ロングヘアにおすすめの前髪28選!あり・なし別スタイルやイメチェン術を紹介
ロングヘアにおすすめの前髪をご紹介。まずは、前髪あり・なし別、種類別、40代・50代向けのロングの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選しました。続いて、イメチェン叶う前髪&顔周りの作り方とマンネリ解消アレンジをまとめました。
「前髪あり」ロングのヘアスタイル【7選】
【1】まとまりすぎないカジュアル感が◎柔らか見せのロングウェーブヘア

カット&パーマ&カラーの3つのエレメントで柔らか見せにこだわったロング。きれいめになり過ぎず、ほどよい抜け感を演出しつつアクティブな雰囲気をプラス。顔まわりは前髪からサイドにかけてラウンドさせているため女性らしい印象も与えます。
パーマは根本からかけますが、ブリンっとしたカールではなく地毛のような柔らかい質感が魅力。お洒落感はほしいけど派手になりたくない、毛先ワンカールのパーマから印象チェンジを狙いたい人は要チェックです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上でカットし、ローレイヤーを入れます。毛先の厚みを残しながら、表面と顔まわりに動きを出すのがポイント。前髪は眉の長さで薄めのラウンド状に。顔まわりは鼻からあごまでつなげてカットします。
カラーは10レベルのチャコールベージュをチョイス。赤みを削る寒色ですが、最低限のくすみ感でクールにならず柔らかい質感をもたらします。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマの27mmのロッドをメインに使い、全体は平巻き、ハチ上と顔まわりはフォワード、前髪は根本まで巻き込みます。パーマ剤はコスメ系を選び柔らかい質感に仕上げます。
スタイリングはドライヤーで根本を乾かした後、毛先からくしゃっと髪をもみ込みながらドライ。ドライ後、クリーム状のソフトワックスを毛先→中間→前髪の順番に揉み込んだら出来上がり。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【2】抜け感は顔まわりで!シンプルでもお洒落なレイヤーロング

重たく動きの出にくいロングは、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れて印象チェンジを!長さを変えずに雰囲気を変えられ、トレンド感も上がるデザインに。また、前髪はシースルーにすることで、より抜け感を演出できます。
シンプルなスタイルですが、顔まわりを巻けば華やかなイメージにアレンジも可能。結んでもフェイスレイヤーがアクセントになってかわいい。柔らかい動きがあるので優しさや女性らしさが欲しい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上の長さで前上がりラインにカットし、レイヤーを欲しい場所から顔まわりにたっぷり入れます。サイドバングをあごラインで切り、フェイスレイヤーとつなげます。前髪は抜け感のあるシースルーに。
カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。ナチュラルなアッシュカラーを楽しめ、肌なじみも抜群。黄色っぽさをおさえ、透明感とツヤ感を与えます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを中間〜毛先に入れ、自然なカール感に仕上げます。顔まわりはレイヤーを出すように毛先をワンカール巻くとグッド。軽めのオイルをさらっとなじませたら出来上がり。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 横井七恵さん
【3】アッシュなのに艶やか、韓国風波巻きウェーブロング

赤みを打ち消してくれる人気のアッシュ。ツヤ感に物足りなさを感じやすいカラーですが、ダークアッシュにすれば赤みをおさえつつ艶かな髪色を手に入れることができます。キレイめ印象に見せられ、ヘアカラーの制限がある人にもおすすめです。
ストレート仕上げに飽きた人やイメージチェンジも叶え、柔らかいS字ウェーブで大人の韓国風スタイルに。20〜30代と幅広い世代にマッチし、上品さの漂う華やかな仕上がりも魅力です。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはバストラインのワンレングス。引き続きトレンドのシースルーバングを長めにつくり、サイドに流れるようにします。顔まわりはあごラインにおくれ毛をつくります。
カラーは艶のあるダークアッシュに。こちらは6レベルの明度ですが、8レベル以下ならアッシュでもツヤ感を楽しむことが可能。赤みを出さないようにブラウンをMIXするのがポイントです。

