ヘアスタイル・髪型
2021.8.22

【実例9種類】髪の長さ、いくつわかる?

この髪の長さは何ていうの?実はよくわかっていない髪の長さの種類をおさらい!最近はショートヘア、ミディアムヘアなどだけでなく、ロブやセミディなど中間の長さも定番に。ベリーショートからロングまで『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからおすすめの髪型もご紹介!

髪の長さの種類その1:ベリーショート【3選】

ベリーショートはショートヘアの中でも最も短く襟足やもみ上げも短いスタイルです。ボーイッシュ、ハンサムな印象が得意ですがシルエットによっては女性らしさも作れます。思い切ったカットでおしゃれ度が高く一目置かれるスタイルです!

【1】ニュアンスパーマでモードに

【how to“ベース&カラー”】

  1. サイドは耳にかかる長さでグラデーションにカット。バックとトップもグラデーションでつなげる。襟足はキュッとタイトするためレイヤーで。
  2. 前髪は、目が隠れるくらいの長さでカット。
  3. カラーは9レベルのウォームベージュをセレクト。赤みを抑える色味でありながら、髪にまろやかさとツヤ感を与え、柔らかい質感に見せる効果がある。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. ダメージレスでトリートメント効果が望めるGDC(ガーデンオリジナルデジタルキュア)というデジタルパーマを20mmのロッドでかける。すべて同じ太さのロッドを使い、襟足以外を平巻きで1回転巻く。
  2. スタイルングは、ハーフドライの状態でオイルクリームを髪の中間から毛先にかけて塗布。もみあげはしっかり目につけるのが鍵。

担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 中村英太さん

 

【2】重めのグラデーションカット


【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースはグラデーションでカット。えり足はすっきりしたシルエットになるようにカットする。前髪は目の上の長さでカットし、流れが出るようにレイヤーを入れる。さらに、耳周りにも独立したレイヤーを入れて軽い表情に。
  2. カラーは、9レベルのシースルーベージュをチョイス。赤みを消しながら、透明感や抜け感をプラスした、くすみのない色味。


【how to“スタイリング”】

  1. ショートでもしっかりケアすることで毛先のおさまりがよくなり、美スタイルをつくるベースとなるので、ドライ前に洗い流さないタイプのトリートメントを塗布。その後、自然な立ち上がりになるように根元をこすりながら、ドライヤーで乾かす。
  2. 完全にドライしたら、柔らかい質感で束感をつくるソフトワックスを毛先中心に全体的に揉み込む。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 川渕恭兵さん

 

【3】女性らしい耳掛けスタイル


【how to“ベース&カラー”】

  1. サイドはリップラインくらいの長さに切り、レイヤーを入れる。襟足は首の根本くらいですっきり切り、首が引き締まって見えるように沿う形でシャギーを。 バックの横から見たシルエットは重めに設定。襟足のシャギーの上に丸みが来ますが、量の調節をしっかりすることで軽やかさを出せる。
  2. 前髪は、トップから分けて薄めに。長さは瞳くらいだと、大人っぽい印象になる。
  3. カラーは、10レベルのアッシュブラウン。ショートに明るいカラーを合わせることで、立体感を醸し出せる。


【how to“スタイリング”】

  1. バーム(オイル系ワックス)で少しホールド感のあるタイプをチョイス。サイド、バック内側、襟足の順につけていき、手に残ったバームでトップ、前髪をつけていく。トップと前髪につけすぎてしまうと、せっかくの立体感がつぶれてしまうので注意!
  2. 耳掛けスタイルは、もみあげを気持ち外して耳にかけずと落とすと、一層しゃれ感が増す。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 秋山智彦さん

 

髪の長さの種類その2:ショートヘア【3選】

ショートヘアは短い髪の総称です。ベリーショートやショートボブもショートヘアに含まれますが、顎のラインくらいまでの長さを指します。ボーイッシュやハンサムなスタイルも得意ですが、シルエットによってかわいらしく、女性らしくもなります。

