トマトは美肌に効果的!トマトの効果効能や、美容に良い美味しい効果的な食べ方をまとめました!
夏に食べる機会が多くなる野菜の一つトマト。旬のトマトはおいしいうえに、紫外線ダメージを受けた肌をケアするのにぴったりな食材です。体と肌にどんな良い効果があるのか、また、トマトと合わせて食べると美容効果UPが期待できるおすすめレシピもご紹介!
【目次】
・トマトの効果・効能
・トマトは美肌に効果あり!
・トマトの美味しい効果的な食べ方
トマトの効果・効能
トマトの栄養
南米原産のナス科の果菜。赤い色=リコピンにはビタミンEの100倍近い抗酸化力があるとされ、生活習慣病予防や疲労回復効果も。近年では、日焼け防止効果も発表されています。また、βカロテンも豊富ですが、品種によって差があります。
トマトに含まれるリコピンとは?
トマトの代表的な栄養素といえばリコピン。このリコピンとはトマトの赤色の色素成分のことで、強力な抗酸化作用があり、注目されている栄養素のひとつです。
抗酸化作用で知られているβカロチンと比べると約2倍の抗酸化力があります。紫外線で生成されるメラニンを消し、コラーゲンを生成するので、シミやシワを防ぐ効果があり美肌に効果的です。それだけではなく、リコピンにはアレルギーを抑える効果も。ハウスダストや花粉症でお困りの方にはぜひトマトを毎日食べることをおススメします。
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トマトは美肌に効果あり!
肌サビを防ぐのはやっぱりトマト
肌サビを防ぐ野菜の代表格といえばやっぱりトマトです! トマトには赤色やオレンジ色の色素成分・カロテノイドのひとつであるリコピンが豊富で、活性酸素を減らす抗酸化力が抜群。
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肌を立て直す食材トマト
教えてくれたのは…美容家 山本未奈子さんと銀座ケイスキンクリニック 院長 慶田朋子先生
美容家 山本未奈子さん
N.Y.で美容を学び、帰国後美容家に。コスメやエステのビジネスを手掛ける実業家でもある。
銀座ケイスキンクリニック 院長 慶田朋子先生
東京女子医科大学 医学部卒業。皮膚理論から先端の美容医療まで、卓越した知識をもつ。
「肌を作るのも守るのも、食を抜きにしては語れません。朝は抗酸化成分を含む食材、夜は肌の修復効果があるビタミンAを含む食材を意識してとりましょう」(山本さん)
「朝にスイカやベリー類、トマトなどの抗酸化フルーツや野菜をとると、紫外線防御力が強化されます。和食派なら、抗酸化成分のアスタキサンチンがたっぷり入ったサケがおすすめです」(慶田先生)
スイカにはシトルリン、サケにはアスタキサンチン、ベリー類にはポリフェノール、トマトにはリコピンという抗酸化成分がたっぷり。朝食にはこれらの食材を。
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気になる毛穴にもトマトが効果的
毛穴詰まりはないのに毛穴周辺が黒ずんでいるメラニン毛穴は紫外線を浴びたり、肌のターンオーバーの乱れによりメラニン色素が沈着したもの。ここはシミ対策と同じく、パプリカ、ケール、トマト、パセリなどのビタミンA・C・Eのベース食材にビタミンCをプラスして美白ケアを。Cが豊富なパプリカなら約1/2個、パセリなら約100gで1日の必要量がとれます。
◆ビタミンC
ほかに…パプリカ、ゴーヤー、ピーマン、スナップエンドウ、ケール、トマト。
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トマトの美味しい効果的な食べ方
トマトを使った抗酸化スープ
教えてくれたのは…
ファッション&ライフスタイルプロデューサー/野菜ソムリエ Atsushiさん
■竹の子と鶏肉のトマトスープ
パスタソースにも良さそう! オリーブのオリーブポリフェノールで美肌も美腸も。ごろっと具だくさんは幸せ。
【材料】(2人分)
竹の子水煮…150g
新玉ねぎ…1/2個
鶏もも肉…150g
にんにく…2片
たかのつめ…1本
オリーブ…12粒
ホールトマト(缶)…200g
水…200ml
固形コンソメ…2個
白ワイン…大さじ1
塩…少量
オリーブオイル…大さじ1
パセリ…適量
【作り方】
(1)竹の子は食べやすい大きさに切り、新玉ねぎは薄切りにする。
(2)鶏もも肉は一口大に切る。にんにくは粗みじんに切り、たかのつめは小口切りにする。
(3)鍋にオリーブオイルを中火で熱し、にんにくを炒める。香りが立ってきたら、鶏もも肉、たかのつめを入れて炒める。
(4)ホールトマト、水を加え、沸騰したら(1)、オリーブ、固形コンソメを入れ、3分程煮る。
(5)白ワインを入れ、ひと煮立ちしたら塩で味を調える。器に盛り、パセリをみじん切りにして散らす。
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良いことづくしの蓮根とひじきのサラダ
蓮根は、ビタミンCが豊富で美肌効果はもちろん、豊富な食物繊維が便通をよくして、ポリフェノールの一種・タンニンの抗酸化効果で肌や体のサビを防ぐ作用も。今回は抜群の美肌効果があるリコピンを含むミニトマトと、食物繊維&ビタミンB2がたっぷりで健康増進に役立つひじきを組み合わせてあっさりとした味付けのサラダに。
【材料】