【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで毛先から内巻き→外ハネを交互に巻き、S字カールのウェーブ巻きに。前髪は毛先のみアイロンを通します。ツヤ感が必須なので、髪のクセが気になる人は縮毛矯正をすると仕上がりがキレイになります。
スタイリング剤はオイルorバームを選び、ベタっとならない程度に軽くなじませます。最後に前髪の束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
【4】たっぷりレイヤーで印象チェンジ!抜け感カラーの柔らかロング

ワンカールでつくる柔らかい雰囲気のロング。骨格もカバーする優秀デザインです。
顔まわりにしっかりレイヤーを入れたこちらのロング。さらっとアイロンを通すだけで、柔らか仕上げを叶え、ぱっと華やかな印象を与えます。また、顔まわりの毛流れはフォワードにするのが今の気分。フェイスラインを包み込むことで、骨格をカバーして小顔に見せることもできます。
ヘアカラーは透明感を演出し、髪を柔らかく見せられる“くすみベージュ”をチョイスして。ブリーチなしでも気になる赤味をおさえ、色素薄い系の透け感を楽しむことができます。また、色落ちしてもキレイな色が続くのもポイントです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸上で前上がりにカット。トップと顔まわりにレイヤーを入れます。特に、顔まわりはあご下からたっぷりレイヤー感を出すのが柔らか見せの鍵に。また、ミドルの毛量を適度に調整することで、引き締まったシルエットをつくります。前髪はおでこが透ける程度のシースルーにカットします。
カラーは11レベルのくすみベージュ。オリーブのニュアンスを加えることで、赤味を打ち消し透明感と柔らかさを両立させます。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカール、顔まわりはフォワードに巻きます。前髪はストレートの方がこなれ感が出せるのでストレートアイロンを使います。ふんわりとした動きをキープできるスプレー、もしくは、髪質を柔らかく見せられるシルエットバームを全体になじませたら完成です。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 臼井真貴子さん
【5】ポイント使いのアイロンワークで簡単に完成!フォワード巻きの韓国風ロング

顔まわりのフォワード巻きが新鮮な韓国風艶っぽロングヘア。難しい巻き方ではないので、アイロンが苦手な人にもおすすめです。
顔まわりに今どきな柔らかい動きのあるこちらのロング。引き続きK-Beautyが人気ですが、今季は耳より前に動きを出すのが気分。一見、複雑なアイロンワークに見えますが、巻いているのは耳前のみ。それもフォワード巻きなので簡単に色っぽヘアをつくることができます。
髪の動きがある顔まわりにあるデザインなので、前髪は細めの束感で抜け感を出すのが鍵。ロングヘアでも新しさがほしい人やナチュラルヘアの中にトレンドを取り入れたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースを胸の位置でつくり、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さで切り、サイドバングは結んだときにこめかみが分かれない長さでカット。もみ上げはあご下で切ります。
ヘアカラーオリーブベージュを9レベルで。涼やかな色味で、イエベさんにおすすめの寒色系になります。また、赤みが気になる人にも◯。

【how to“スタイリング”】
全体を太めの(45mm)ロールブラシでブローしてから、耳前のみ38mmのコテでフォワード巻きに。ブロー仕上げでツヤのある柔らかいベースをつくり、今っぽい毛流れをアイロンでプラスします。フォワード巻きはシンメトリーを気にしなくてOKなので、スタイリングも楽々。前髪はストレートアイロンを通します。
最後に柔らかい質感を出せる艶出しスプレーを吹きかけ、前髪だけ毛先をつまんで細めの毛束感に整えたら出来上がり。ヘアピンを合わせてもかわいい!
担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクスシブヤスマートサロン) 鈴木マユウさん
【6】フォワード巻きで今っぽく、柔らか印象の韓国風ロング

