【2025夏】セミロングの涼しげ爽やかヘア24選!スタイル&アレンジを紹介

トレンドのセミロングを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからお届けします。人気のレイヤーが入った今どきのスタイルです。涼しげ印象が叶う巻き方やヘアアレンジもご紹介します。
【2025夏】あの手この手で涼しげ美人!3つの変身スタイル
【1】軽やかさを出した黒髪ぱっつん前髪のスタイル
黒髪ぱっつん前髪を軽やかに! 大人っぽい軽やかさをかなえて。おでこの肌を透けさせて涼しげに。
【BEFORE】
【HOW TO】
フルに下ろした目元ぱっつん前髪の、両黒目の間の毛束を薄めに取り、均一なレイヤーを入れてシースルーに。顔周りやあご下もレイヤーカットにして、重くなりがちな黒髪に爽やかなエッセンスをイン!
【SIDE】
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 代表 清水 豊さん
【2】インナーカラーが涼しげな巻き髪スタイル
カラーの変化で涼感をもたらすヘアスタイルの見本帳。ダークブラウンからのぞくインナーカラーが涼なポイント。
【BEFORE】
【HOW TO】
このひと束でマイナス5℃!? ブルーグレーのベースに、グレージュのハイトーンカラーをインしてメリハリを。耳上の毛束をブリーチして色を入れたイヤリングカラーは、サイドの耳かけや巻き髪と好相性。
【SIDE】
担当サロン:ALBUM GINZA 副店長 芝崎綾香さん
【3】外&内巻きでくびれが出現!涼しげ印象のカールスタイル
印象を大きく左右する「髪」だからこそ、大胆カットはもちろんのこと、少しの差で“涼しげ印象”は仕込めるんです。外&内巻きでくびれが出現。風が抜けるラフな毛流れに。
前髪なしのストレートは、まとまりは良いけれどちょっと暑苦しい印象。レイヤーカットが生きるよう、毛先は外ハネ、表面は内巻きにして、くびれシルエットにするのがおすすめ。後ろにとかしながら毛束をほぐすと、ふわっとソフトに。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:太めのカールアイロンで、毛先をワンカールの外巻きに。その後、レイヤーが入った表面部分を内巻きに。
STEP2:顔周りの髪は上下ふた束に分け、まず下(内側)の毛束の中間部分をアイロンを縦に使って内巻きにする。
STEP3:顔周りの上(表面側)は毛先が外に流れるよう、後ろに向けながら外巻きにする。髪をほぐしてジェルを塗布。
完成
【SIDE】
担当サロン:SHIMA DAIKANYAMA スタイリスト 菊田麻未さん
【2025最新】旬なセミロングのスタイル「4選」
【1】低めレイヤーの大人デザインなセミロング
大人世代がレイヤーを取り入れるなら、低めの入れるのが正解!軽やかな動きを纏い、トレンド感も満載です。たっぷりレイヤーを入れつつベースに厚みを残し、「軽さ」と「重さ」を共存させたセミロング。大きめのカール感で柔らかく見せられ、扱いやすく大人世代がほしいレイヤーデザインを実現します。カールはもちろん、ストレート風に仕上げればフェイスラインをカバーして落ち着いた雰囲気にも。顔まわりレイヤーは小顔効果が望め、面長さんにもぴったり。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下10cmでカットし、あご下5cmからレイヤーを入れて耳上にしっかり動きが出るようにします。耳上に動きがあることで顔を小さく見せられる効果も。全体を軽くせずに、レイヤーはバックにかけて重めにするのがポイント。
カラーは10レベルのトープグレージュに。今季、人気のベージュカラーのなかでも赤みをおさえられ、透明感があり髪を柔らかく見せられます。肌映りがよく、イエベさんにもおすすめです。
【how to“スタイリング”】
38mmのコテを使い、中間から毛先に大きなカールとボリュームが出るようワンカール。トップと顔まわりは根本近くまで内巻きで巻き込みます。ツヤ感を出すよう、アイロンをスライドさせながら毛先をまとめるとグッド。最後にツヤ出しスプレーをさらっとスプレーし、毛流れとまとまり感を整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 池戸裕二さん
【2】後ろ姿まで美人見えが叶う艶髪セミロング
大人女性に必須の艶やかさと上品さを醸し出すセミロングをご紹介します。後ろ姿まで美人ヘアになれるのもポイントです。美人ヘアの必須条件であるツヤ感をスタイルでもカラーでも演出するこちら。パサつかないまとまり感のあるカットですが、顔まわりにレイヤーを入れることで重くならず今っぽい表情も兼ね備えます。また、褪色してもキレイなラベンダーカラーがさらなるツヤ感をプラス。
