ヘアスタイル・髪型
2023.5.19

ロングヘア×パーマ、ふんわり感が可愛いスタイル【15選】

王道モテヘアのロング×パーマ。可愛いとクールな印象になれる髪型を掲載。顔型別や前髪あり・なしを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」のロングパーマスタイル【3選】

【1】「丸顔」ふんわり感で大人っぽいスタイル

Point

骨格、レングスに合わせて、くびれやすいレイヤーカットで軽やかな質感と毛先は少し重めにチョップカットで透け感を少し出しています。前髪は薄すぎないシースルーバング。重くせず長めの斜め前髪で大人っぽさアップしています。


【how to”カラー&スタイリング”】
ブリーチ無しで柔らかい12トーンアッシュベージュは、軽やかな質感と透け感を楽しみたい方オススメです。柔らかい質感の毛流れと色味で可愛く上品に仕上げます。ブリーチ無しのダブルケアカラー で徐々に柔らかい色味にもするのも◎。

32ミリのアイロンを使って外ハネにしたあと、フェイスレイヤーをいれてる顔まわりをリバースに巻くと、トレンドをおさえた上品なくびれヘアに仕上がります。

担当サロン:ciel(シエル)  中園祥吾さん

 

【2】「面長」おくれ毛&ゆるウェーブで印象チェンジスタイル

Point

胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。

スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ)  原田直美さん

 

【3】「ベース型」透明感抜群のカラーと抜け感スタイル

Point

カットベースは、胸下10cmのワンレングス。動きが出るようたっぷりとレイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、ふわっとした柔らかい印象にします。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのグレージュをセレクト。少しだけマットを入れることで、透明感のある柔らかい質感に。地毛風カラーで、上品な雰囲気となっています。


【how to“パーマ&スタイリング”】
スタイルのポイントでもあるセットは、34mmのコテで、中間〜毛先をリバース巻きに。表面は、細めに毛束をとり、根元からリバースに巻きます。巻きすぎないのがコツで、特に毛先は緩めに巻き、カールをほぐすと可愛く仕上がります。

セット剤は、スタイルをキープできる泡タイプがおすすめで、毛先から揉み込むようになじませ、ラフな束感をつくったら完成です。

担当サロン:S.HAIRSALON(エス ヘアサロン)  椙田蒼さん

 

「前髪あり」のロングパーマスタイル【3選】

【1】誰でも似合うふんわり感とナチュラルベージュスタイル

Point

人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたロングのレイヤースタイル。アウトラインは重めで、ゆるやかな前上がりにカット。パーマをかける場合は26〜29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転のワンカールがオススメです。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある10トーンのイルミナカラーヌードと10トーンのスターダストを混ぜて、柔らかベージュカラーにします。暗髪でもナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。


【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んでねじれば出来上がり。顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめです。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

 

【2】ちょろバングと大きめカールで大人可愛いスタイル

Point

ベースを胸上でカットし、顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。骨格に合わせてレイヤーを入れるので、多毛さんでもOK。前髪はワイドなシースルーバングに。さらに、内側を薄めにつくり、ちょろっとした髪が自然にできるようにします。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのラベンダーアッシュに。深みのある落ち着いた色味ながら、光を反射して透け感とツヤ感を与えてくれるのが嬉しい。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、毛先から内巻き→外巻きのウェーブ巻きをあごラインまで巻きます。特に、毛先の内巻きをしっかりカールづけするのがポイント。ツヤ感を与えつつ、自然な柔らかさが出るようジェルとワックスをMIXしたものを塗布します。最後に束感を整えたら完成です。

担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン)  MANAEさん

 

【3】小顔バング×ふんわりパーマで美シルエットスタイル

Point

ベースを胸上にカット。パーマをかけた時にひし形シルエットになるよう、骨格に合わせてレイヤーを入れます。前髪は眉下の長さでカットしたら、スライドカットで頰骨ラインまで繋げて、小顔バングを作ります。


【how to“カラー”】
カラーリングは、8レベルのショコラベージュをセレクト。赤みを抑えた暖色系で、柔らかさや透明感を引き出す色味になります。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、24mmのロッドを使い、アンダーセクションは柔らかめに、ミドル〜トップにかけては根元まで巻き込んで強めのパーマをかけます。前髪は自然な下ろし流しになるようなパーマを。