ロングでも柔らかい動きがあり、大人かわいい印象に。トレンドの韓国風スタイルはフォワード巻きに注目です。
ロングヘアは引き続き韓国風がトレンド。きれいめなリバース巻きもいいけれど、柔らかい雰囲気で大人かわいいを叶えるフォワード巻きが今のムード。顔まわりの髪がすっと内側に入ることで小顔見せも発揮します。
ベースが重めのため、前髪は抜け感のあるシースルーに。透け感があることで甘過ぎないかわいらしさを表現できます。ヘアカラーは落ち着いたブラウンを合わせることで優しい大人っぽさを演出。ツヤ感も抜群なので上品さも纏えます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸下で前上がりに切り、耳前のみにレイヤーを入れます。毛先には重さを残しながら動きを出すのが柔らか見せのポイント。前髪は目にかかる長さで薄めに作ります。おくれ毛はスライドカットで自然な毛流れを出しやすくします。
カラーは落ち着いた印象のブラウンを8レベルで。オレンジっぽさを打ち消し、肌の血色よく見せられる暖色です。優しい雰囲気でツヤ感を与えることも。

【how to“スタイリング”】
45mmのコテで中間からフォワードに巻きます。トップのみリバースに巻いて顔まわりにつなげると全方位キレイな仕上がりに。軽めのオイルを全体になじませたら完成です。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん
【7】ステップカット&暖色カラーで作る楽々スタイリングのストレートロング

プツッとした存在感のあるラインを強調した“ステップカット”と合わせたこちらのストレートロング。フェイスラインに姫カットのようなデザインをつくるのがポイントで、シンプルヘアでもお洒落に差をつけたい人にぴったりです。
ヘアカラーは引き続き暖色が気分。ストレートロングの美髪を引き立て、ツヤ感が出しやすく女性らしさもプラスします。スタイリングはストレートアイロンを通すだけなので、失敗知らずでサロン帰りのスタイルを簡単に再現することができ、時短を叶えることができます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下でぷつっとライン感が出るように切ります。ほお骨ラインと長め前髪を同じくライン感を出してカットするのがポイント。レイヤーは入れずにワンレングスの重さを楽しみます。
カラーは10レベルのレッドブラウン。トレンドの暖色のなかでも彩度が高いヘアカラーで、髪色をキレイに見せることができツヤ見せも満点。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをまっすぐ通すだけの簡単ヘア。アイロン後、軽めのオイルをしっかりなじませます。ラインを出すとお洒落感がUPするので、毛先、顔まわり、前髪にはたっぷりつけるのがコツ。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) 佐藤礼華さん
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「前髪なし」ロングのヘアスタイル【5選】
【1】アイロン無しでも◎小顔見せを叶えるロングレイヤー

程よいレイヤー加減で、扱いやすくハンドブローでもまとまるロングレイヤー。顔まわりのおくれ毛ニュアンスが色っぽく、頬骨をカバーして小顔効果も望めます。
ラベンダー系のヘアカラー。黄色味をおさえ、上品な仕上がりにしたい人は必見!色持ち、ツヤ感、季節感の三拍子揃った優秀カラーです。また、よりツヤ感を求めるならメンテナンスは「ケラチントリートメント」が一押しです。
【how to“ベース&カラー”】
全体の長さを胸上でカットし、ローレイヤーを入れながらトップと顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。前髪は、鼻先の長さでカット。顔まわりに沿うようなおくれ毛をとり、あごラインのもみ上げとスライドカットで繋げます。
カラーは、8レベルのラベンダーベージュをセレクト。寒色でも、暖色でもないニュートラルな色合いで、ツヤ感があり品よく見せることができます。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ハンドブローだけでもまとまりますが、アイロンを使うなら38mmがおすすめ。毛先をゆるめに外ハネに巻き、前髪と顔まわり、表面はリバースに巻くとグッド。リバースに巻く際は、アイロンを滑らせるように毛流れをつくります。艶出しスプレーを全体にスプレーし、前髪や毛先の束感をヘアクリームで整えたら出来上がり。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
【2】長めバング+ラベージュカラーの大人見せロングヘア