【1】パーマで作る軽やかカールのレイヤーショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. えり足とサイドをすっきりカットしたレイヤーショート。
  2. 前髪は、鼻先くらいの長さで流れるようにカット。
  3. カラーは、寒色系の8レベルのマットアッシュをチョイス。しっかり赤みをおさえながら、柔らかい表情をつくる色味。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマをかける場合、太めのロッドで毛先にワンカールのパーマを。短いえり足もピンパーマをかけてなじみよくする。
  2. アイロンの場合、26mmのカールアイロンで毛先をワンカール。
  3. スタイリング剤は、セミウェットな質感となるようワックスとオイルのMIXがおすすめ。タイトにしたいサイドとえり足からつけて、中間~毛先にかけてもみ込む。髪の表面を動かすイメージで塗布すると繊細な毛束感が出てグッド!

担当サロン:Rougy (ロージ) 西森柊人さん

 

【2】丸みのある大人かわいい美人ショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. センターパートに分けサイドの長さを鼻くらいに設定し、サイドグラデーションでカット。
  2. 襟足の長さは後頭部の丸みを強調するために短めに。襟足もグラデーションで切り、表面に少しだけレイヤーを入れる。
  3. カラーは11レベルのフォギーベージュに。寒色寄りのベージュは、赤みやオレンジっぽさを押さえて透明感のある仕上がりが特徴。

【how to“スタイリング”】

  1. トップはふんわりさせたいので、地肌をこするようにドライヤーの風を当て、襟足はタイトに乾かす。
  2. 乾いたらストレートアイロンで毛先を流すように内巻きに。ボリュームが出ない方がかっこいいので、毛先のみでOK。
  3. スタイリング剤は、オイルを毛先に塗布したら指で後ろに流しながらおさえる。耳にかけるとパラっと前髪が落ちることで顔型補正をしつつ、ひし形の美シルエットに。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 英太さん

 

【3】女性らしさも残したハンサムショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. サイドの長さをリップラインに設定。前下がりのラインになるようサイドグラデーションでカット。軽い動きが出るよう、トップに少しだけレイヤーを。
  2. バックの重さを低めにしつつ、襟足はすっきりすることで頭の丸みを強調して女っぽヘアに。
  3. カラーは10レベルのベージュブラウンに。ニュートラルな色味で透明感や柔らかい印象を与える。

【how to“スタイリング”】

  1. 根元の立ち上がりがつくようにドライヤーで乾かした後、ストレートアイロンを毛先中心にプレス。丸みがつくと可愛くなるので、さらっと通すイメージで。
  2. スタイリング剤はツヤ感重視で、シアバターをセレクト。全体になじませてから、オールバックにかき上げながら顔まわりにも塗布。
  3. 最後にトップが潰れないよう、部分的につまんでルーズな動きを出す。キープ力が欲しい場合、ハードスプレーシュッとひと吹きして。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん

 

髪の長さの種類その3:ショートボブ【3選】

ショートヘアの中でも丸みのあるシルエットで正面から見た時にボブっぽさがあるものを指します。ボブより襟足は短めでショートヘアとボブの中間くらいのイメージです。

【1】王道かわいいマッシュショートボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 骨格に合わせて顔まわりをマッシュっぽくデザインしたショートボブ。
  2. 前髪は、中央を薄くすることで今っぽいシースルーに。バックは首がキレイに見える長さで、レイヤーで丸みシルエットを調整。
  3. カラーは8レベルのアッシュブラウンをチョイス。万人に似合わせが可能な透明感のある色味で、赤みをおさえてツヤ感やうるおい感を感じさせてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで毛先をさらっとワンカール。トップの髪は上に持ち上げて巻くとナチュラルなボリューム感が出る。
  2. スタイリング剤はボリュームをキープしながらツヤを出すオイルなどがおすすめ。毛先中心に揉み込んで、毛束感を整えたら完成。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん

 