【how to“ベース&カラー”】
胸上ラインでベースを前上がりにカット。顔まわりにレイヤーを入れて、ナチュラルな軽さを出します。前髪はサイドバングに流れるようにつくることで、大人っぽい印象にしつつ、結んだときのニュアンスにも。
カラーは艶やかなラベンダーブラウンを7レベルで。ツヤ感はもちろん、透明感や柔らかさがあり、色落ちしてもキレイなカラーをキープできます。
【how to“スタイリング”】
32mmのコテで全体を自然な内巻きに、顔まわりはリバースに巻きます。前髪はストレートアイロンで、根本を立ち上げながら毛先に向かって軽く通します。気分によってバックをMIX巻きにしてもかわいい。また、髪のクセが気になる人は扱いやすくなるので縮毛矯正がおすすすめです。最後にバームを全体になじませたら完成。バームはつけすぎないように。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 越後遥さん
【3】軽やかな動きの今っぽいレイヤースタイル
軽やかで女性らしいセミロングをご紹介!今っぽレイヤースタイルで、顔型を問わないので万人におすすめです。ふんわりとした軽やかな動きのレイヤーヘアが引き続き人気です。トップだけでなく顔まわりもたっぷりレイヤーを入れてあげるのが今の気分。一気に垢抜けを狙えます。スタイリングも簡単で、ストレートアイロンを通すだけでこなれ感のあるナチュラルヘアを実現します。また、カール仕上げにすれば華やかヘアをこなしアレンジを楽しむことも。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上の長さで前上がりにカットし、あご下3㎝から顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。トップにもレイヤーを入れ、毛量調整では出せない軽さを演出します。また、顔まわりレイヤーは顔を小さく見せる効果も。前髪はぱつっと感を出しますが、長めなので幼くなりません。
カラーは9レベルのモーブベージュをセレクト。グレーをMIXすることでくすみ知らずで赤みをオフ。寒色系でもツヤ感があり、透明感のある髪色が魅力です。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで内巻きにさらっと内巻きに通すだけで、レイヤーの軽い表情を楽しめます。顔まわりのレイヤーは、細かく分けて(片側で2〜3パネル)巻くと、より柔らかい印象に。オイルとバームを混ぜて全体になじませ、束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン) 栗林彩さん
【4】暖色カラーの華やかなセミロング
独立した顔まわりのレイヤーがふわっとした柔らかい表情をつくり、ぱっと華やかな印象をもたらすセミロング。サイドのボリュームがコントロールしやすいので面長さんや、伸ばしかけで変化がほしい人にもおすすめです。今季も引き続き暖色カラーが人気ですが、甘めかつ大人っぽさを狙うならチェリーブラウンはいかが? 暖色らしいツヤ感はもちろん、日本人の肌色になじみがよく、顔色を明るく見せられ、色落ちしてもキレイ。さらに、たっぷりレイヤーは動きを楽しめる反面、パサついて見えやすいので暖色と組み合わせるのがおすすめ。
【how to“ベース&カラー”】
胸上レングスでベースをカットし、耳前にレイヤーを入れます。レイヤーはたっぷり入れますが、毛先が軽くなりすぎないよう重さを残すのがポイント。あご下でおくれ毛をつくり、前髪は目上ギリギリの長さで、隙間ができるように調整します。
カラーは10レベルのチェリーブラウンに。暖色でも大人っぽい雰囲気で、自然な髪のツヤ感を引き出します。透明感をもたらし美肌効果もあり。
【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンでベースを内巻きに。表面のレイヤーとおくれ毛は、毛束を持ち上げて内巻きにするとナチュラルなズレが生まれ、レイヤーの軽やかな動きを活かすことができます。スタイリング剤はオイルかシアバターを選んで。いずれも軽めのタイプがおすすめで、全体にふわっとなじませたら完成です。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
「レイヤー」髪に動き出る今どきセミロング【5選】
【1】たっぷりレイヤーのエアリーセミロング