ロングヘアをキープしたいけど、可愛いイメージになりがち……、という人に提案したいのがこちら。長めバングとラベージュカラーで大人っぽく仕上げたデザインで、ふんわりゆるめのパーマで抜け感もプラスしています。
顔周りのニュアンスもお洒落で色っぽいロングスタイル。パーマで動きがあるので、センターパートにもチャレンジしやすい。さらに、面長さんのカバー、小顔効果も期待できます。
【how to“ベース&カラー”】
全体を胸上の長さでグラデーションにカット。パーマの動きが出やすいようにトップのみにレイヤーを入れます。前髪は、あご下3cmで長めに薄くつくります。
カラーは、8レベルのラベージュカラーに。グレージュにラベンダーをMIXしたヘアカラーは、透明感のある上品な印象で、大人女性におすすめ。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜38mmのロッドで中間から毛先を平巻きに。トップは根本まで巻き込みます。前髪は、中間からリバースに巻きます。
スタイリングは、8割ほど乾かしてから、しっとりタイプのオイルを馴染ませ、最後にシーソルトスプレー(ドライな質感をつくる)で動きを出します。セミセットな今っぽい質感を目指して。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【3】キレイめスタイルで美人風に!顔まわりレイヤーが魅せる韓国くびれロング

くびれ感のあるクール印象のロングヘアをご紹介。特に、韓国スタイルが好きな20代後半〜30代におすすめです。
まるで韓流女優のような艶やかな美髪のロングレイヤー。太めのアイロンでつくった緩やかなくびれカールが華やかかつ、大人の色香を醸し出します。また、あごラインの長め前髪がほお骨を包み込み、顔を小さく見せることも。
骨格に合わせて顔まわりレイヤーをつくるため、どんな顔型にも対応できるロングスタイル。温かみのあるモカカラーは、肌色をキレイに見せられツヤ感も抜群。美人度をさらにアップさせます。また、艶やかな仕上がりを求めるならアイロン前にブローをプラスして。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下で前上がりにぷつっとラインが出るようにカット。レイヤーは入れすぎると扱いにくくなるので、バックは程よく耳前にしっかり入れます。前髪はあごラインで少し長めに。
カラーはモカムースカラーを10レベルで。明るめでもツヤ感があり、柔らかい質感に見せることができます。また、日本人の肌に合うヘアカラーなので肌映りもキレイ。

【how to“スタイリング”】
全体を乾かしたらツヤが出るように軽くブローするとグッド。前髪はマジックカーラーで巻き、全体は38mmのアイロンで内巻きに毛先をワンカール、顔まわりはリバースに巻いてくびれ感を出します。顔まわりはアイロンを横に入れて巻くとメリハリのある仕上がりに。
ロングスタイルなのでカールが崩れないようスタイリング剤は軽めの艶出しスプレーを選び、全体に吹きかけ浮遊感を出したら完成です。
担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクスシブヤスマートサロン) 池澤大地さん
【4】華やかな動きをプラス!骨格カバーも抜群なロングレイヤー

上品で華やかな印象を与えるこちらのロング。レイヤーの軽やかな動きを出しつつ、髪表面にしっかり面を見せることで艶やかな大人スタイルへ昇華させます。また、前上がりレイヤーにすることでも軽さを演出しています。
長め前髪もポイントで、ふんわりとした立ち上がりと顔まわりの流れでフェイスラインやほお骨をカバー。面長さんだけなく、四角型さんやベース型さんにもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下の長さでカット。耳横から長めの前髪につながるように前上がりのレイヤーを入れ、前髪からサイドに流れる動きを出しやすくします。
カラーは12レベルのミルクティーベージュをチョイス。