【2】美しいシルエットのひし形ショートボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体をアゴ上の長さで、やや前下がりラインにカット。トップにレイヤーを入れ、毛先が先細になるよう質感を調整。
  2. 前髪は、小鼻の位置に設定することで、巻いて頬にかかるため骨格のコンプレックスをカバーしてくれる。
  3. カラーは、寒色系のアッシュブラウンに。ブラウンの艶やかさがありつつ、赤みをしっかりおさえて柔らかい印象を与える。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで、サイドは毛先ワンカール巻く。後ろは、耳上の髪のみ同様に毛先ワンカール。アイロンを軽く通して、ナチュラルなカール感にするのが柔らかさのポイント。
  2. 前髪はしっかりワンカール巻いて、動きを出す。
  3. スタイリング剤はトリートメント効果のあるバームをえり足→顔まわり→全体→前髪と均一になじませたら完成。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

 

【3】パーマで差のつく前下がりショートボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 顔まわりをエラが隠れる長さで前下がりのショートボブにカット。重さのポイントを低めにして、丸みのあるシルエットにすることが今っぽさの鍵に。
  2. 前髪は、眉上でぱっつんラインが残るように切る。ややワイドにすると耳にかけた時のバランスがよく、シースルーにもしやすくなる。
  3. カラーは8レベルのオレンジベージュに。日本人の肌色によく似合う暖色で、血色アップの効果あり。また、ベージュをプラスしているので柔らかさと抜け感のある仕上がりになっている。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは23~17mmのロッドを使い、毛先を1カール巻いてボディパーマをかける。
  2. スタイリングは、クリームタイプの軽めのワックスを全体にしっかり揉み込む。襟足は首に沿わせるようにし、最後に手に残っているワックスを前髪に塗布したら完成。より動きを出したい場合、8割ほど乾かして毛先が少し湿った状態でワックスをつけると◎。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん

 

髪の長さの種類その4:ボブ【3選】

ボブはショートヘアより長く重さのあるスタイルです。顎下から肩につかないくらいの長さで、丸みのあるシルエットや下のラインが揃っているのが一般的。

【1】ツヤ感のある大人のくびれボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体をアゴ下1cmのワンレングスでカット。ベースの厚みは残しながら、表面からレイヤーを入れ、くびれ感のあるスタイルに。
  2. 前髪は、顔型に合わせてカットします。面長さんはワイドバングに、丸顔さんはやや狭めにするとバンランスが良くなる。
  3. カラーは暖色系のラベンダーピンクブラウンをチョイス。ラベンダーのニュアンスが、ツヤ感を与え、甘すぎない大人色に。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、全体を外ハネに。表面は内巻きにしますが、軽くアイロンを通す程度でOK。
  2. 軽めのオイルを少量手に取り、手ぐしを通すように塗布。
  3. 最後に前髪をつまんで、束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

 

【2】パツっと感がかわいい切りっぱなしボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. アゴ下の長さで平行ラインのボブにカット。
  2. 切りっぱなしのぱつっとした質感はそのまま残す。
  3. 前髪はリップラインでシースルーに。この前髪がニュアンスのある動きを表現しながら、骨格を補整する。
  4. カラーリングは、夏色のカーキベージュを8レベルで。赤みを打ち消すカーキが深み与えつつ、透明感のある色味に仕上げる。

【how to“スタイリング”】

  1. 26mmのアイロンで毛先を外ハネにし、表面の髪は根元を外してリバース&フォワードでランダムに巻く。
  2. スタイルのポイントとなる前髪は、サイドに流さず顔側に髪を下ろし、毛先をワンカールすることで軽いニュアンスのある仕上がりに。
  3. ドライワックス:オイル=1:1でMIXしたものを中間から毛先にワシャワシャと揉み込む。

担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん

 

【3】上品に見える大人ウルフボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪部分からレイヤーを入れていくことで、奥行きのあるスタイルを作れる。
  2. シルエットはひし形の黄金比にちょっと外ハネのくびれを入れるのが大人ウルフボブのポイント。
  3. 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!
  4. 、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ10レベルの透明感モーブベージュでカモフラ。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。
  2. 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
  3. カットで十分動きが出るようになっているのでスタイリングしやすいお手軽さもおすすめ。

担当サロン:DELA by afloat  青木拓也さん

 

