ヘアスタイル・髪型
2025.10.2

ゆるふわボブで印象チェンジ!長さをキープしたまま変わるスタイルを紹介

今のボブに飽きたらゆるふわボブがおすすめ!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからアイロンまたはパーマで作るゆるふわボブを紹介します。2025最新スタイルはアイロン不要でセットできるゆるっぽボブです。

【2025最新】コテなしでも軽やかな動きが出るボブ

毛先のランダムな遊びがかわいいゆるっぽボブ

ボブ

アイロン不要で朝のヘアセットを簡単にできるスタイルをご紹介します。ハンドブロー→スタイリング剤をもみ込むだけでふわっと印象のボブが完成します。

キレイめ、カジュアル、どちらのファッションにもマッチする涼やかボブがこちら。首元にキュッとしたくびれ感があり、ボブでも女性らしい雰囲気を纏えます。また、技ありのデザインレイヤーを施しているので、ハンドブローのみでニュアンスのあるランダムな動きを実現。

ニュアンスボブに合わせる髪色は地毛風カラーがおすすめ。一足早い秋カラーにも。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースはあごラインのボブ。前髪は鼻先の長さでややワイドにつくり、サイドバングにつながるようにラウンド状にカットします。前髪のセンターを薄めにすることでワイドバングでも重い印象になりません。全体はつながりのあるレイヤーではなく、散らばるようなデザインレイヤーを入れます。

ヘアカラーは暗髪のダークグレーをセレクト。明るめからのトーンダウンにもおすすめで、赤みではなくグレーで構成されたカラー剤のためほんのり抜け感があり、色が抜けたときもギラつきをおさえることができます。

ボブ

【how to“スタイリング”】
ハンドブローで全体をドライし、根本が乾いたら毛先から髪をもみ込むようにします。前髪は後ろに向かって風を当てて、根本がふんわりするように。毛先は外ハネにしてくびれ感を出します。動きを出しつつキープ力もあるソフトワックスか、バーム&ワックスを毛先、中間、顔まわり、前髪の順番になじませ毛束感を整えたら出来上がり。

担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん

巻き方で変わる!カールアイロンで作るゆるふわボブ【2選】

【1】切りっぱなしボブからレイヤーをプラスしたゆるボブ

ボブレイヤー

シンプルな切りっぱなしボブに飽きてきたら、レイヤーをプラスしてスタイルアップはいかが? 顔まわりレイヤーは、控えめに入れればカジュアル感を楽しめ、たっぷりレイヤーなら個性的な印象に。全体のレングスを変えなくても、なりたい雰囲気にイメージチェンジができるうえ、骨格カバー、小顔見せも叶えます。

ヘアカラーは、トレンドの暖色のなかでもアプリコットベージュに注目。暖色ならではの血色UPが望め、透明感があるのが特徴です。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下のボブ。顔まわりとトップにレイヤーを入れ、軽やかな表情をつくりやすくします。前髪は、眉が隠れる長さにカット。

カラーは、10レベルのアプリコットベージュに。暖色でも明度が高いので、透明感があり、暖色にチャレンジしたい人におすすめの髪色です。

ボブレイヤー

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、26mmのカールアイロンで、波巻きにしてから、表面のみ細かめでリバース&フォワードのミックス巻きに。軽めのオイルor動きが出るタイプのワックス+オイルを毛先中心に馴染ませ、ふわっとナチュラルな質感に仕上げます。

担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 若井友紀さん

【2】小顔効果も◎ゆるふわカールの色っぽ長めボブ

ロブヘア

ロブヘアにゆるっとしたカールを合わせたこちら。重く見えやすいロブヘアに軽やかな動きをプラスします。パーマではなく、アイロンでつくるので、いつものスタイルからのイメージチェンジにもぴったり。また、前髪からサイドにかけての毛流れが骨格をカバーし、小顔効果も望めます。

柔らかい雰囲気が欲しい人おすすめのロブデザイン。おしゃれに差をつけられ、男女を問わず注目されること請け合いです。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下くらいの長さでカットしたロブヘアに、顔まわりだけレイヤーを入れて軽さを出しやすくします。前髪は、巻いた時に頬骨にかかるくらいの長さで切ることで、骨格をカバー。

カラーは、10レベルのオリーブベージュに。程よいくすみ感で、赤みをおさえて髪に柔らかい質感をもたらします。褪色したときにオレンジっぽくならず、キレイな色をキープできるのも嬉しい。

ロブヘア

【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先から外ハネ→内巻き→外ハネの波巻きにしてウェーブのようなスタイルを楽しみます。カールのイメージとしては、S字+半回転がベスト。

スタイリング剤は、カールがダレないよう、軽めのオイルを全体的になじませます。パサつきをおさえるため、塗布量はしっかりめに。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 加藤未来さん

簡単にゆるふわ再現ができるパーマボブ【3選】

【1】クセ毛も活かせてスタイリングが楽なゆるっとパーマボブ

ボブ

柔らかく動きのあるパーマでボブをアップデート。朝の時短を求める人におすすめで、おしゃれ感も抜群です。

ボブの長さをキープしたままイメチェンするならパーマヘアはいかが。糸がほつれたような柔らかい動きのあるパーマは、根本からゆるめにかけているのでクセ毛を活かすこともできる優秀デザイン。

