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食・レシピ
2025.6.25

野菜ひとつで、暮らしも味覚も豊かになる。小堀紀代美さん『いつもの野菜ひとつで美味レシピ』

「今日、何を作ろう?」という日々の問いに寄り添ってくれるのが、料理家・小堀紀代美さんの最新レシピ本『いつもの野菜ひとつで美味レシピ』。トマト、なす、ブロッコリー、長ねぎ、きのこなど、冷蔵庫にある「いつもの野菜」ひとつでできる、全65品が紹介されています。

シンプルに火を通して塩とオリーブオイルでいただく基本のスタイルから、調味料をひとつずつ重ねていくことで引き出される奥深い味わいまで。野菜そのものの美しさに気づかせてくれる、ていねいで優しいレシピが並びます。

料理家・小堀紀代美さんの「野菜を愛する目線」

著者の小堀紀代美さんは、東京・代々木上原の人気カフェ『ライクライクキッチン』のオーナーシェフとして知られ、現在は同名の料理教室を主宰。季節の素材を生かしたレシピと、どこか懐かしくも、洗練された味づくりに定評があり、Instagramのフォロワーは10万人を超えます。

最近ではYouTubeでもレシピ動画の配信を行っており、定番料理をおいしく仕上げる小さなコツや、手軽にできるおもてなし料理なども紹介。視聴者に寄り添うやさしい語り口と、素材へのやさしいまなざしが共感を呼んでいます。そんな小堀さんの「野菜を愛する目線」が、隅々にまで詰まった一冊です。

暮らしに寄り添う、“料理の相棒”として

忙しい日々の中でも、手間をかけすぎずに、でもちゃんとおいしいものを食べたい。そんな思いに応えてくれるのが、この「野菜ひとつ」からはじまるレシピたち。副菜としてはもちろん、たんぱく質を加えてメインディッシュに仕立てるアイディアも添えられており、日々の献立に役立つヒントが詰まっています。

たとえばこれからの季節に欠かせないトマトを使ったレシピには、「梅味噌和え」や「焼きトマトの中華だれ」「トマトのサラダ」「シンプルなスープ」など、さっぱりしながらも食欲をそそるものが多数。暑さで疲れた体にもやさしく寄り添い、毎日の献立に自然と取り入れたくなる工夫が満載です。

普段あまり手にしない野菜や、使い方に悩んでいた食材も、この本があれば「試してみよう」という気持ちが湧いてくるはず。ただページをめくるだけでも、野菜そのものが持つ色やかたち、美しさにあらためて目が留まります。

野菜それぞれの個性や、多彩な味わい方を再発見できる『いつもの野菜ひとつで美味レシピ』。日々の食卓を、少しだけ新しく、ちょっと豊かにしてくれる存在として、暮らしに寄り添う“料理の相棒”になってくれるはずです。

おかず、おつまみ、常備菜、使い切りにも。
いつもの野菜ひとつで美味レシピ
著/小堀紀代美

定価:1760円(税込)
ISBN:9784093115933

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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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