髪の長さの種類その5:ロブ【3選】

ロブは長めのボブです。肩の上下くらいの長さで鎖骨当たりの長さまでを指します。肩~鎖骨付近に毛先がくるのでハネ感を活かすこともでき動きの幅が広がります。

【1】ナチュラルさが魅力のストレートロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 肩ぐらいの長さでハネやすいようにやや前下がりにベースをカット。フェイスラインの角は残しながら、ニュアンスのある軽さを出すため表面に少しだけレイヤーを入れる。
  2. 前髪は、ほんのりウザバングとなる長さで、幅を狭くしてシースルに。
  3. カラーは10レベルのオリーブベージュをチョイス。赤みを押さえる寒色でも、アッシュのようなくすみがなく柔らかい雰囲気に仕上げてくれる色味。

【how to“スタイリング”】

  1. 手ぐしで肩に沿わせてハネるようにドライ。
  2. その後、ストレートアイロンをさらっと通すくらいのナチュラルな仕上がりにして、カール感が強くならないようにするのがポイント。前髪はスルッと通す程度に。アイロンを使うことでツヤ感もアップ。
  3. ヘアオイルかヘアバターを手の平になじませ、内側から中間~毛先までまんべんなく塗布して、束感をつくればフィニッシュ。手持ちのくし(コーム)があればコームを使って整えても◎。

担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん

 

【2】抜け感のあるラフなオン眉ロブ

【how to ベース&カラー】

  1. 鎖骨の長さでワンレングスにカットし、頭のハチより上にレイヤーを入れて今っぽい軽さを演出。
  2. スタイルのポイントである前髪は、パツンとしたライン感を残しながらワイドにカット。ワイドバングは、ロブとベストバランスなのでおしゃれ感もアップ。
  3. カラーは、7レベルの透明感のあるフォギーベージュをセレクト。やや青みがかったベージュで、柔らかさとツヤ感を兼ね備えたカラー。

【how to スタイリング】

  1. ドライをしたら、26mmのアイロンで外ハネをして、頭のハチより上の髪は内巻きにワンカールするだけの簡単スタイリング。前髪はアイロンなしでOK。
  2. スタイリング剤は、バームを“小指の爪”くらいの少量を手に取り、手のひら全体にしっかり伸ばす。この時、指の間にも伸ばすイメージで。毛先を中心に馴染ませ、束感を整えたら完成。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【3】レイヤー入り切りっぱなしロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースは肩ギリギリの前下がりローグラデーションでカット。切りっぱなしでも、ワンレンで切るより動きがあり丸みのあるスタイルになる。
  2. 顔まわりは、重さを取る程度のレイヤーを入れて、ふわっと後ろに流れるようにする。
  3. カラーはブラウンに紫とロゼをミックスしたショコラブラウンに。イエベ、ブルベ、どちらにもマッチし、深みがある色持ちのいいカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす際は、髪を後ろに向かってドライしながら、表面の髪を根元からふんわり仕上げる。
  2. 乾いたら32mm、もしくはストレートアイロンを使って、顔まわりを外ハネに、表面は内巻きにする。ヘアオイルを手に伸ばしたらまず、襟足から付けるのがポイント。その後、全体になじませて毛束感を出す。
  3. スタイリング剤はやや多めの方がニュアンスのあるヘスタイルに仕上がる。

担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 細田真吾さん

 

髪の長さの種類その6:ミディアムヘア【3選】

ミディアムは鎖骨まで届くの長さを指します。肩より下まで長さがあるためロブよりハネにくく様々なスタイルを楽しめます。アレンジの幅もグっと広がります。

【1】扱いやすいストレートミディアム

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにレイヤーを入れる。このレイヤーがおくれ毛となり、こなれた軽い表情をつくりる。
  2. 前髪は、黒目と黒目の間をシースルーにするのが○。サイドはやや長さと重さを残す。
  3. カラーリングは、9レベルのオリーブグレージュで寒色系に。日本人特有の赤みを打ち消し、上品な透け感のある色味に仕上げる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで中間からアイロンをさらっと通し、毛先を軽く外ハネに。
  2. 髪全体はストレートタッチに、毛先にカールをつけるのがコツ。おくれ毛と前髪は、ストレートアイロンで軽く内巻きにすると今っぽい浮遊感のある動きに。
  3. スタイリング剤はスプレーオイルがおすすめ。根元を外して全体的に塗布し、最後に前髪につけたら完成。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 長谷川翼さん

