食・レシピ
2022.6.11

意外と知らない、大根おろしの栄養|ダイエットにも効果的【おすすめレシピ】

大根おろしは美をサポートしてくれる栄養を含み、女性にうれしい効果が多い美容食材♪二日酔いケアや予防にも役立ち、消化をサポートしてくれる食材でもあるんです。本記事では、大根の効能や栄養素だけでなく、大根おろしを使ったレシピもお届けします。

大根おろしの元・大根の「栄養」と「効能」

栄養「ビタミンC」を含み「食物繊維」も豊富

門司 紀子さん


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大根はビタミンCや食物繊維を少々含み、決して栄養価が高いわけではありませんが、消化酵素のジアスターゼが胃腸の働きをサポート。

 

効能【1】「消化」を助け「二日酔い防止」や「血をサラサラ」に

\教えてくれたのは…インナービューティープランナー・管理栄養士 木下あおいさん/

 

  1. 二日酔い・胸やけなどの症状を和らげる
  2. 消化を促して胃腸の負担を軽減させる

大根にはでんぷん分解酵素“アミラーゼ”が含まれているので、食べ物の消化を助けて二日酔い、胸やけなどの症状を和らげてくれます。具材に乾燥しいたけを加えると、わざわざだしをとらなくても味がととのうのでとっても簡単! お酒を飲む前に、二日酔い防止策としていただくのもおすすめですよ。

また、でんぷん分解酵素アミラーゼが消化を促して胃腸の負担を軽減。また、大根の辛み成分イソチオシアナートには、ドロドロになった血をサラサラにする効果も。

 

効果【2】「肥満防止」や「代謝UP効果」

モデル・美容家

三喜本惠美さん

「大根の辛み成分には肥満防止や代謝UP効果があり、むくみにくくなります。昔から食卓に並んでいた大根下ろしですが、以前“大根おろしダイエット”が注目されるようになったので、積極的に続けています」(三喜本さん)

 

効果【3】「腸」を活性化!加熱しても◎

根菜の豊富な食物繊維が腸を活性化して、体を温める効果も大。特に大根は消化が良く低カロリーなので、食べすぎの調整役にはぴったりです。

 

効果【4】「体臭」を減らす効能も

内科医・認定産業医/tenrai株式会社 代表取締役医師

桐村 里紗先生

「お肉は体の必要な栄養源。自分が十分に消化でき、便やおならが臭くならないのであれば食べてOK!消化のためには早食いは禁物です。しっかり奥歯で咀嚼して、すり潰してから飲み込むこと。

すり潰されたお肉は、まず、胃で消化されます。胃の働きが弱く、消化力が弱い人は、ここで十分にお肉のタンパク質を消化できない可能性があります。消化を補うのは、大根おろしやキウイ・パイナップルなどの食物酵素を含む生の野菜やフルーツです。これらを一緒に食べるといいでしょう。

また、腸内環境は、食物繊維が不足すると確実に悪化します。生野菜や温野菜のほか、海藻やきのこ類など、食物繊維も意識してとりましょう」(桐村先生)

体臭に繋がらないように、お肉を食べるときは、生野菜やフルーツもセットで!と覚えておきましょう。

 

大根おろしを使用したレシピ【7選】

【1】ぶっかけ温豆腐

◆材料(2人分)◆
木綿豆腐…1丁
納豆…1パック
卵黄…2個
大根おろし…たっぷり
万能ねぎ・白煎りごま…各適量
昆布…10cm

【味付け】
シラス…大さじ1
納豆添付のたれ…1袋

◆作り方◆

  1. 納豆と味付けの材料を混ぜる
  2. 鍋に昆布を敷き、豆腐をのせて水を加え、弱火で煮立たないように温める
  3. 湯豆腐を器にのせ、1と卵黄、薬味をトッピング

 