たっぷりレイヤーで風になびくようなふんわり感が魅力のセミロング。上品さとトレンドを求める大人女性におすすめです。レイヤーを入れたものの、まとまり重視でレイヤーを活かせていなかった……、という人に新しい提案です。顔まわりだけでなく、全体にもレイヤーを入れたこちらのセミロング。風になびくような動きを実現し、今までにない軽やかさが魅力。たっぷりレイヤーですが、洗練された印象で、毛先に厚みを残した艶やかヘアなので大人世代にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを首下20cmでやや前上がりでカット。顔まわりからバックにかけてたっぷりレイヤーを入れます。前髪は幅を狭めで薄めにカットし、サイドバングは頬骨の高い位置にかかるようにつくります。
カラーは9レベルのトープグレージュに。気になる赤みはおさえながら、ツヤ感を演出する赤みを少しだけ残した繊細なカラー。寒色系ですが、肌映りがよく、ヘルシーな血色感をプラスします。
【how to“スタイリング”】
32mmのコテで表面のレイヤーは内巻きに、サイドバングはリバースに巻きます。レイヤーがしっかり入っているので、巻くだけでナチュラルなエアリー感を演出できます。スタイリング剤は、ムラにならないようツヤ出しスプレーを顔まわりにスプレーしてから、全体に軽めのオイルをなじませるとグッド。艶やかな質感を目指して。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
【2】巻いてもストレートでもかわいいセミロングレイヤー
ストレートタッチ、カール仕上げとヘアアレンジが楽しめるセミロングスタイルをご紹介します。たっぷりレイヤーが入っているこちらのセミロング。テクニック要らずでアイロンを変えるだけでガラリと表情の異なるスタイルを楽しむことができ、ストレート仕上げでも動きがあるのが嬉しい。また、ぷつっと感のある前髪ですが、レイヤーとのバランスで甘く見えないので大人世代にも◯。特に、20代後半〜30代におすすめのセミロングレイヤー。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは前上がりラインのセミロング。巻くだけでキマるようあご下からしっかりレイヤーを入れ、全体にもレイヤーを入れます。前髪は眉毛にかかる長さくらいでぷつっとライン感の残るシースルーバングに。
カラーは8レベルのベージュに。寒色でも暖色でもない無彩色で、どんなファッションにも合わせやすく、肌なじみも抜群。ツヤ感があり、オレンジっぽさを打ち消すため色落ちしてもキレイなカラーが持続します。
【how to“スタイリング”】
カール仕上げは38mmのアイロンを使い、全ての髪をフォワードに巻きます。ストレート仕上げはストレートアイロンでつくりますが、頭を下に向けてカットラインに合わせてアイロンを入れると巻きやすく、キレイな仕上がりに。
スタイリング剤は髪質に合わせて、軟毛さんは軽めのヘアオイル、硬毛さんは重めのヘアオイルを選びます。毛先を中心にまとまるようになじませたら出来上がり。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん
【3】ふんわり韓国風が叶う外ハネセミロング
ナチュラルヘアが好きだけど、おしゃれ感も欲しい、そんな人におすすめなのがこちらのセミロング。顔まわりとトップにレイヤーを入れ、ふわっと韓国風くびれヘアを演出します。また、サイドに毛流れをつけることで、前髪ありでも幼くならず、小顔効果も発揮します。お手入れが簡単なので、スタイリングに時間をかけられない大人女性やママ世代にもぴったり。結んでもこめかみ付近が割れずに、さまになるのも嬉しいポイントです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下3cmでカットし、顔まわりと表面にレイヤーを入れます。ボリュームが自在となり、スタイリングが楽々に。前髪は、シースルーに。久しぶりに前髪をつくる人は、ごく薄めにするとグッド。おでこのシワもカバーできます。
ヘアカラーは、程よく赤みを打ち消すラベンダーベージュを7レベルで。ツヤ感、色持ちが抜群で、日本人の肌にもマッチする色味です。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、32mmのカールアイロンで、毛先を外ハネに、トップを内巻きに巻きます。スタイリングは、セミウェットな質感をつくるバームを選び、中間から毛先になじませます。最後に、前髪の束感を整えたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
【4】ハイレイヤー×ハイライトの丸顔カバーもできるセミロング