 

【2】グラデーションカラーがおしゃれな外国人風ミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨くらいの長さで切りっぱなしのボブにカット。トップにレイヤーを入れて軽い動きを出す。
  2. 前髪はリップラインの長め設定に。流した時に抜け感が出るようシースルーに調整することで、扱いやすさ抜群。
  3. カラーは、ブリーチ剤を使い全体にハイライトを入れますが、トップに連れて細めにするため、美しいグラデーションに。オンカラーは柔らかい印象のアッシュベージュで。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは、26mmのアイロンでフォワード&リバースのMIX巻きにする。
  2. 顔まわりのおくれ毛は、細めに髪を取り、左右3~4パネルずつワンカールの内巻きと外巻きにするのが小顔見せのコツ。
  3. ワックス:オイル=2:1で混ぜたものを、おくれ毛、毛先、トップのレイヤー部分の順に塗布します。ワックスだけでなく、乾燥を防ぎツヤ感をアップさせるので、オイルをMIXするのがベター。

担当サロン:Violet 栄店(バイオレットサカエテン) 伊藤ひかりさん

 

【3】計算づくの韓流くびれレイヤーミディアム

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットはくびれレイヤーに。全体を胸上の長さにカットし、表面を中心にレイヤーを入れることで、今っぽい重さを残したスタイルに仕上げる。
  2. 前髪は鼻下の長めに設定し、こめかみまで斜めにつないで先細な動きが出るようにする。
  3. カラーは、9レベルのマロンベージュ。赤みを消しながら、柔らかさ、透明感を表現するニュートラルカラー。withマスクで、顔のくすみが気になる人はマロンベージュを試してみて。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで全体を外ハネにワンカール。レイヤーを入れた髪は、床と平行に引き出し内巻きワンカール。トップは前後2パネルに分け、真上に引き出しワンカール巻く。髪の落ちる位置で巻かないのがコツで、そうすることでふわっと柔らかいカール感が生まれ華やかな印象に。
  2. 前髪を太めのマジックカーラーで巻くこともポイント。巻いたらドライヤーの温風を5秒ほど当てて冷ましてから外す。ふんわり根元を立ち上がりのある前髪に。
  3. スタイリング剤は、軟毛さんは軽めをシアバター、多毛さんや広がりやすい人はヘアオイルを揉み込むように塗布して整える。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

 

髪の長さの種類その7:セミディ【3選】

セミディはセミロング+ミディアムの略語で、ミディアムより少し長くセミロングより少し短いスタイルです。女性らしく扱いやすい長さです。ミディアムからセミロング・ロングへ伸ばしかけの人も楽しめるスタイルが多いです。

【1】セミウェット質感のレイヤーセミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下5cmの長さでカットし、しっかりレイヤーを入れて軽い動きを演出。
  2. 前髪は目が隠れる長さに。うざバングはかき上げもできるため、2WAYで楽しめる。
  3. カラーはブリーチ後、10レベルのベージュを重ねる。仕上がりのイメージとしては12レベルを目指して。無彩色のベージュは、柔らかさNO.1!

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで毛先を外ハネに、表面と顔まわりはリバース&フォワードのMIXに巻いてふわっとした動きを出す。
  2. 前髪は内巻きにワンカール。
  3. 仕上げにオイルを毛先中心につけて、セミウェットな質感に。ブリーチ毛なので、毛先がパサつかないようにすることもお忘れなく。

担当サロン:Violet栄店(バイオレットサカエテン) 西村俊輝さん

 

