ヘアスタイル・髪型
2024.7.17

前髪を上げるアレンジ【13選】サクっと印象チェンジができて使えるやり方を紹介

さっとできる前髪のアレンジ。前髪を上げて印象を変えられるアレンジを掲載。ヘアアイテム別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

印象チェンジなら前髪を上げるのがオススメ

  • おでこを出すことでいつもと違った雰囲気に!
  • 爽やかな印象にもなり夏にもぴったり。
  • コンプレックスがあってもおでこ出しは明るい美人印象に繋がり、縁と運を引き寄せる。

美眉アドバイザー

玉村麻衣子さん

\コンプレックスがあってもおでこを出した方がいい理由/
「私が額の形にコンプレックスを持っていてもおでこ出す理由は“明るい印象になる”から。前髪があると顔が暗くなって印象に残りにくくなってしまいます。反対に、肌が見える面積が多いほど目を引きます。人相学で言う“美しい人”は、顔が明るい人のことを指し、おでこから縁と運を引き寄せるとも言われています。だから、まとめ髪をするときは、おでこを“全出し”しています」(玉村さん)

「ストレートアイロン・コテ」を使った前髪アレンジ【2選】

【1】ちょっと毛束を残した抜け感アレンジ

STEP1:ウエット感のあるかき上げが今っぽい!
ヘアオイルをなじませた手のひらを生え際に当て、後方へなでつけるように流す。

STEP2:ストレートアイロンで毛先にニュアンスづけを
こめかみから少量の毛束を引き出し、内側に“く”の字に曲げるようにくせづけて。

完成!

【2】根元立ち上げた色っぽアレンジ

GARDEN Tokyo 副店長

津田 恵さん

STEP1:毛束をもち上げて巻く
頭皮をぬらし、根元が立ち上げるように乾かす。前髪を上にもち上げて毛先から中間までを外巻きに。

\NG!/
毛束を寝かせて巻くと、根元がペタンとするのでNG。

STEP2:根元をスプレーでキープ
前髪を自然に分けると、レイヤーが入っているため外ハネに。根元はスプレーでキープ。

完成!

「ドライヤー」を使った前髪アレンジ【3選】

【1】オールバックでふんわり流したアレンジ

ヘアサロンchobbi スタイリスト

wacoさん

STEP1:髪全体にバームとオイルを混ぜてなじませる
「髪に動きをつけやすくするために、バームとオイルを1:1で混ぜたスタイリング剤を全体になじませます。オイルだけだとバーコードのように髪が割れてしまいやすいので、ワックスを混ぜて、ツヤと毛束感を出します」(wacoさん・以下「」内同)

STEP2:毛先を内巻きにして女らしさを出す
「オールバックは襟足部分がくびれていて毛先が外ハネになるのが一般的ですが、女らしさを出すために、私は毛先を軽く内巻きに。コテで手首を返すくらい、軽く巻いて、柔らかな印象にします」

STEP3:ドライヤーでしっかりとオールバックに
「手ぐしで前髪とサイドの髪を後ろにとかしながら、ドライヤーを当ててオールバックのスタイルに。仕上げに冷風を当てると、しっかり後ろに流れます」

STEP4:もみあげを出して色っぽさのエッセンスに
「サイドの髪を全部後ろに流すとすっきりとしますが、髪が少し耳にかかるだけで色気も出る気が。少しだけ毛束を耳前に持ってきます」

STEP5:トップのふわふわとした毛を抑える
「トップからふわふわと飛び出す毛は抑えた方がすっきりと見えるので、マスカラ型のジェルでピンポイントに抑えていきます」

完成!
ふんわりとしたトップと内巻きの毛先で、柔らかなオールバックスタイルに。
バームとオイルで出したツヤ感と動きのあるスタイルが、女性らしさをバックアップ。

【2】オールバックでかっこいい大人アレンジ


【how to”アレンジ”】
前髪を水で濡らし、ドライヤーを前髪の下側から上に向けて乾かす。手にバームを広げ、前髪をかきあげながら内側から全体にもみ込み、後ろに流す。