パサついて見えやすいパーマヘアには暖色のチェリーレッドが好相性。ツヤ感を与え、ブリーチ無しでも鮮やかでちょっぴり個性的なヘアカラーを叶えます。キレイめからカジュアルまで幅広いファッションに似合うのでおしゃれを楽しみたい人にもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースはえり足ギリギリのワンレングスボブ。顔まわりとトップにはレイヤーを入れ、パーマの重さが毛先に溜まらないように調整します。前髪は動きをつくりやすくするため、やや厚めのワイドバングに。

ヘアカラーは10レベルのチェリーレッドをチョイス。鮮やかな暖色カラーで発色がよく艶やかさと肌なじみがいいのが特徴です。また、紫外線を浴びてもキレイな髪色が持続するのも◎。

ボブ

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは12mm〜20mmのロッドを使い、根本からスパイラルパーマをかけます。太めではなく細いロッドを選ぶことで、ニュアンスのあるウェーブに。

スタイリングは髪を軽く濡らしてから、ムースとバームを混ぜたものをもみ込み自然乾燥。前髪はバームのみを軽くなじませます。ムースだけでもOKですが、ツヤ感のある質感にするならバームを混ぜるのがおすすめです。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 加藤未来さん

【2】ヘルシーな印象に!ふんわりパーマのガーリーボブ

ボブ

シンプルボブでお洒落に差をつけるなら無造作パーマはいかが? クシャっとしたラフな質感で、動きが出にくいボブヘアに明るく元気な印象をプラス。ボリュームも自在で、スタイリングが簡単なので朝の時短も叶えます。また、顔周りのサイドバングが顔型をカバーして小顔見せにも。

カラーは柔らかい雰囲気のグレーベージュが秋冬のムード。グレーが赤みを和らげほんのりくすみ感があるのがポイントです。ナチュラルなパーマなので、まとまりがよく扱いやすいのもグッド。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下ベースのワンレングス。表面に少しだけレイヤーを入れ、毛先の毛量を調整します。前髪は三角ベースに取り、目にかかる長さでカット。目尻〜こめかみにかけてサイドバングをつくります。

カラーは10レベルのグレーベージュに。グレージュとも違ったニュアンスで、グレーをMIXし、褪色しても赤みが出にくいようにしています。暗くならず、より柔らかい質感のヘアカラーです。

ボブ

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは17〜26mmのロッドを使い、平巻きで2回転半巻きます。

ドライヤーで乾かすとき、髪をもみ込みカールを出しながら風を当てます。その後、重めのヘアオイル3〜4プッシュを毛先から全体になじませます。クシャっと髪にもみ込み、顔まわりを手ぐしで整えたら出来上がり。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

【3】楽々ヘアでも今っぽい!ふわっとパーマのボブウルフ

ボブウルフ

切りっぱなしボブに飽きた人や、周りと差をつけたい人にチェックして欲しいのがこちら。ボブベースにたっぷりレイヤーを入れ、ウルフっぽい雰囲気をつくりながら、ふわふわっとした動きをプラス。

カラーでも柔らかく見せ、お洒落感も抜群なパーマスタイル。スタイリングが簡単にキマるので、アイロンが苦手な人に◎。また、ボリューム感も自在なので、ペタっとしやすい人にもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩の長さで前上がりのボブに。中間からトップにレイヤーを入れて動きを出し、アンダーはグラデーションで重さを残し、ウルフでも今っぽい表情に。前髪は、目にかかる長さで流しやすいようにつくります。

カラーは、8レベルのグレーベージュをチョイス。グレーとベージュのいいとこどりで、ヘアスタイルの柔らかい雰囲気をさらに引き立てる髪色に。赤みもおさえられ、色落ちしてもキレイな色をキープできます。

ボブウルフ

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、毛先から平巻きで2回転巻きます。17〜26mmのロッドを使い、髪の長さに合わせてロッドを選びます。

スタイリングは、8割ほど乾いた状態で、ツヤを与えるミルクバームを毛先から揉み込むだけの簡単ヘア。最後に動きを出しながら、全体のバランスを整えたら完成です。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

トップのペタンコ解消!ゆるふわボブベースのヘアアレンジ

ねじって留めるだけの簡単ダウンアレンジ

PearL スタイリスト

RISAさん

ちょっと手を加えるだけで、イメージが変わったり欠点カバーになったりと、アレンジはメリット大。今回は髪悩みを解決しつつかわいく見せる一石二鳥的アレンジに注目しました。

教えてくれたのは、PearLのRISAさん。

「パーマをかけていて裾はふんわりしているのですが、トップはどうしてもペタンコになりがちです。トップにボリュームがある方がバランスがいいから、こちらのアレンジに。5分くらいでできる簡単さも、忙しい朝には便利です」(RISAさん)

髪の長さを問わずにでき、万人に似合うのもうれしいところ。さっそく作り方を教えていただきましょう。

【HOW TO】

STEP1:スタイリング剤をつける
髪を少し濡らしてから、ピンポン玉3〜4個のムースをなじませてパーマ感を復活させる。ノンパーマの場合はランダムなゆる巻きをしておくと動きが出てかわいい。

STEP2:フロントの毛束をねじり上げる
前髪を残してフロントをざっくりと左右に分けたら、それぞれハチより上の毛束を取って後ろに向けてねじり上げ、クリップで留める。

STEP3:ねじった部分を崩す
ねじった部分の毛束を指でランダムに引き出し、ラフに崩しながらボリュームを出す。

完成

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:PearL

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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