蓮根…小1節
ミニトマト…5個
乾燥芽ひじき…大さじ1程度
水(ひじき戻し用)…適宜
胡麻油…大さじ1程度
バルサミコ酢…大さじ1程度
醤油…小さじ1/4程度
ハチミツ(好みで)…少々
黒すり胡麻…適宜
【作り方】
(1)ひじきはたっぷりの水で戻す。時間がないときはお湯で戻してもOK。
(2)蓮根は皮をむき、縦半分に切ってから2~3mm幅の薄切りに。
(3)切った蓮根を鍋でゆでる。シャキシャキ感を残したいのでサッとゆでる程度でOK。ゆであがったらザルにあげ、水気を切り、粗熱をとる。
(4)ミニトマトは半分にカット。
(5)ボウルに蓮根、ミニトマト、ひじきと、胡麻油、バルサミコ酢、醤油、黒すり胡麻をいれ、好みの味に調える。ハチミツを少量加えるとまろやかさとコクが出て、より食べやすくなります。すり胡麻は黒のほうがよりコクがありますが、白すり胡麻でももちろんOK。
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肌サビを防ぐ! ミニトマトのカプレーゼ風サラダ
トマトを美味しくもりもり食べたいときは、ド定番ですが“カプレーゼ風サラダ”がダントツにおすすめ。お皿に盛って調味料ふりかけるだけ。簡単、美味しい、見た目も上がるサラダです。
【材料】
ミニトマト…10個~
モッツァレラチーズ…1/2袋
バジル…少々
オリーブオイル…大さじ1程度
バルサミコ酢…大さじ1程度
塩こしょう…適宜
【作り方】
(1)ミニトマトは断面がキレイに見えるよう、横半分にカット。
(2)お皿にカットしたミニトマトとモッツァレラチーズ、バジルを盛り、オリーブオイル、バルサミコ酢を垂らし、塩こしょうをふりかけたら完成。今回はモッツァレラチーズはチェリータイプを使用しましたが、普通のものなら食べやすい大きさにカットして盛ればOKです。
透明感を取り戻す!【彩りミニトマトのカプレーゼ風サラダ】Today’s SALAD #54
ビタミンCたっぷりカラフルフルーツサラダ
抗酸化効果が高く、肌や体のサビを防いでくれる旬のフルーツ・ブルーベリーをたっぷりと。さらにビタミンCが豊富なオレンジやキウイ、リコピンの美肌効果が期待できるミニトマトもINして、彩りよくみずみずしい一品に。フルーツそのものの味が楽しめ、疲労回復効果があるリンゴ酢で味付けしたさっぱりとしたサラダは、食欲がないときにもおすすめ!
【材料】
ブルーベリー…好みの量
オレンジ…1個
キウイ…1個
ミニトマト…6個程度
オリーブオイル…大さじ1
リンゴ酢…大さじ1
塩こしょう…適宜
ピンクペッパー…適宜
【作り方】
(1)オレンジは皮をむき、食べやすい大きさにカット。
(2)ミニトマトは半分にカット。
(3)キウイは皮をむき、縦半分にカットし、さらに幅5mm程度にカット。
(4)ボウルに具材を入れ、オリーブオイル、リンゴ酢、塩こしょうで味付けする。
(5)器に盛り、ピンクペッパーを指でくずしながらトッピング。
夏美人を作る♪【ブルーベリーのカラフルフルーツサラダ】Today’s SALAD #48
デトックス&美肌効果抜群のケールサラダ
最近スーパーでもかなり見かけるようになったケール。βカロテン、ビタミンE、ビタミンCなど、キレイを底上げする栄養素が豊富なケール。活性酸素をデトックスして、肌や体のサビを防ぐ効果が絶大! 食物繊維もたっぷりなので、便秘解消にもひと役かってくれます。さらにリコピンの美肌効果が期待できるミニトマトを組み合わせ、あっさりとしたシーザードレッシング風の味付けに。
【材料】
カーリーケール…1~2枚
ミニトマト…5~8個程度
マヨネーズ…大さじ1
レモン汁…大さじ1
無調整豆乳…大さじ1
塩こしょう…適宜
クミンシード…お好みで
パルミジャーノ・レッジャーノ(または粉チーズ)…適宜
お好きなナッツ・シード類…適宜
【作り方】
(1)ケールを5~8mm幅くらいに細かめに刻む。ミニトマトは半分にカット。
(2)ドレッシングを作る。ボウルにマヨネーズ、レモン汁、無調整豆乳、塩こしょうを入れて混ぜる。
(3)(2)にクミンシードを好きな量、加える。
(4)お皿に野菜を盛り、ドレッシングをかけ、ナッツやシード類、パルミジャーノ・レッジャーノを削りながらトッピング。
デトックス効果抜群のケールで美肌リニューアル!【ケールたっぷりシーザーサラダ】Today’s SALAD #57
アンチエイジングに効くソテー
初夏を感じるひと皿。ししとうにはアンチエイジングに効くβ-カロテンや代謝を活発にするカプサイシンも。
【材料】
ししとう…30本
ミニトマト(2~3色)… 15個
パセリ…10枝程度
塩、こしょう…各少量
しょうゆ…小さじ1
オリーブオイル…大さじ3
カッテージチーズ…好みで
【作り方】
(1)ししとうは包丁の先で2~3か所刺し、空気穴をあける。ミニトマトはへたを取り、半分に切る。パセリはみじん切りにする。
(2)フライパンにオリーブオイルを入れ、中火にかける。温まったらししとうを入れ、表面が所々白くなるまで炒める。
(3)火を止めてミニトマトとパセリを入れ、全体に塩、こしょうを振ってしょうゆを回し入れ、さっと混ぜ合わせる。器に盛り、好みでカッテージチーズを散らす。
毛穴の黒ずみにはビタミンC!トマト、ケール、キャベツを使った毛穴レスレシピ3♪
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。