【3】ボリュームアップができる簡単アレンジ

Belle omotesandoスタイリスト

藤原愛莉さん

STEP1:前髪を水スプレーで軽く湿らせる。
「髪のクセは乾く瞬間につきやすいので、一度前髪を湿らせます。霧吹きを使って根元からまんべんなく湿らせるのがコツ」(藤原さん・以下「」内同)

STEP2:根元にドライヤーの温風を当てる
「片手で前髪をかき上げて、前髪の根元にドライヤーの温風を当てます。根元がしっかり乾き、毛先に湿り気が残る程度でストップ」

STEP3:中間〜毛先に温風を当てる
「中間~毛先はタイトに抑えたいので、根元の立ち上がりをつぶさないように額に沿わせ、乾くまで温風を当てます」

STEP4:オイルをなじませる
「手のひらに100円硬貨大程度のオイルを出します(ポンプの場合は半プッシュ)。両手にしっかり広げてから、髪をかき上げるようにしてオイルをなじませて、毛束感とまとまりを。猫っ毛の場合、オイルの量が多すぎると、余計にペッタリしてしまうので量には注意が必要です」


完成!
前髪の根元に立ち上がりがつき、スッキリとした印象に。レングスに関係なく、中途半端な長さの前髪は、このテクで乗り切ることができます。

「ピン」を使った前髪アレンジ【3選】

【1】半分だけかき上げた上品アレンジ

STEP1:前髪をざっくり半分に分けて、片方を上げる
前髪を手ぐしでラフに半分に分け、片方だけ上げる。残した方の毛流れに沿うようにして上げると自然な見た目に。

STEP2:2か所に分けて緩めにピンで留める
1か所だけで留めると上げた毛束の存在感が強すぎるので、2〜3か所に分けて少量ずつ留めるとナチュラル。

STEP3:固めのワックスで残した前髪にニュアンスを
残した方の前髪も、パサッと落としただけではそっけない。ハードワックスで毛先に流れるような動きをつけて。

完成!

【TOP&SIDE】

【2】簡単にできるポンパアレンジ

STEP1:前髪でふたつ&トップでひとつ毛束を取る
前髪・前髪・トップと、取る毛束の位置をズラしているのがポイント!こうすることで立体感のあるポンパドールに。

STEP2:毛束をそれぞれひとねじりしてピンで留める
全部の毛束をまっすぐ上に上げると単調になるので、(1)と(3)の両サイドの毛束はつむじに向かって斜めに上げて。

STEP3:3つそれぞれの毛束から髪を引き出す
ピンを押さえつつ、髪を引き出す。やりすぎかも? というくらい大胆に引き出すと動きが出て上級者な仕上がりに。

完成!

【TOP&SIDE】

【3】ねじって後ろへ流したアレンジ

STEP1:ほつれ落ちそうなくらい緩めのウェーブヘアに
25~28mmのヘアアイロンで全体をしっかり巻いた後、ライトな質感のヘアオイルを全体へ薄くなじませてほぐし、外国人のくせ毛風のラフなウェーブ感を作る。

STEP2:センターパートにして毛束をすくいねじっていく
分け目の根元から毛束を細めに取って1回ねじる。すぐ下から毛束を細めにすくい、一緒に束ねてねじる。これをこめかみまで繰り返す。反対側も同様に。

STEP3:後ろからアメピンを挿して固定する
毛流れに逆らい、後ろからアメピンを挿した方がくずれにくくなる。ほかがラフなので、ねじった毛束はほぐさないで。ヘアアクセもつけず、ナチュラルに装って。

完成!