【how to“スタイリング”】
カットラインに合わせてストレートアイロンを入れ、レイヤーの動きを出します。前髪はドライヤーで乾かすときに立ち上がりをつけておくと◯。束感の出るオイルスフレを全体になじませたら出来上がり。
担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 浅沼雄元さん
【5】抜け感たっぷり!大人カジュアルに似合うこなれレイヤーロング

重たく見えがちなロング×パーマも前髪とカラーを工夫すれば一気にトレンドヘアに!
ロングヘアでカジュアル感を楽しみたい人にチェックして欲しいのがこちら。ウェーブ巻きの表情が活きるよう全体に絶妙なローレイヤーを入れ、顔まわりにもレイヤーをプラス。前髪の長さと薄さのバランス加減で、ラフな動きでこなれ感のある仕上がりを叶えます。
重めロングからイメチェンを狙いたい人にもぴったりなロングレイヤー。ヘアカラーはこっくりとしたツヤ感がありつつ柔らか見せができるミルキーベージュが好相性。ロングヘアが好きだけど、甘すぎたり、モードっぽく見せたくない人にいちおしです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸下レングスのロング。巻いたときにラフな動きが出るようローレイヤーを入れます。前髪はリップラインで薄めにカットし、あごラインでもみ上げをつくります。
カラーは11レベルのミルキーベージュに。ベージュ系ではありますが、ほんのりブラウン感を加え、こっくりとした柔らかさと透明感を両立。明るめカラーに初チャレンジという人や派手カラーになりたくない人に◯。

【how to“スタイリング”】
全体を乾かしたら、32mmのアイロンでウェーブ巻きに。内巻き&外巻きが3回できるとキレイなウェーブ感が出せます。顔まわりはリバース、もみ上げは内巻きに巻きます。最後に毛先のパサつきをおさえる程度に軽めのオイルを毛先になじませたら出来上がり。オイルはつけ過ぎると、カール感が取れてしますので塗布量に注意して。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
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「前髪種類別」のロングのヘアスタイル【3選】
【1】サイドパートがお洒落!アイロンなしで作るスパイスのきいたロング

シースルーバングからの印象チェンジでお洒落に差をつけるなら、潔く8:2のサイドパートにするのも一案です。ピシっと分けるのではなく、ふんわりとしたニュアンスを残すのが今の気分。また、お洒落感の秘訣はグラデーションカラーにもあり。
大人女性の知的なイメージのロングヘアは、乾かすだけで決まるのでスタイリングが苦手な人におすすめ。耳周りにふわっと“擬似うぶ毛”を作ることで、柔らかい雰囲気がプラスされます。
【how to“ベース&カラー”】
カットは、胸上のレングスで切りっぱなしに。切りっぱなしのデザインを損なわない程度にトップにレイヤーを入れ、こなれ感を出します。前髪は、ほお骨の高さくらいでカット。耳周りのおくれ毛は、あご下の長さに切り擬似うぶ毛に。
ヘアカラーは、10〜12レベルで、毛先が明るくなるようグラデーションに。ラベンダーとサンドベージュをMIXした色味で、柔らかく温かみのある印象を与えます。

【how to“スタイリング”】
ドライ前に軽めのオイルをなじませ、ドライヤーで乾かします。前髪を8:2パートで分けたら、耳かけしますが擬似うぶ毛は残したままに。最後にバームを毛先からくしゃっと揉み込むようにつけ、手に残ったもので前髪と擬似うぶ毛を整えたら完成。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【2】重めバングで差をつける!地毛風カラーのツヤ感ロング