【2】濡れ質感のローレイヤーセミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を胸上の長さで、前上がりラインにカット。切りっぱなしでパツっとカットするのがポイント。ローレイヤーを入れて動きと軽さを出す。
  2. 前髪もラインを残しますが、シースルーに整えることで色っぽくおしゃれに。また、ぱっつん前髪は、朝のスタイリングも楽々。
  3. カラーリングは、10レベルのミルクティーベージュに。日本人の肌色にマッチする万能カラーで、柔らかさと透明感を演出。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで毛先をワンカール→中間を軽めのリバースに巻く。その後、巻いたカールを思い切って崩すのがコツ。
  2. スタイリング剤は、セミウェトな質感に仕上げるヘアオイルをチョイス。少量を毛先から塗布したら、中間、根元と全体に馴染ませる。最後に前髪の毛先につけて整えたら完成。

担当サロン:Violet 栄店(バイオレットサカエテン) 曽我拓摩さん

 

【3】ゆるウェーブで作るふんわりセミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを鎖骨下3cmの長さでカットして、重めにレイヤーを入れる。
  2. 前髪は眉下の長さでカット。サイドバングと前髪を柔らかくつなげることで、ナチュラルな大人っぽいスタイルに。動きを出したい中間から毛先にかけてセニングをいれる。
  3. カラーリングは、6レベルのアッシュグレーに。赤みがなく、ダークカラーでも透明感のある色に仕上げる。

【how to“スタイリング”】

  1. 髪にボリュームを出したい場合、ドライ時にドライヤーの風を下から上に向けて乾かす。
  2. 乾いたら32mmのアイロンでベースとなる髪を内巻きワンカール。リップラインより上に落ちる髪は、たて巻きでフォワード&リバースのMIX巻きに。この時、毛先から巻かずに中間から毛先にかけてカールづけをする。
  3. 最後に、柔らかい仕上がりを叶えるクリームタイプのスタイリング剤を塗布して、束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 加藤貴大さん

 

髪の長さの種類その8:セミロング【3選】

セミロングは鎖骨下から胸にかからないくらいの長さです。ミディアムより長くロングより短い長さでアレンジもしやすいです。長すぎないので軽さも出しやすいです。

【1】パーマで作る弾力カールセミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下3cmでカットし、顔まわりにレザーでレイヤーを入れる。レイヤーの軽さとレザーの質感で、より柔らかく、なめらかな動きを出している。
  2. 前髪はリップラインで切り、レイヤーとつながるようになじませる。
  3. カラーは6レベルのアッシュグレージュに。赤みをしっかりおさえつつ、ダークカラーながら透け感をほんのり感じることができる。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは細めのロッドで毛先にワンカール、ホットパーマをかける。薬剤を弱めにすることで、ダメージレスでコロンとしたカール感に。
  2. スタイリングは、8割ほど乾かしたら、左右2つに分け、耳の高さでねじりながらさらにドライヤーで乾かす。
  3. セット剤は軽めをチョイスし、トリートメントミルクか、ライトなオイルを。毛先から中間に揉み込み、手に残ったものを前髪に軽くつけ、毛束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:Rougy (ロージ) 江良栞さん

 

【2】ワンカールがあざとかわいいモテヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下7cmの長さで前上がりにカット。顔まわりには高めのレイヤーを入れ、バックは重めのレイヤーとなるようカットします。
  2. 前髪は下ろし流しのシースルーに。サイドバングと前髪を緩やかにつないで、甘さのある表情をつくります。
  3. カラーは、寒色系のブラウンベージュをチョイス。明るめでも派手さがなく、大人っぽい雰囲気の仕上がりに。色落ちしてもキレイなのもポイントです。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで、やや強めの内巻きに。レイヤー部分は、髪を90°に引き出し巻くと自然な髪の重なりで、ワンカールとは思えない華やかでふわっとした印象に仕上がります。
  2. 前髪は巻き過ぎないよう、さらっと挟むだけでOK。サイドバングは軽くリバースに流すのが、今どきのこなれ感をつくるのでスタイルのポイントに。
  3. スタイリン剤は、セミウェットな質感でキープ力のあるペースト状オイルが一押し。内側から髪を持ち上げながらつけて、パラっと落とすことでふんわりとした動きが出ます。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 上野大輔さん

 

