ショートボブ×パーマ【10の髪型】柔らかい動きが出るスタイルを紹介!

パーマで動きを出したショートボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからお届け!ゆるふわのパーマスタイルや顔周りにおしゃれな動きが出る前髪なしのパーマスタイルをご紹介します。
「ゆるふわ」簡単におしゃれニュアンスが出るショートボブ【4選】
【1】黒髪でも柔らかさが出るミニボブ
柔らかい動きが欲しい人におすすめしたいのが、ゆるふわのパーマスタイルです。スタイリングが楽々なのに、抜け感ヘアが簡単に作れ、アイロンワークが苦手な人にもイチオシです。ミニボブで可愛いシルエットなのも◯。顔まわりに動きがあり、小顔効果と首元すっきり見せも叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下レングスのミニボブ。中間からグラデーションをつけて柔らかい動きを出しやすくします。トップには、少しだけレイヤーを入れます。前髪は、眉の長さでぱっつんとしたライン感を出します。
カラーはなしで、地毛を活かします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、17~26mmのロッドで、毛先から1回転半平巻きに。前髪とトップは太めのロッドで巻きます。
スタイリングは、ドライ後に、ヘアオイルと柔らかいタイプのクリームワックス混ぜて、後ろから揉み込みます。すっきり耳にかけてもOKですが、顔まわりに動きがある方が可愛いくお洒落感もUPします。
担当サロン:grico(グリコ) バタコさん
【2】くせ毛も活かせるふんわりウルフ
くせ毛を活かしたウルフショートボブにして、動きの出るスタイルにしています。トップにもしっかりレイヤーを入れ、パーマでふわっと高さも出る様に。パーマは癖の強い方、くせ毛を十分に活かせるためしなくてもOK。
【how to“ベース&カラー”】
裾は軽めに長さを残してウルフっぽく。クセを活かした動きをだしやすいようにレイヤーをたっぷりいれています。顔まわりは輪郭に沿わせて小顔に見えるように。前髪は束感をだして流れやすくなる様に眉の長さでカットして、流し前髪に。
カラーは12トーンのフォギーベージュ。表面に細かくハイライトも入れて立体感と透明感が出やすい様にしています。
【how to“スタイリング”】
襟足はタイトに乾かし、トップは少し持ち上げてパーマを活かし動きを出しやすくする。バームでツヤ感と束感が出るようにスタイリング。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【3】ニュアンスパーマで柔らか見せが叶うカジュアルヘア
外国人風のニュアンスパーマが魅力のボブスタイル。くせ毛のような柔らかい動きで、ラフなお洒落感を演出します。特に、直毛さんや軟毛さんで、アイロンで巻いてもすぐ取れてしまう人に一押しのデザインです。また、長めのおくれ毛をつくることで、遊び&抜け感が生まれ、小顔効果も望めます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩上のボブ。トップにレイヤーを入れ、軽さを出します。顔まわりに長めのおくれ毛をつくることで、抜け感スタイルに。また、前髪はウザバングのシースルーで今っぽく。
カラーは、12レベルのブラウンアッシュをセレクト。ブラウンベースで柔らかみのあるアッシュに仕上げた秋カラーは、ツヤ感、透け感が秀逸です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜32mmのロッドをメインに使い、平巻きのデジタルパーマをかけます。トップは中間巻きにするのがポイントです。
スタイリングは、セミウェットな状態で、ソフトムースを全体に揉み込みます。自然乾燥orドライヤーの弱風で優しく乾かしてから、ヘアバームを薄めに馴染ませたら完成です。ソフトムースは、しっかりカール感を出しつつ固まらないタイプがおすすめ。
担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ) 前田真吾さん
【4】エアリーな動きがおしゃれな抜け感ウルフ
顔周り短め、後ろ長めのカットで、伸ばしかけの人にもオススメ。毛先にワンカール軽いパーマをかけているため、アイロンなし、スタイリング剤だけでもセット可能なのがうれしい。
【how to“ベース&パーマ”】
顔周りだけリップラインまで短くする。前髪は透け感のあるぱっつんに!