スタイリングは、ドライ時に顔周りを後ろ方向に流れるようにドライヤーの風を当てるのがポイント。表面は髪を持ち上げるように乾かすと◎。ツヤと毛束感の出るヘアオイルを全体に軽く塗布したら完成です。カール感をしっかり見せたい時は、ソフトタイプのヘアスプレーで仕上げても。

担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン)  長田貴良さん

 

「前髪なし」のロングパーマスタイル【4選】

【1】かき上げウェーブとラフな毛先で外国人風スタイル

Point

ランダムさをだす為に、毛先はジグザグにカットし全体にレイヤーを入れていきます。その後スライドカットでところどころに動く髪を作り、前髪はリップラインでカット。髪が柔らかく、動きが出にくい方は、全体的に緩めにパーマをかけてあげるといいですよ。


【how to“カラー”】
カラーは7トーンのディープグリーンで赤味を完全に除去。濃いめカラーに慣れたカラー上級者や、絶対に赤味を消したい方にもオススメです。


【how to“スタイリング”】
パーマなしの場合、全体の毛先を外ハネに巻いた後、中間をリバースに巻いていきます。同じ幅で取らずにランダムな量で巻くのがポイント。その後ブラシで軽くくずし、仕上げにシアバターを全体に馴染ませて完成です。巻くのが面倒な方は、ラフに乾かすだけでも可愛い外国人風ヘアになれますよ。

担当サロン:NEHAN(ネハン)  町田雄一さん

 

【2】中国美人になれるワンホンスタイル

Point

全体の長さはバストくらいにカット。ベースのカットラインは、まとまりのいい前上がりに。顔まわりと表面に独立したレイヤーをいれ、重さを残しながら動きを出します。前髪は長めにカットし、流れるように整えます。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのココアベージュをセレクト。スタイリングした時の面の美しさを引き立て、しっかり色味を入れることでツヤ感をプラスします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのアイロンで、毛先を内巻きにしてから、全体は縦にスライスをとり根元からリバースに巻きます。カールが大きめの方がかわいいので、根元からしっかりくるくると巻きつけて。バームを毛先から根元につけるイメージでなじませます。最後にコーミングをしてカールを整えます。カールがとれやすい人は、ソフトスプレーでキープさせるとグッド。

担当サロン:Violet(バイオレット)  武者ひなのさん

 

【3】暗髪とかき上げでミステリアスな美人スタイル

Point

人気のレイヤーカットで顔まわりから中間にかけてレイヤーを入れくびれを作ることでスタイルアップ。スタイリングは2wayバンクをいかし少し目にかかるようにだしてあげることで小顔効果が高まります。もちろん邪魔な時はかきあげてもOK。かき上げバングはモテ女の必需スタイル。


【how to“カラー”】
カラーは、10トーンのダークトーンカラーにグレージュとブラウンをMIXする事により、キツ過ぎない柔らかな色合い。ブラウンが入ると持ちがとても良くなります!暗めカラーとかき上げバングでミステリアスなモテヘアになります。


【how to“スタイリング”】
大きめのロッドでデジタルパーマがかかっているので、ふんわりと乾かしてバームをつけて束感をだしたら完成です。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  鳥居菜美子さん

 

【4】顔周りにもカールをつけた大人抜け感スタイル

Point

全体の長さを鎖骨下15センチでカット。表面に低めにレイヤーを入れて動きを出しやすくします。ベースの厚みを残すのが今っぽさのポイント。顔まわりのニュアンスとして、短めのおくれ毛やもみ上げを作ります。おくれ毛となじませることで、生え際の産毛を活かすことも。


【how to“カラー”】
カラーは、7レベルのモノグレージュに。黄色っぽく退色した髪色をカバーするラベンダーをMIXすることで、透明感のある柔らかい質感を叶えます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
人気の高まっているパーマスタイル。26mmのロッドをメインに、フォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりに細めのカールをつくることで、女性の色気を引き出してくれます。

スタイリングは質感重視で、重めのオイルを全体につけます。ツヤ感、束感を出しながら、ウェーブの動きのある仕上がりに。ヘアアクセは、チェーンタイプのネックレスを使用していますが、シンプルなバレッタやクリップでも。動きがつくように、ゆるめに止めるのがポイントです。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン)  一番合戦彩さん

 

「暗め」のロングパーマスタイル【3選】

【1】姫カットと黒髪で大人ウェーブスタイル

Point

ロングレイヤースタイル。全体的にレイヤーを入れて毛量調節しつつ、全体に動きが出るようにしています。顔周りは短くカットして、姫カットにしてます。前髪は長めのシースルーにして、横に流すことで若干面長のお顔をカバーしています。パーマは艶を与えながらかけられるデジタルパーマをワンカールてかけています。


【how to“カラー”】
カラーは施さず、地毛の黒髪のまま。伸びてきても、生え際のプリンも気にならないし、カラーによるダメージも気にしなくていいので、忙しくてなかなか美容室に行けない方は地毛が断然楽!