【SIDE】

「ゴム」を使った前髪アレンジ【2選】

【1】伸ばしかけを三つ編みしたアレンジ

スタイリスト

美侑さん

STEP1:ジグザグに
分け目をジグザグにします。コームの先、ない場合はピンや楊枝でもOK。

STEP2:三つ編みを作る
前髪を三つ編みしていきます。

STEP3:崩す
三つ編みを写真のように、指の先でつまんで引き出し崩します。反対側も同じように。

STEP4:2つを結ぶ
両サイドに作った三つ編みを、後ろに持っていき結びます。

STEP5:コテで巻く
32mmのコテでミックス巻きにして完成。

完成!

SIDE

BACK

【2】三つ編みポニテでまとめたアレンジ

スタイリスト

土佐 優奈さん

STEP1:毛先を巻く
全体を緩く毛先をワンカールにしておきます。

STEP2:トップの前髪を三つ編み
顔の中心部分に前髪を持っていき、まずはおでこの広さの1/3ぐらいの量を三つ編みにします。

最後まで結んだら、ビニゴムで結んでください。

STEP3:残り4つも三つ編みに
全部で5つ作りたいので、右と左で残り2つずつ作ります。

こんな感じに。

STEP4:全部まとめて結ぶ
全部をまとめてポニーテールにしたら完成です。

完成!
スッキリまとまり、アウトドアやフェスにもおすすめ♪

【SIDE】

【BACK】

「カチューシャ」を使った前髪アレンジ【3選】

【1】細カチューシャでまとめたアレンジ

K-two GINZAスタイリスト

谷口翠彩(みどり)さん

Point

カチューシャは生え際より数cm後ろにつけ、生えぎわの髪を指で少しずつつまみ出す。耳前の後れ毛も忘れずに。

【SIDE】

【FRONT】

【2】カチューシャでふんわり大人可愛いアレンジ

SINCERELY ディレクター

唐沢ゆりこさん


【how to”アレンジ”】
アレンジで一つ結びにする場合は、トップの分け目がつかないように、ドライヤーで、リバースに根元から乾かします。より、トップにボリュームを出す場合は、ストレートアイロンで、分け目部分だけを細かくとり、根元からアイロンを挟んで、後ろ向きに流すようにかけるとボリュームがでで分け目がつきません。バームや、オイルを根元近くから、毛先まで馴染ませてゴムで結びます。

カチューシャなどを使う場合は、前髪をカチューシャであげてから、位置を少し前に戻すと、前髪にたるみが出るので、それをさらに好みの感じで引き出せば、可愛くなります。髪全体を、ほぐすのも、カチューシャをつけた後に少しづつ髪を引き出して、ほぐしていくといいです。

【3】すっきりして大人っぽいアレンジ

acca 伊勢丹 新宿店 店長

野田さつきさん

STEP1:もみあげを多めに残してサイドの髪を後ろに
「今っぽいカチューシャ使いをするなら、カチューシャで髪を動かして留めるのではなく、ある程度スタイルを作っておき、カチューシャはのせるだけにするのがコツ。フェースラインをカバーするために、もみあげを多めに取っておきます」(野田さん・以下「」内同)

STEP2:前髪を持ち上げながらカチューシャをつける
「カチューシャをするときは、前髪を上げてすっきりさせると大人っぽくなるので、前髪の束を後ろに持っていきながら、カチューシャで抑えます。カチューシャを2本つけるので、1本目は耳の真上につけるとバランスが◎」

STEP3:2本目のカチューシャを少し手前にオン
「2本目のカチューシャは、1本目よりも1cmほど手前につけます。間隔を空けることで髪をしっかり抑えることができ、今っぽい幅広風のカチューシャに見せることもできます」

STEP4:ヘアオイルで前髪の後れ毛ともみあげに動きをつける
「前髪の後れ毛ともみあげが自然とつながるように、ヘアオイルをなじませながら動きを出します。顔まわりに動きのある毛束があると、フェースラインが目立ちにくくなります」

完成!
おでこを出すことで、すっきりとしたカチューシャスタイルに。
前髪の後れ毛からつなげたもみあげのラインが自然なシャドーの役割を果たし、“おでこ見せ”しても顔の丸みが気になりません。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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