ホットパーマで全体の毛先をワンカール。
担当サロン:Cocoon コクーン 表参道・銀座店 中村マサアキさん
「根本パーマ」ナチュラルな立ち上げが叶うこなれショートボブ
ふわっとした柔らかい雰囲気、艶やかな束感が魅力のこちらのショートボブ。ナチュラルに根元を立ち上げることもポイントです。カラーは11レベルのピスタチオベージュ。グリーン系カラーですが、クール過ぎず、赤みをおさえて透明感と柔らかい印象を与えます。
【how to“ベース”】
カットは低めのグラデーションを入れたショートボブに。前髪は巻いてリップラインになる長さに設定します。絶妙な動きや柔らかさを演出するために毛量調整をバランスを見ながらします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマの場合、17〜23mmのロッドで毛先ワンカール、顔まわりのみリバースに巻きデジタルパーマをかけます。トップの立ち上がりが欲しい人は根元パーマを。アイロンの場合、26mmのカールアイロンでパーマと同様に巻きます。
スタイリング剤は、ソフトな仕上がりで自然なツヤ感の出るミルクタイプがおすすめ。毛先から全体的に揉み込んで、毛束を整えたら完成です。
担当サロン:Violet 表参道店 若井友紀さん
「前髪なし」顔周りがおしゃれになるショートボブ【3選】
【1】センターパートのハンサムショートボブ
ショートからの伸ばしかけや女性らしいショートスタイルにしたい人にもおすすめ。ゆるめのパーマと明るめカラーの相乗効果で、クールな雰囲気のなかに抜け感をプラスした大人スタイルに。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはリップラインのショートボブ。パーマをかけたときに、ナチュラルな動きが出るようトップにレイヤーを入れ、表面にはスライドカットを施します。前髪は長めにつくります。
カラーは12レベルのサンドベージュに。柔らかい印象で、日本人の肌によくなじむヘアカラーで、どんなパーソナルカラーにもマッチします。また、明るめですが派手にならず、白髪ぼかしにもぴったりです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
カットラインに合わせて26〜38mmのロッドを使い、毛先にワンカールのパーマをかけます。前髪は立ち上がりがつくように大きめなロッドで根本まで巻き込みます。
スタイリングはドライ状態にクリームタイプのワックスをもみ込むだけで出来上がり。ウェットな質感ではなくややドライにするとニュアンス感のある仕上がりに。ただ、スタイリング剤はしっかりめにつけ、特に、えり足と顔まわりはたっぷりなじませて。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】2WAYバングのラフなショートボブ
ゆるっとしたパーマで前髪ありも、無しも楽しめるショートボブ。クセ毛さんで扱いにくい前髪は、実はパーマをかけることでぐっと扱いやすくなり、かわいくお洒落なカール感を実現します。また、キメすぎないラフ感を演出して、ショートヘアでも柔らかい印象を叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、ショートボブに。前髪は、眉下のラインで薄めに切り、サイドと繋げて、ナチュラルなマッシュラインになるようにします。
カラーは、8レベルのモカブラウンに。今季人気の暖色系ながら赤みをおさえ、女性らしさと深みをプラスします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
20〜32mmのロッドを使い、根本までパーマをかけます。前髪は、上下2段に分けて巻くことで、ラフな動きが出せ、2WAYバングのスタイリングもしやすくなります。
スタイリングは、少しウェットでカール感のある状態に、スタイリング剤をもみ込みます。セット剤は、ややセット力のあるジェルタイプがおすすめ。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【3】柔らかい甘めのフェミニンヘア
サイドに流した前髪は耳にかけるとショートっぽく、下ろすとボブっぽくなるので、ショート初心者にも◎。顔周りに動きを出すためのゆるっとしたパーマで、柔らかい甘めの雰囲気も演出。
【how to“ベース&パーマ”】
前下がりのショートスタイルがベース。前髪はリップラインまで、長めに残す。
緩くウエーブが出るように表面全体にパーマ。
担当サロン:Cocoon コクーン 表参道店 かえでさん
「40代・50代」お悩み解消が叶うショートボブ【2選】
【1】白髪カバー&小顔見えが叶う大人のショートボブ
大人の小顔ヘアは、ジグザグ前髪とふんわりショートボブで顔の面積を削る!一見、幼く見られてしまいそうなジグザグ前髪も、程よく作ればおでこをカバーして小顔効果が◎。ふんわりウェーブで骨格を包み込めば、完璧な小顔ヘアが出来上がり。カラーにハイライトを少量入れると、白髪と馴染んで目立たなくなります。
【how to“ベース&カラー”】
前髪とサイドは弱く、後頭部はややしっかりとパーマでウェーブにしてます。そうする事で、トップが潰れずに、ふんわりしますし、スタイリングも楽に。前髪は、少しジグザグに毛先をすることでおでこになじんで小顔効果が◎。
カラーは、根元6トーン、中間から毛先は9トーンのナチュラルブラウンに、細めのハイライトが、表面に少し入っていて白髪となじんでいます。
【how to“スタイリング”】
パーマがかかっているので、コテなどは不要。水スプレーで、全体を湿らせたあと、保湿のアウトバストリートメントを馴染ませてから、ワックスムースをたっぷりつけます。その後は、自然乾燥で大丈夫です。前髪の毛先は、ワックスを少量つけて、束感を出しています。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢 ゆりこさん
【2】老け見えしないひし形シルエットのふんわりヘア
叔母さんっぽくなりたくない、けど若見せで頑張りすぎてる感が出て痛くなりたくない。年相応の大人ヘアで上品かつお洒落に見えるヘアを有名サロンのスタイリストさんに提案していただきました。大人ヘアの黄金デザインはひし形シルエット!!前、横、後ろ、どの角度からも綺麗なひし形に見せることにより洗練された華やかさを演出できます。直毛さんは、必ずパーマもしくはアイロンで毛先にカールを!
【how to“ベース&カラー”】
グラデーションベースのカットに、トップだけ表面に毛流れを見せるようにレイヤーを入れます。顔周りは少し短めにするとふんわり感が出る。前髪は少し厚め&長めに取り、流せるようして動きを。
カラーは、ハイライトを仕込んだ7レベルモーブピンク。肌が綺麗に見えるから肌艶アップ効果があると共に、トレンドカラーをさりげなく明るすぎないレベルで入れることでやりすぎ感もなくおしゃれ度アップのメリットも。
【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように(軽く引っ張りながら)乾かす事でひし形のふんわりメリハリを引き出します。毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できます。前髪もふんわり横から見たときに厚みが出るようにスタイリングすることで、全体的に動きが出る。耳に片方かけることでこなれ感も出て大人らしさもアップ。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。