【how to“スタイリング”】
中間毛先を軽く濡らし、ねじりながらドライヤーで乾かすとカールがでます。顔周りの姫カット部分は、32ミリのカールアイロンで、軽く巻くと、より可愛いし感じになります。仕上げは、ワックスを揉み込めば完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【2】6トーンのアッシュブラウンで柔らかいスタイル

Point

ベースカットは胸くらいの長さに。アウトラインの重さを残しつつ、パーマを活かすようレイヤーで軽さを出します。前髪は、長めの頬下でカットし、サイドに流れるように調整します。


【how to“カラー”】
カラーは6レベルのアッシュブラウンをセレクト。アッシュ系ですが、くすみすぎず抜け感や柔らかさを感じさせてくれる色味です。パーマはデジタルパーマで。20〜23mmのロッドをメインに毛先を巻きます。


【how to“スタイリング”】
乾かす時に髪をねじりながらドライヤーの風を当てるのがポイント。ただ、ねじりすぎるとパーマがとれてしまうので、引っ張らないようソフトな力で行うのがコツです。スタイリング剤はオイルorバタークリームを。手ぐしを通すようになじませたら完成です。

担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン)  根岸啓太さん

 

【3】6トーンのアッシュベージュでクールな印象の大人女性スタイル

Point

ベースを胸上で前上がりのワンレングスにカットし、ローレイヤーを入れます。前髪はリップラインとアゴの中間くらいの長さで、幅と奥行き共に厚めにカットします。前髪にもレイヤーを入れ、スライドカットで調整。ひし形シルエットを作ります。前髪をこめかみあたりまでつなげることで、サイドとの馴染みがよくなり小顔見せにも。


【how to“カラー”】
カラーリングは6レベルのアッシュベージュに。クールな印象を与える寒色系の色味で、大人女性なニュアンスをプラス。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは26mmのロッドをメインに使い、ゆるめのデジタルパーマをかけます。顔周りをリバースに巻くことで、流れと動きのある仕上がりに。

スタイリングは、ばーっと乾かしてスタイリング剤をつけるだけでサロン帰りのような仕上がりに。再現性のある楽チンスタイルです。また、ナチュラルで柔らかヘアのポイントは、ドライ時にサイドの髪をやや後ろ方向に持ち上げドライヤーの風をあてること。スタイリング剤はツヤ感と毛束感のでるオイル系、もしくはヘアバター系を選んで。

担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン)  長田貴良さん

 

「明るめ」のロングパーマスタイル【2選】

【1】ベージュカラーにブルーとマット入れた透明感アップスタイル

Point

ベースカットは胸下の長さでゆるやかな前上がりに。内巻きにしても収まりやすいようにサイドにはレイヤーを。前髪は厚めのシースルーでおでこをカバーして、小顔見せ効果も出しています。


【how to“カラー”】
カラーは8トーンのベージュカラー。ベージュ単品でなく、赤みや黄みを抑えるようにブルー、マットを調合しておくことで透明感も出しやすくしています。


【how to“スタイリング”】
32mmのコテを使い、ベースは波巻きに巻いてトップ部分だけは縦巻きをミックスに。少し高めの位置からカールを出してパーマっぽいスタイリングにしました。バームとオイルを混ぜて使い、束感のまとまりと艶をだして仕上げています。

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ)  相楽千尋さん

 

【2】ツヤ感のナチュラルブラウンでパサつき抑えたスタイル

Point

胸上の長さで、ローレイヤーを入れ毛先には重さを残します。クセを活かし、パーマもキレイに見えるよう、程よい重さがあるのが鍵。前髪はリップラインの長さにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、パーマでパサついて見えやすいので、ツヤ感のあるナチュラルブラウンをチョイス。


【how to“スタイリング”】
パーマは、前髪は根元まで平巻き、全体は28mmのロッドをメインに毛先ワンカールをかけます。より動きが欲しい場合は、32mmのコテで毛先をワンカール、顔まわりはリバースに巻いても。ツヤ感の出るオイルやバームを毛先〜根元近くまで塗布します。セミウェットな質感に仕上げるのがおすすめです。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン)  紗良さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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