ハイレイヤーにハイライトを組み合わせた辛口スタイルはいかが?ハイライトのコントラストがレイヤーの動きを引き立て、重めスタイルからの大胆な印象チェンジを狙いたい人におすすめです。また、気になりはじめた白髪ぼかしにも◯。大人世代のシースルーバングは、気持ち重めにすることで、おでこのシワやくすみをカバーします。また、縦長印象を演出するデザインなので、丸顔が気になる人にも。スタイリングは、さらっと軽やかに仕上げるのがポイントです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは、胸上くらいでカット。顔周りにリップラインからつながるレイヤーをしっかり入れます。前髪は、幅が薄めのシースルーに。大人っぽくするなら、毛先は先細りにならないように。
カラーは、極細ハイライトを表面と内側のみに入れます。全体ではなくポイントで入れることで、ダメージも少なく、上品なハイライトに。全体のヘアカラーは、暗めのアッシュブラウンをセレクト。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、顔の丸みの沿うような内巻きに。毛先を抜くとき、円を描くようにするとグッド。オイルスプレーをさらっと全体にスプレーし、ツヤ感をプラス。前髪は、オイルをなじませ束感を整えます。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 大竹祐紀さん
【5】姫カットをプラスした印象チェンジを狙えるセミロング
韓国ヘアとして人気の“姫カット”ですが、ちょっぴり個性的な印象を与えがちに。こちらのセミロングは、独立した姫カットではなく、なじむようにカットすることで、トレンド感と決めすぎないこなれ感を両立。顔まわりに柔らかいニュアンスが生まれるので、結んでもかわいいスタイルになります。ほお骨をカバーできるため、面長さんやエラが気になる人におすすめのデザイン。長さをキープしたままイメージチェンジをしたい人にも一押しです。
【how to“ベース&カラー”】
全体の長さは、胸上でカットし、ローレイヤーを入れます。前髪は、シースルーに。サイドバングをリップラインで切り、もみ上げとつなげるようにカットすることでなじむ姫カットを実現。サイドバング、もみ上げ、前髪、3つのバランスで小顔効果を叶えます。
カラーは、8レベルのピンクブラウンをチョイス。春夏カラーとしてもおすすめで、髪の赤みを活かしながら、肌色をきれいに見せてくれます。暖色系メイクとの相性もよく、色持ちがいいのも特徴です。
【how to“スタイリング”】
32mm、もしくは38mmのコテを使い、全体を内巻きに。表面の髪は、真上に引き出し根本まで巻きます。コテは低温(140℃)で、サラッと巻くのがコツ。前髪と顔まわりはストレートアイロンで。顔まわりはフェイスラインに沿うようにするとグッド。最後に、オイルorバームを全体になじませたら完成です。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん
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「前髪なし」大人っぽい印象になるセミロング【2選】
【1】面長&丸顔にも似合う優秀バングの巻き髪セミロング
かわいいからキレイヘアへの印象チェンジにもおすすめなセミロング。毛先を逃し、アンバランスな崩し加減も注目です。ふわっとした質感のこちらのハイレイヤースタイル。フロントにはたっぷりレイヤーが入っているものの、バックは重さのあるグラデーションで、メリハリのある上品なまとまり感を叶えます。また、ひし形シルエットにつくりますが、毛先はあえて崩してアンバランスにすることで、他にはないお洒落感を演出。チークラインで切った前髪は、面長も丸顔にも似合う優秀バングで、大人っぽい雰囲気にも。20代後半〜30代にもおすすめのレイヤースタイルです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸上のセミロング。耳前から鎖骨までたっぷりとハイレイヤーを入れ、バックにもレイヤーをオン。バックのベースはまとまりがよくなるようグラデーションを入れます。前髪はチークラインと短めのシースルーと2段階でつくります。
カラーは透け感のあるオリーブベージュに。カラーに縛りがある人にも挑戦しやすい色味で、赤みはしっかり消しつつ黄色っぽさが残るのでブリーチなしでもトーンアップを叶えます。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、毛先を逃した内外MIXでワンカール巻いてから、中間をリバースに巻きます。毛先は揃ってなくてもOKで、アンバランスさがかわいいお洒落ヘアを実現します。アイロン前にはアイロンベースの「カールシアプライマー」をなじませると柔らかい質感になるのでおすすめです。
