ブルーチーズ…50g
  • 小ねぎ(小口切り)…5本
  • 赤パプリカ(1cm角切り)…1個
  • 卵…4個
  • オリーブオイル…大さじ1

【A】

  • ナンプラー…小さじ1
  • にんにく(すり下ろし)…小さじ1/2
  • こしょう…少量

作り方

  1. ボウルにAと納豆を入れ混ぜる。卵を加えて溶きほぐし、ブルーチーズ、小ねぎ、赤パプリカを加え混ぜる。
  2. 20cmのフライパンにオリーブオイルを入れて熱し1を入れたら、混ぜながら火を通す。7割方火が通ったら、オムレツを皿にスライドして移し、フライパンをかぶせ裏返す。
  3. 裏面も焼きかたまったら皿に盛る。

【4】サバ缶と野菜のチーズパン粉焼き

料理研究家

植松良枝さん

材料(2人分)

  • サバ缶(オリーブオイル漬け)…1缶
  • れんこん…2~3cm
  • パプリカ(赤・黄)…各1個
  • 乾燥パン粉…1/2カップ
  • パルミジャーノ・レッジャーノ(すり下ろしたもの)…1/2カップ
  • オリーブオイル、…適量
  • 好みでドライハーブ(オレガノやタイム、バジル、フェンネルシードなど)…適量

作り方

  1. れんこんは皮つきのまま7mm厚さの半月切り、パプリカは縦4等分のボート状に切る。
  2. 乾燥パン粉とパルミジャーノ・レッジャーノ、各種ドライハーブを混ぜ合わせておく。
  3. 耐熱皿に1の野菜を重ならないように並べ、野菜の上にサバの身を菜箸で適当な大きさに割りながらのせ、その上に2をたっぷりと散らす。
  4. 3の上に塩とオリーブオイルを振って、トースターグリルでパン粉がこんがりとした色になるまで、6~7分を目安に焼く(オーブンの場合は230℃で8分程度)。

チーズを使った「サラダ」レシピ9選

【1】ブッラータのサラダ

シェフ

濱﨑 龍一さん

材料(2人分)

  • ブッラータ…2個
  • ミニトマト(赤とオレンジ)…各4個
  • イチゴ…2個
  • イチジク … 4個
  • オリーブオイル…大さじ1
  • 塩・こしょう…適量

作り方

  1. ブッラータを平皿の中央に置く。
  2. 周りにミニトマトやフルーツをバランス良く飾る。
  3. 塩・こしょうをブッラータに振りかけ、オリーブオイルを回しかければ完成。

【2】焦がしブロッコリーのサラダ

フリーランスエディター&ライター

門司 紀子さん


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材料

  • ブロッコリー…1/2株
  • オリーブオイル…大さじ1/2
  • 塩…小さじ1/6程度
  • 黒こしょう…少々
  • チリペッパー(チリパウダー、カイエンペッパー、ガラムマサラなどでもOK)…5振り程度
  • パルミジャーノ・レッジャーノ(粉チーズでもOK)…適宜

作り方

  1. ブロッコリーはひと房を1/2に切るなど、ひと口大に切る。ボウルに入れ、オリーブオイル、塩、黒こしょう、チリペッパーをまんべんなく絡ませる。
  2. 天板にオーブンシートを敷き、1のブロッコリーを重ならないように並べ、220℃に予熱しておいたオーブンで15分焼く。少し先の方に焦げ目がついたら焼き上がり(写真2枚目)。
  3. 皿にブロッコリーを盛り、パルミジャーノ・レッジャーノを好きなだけ削る。

【3】こくうまかぼちゃサラダ

材料

  • かぼちゃ…1/4個
  • オリーブオイル…大さじ1/2
  • 塩…ひとつまみ
  • 黒こしょう…少々
  • クリームチーズ…30g
  • 味噌…小さじ1/2
  • カシューナッツ(くるみ、アーモンドなどでも)…20g
  • デーツ…2~3個

作り方

  1. かぼちゃはわたを取り除き、皮は1/3くらい残しながら削ぐようにカットし、2~3cm角に切る。鍋で水を沸騰させ、かぼちゃをいれて柔らかくなるまで煮る。ざるにあげて水気をきる。
  2. 煮ている間にクリームチーズを柔らかくし(600wのレンジで20秒。または常温で柔らかくする)、味噌と混ぜておく。
  3. 1が温かいうちにボウルに移し、フォークでマッシュする。オリーブオイルと塩、こしょうで下味をつけておく。
  4. 3に2と砕いたナッツ、小さめに切ったデーツを足してざっくり混ぜる。

【4】かぼちゃとれんこんとクリームチーズのサラダ

材料

  • かぼちゃ…1/6~1/8個
  • れんこん…小1節
  • オリーブオイル…大さじ1
  • 塩…小さじ1/4
  • 黒こしょう…少々
  • クリームチーズ…30g程度
  • マカダミアナッツ(好きなナッツでOK)…適宜