【3】あざとかわいい甘めセミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体の長さを鎖骨下15cmに設定し、前上がりのワンレングスでカット。
  2. 前髪と顔まわりは軽さを出したいのでしっかりめにレイヤーを入れ、バックなどはローレイヤーで切る。前髪は目にかからない長さで重めに。
  3. カラーリングは春っぽくビターチョコレートをセレクト。ピンクを加えることで、ツヤ感と上品な印象を与える。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. トップには韓国で話題の根元パーマを細めのロッドでかける。根元パーマにより、ナチュラルなボリューム感をつくりやすくなり美シルエットに。
  2. 前髪は32mmのマジックカラーで巻いておき、全体を38mmのアイロンで内巻き→外巻き→内巻きの波ウェーブに。中間から毛先にバームをつけますが、この時、手ぐしでカールを伸ばすようにするのがコツ。前髪は毛先と表面の薄めに塗布。
  3. 可愛らしさのなかにフェミニンも感じる仕上げにするならバームを。大人っぽくしたい時は、ウェットな質感のオイルを使うなど、その日の気分でアレンジも楽しめる。

担当サロン:Violet横浜店(バイオレット ヨコハマテン) 関川陸さん

 

髪の長さの種類その9:ロングヘア【3選】

ロングは胸あたりの長さからそれより下の長い髪の総称です。胸下より長い髪はスーパーロングと言われることもあります。しっかり長さがあるので重めのスタイルも得意です。

【1】モードな黒髪ストレートロング

【how to“ベース&カラー”】
全体のカットは胸下で、ライン感が出るようにワンレングスに。顔まわりにのみ適度なレイヤーを入れます。ポイントとなる前髪は、眉が隠れる長さで、目尻より1cm外側のワイドバングにカット。前髪もライン感を残します。カラーはグレー系の4レベルに。暗めでありながら、無彩色にすることで地毛とは一味違った透け感のあるニュアンスを加えます。

【how to“スタイリング”】
根元からしっかりストレートアイロンを当てるだけの簡単ヘア。スタイリング剤は、軽いテクスチャーでツヤ感の出るオイルか、バームを。バック→サイドの順番に中間から毛先にかけてつけます。内側にも忘れずに塗布して。前髪は表面ではなく、内側をつまむようにつけ、抜け感を出します。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 高橋里奈さん

 

【2】美人度が上がるノーバングウェーブロング

【how to“ベース&カラー”】
ロングレイヤースタイル。ベースは9トーンのブラウンに15.6トーンのベージュのハイライトをたっぷり入れたスタイルです。表面には極細のハイライトを入れると白髪があっても目立ちずらくなります!

【how to“スタイリング”】
全体的にオイルを馴染ませたら、32ミリのカールアイロンでざっくりと巻いていきます。まず、耳から前と後ろにブロッキングをして、バックの髪を毛先から中間くらいまで巻き込みます。次に耳から前の髪をリバースに巻いていきます。アイロンは毛束の中間からはさみ、少しずつ毛先にずらしながら巻きこむとゆるやかなウェーブになります。アイロンの温度は、160から180度くらいがいいです。最後に手櫛でとかしたら終了です。

担当サロン:SINCERELY  唐沢ゆりこさん

 

【3】前髪ありのモテ系ふわふわカールロング

【how to“カット”】

  1. ベースは胸ラインでカットし、ローレイヤーを入れる。レイヤーをあまり入れないことでAラインに。
  2. スライドカットで顔まわりおくれ毛をつくり、今っぽさをプラス。前髪は巻いて眉にかかる長さでシースルーに仕上げ、軽さを表現する。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで毛先から外巻き→内巻きとそれぞれ1カール巻いて波ウェーブをつくる。少し巻き込むくらいで3秒待ってからアイロンを外すのがベスト。おくれ毛のみ、中間から外へ流れるようにリバースに巻くのが鍵に!
  2. 前髪はストレートで仕上げる。
  3. スタイリング剤は、オイルを1滴。オイリーにならないよう、髪のパサつきを抑える程度に。最後に手に残っているオイルで、前髪の束感を整えたら完成。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 丸山成穂さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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