担当サロン:Violet(バイオレット) 大原愛美さん
【2】顔周りに毛流れを出したウェーブセミロング
ふわっとしたウェーブスタイルに仕上げたこちらのセミロング。LAのシティーガールのようなラフ感を再現し、外国人風の柔らかい雰囲気がポイントです。波巻きウェーブで作るセミロングヘアは、ボリュームアップしたい軟毛さんにおすすめ。無造作ヘアでもツヤ感のある質感が新しく、ウェット仕上げに飽きたという人にも◎。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでカットし、毛先の厚みが残るよう表面にレイヤーを入れます。前髪は、ノーズラインで切り、毛流れが作りやすいように整えます。
明るめと暗めの薬剤を絶妙にブレンドした、9レベルのヘーゼルベージュでカラーリング。寒色に寄りすぎないキレイなベージュカラーが楽しめ、ツヤ感と透明感をプラスします。
【how to“スタイリング”】
34mmのカールアイロンで、全体を波巻きに。毛先を外巻きからスタートするとA ラインシルエットになるため、内巻きから始めるのがグッド。最後にエアリー感を出すよう、表面の毛束を取り、ツイストして根本からアイロンに巻き付けるのがコツ。マットな質感を演出するムースタイプのワックスを全体になじませたら完成です。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 蒼さん
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「パーマ」クセ毛を活かせるコテ巻き風ウェーブのセミロング
ふわっと薫風になびくパーマスタイルはいかが?コテで巻いたようなラフなウェーブが再現でき、色っぽく女性らしいヘアスタイルを実現します。また、顔周りの気になるクセを活かせるので、湿度が高くなる梅雨対策としてもおすすめです。ラベンダーカラーで、さらに柔らかさをプラスしたセミロング。抜け感やこなれ感のあるデザインなので、カジュアルファッションにも、モードにもマッチします。落ち着いた印象からのイメージチェンジとしてもトライして欲しいスタイルです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下5cmmでカットし、全体的に軽さを出すレイヤーを入れます。顔周りはほおのあたりから動きが出るようにオンレイヤー。前髪は目の下の長さで作ります。
カラーは、11レベルのアッシュラベンダーベージュをチョイス。くすみやすいアッシュ系にラベンダーをMIXすることでなじみのいいベージュカラーが完成。パーマの柔らかさを引き立ててくれるヘアカラーです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜25mmのロッドで根本まで平巻き。前髪は、太めのロッドで根本が立ち上がるように巻きます。
スタイリングは、軽めのオイルをなじませてからドライヤーで8割ほど乾かします。クシャっと乾かすとグッド。最後にマットな質感に仕上がるシーソルトスプレーを毛先からもみ込んだ完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
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「ストレート」ナチュラルなセミロング【2選】
【1】ざくざくレイヤーの面長カバーも叶えるセミロング
顔まわりにざくざくとしたハイレイヤーを入れたこちら。しっかりとレイヤーを入れているため、ストレート仕上げでも軽い動きが表現しやすくきれいめカジュアルな印象を与えます。また、前髪は、長めにすることで大人にもトライしやすい透け感バングになっています。ヘルシーな雰囲気を引き立てるグレージュカラーは、透明感を演出するだけでなく美白効果も狙える優秀カラー。たっぷりレイヤーなので、髪がペタっとならず、面長さんのカバーも。
【how to“ベース&カラー”】
胸上の長さでベースをカット。毛先にほどよい厚みを残しつつ、全体にレイヤーを入れ、特に、顔まわりにざくさくとしたハイレイヤーを入るのがポイント。前髪は、目にかからないギリギリの長さでつくります。
カラーは、透明感のあるグレージュを6レベルで。赤みをおさえたいけどくすませたくない人におすすめのカラーです。また、しっかり赤みを削るなら明度をやや暗めに設定するのが◯。
【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで真っ直ぐに仕上げます。顔まわりのみ、丸みに沿うように内巻きに。艶出しスプレーを全体にスプレーしたら、コームで整えます。コーミングをすると面をきれいに見せることができ、美髪効果あり!