レイヤースタイルや韓国風ヘアが最盛の今、あえてベーシックなワンレングスはいかが?トリートメントでお手入れの行き届いた艶やかな質感もポイントで、お洒落で周りと差をつけたい人におすすめです。
前髪もぱつっとライン感を強調し、エッジの効いたデザインに仕上げていますが、両端をラウンドさせることで、柔らかな女性らしさをプラス。ヘアカラーは、地毛風カラーの暗髪でも重く見えず、光の当たるときれいな発色を実現します。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸下のワンレングスに。ぱつっとしたラインが出るように揃えてカットし、前髪は、目の上の長さでサイドをややラウンドさせて切ります。
カラーは、4レベルのグレージュに。ダークトーンの地毛風カラーですが、軽さや柔らかさを感じられ、重く見えないのが特徴です。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、180℃のストレートアイロンで。髪の質感をキレイに見せるコツは、1パネルずつ丁寧に熱を通すこと。最後に、軽めのオイルを馴染ませたら完成です。髪の艶感をUPさせたいなら、サロントリートメントも◎。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん
【3】タイトな前髪“ケンニプモリ”とゆるっとウェーブのきれいめロング

韓国ヘアの新トレンドである「ケンニプモリ」。ケンニプはエゴマ葉を意味し、タイトに流した前髪と束感がポイントになります。そんなケンニプモリに合わせたいのが、ゆるっとした波巻きウェーブヘアです。ツヤ感重視で韓流女優のような女性らしさを演出しつつ、お洒落な抜け感をプラス。
ヘアカラーも艶やかな質感がポイントなので、暖色系のマロンベージュがベストマッチ。顔型問わずトライできるデザインのため、冬に向けてイメージチェンジをしたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
胸下のカットベースに、顔まわりにレイヤーを入れ、ベースはあえて重さを残します。前髪は目の下の長さで薄めにつくります。
ヘアカラーは9レベルのマロンベージュに。カラーもツヤ感重視で暖色系を選びますが、赤みをおさえて柔らかさも欲しいのでベージュ系で。品よくいい女っぷりをあげてくれる色味になります。

【how to“スタイリング”】
45mmの太めのカールアイロンで、毛先を内巻きにワンカール巻いたら、中間から平巻きで2〜2,5回転巻いて波巻きに。前髪は中間から流すようにストレートアイロンを通します。ポイントとなる束感は、毛束をつまんで巻くとグッド。
ウェーブ部分にはツヤ感を出すバームをなじませ、前髪と顔まわりはマスカラタイプのややセット力があるスタイリング剤で仕上げます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
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「40代・50代」におすすめの前髪ありのロング
ハチ回りの広がりを抑えて小頭に見せが叶うニュアンスロング

ハチ張りの場合、ロングヘアだと広がって頭の大きさが目立ちがち。髪質改善できるトリートメントを取り入れると質感が良くなり、まとまりがアップ。巻き髪にしたとき美シルエットに。
【how to“ベース&カラー”】
バストラインのロングは、毛先がまとまるようにカット。前髪は薄く作り、顔周りにはグラデーションカットをプラス。
明るくなりやすい髪質のため、暗めのブルーブラックのワンカラー染めに。自然な黒髪に見える色で、大人にぴったり。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、まずは根元から軽くストレートに。そのまま、毛先のみミックスに巻く。オイルワックスで束感を。
担当サロン:Sui表参道(スイ オモテサンドウ) 冬木慎一さん
前髪&顔周りで変わる!人気サロンが推す「おしゃれ前髪カタログ」【4選】
少し変えるだけで印象が大きく変わるのが、前髪と顔周り。威力絶大なこのパーツのデザインや詳しいスタイリング方法、アレンジとの似合わせなど、プロのテクニックを参考に、カットしなくても小顔見せが叶う前髪&顔周りの作り方をマスターしましょう!人気サロンが推す4つの前髪を紹介。
【1】長めシースルーバング

毛束の隙間から見える肌で今っぽい抜け感を演出
前髪の長さは目の下に設定し、少ない量でシースルーに。耳から前にレイヤーを入れ、フェースラインをぼかすように調整を。全体をストレートでまとめ、サラッと仕上げて。
\ひとつ結びver./