作り方

  1. かぼちゃはわたをとり、皮をカットして、2cm角くらいの大きさに。水を沸騰させた鍋に入れ、やわらかくなるまでゆでる。
  2. ゆでたらよく水をきり、ボウルに移し、フォークなどでマッシュして、オリーブオイルと塩、黒こしょうで味を調えておく。
  3. れんこんは皮をむき、約5㎜幅の半月型(大きいれんこんの場合は1/4に切る)に切り、程よい硬さになるまでゆでる。
  4. 水気をきったれんこんを2のボウルに加え、手でちぎったクリームチーズ、砕いたマカダミアナッツとともにざっくり混ぜる。味が足りなければ塩・こしょうを足して調整する。

【5】辛うまチーズサラダ

ライフスタイルプロデューサー、野菜ソムリエ

Atsushiさん

材料(1~2人分)

  • 焼きザケ(市販)…1切れ(70g)
  • 厚揚げ…1枚(150g)
  • じゃが芋…1個(150g)
  • パプリカ(黄)…1/2個(80g)
  • ブロッコリー…1/2個(150g)
  • アンチョビ(フィレ)…2枚(30g)

【A】

  • カッテージチーズ…50g
  • コチュジャン…小さじ2
  • ライム汁…1/2個分
  • 塩…少量 
  • エキストラバージンオリーブオイル…大さじ1

作り方

  1. 焼きザケは皮ごと身をほぐす。厚揚げは5mm厚さに切る。パプリカは横半分に切り、1cm幅の細切りにする。
  2. じゃが芋は皮をむいて3mm厚さの薄切りにする。耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ(500W)で2分加熱したら、粗熱を取る。
  3. ブロッコリーは小さめに切る。耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで1分半加熱したら、粗熱を取る。
  4. 大きめのボウルにアンチョビとAを入れ、アンチョビをつぶすように混ぜ合わせる。1、2、3を加えて和える。

【6】いちじくとトマトとカッテージチーズのアペタイザー風

材料

  • いちじく…2個
  • トマト…1個
  • カッテージチーズ…大さじ2程度
  • オリーブオイル…大さじ1
  • バルサミコ酢…大さじ1
  • 塩・黒こしょう…少々

作り方

  1. いちじくは1/8くらいにカット。皮は気にならなければポリフェノールのアンチエイジング効果を狙えるのでそのままで。気になる人は皮をむいても。
  2. トマトはへたをとり1/8くらいの食べやすい大きさに切る。
  3. ボウルにいちじくとトマト、カッテージッチーズを入れ、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩・黒こしょうで味を調える。

【7】モッツアレラチーズのサラダ

材料

  • セルバチコ…1~2束
  • オレンジ…1個
  • モッツァレラチーズ…1個(100g)
  • オリーブオイル…大さじ1
  • 白ワインビネガー…大さじ1
  • 塩…ひとつまみ
  • ピンクペッパー…少々

作り方

  1. セルバチコは長さ4cm程の食べやすい大きさに切り、氷水に数分浸してシャキッとさせる。
  2. オレンジは両端をカットし、皮をぐるぐるとスライドさせるようにしてむく。実は縦半分にカットした後、幅3~4cmに切る。
  3. モッツァレラチーズはひと口大に手でちぎる。
  4. 皿にセルバチコ、オレンジ、モッツァレラチーズを盛り、上にオリーブオイルと白ワインビネガー、塩をふりかける。最後にピンクペッパーを指で砕きながらトッピング。

【8】トマトとカッテージチーズのサラダ

材料

  • ミニトマト…8個
  • カッテージチーズ…30g(大さじ山盛り1程度)
  • パセリ(乾燥)…適宜

【A】

  • オリーブオイル…大さじ1
  • 白ワインビネガー…大さじ1/2
  • 塩・こしょう…少々

作り方

  1. ミニトマトはへたを取り、横半分に切る。
  2. ボウルに1とカッテージチーズ、Aを入れてスプーンなどでざっくり混ぜる。
  3. 皿に盛り、パセリをトッピング。

【9】ルッコラとトマト、パルミジャーノのサラダ

【材料】

  • ルッコラ…1/2束~
  • ミニトマト…5個~
  • オリーブオイル…大さじ1
  • 赤ワインビネガー…大さじ1弱
  • ディジョンマスタード…少量
  • 塩こしょう…適宜
  • 好みのナッツ…適宜
  • パルミジャーノ・レッジャーノ…適宜

【作り方】

  1. ルッコラは長さ3~4cmの食べやすい大きさにカット。
  2. トマトは半分にカット。
  3. ボウルに具材を入れ、オリーブオイル、赤ワインビネガー、マスタード、塩こしょうで味を調える。
  4. 皿に盛り、上に砕いたナッツ、パルミジャーノ・レッジャーノをトッピング。パルミジャーノ・レッジャーノは今回はピーラーで削ってオン。好みでチーズおろしでおろしても。

美容のプロが「おすすめ」のチーズ 2選

【1】東京ブッラータ

価格容量
¥1,200 約150g
  • フレッシュチーズを毎日自社工房で製造。その新鮮な味わいは格別!

「フレッシュなモッツァレラの巾着から、じゅわっと濃厚な生クリームが。フルーツと一緒にいただきます」(門司さん)

【2】チーズの味噌漬

美容家

岡本 静香さん


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価格容量
¥1,134(銀座若菜) 130g
  • みそが、コク深い北海道産クリームチーズのうまみを引き立てて。
  • 和洋問わずさまざまなお酒と相性良し。

「甘じょっぱさがお酒と最高にマッチ。体にいい発酵食品である点もうれしいですね」(岡本さん)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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