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大川弥奈美さん
【2】作り込んでいないナチュラルな雰囲気のセミロング
作り込んでいないナチュラルな雰囲気のセミロング。毛先が自然と軽い内巻きになるようカットしてあるため、時間をかけなくてもまとまる優秀ヘアです。また、小顔効果をもたらすフェイスレイヤーは、顔まわりに浮遊感もプラスし、今っぽく女性らしい印象へ。前髪は、肌が見える質感でカットすることで、丸顔さん、面長さんのカバーにも。夏のヘアカラーを楽しみたい人には、モーブベージュが一押し。特にイエベさんにおすすめで、パサついて見えやすい夏ヘアをきれいに見せられ、褪色しても黄色っぽくならないのもグッド。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸くらいの長さで前上がりに。トップには、角を取る程度のレイヤーを入れ、顔まわりにもレイヤーを入れて軽さを演出します。毛先が先細りになるよう調整するのもポイントです。前髪は、肌が透ける質感でカットします。
カラーは、モーブベージュを10レベルで。赤みは少ないものの、暖色系のブラウンなので、透明感もツヤ感も欲しい人におすすめのヘアカラーです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、髪全体を前に持ってくるようにスタイリングします。巻かずに、アイロンを通すイメージで仕上げるのがコツ。前髪は、サイドがハネないように、真ん中とサイドと3つに分けて巻き、サイドバングは、後ろに毛流れをつくります。ウェットになり過ぎず、まとまり感のいいクリームバターを全体になじませたらフィニッシュ。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 塩見勇さん
セミロングにおすすめのヘアアレンジ【5選】
【1】涼しげでおしゃれ♪チョーカーひとつ結び
リボンを使ったアレンジが大人気。シンプルなひとつ結びに合わせるだけで、上品でキュートな雰囲気が演出できます。今回は、それをさらにアップデートさせた斬新なリボンテクをご紹介。
初夏がなくなりすぐに真夏がやってくる、最近の日本の気候。高温多湿になると、顔周りや首元に髪がまとわりついて不快なこと極まりないですよね。ある程度結べる長さがあるなら、風通しが良くなって涼しさをもたらすアップアレンジがベストかもしれません。アップヘアにリボンを合わせるとトレンド感抜群ですが、今回はそのリボンの使い方をひと工夫。普通に結ぶより断然おしゃれに見えるリボンアレンジを、SHIMAの菊田麻未さんに教えていただきました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:下めの位置でひとつ結びに
顔周りの髪を残し、髪全体を後頭部の中央でひとつに結びます。結んだ毛束を一部分取って、それを2束に分けて交互に重ねたねじり編みに。
STEP2:リボンを首に巻く
まずは長めのリボンを用意。リボンは太めだとエレガントに、細めだと抜け感が出ます。今回は、黒地に金の小さなスタッズのついたリボンを2m程使用しました。首に前から巻きつけ、後ろでひと結びします。
STEP3:リボンを髪に結ぶ
首の後ろで結んだリボンを、そのままひとつ結びの結び目に巻きつけてリボン結びにするだけ。あっという間に仕上がります。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:SHIMA DAIKANYAMA
【2】インナーカラーも映えるくるりんぱシニヨン
プロならではの工夫とテクニックで、洒落見えがかなうヘアアレンジ。アレンジ初心者でもトライしやすい簡単さがうれしい! 今回は、シニヨンにくるりんぱを合わせてボリュームアップさせたアップアレンジを紹介。
シニヨンだけでもいいけれど、ちょっと差をつけたいときにいいのがくるりんぱをプラスしたアレンジ。とくに、インナーカラーが入っている場合は映えがアップして、満点の後ろ姿に!