前髪のシアーな毛束が、クールでこなれたニュアンスをプラス。
担当サロン:Garland GINZA(ガーランド ギンザ) 柏倉智紀さん
【2】眉上ショート前髪

顔周りに後れ毛風レイヤーを入れて大人モードに
周りと差のつくおしゃれ感が手に入る、個性派バング。前髪を独立させず、顔周りにレイヤーを作ることでマネしやすくなります。裾は大きめのカールにし、甘さをブレンド。
\ひとつ結びver./

短い前髪がフレンチガール風な味つけ。フェースラインも上手にカバー。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん
【3】顔周り姫カットスタイル

大胆なステップカットが顔の余白をカバー!
ワンレングスのスタイルに、リップラインで切り込んだポイントをイン。重めのロングヘアとエッジィなパーツを掛け合わせたハイブリッドスタイルで、絶妙な甘辛バランスに。
\ひとつ結びver./

前髪がなくても全面に顔が出ることがなく、姫カットで小顔見せ。
担当サロン:LOAVE AOYAMA(ローブ アオヤマ) KOBUKIさん
【4】韓国風かきあげ前髪

フェースラインを色っぽく彩るたおやかなカール
頬からあごラインにつながるレイヤーを入れ、太めのアイロンで外巻きに流すと、顔がキュッと見えるひし形シルエットに。分け目の根元を立たせて奥行きを出し、大人っぽいオルチャンロングが完成。
\ひとつ結びver./

顔周りに柔らかな動きのある、立体的なまとめ髪。レディなオーラを感じて。
担当サロン:SHIMA AOYAMA(シマ アオヤマ) 宮本英里さん
前髪は作りたくないけどイメチェン叶う、顔周りに変化が出るちょこっとカット【2選】
「前髪は作りたくない、だけどイメチェンしたい」人向けに顔周りレイヤーで変化をつけるやり方を紹介。長くて薄い前髪と伸ばしかけの前髪に合わせた2つの方法をチェック!
【1】長くて薄い前髪からイメチェン!レイヤーでつなげたうざバング風

「いつも結んでしまうため、前髪をしばらく作っていませんでした。薄くて長い前髪は頬骨がカバーでき、中顔面も縮んで見えて顔がキュッと締まる気がします。産後にできた生え際のアホ毛も上手に隠せて、大満足です!」(美的クラブ 黒田知沙さん)
【BEFORE】

目の下で薄い前髪を作り、両端をラウンドさせてサイドへつなげる。顔周りはあごラインのレイヤーを入れ、動きと華やかさをプラス。顔に陰影がつき、奥行きも実現。

\ひとつ結びver./
顔にかかる細くてしなやかな毛束がポイント。シンプルなワンポニーが一気にしゃれ見え。

【2】伸ばしかけの前髪からイメチェン!軽やかな顔周りレイヤー前髪

「分けられる長さはそのままに、前髪の毛先や量を調整してもらってスタイリングしやすくなりました。軽く巻くことで顔周りの重心が上がり、リフトアップも! 目線が顔の輪郭にフォーカスされず、丸顔も気になりません」(美的クラブ 遠藤琴美さん)
【BEFORE】

元々あるあごラインの前髪は毛先だけカットし、耳前の髪にレイヤーを入れて自然につなげる。頬骨辺りにモタついていた厚みが解消され、顔周りスッキリ!