【2】大根のみぞれ汁

◆材料(2人分)◆
大根…2cm
しょうが…小さじ2杯分
ねぎ…1/2本
乾燥しいたけ…5g
木綿豆腐…1/3丁
みそ…大さじ2
水…3カップ

◆作り方◆

【STEP.1】
大根、しょうがをすり下ろし、ねぎを薄切りにする。大根は下ろし金に垂直に立てて、優しく円をくように下ろすと甘くなる。

【STEP.2】
鍋にしょうが、ねぎ、乾燥しいたけ、水を入れ、乾燥しいたけがやわらかくなるまで弱火で煮込む。

【STEP.3】
すり下ろした大根、豆腐をくずし入れ、同量の水(分量外)で溶いたみそを加える。30秒程弱火にかけ、味がととのったら完成。


【3】枝豆と生ハムの下ろし和え

◆材料(1人分)◆
ゆで枝豆(実)…1/2カップ(約70g)
大根…7cm
生ハム…6枚
ポン酢しょうゆ…小さじ2
オリーブオイル…小さじ1/2
すだち…好みで

◆作り方◆

  1. ゆで枝豆は粗く刻む。大根は皮ごと鬼下ろしなどで粗く下ろし、軽く水気を絞り、枝豆と和える。生ハムは室温に戻す
  2. 下ろし和えを器に盛り、ポン酢しょうゆとオリーブオイルをかけ、生ハムと好みですだちを添える

 

【4】野菜たっぷり豚鍋

◆材料(2人分)◆
豚薄切り肉…200g
白菜…1/8株
えのきたけ…1袋
にんじん…1/2本
昆布…10cm
大根下ろし・ポン酢…各適量

◆作り方◆

  1. 鍋に水3カップと昆布を入れて弱火で熱し、沸騰直前に取り出す
  2. 白菜、えのきたけ、にんじんは食べやすい大きさに切り、豚肉と共に1に入れて煮る
  3. 大根下ろしとポン酢を添える

※昆布はできれば30分以上水につけておくと良い。
※大根下ろしは、あれば鬼下ろしで下ろすのがおすすめ。

 

【5】にら×サバ×大根のみそ汁

  • にらと大根の豊富な食物繊維は、腸内改善に打ってつけ。

◆材料(2人分)◆
大根(薄い輪切りにしてから千切り)…150g
にら(3cm幅)…1/5束
サバ缶…1缶
酒…大さじ1
みそ…約大さじ1
ゆずこしょう…少々

◆作り方◆

  1. 小鍋にサバ缶の汁と水(合わせて1+1/2カップ量にする)を入れ、酒、大根を加えて火にかける。煮立ったらあくを引き、フタをして弱火で1~2分煮る。
  2. 大根がくったりしたらサバ缶の具をほぐして加え、みそを溶き、にらを加える。にらが変色したらお椀に盛り、ゆずこしょうを添える。

 

【6】焼きまいたけ下ろしポン酢

「まいたけを食前に食べると血糖値の上昇を抑える効果がUP。朝食に食べれば、昼食後まで効果が続くといわれています。また、大根のカリウムはむくみオフ効果大」(エディター 門司紀子さん)

◆材料(2人分)◆
まいたけ…1パック
大根…約5cm
ポン酢…大さじ1/2
一味唐辛子…少量

◆作り方◆

  1. まいたけは食べやすい大きさにほぐし、オーブントースターなどで5分程焼く。
  2. 大根は皮をむき、下ろす。
  3. まいたけが香ばしく焼けたら、器に盛り、大根下ろしをのせ、ポン酢をかけて一味唐辛子を振りかける。

 

【7】カキと黒きくらげのみぞれ鍋

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◆材料(1人分)◆
カキ…50~80g
黒きくらげ(生でも乾燥でも)…2枚
チンゲン菜…1本
大根…50g
だし汁(お好みのもので)…適量
ゆず皮…適量
ポン酢…適量

◆作り方◆

  1. カキは塩(分量外/適量)で汚れを取り、水気をきっておく。
  2. 黒きくらげ(乾燥タイプは、あらかじめ水で戻しておく)とチンゲン菜を食べやすい大きさに切る。
  3. 大根は皮をむき、下ろしておく。
  4. 鍋にだし汁を入れ煮立ったら、1の黒きくらげ、チンゲン菜、カキを入れる。
  5. 具材に火が通ったら大根下ろしを加え、ゆず皮をのせ、ポン酢でいただく。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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