教えてくれたのはPearLのNANAMIさん。
「アレンジが得意な先輩に教えてもらいながら、テクを磨いています。インナーカラーを入れているので、アップアレンジをよくやるんです。ヘアアクセを集めるのが好き。派手なものからシンプルなものまでいろいろ持っているから、アレンジとの相性を考えながら取り入れたいですね」(NANAMIさん)
前髪のないヘアスタイルなので、アップにしたときに気を配りたいのが顔周り。巻いて動きをつけることで小顔効果を発揮します。
【HOW TO】
STEP1:ハーフアップを作る
毛先を中心に少量のオイルをなじませておく。耳の上で逆V字に髪を取って結び、ハーフアップにしてからくるりんぱに。ねじった部分の髪を指でつまみ出し、崩しながら立体感を出す。
STEP2:シニヨンを作ってクリップを飾る
顔周りの髪を残して全体を下の位置でまとめ、毛先を引き抜かない輪結びに。毛先を結び目に巻きつけてシニヨン風にし、ヘアクリップで押さえる。
STEP3:顔周りの髪を巻く
残しておいた顔周りの髪をカールアイロンで縦巻きにして、ゆるっとした曲線をつける。ぐるんと強くクセづかないように、アイロンで巻いたら時間を置かずスルーさせる程度に。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:PearL
【3】韓国風の低めお団子ロウボーン

K-two Esola IKEBUKURO スタイリスト
土佐優奈さん
大人っぽく変身したい人にぴったりなスタイルを提案してくれる。とくに、旬な小顔ミディアムやロング×透明感カラーが好評!
プロならではの工夫とテクニックで、洒落見えがかなうヘアアレンジ。アレンジ初心者でもトライしやすい簡単さがうれしい! 今回は、韓国風お団子のボンヘアーを紹介します。
縦型のお団子。これは韓国アレンジのひとつで、「ボンヘアー」と言われるもの。特に低い位置でざっくりと作ったものは「ロウボーン」と呼ばれ、今や定番の形になっています。K-twoの土佐さんが教えてくれたのは、ロウボーンにさらにアレンジを加えた形。あえてタイトにまとめ、インナーカラーを生かして個性を出し、辛口な雰囲気に仕上げています。
「モードなファッションが好きなので、それに合わせてお団子もモードに。ヘアアクセもシルバーでまとめ、クールな感じにしています」と土佐さん。
【HOW TO】
STEP1:縦型のお団子を作る
髪全体にオイルをなじませてから、インナーカラーが入っている左サイドの髪を残して後ろでまとめる。毛束を縦に折り返し、真ん中をゴムで結んでロウボーンを作る。
STEP2:サイドの毛束を結び目に巻きつける
残しておいた左サイドの毛束をお団子の結び目に巻きつけ、毛先は結び目のゴムに入れ込んでほどけないようにする。心配な場合は小さめのアメピンでしっかり留めて。インナーカラーが入っていなくても、このワンテクで差がつくはず。
STEP3:ヘアアクセを飾る
左耳の下にヘアアクセ(飾りピン)をつけ、サイドの髪が浮かないように留める。
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:k-two Esola IKEBUKURO(ケーツーエソラ 池袋)
【4】お呼ばれにもおすすめな玉ねぎ風×リボンのアレンジ

ALBUM GINZA スタイリスト
Ayanoさん
ブリーチを使ったピンク系カラー、小顔に見える顔周りカット、骨格に合わせたレイヤーカットなど、フェミニンで柔らかいヘアが得意。丁寧なカウンセリングでひとりひとりのお悩み解決に導き、「いつもよりもかわいい」を提供。
プロならではの工夫とテクニックで、洒落見えがかなうヘアアレンジ。アレンジ初心者でもトライしやすい簡単さがうれしい! 今回は、凝ってそうに見えるけれどやってみると意外と簡単な、玉ねぎ風ひとつ結びをご紹介。
結び目にざっくりした毛束巻きつけワザを入れ込み、毛束は間隔を開けた結び目でたまねぎっぽいフォルムに。
「気になっているのはリボンを使ったアレンジです。チュールやオーガンジーなどシアーなものや、ベロアみたいなクラシカルなのも。自分自身も好きな“かわいい”を発信していきたくて、リボンのアレンジをもっと増やしたいなと思っています」(Ayanoさん)
今回使ったオーガンジーのリボンは100均でロールになっているものを購入。手芸屋さんをチェックすることもあるのだとか。カジュアルだけどきちんと感があり、華やかさも演出できるアレンジなので、ちょっとしたお呼ばれのシーンでも活躍してくれそうです。
【HOW TO】
STEP1:サイドをねじって入れ込んだひとつ結びを作る
1.ストレートアイロンで表面だけ軽く波巻きにしてから、バームをひとすくい手に広げて髪に馴染ませておく。両サイドの耳より前の髪を残し、それ以外の髪は後ろでひとつ結びに。
2.残しておいた髪を軽くねじりながら結び目の上に巻きつけ、結んだゴムに毛束を入れ込んで留める。
3.結び目を押さえながら、後頭部の毛束を少しずつつまみ出してふんわりさせる。
STEP2:毛束を玉ねぎフォルムにする
結んだ毛束は3cm程の間隔を開けてゴムで結ぶ。結び目の間の髪を指で少しずつ横につまみ出し、ふっくらさせる。上から順に引き出すのがポイント。この後にリボンを巻き付けるので、形がいびつでも問題ナシ!