\ひとつ結びver./
こめかみや頬骨など、出ていると気になるポイントをカバーして、顔を卵形に錯視。

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プロ直伝!前髪カーラークリップで作る韓国女優風の前髪【4選】
カーラーとクリップが一体化したものは、ひとつあるといろいろな前髪になれるスタイリングツール。ヘアサロン「SHIMA」の原 涼香さんに詳しい使い方を教えていただきました。
前髪をアイロンで巻くと熱によりしっかりクセづいて長持ちしますが、失敗したときに修正しにくいというデメリットが。
しかも前髪はスタイリングに失敗しやすい箇所。慎重に毛流れやフォルムを作りたいけれど、アイロンの熱が怖かったりアイロンを上手く扱えなかったりしてイライラしたことはありませんか?
そんな前髪下手さんにぴったりのツールが、細いマジックカーラーにクリップがついた前髪スタイリング用のアイテムです。
「毛流れを整えてから、クセをつけたいところを狙って巻き、時間をおいて外すだけ。強くクセをつけたいときは、前髪の毛流れを整えてから巻いて、上からドライヤーの温風を当てて冷めたらカーラーを外すとくっきりします。
韓国でも人気のツールで、韓国ガール風のふわっとしたかき上げバングのスタイリングもできますよ」と、原さん。

それではさっそく、こちらのカーラーを使った4つの巻き方を教えてもらいましょう!
【1】分け目の生えぎわから挟んだ「かき上げ前髪」
分け目を中心に少量の毛束を取り、生えぎわ側からカーラーを水平に挟んで毛束が立ち上がるようにします。
カーラーを外して整えれば、センターパートのかき上げバングが出来上がり!

完成

【2】前髪を内巻きにした「エアリーサイド流し」
長めの前髪の方にトライしてほしい巻き方がこちら。前髪を取り、カーラーを毛先から挟んで根元まで内に巻き込みます。
カーラーを上に向けて外し前髪をふわっと分ければ、長めの前髪の両端がサイドに向かって流れるスタイルがお目見え。

完成

【3】分け目の横部分を挟み上げた「ナチュラルボリュームアップ」
トップがペタンとしがちな人や、生えぎわが薄めで寂しく見えがちな人、ハチが張っていて頭が四角く見える人におすすめ。
先に表面の髪はざっくりと取り分けておきます。分け目のすぐ横の部分の毛束を取り、クリップを後ろから挟み込んで。クリップを外したら、表面の髪をなじませて完成。分け目〜トップがふんわりして、グンとバランスが良くなります。

完成

【4】横分けにしてからヘビーサイドをダブルで挟んだ「立体サイドパート」
横位置で分け目を作ります。ヘビーサイド(髪が多い方)の生えぎわの根元を2カ所、カーラーを挟みます。
カーラーを外して整えれば、サイドパートのかき上げバングの出来上がり♡

完成

担当サロン:SHIMA SEVEN GINZA
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「サイドバングあり長め前髪」or「まっすぐ下ろし前髪」のマンネリ解消アレンジ【2選】
K-two GINZA スタイリスト
谷口翠彩さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
ヘアスタイルのイメージが変わらないのは、前髪がいつも同じだから!? そこで“マンネリ2大前髪”がイメチェンできるテクをプロが伝授。
\マンネリ前髪のふたり/
まっすぐ下ろし
生えぐせが強いため、あまり前髪の冒険をしないタイプ。短すぎるとくせが出てぱっくり割れてしまうので、ある程度の長さにして下ろしている。

サイドバングあり長め
サイドバング(前髪とサイドのつなぎの部分)で小顔見せに。前髪は薄くて長くアレンジしやすいけれど、正解がわからなくていつも同じ形に。

【1】「サイドバングあり長め」向け、カチューシャアレンジ

K-two GINZA スタイリスト
谷口翠彩さん
後れ毛をスタイリング
カチューシャをつけたらバランス良く後れ毛をつまみ出す。後れ毛がバサっとならないようヘアマスカラをつけて毛をまとめ、束感を作る一手間であか抜ける。

【2】「サイドバングあり長め」&「まっすぐ下ろし」向け、クリップアレンジ

K-two GINZA スタイリスト
谷口翠彩さん
ねじって留めるだけ!
前髪を9:1の横分けにし、多い方をねじりながら横に流してクリップを。前髪が短い場合は、ワックスなどでまとめやすくしておく。

担当サロン:K-two GINZA
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。









トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。