STEP3:リボンを巻きつける
リボンは1mくらい用意。一番上の根元に巻き付けてから片側だけリボン結びにしてから、少しずつずらして結び目に巻きつけていく。巻きつけ終わりは軽く結ぶだけでOK。ランダムに巻きつけた方が頑張りすぎた感じがせず、こなれた雰囲気になる。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:ALBUM GINZA
【5】ゴムだけでできる簡単カチモリ

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト
原 涼香さん
トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。
毛先がピョンと飛び出ているお団子が大ヒット中! 韓国で人気のアレンジのひとつで、「飛び出た毛先がかわいい」と日本でもトレンドに。詳しい作り方を人気サロン「SHIMA」の原 涼香さんに教えてもらいました。
「カチモリ」とは毛先を残してまとめた韓国風のお団子アレンジで、ピョンピョンと飛び出た毛先が特徴です。韓国語で「カチ」は鳥のカササギ、「モリ」は髪の意味。カササギってどんな鳥?と思って調べたところ、日本各地で繁殖や生息が確認されており、佐賀県では県の鳥になっているのだとか。羽は青く、尾は長めで、韓国でもメジャーな鳥のようです。この長めの尾が、カチモリの特徴である毛先とリンクしているから「カチモリ」の名前がついたのかも。さっそく作り方を教えていただきました。
【HOW TO】
STEP1:髪をサイドでひとつ結びに
アホ毛が出やすい人や髪がまとまりにくい人は、全体に薄くヘアミルクやソフトワックスをなじませておく。その後、全体の髪を片側に寄せ、耳の下あたりでひとつ結びに。サイドで結ぶ理由として、正面から見たときに飛び出た毛先が見えやすいため。
STEP2:毛束をねじってお団子を作る
残しておく毛先の量を決め、それ以外の部分は強めにねじる。そのまま、毛先が斜め上にくるように調整しながら丸めてゴムで結び、毛先を残したお団子にする。
STEP3:毛先を整える
残しておいた毛先をストレートアイロンでピンピンと立て、キープスプレーを吹き付けて形を固定。結び目にヘアアクセをあしらって完成。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:SHIMA SEVEN GINZA
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お呼ばれ向け!特別感のあるヘアアレンジ【2選】
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【1】レトロなギブソンタック
ちょっと凝ったアップアレンジに挑戦したい人には、レトロなギブソンタックがいいかも!

美容賢者
ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋 希さん
【HOW TO】
STEP1:後ろの中央を結ぶ
耳後ろのラインで縦に取った毛束を、緩く結ぶ。さらに毛束の先も結んでおく。
STEP2:毛束を外へ丸める
結んだ毛束の毛先を入れ込みながら外側へ丸め、くずれないようにピンでしっかり留める。
STEP3:残った髪も同様に
残しておいたサイドはふたつくらいに分け、結ばす外巻きにして留める。ほかも同様に。
【BACK】
【2】パーティ仕様のカチモリ
人気のカチモリをパーティ仕様にするには、パールピンで華やかさをプラスするのがおすすめ。

美容賢者
ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋 希さん
【HOW TO】
STEP1:毛束を出して結ぶ
オールバックでタイトに髪を集め、後頭部の中央辺りで毛先を逃した輪結びにする。
STEP2:毛束を巻きつける
出しておいた毛束をねじり、結び目の下から巻きつけて、左上に毛先を残してピン留めに。
STEP3:毛先をピンピンに
指先に少量のワックスをつけ、毛先をつまみながら束に。パールつきのUピンを、お団子部分に適当に飾って。
【BACK】
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ナチュラルなテイストでありながら、かわいらしさと色っぽさが同居するスタイル作りに定評あり。簡単なワンカールスタイリングで、ふんわり&サラッと決まるレイヤーカットが得意。「ふとした瞬間、振り返ったその横顔にハッとときめくかわいさを生み出します!」