ヘアスタイル・髪型
2024.5.1

ロングヘア×パーマ、ふんわり感が可愛いスタイル【16選】

ゆるふわカールを最大限に活かせるロング。ロングのパーマヘアを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」のロングパーマスタイル【3選】

【1】「丸顔さん」に似合うロングパーマスタイル

Point

丸顔さんは縦の長さを強調したいので、アシメでも隙間を作ってあげて額が見えるスペースを広げる。
パーマをかけることで、直毛でストンとしてしまう人でも動きを出せます。

2

【how to“ベース&カラー”】
レイヤーを入れて、毛先に動きが出ると黒髪ロングも軽やかな印象に。
ボリュームを下に持ってくると縦ラインが強調される。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) mitsukiさん

【2】「面長さん」に似合うロングパーマスタイル

Point

顔の横にもウェーブをつけてボリュームを出すことで横のラインが強調される。

3

【how to“ベース”】
レイヤーを入れないロングならしっかりとコテやパーマで無造作ウェーブの動きを出すのがおすすめ。
前髪は目ギリギリのレングスで顔の長さをカバー。
分けて流さず真っ直ぐ下ろすとおでこの範囲が狭くなり小顔効果にもなる2WAY使用。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) mitsukiさん

【3】「四角顔さん」に似合うロングパーマスタイル

Point

骨格四角さんはエラが角張った骨格が顔を大きくみられがちなため、ふんわりウエーブで優しく見せるのがポイント。

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【how to“ベース&カラー”】
たっぷりのレイヤーで髪に動きが出るようにカット。顔周りの髪は、骨格をカバーできるように顎下ぐらいに設定しています。

カラーは10トーンのアッシュグレージュ。赤みをけして外国人風の柔らかく透明感ある髪色になります。赤みが強い方や地毛が黒が強い方はダブルカラーがオススメです。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
ケアデジタルパーマで負担を少なく低温でかける事で柔らかな潤いのあるカール感に。ミックス巻きで2回転しています。セットが苦手な方でも再現しやすいデザインです。ふんわりしたウエーブを作り、優しい雰囲気を出すのが四角顔さんにはオススメです。

スタイリングは、バームとポリッシュオイルを1:1で艶感がでるようにつけています。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん

「前髪あり」のロングパーマスタイル【2選】

【1】眉下シースルーバングのゆるウェーブロング

Point

ロングヘアのマンネリを解消したいならパーマスタイルがおすすめ。今っぽいゆるゆるっとしたカール感で、抜け感のあるリラクシーロング。下ろしても、アレンジスタイルでもお洒落になれるウェーブヘア。太めのロッドで大きく巻くのがポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。

カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32~40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。

スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】厚めシースルーバングのモテロング

Point

ふんわりロングに顔周りのハネバングと厚めのシースルー前髪のモテヘア。

【how to“ベース&カラー”】
人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたロングのレイヤースタイル。アウトラインは重めで、ゆるやかな前上がりにカット。
パーマをかける場合は26〜29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転のワンカールがオススメです。

カラーは透明感のある10トーンのイルミナカラーヌードと10トーンのスターダストを混ぜて、柔らかベージュカラーにします。暗髪でもナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。

【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んでねじれば出来上がり。顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめです。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー) 浅井 剛史さん

「前髪なし」のロングパーマスタイル【6選】

【1】デジパを使ったAラインロング

Point

デジタルパーマでリップラインから全体に1.5回転のパーマをかける。束感がでるように毛先中心にポリッシュオイルを揉み込む。

【how to“ベース&カラー”】
胸上のAラインにカット。前髪は顎ラインで顔まわりにつながるようにレイヤーをいれて軽く見えるようにカット。

ベースに細かくハイライトをいれて透明感と立体感、柔らかさが出るように。上から10トーンのラベンダーベージュでツヤ感のあるカラーに。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

【2】緩めパーマの無造作ロング

Point

髪が柔らかく、動きが出にくい方は、全体的に緩めにパーマをかけてあげるといいですよ。

【how to“ベース&カラー”】
ランダムさをだす為に、毛先はジグザグにカットし全体にレイヤーを入れていきます。その後スライドカットでところどころに動く髪を作り、前髪はリップラインでカット。

カラーは7トーンのディープグリーンで赤味を完全に除去。濃いめカラーに慣れたカラー上級者や、絶対に赤味を消したい方にもオススメです。

【how to“スタイリング”】
パーマなしの場合、全体の毛先を外ハネに巻いた後、中間をリバースに巻いていきます。同じ幅で取らずにランダムな量で巻くのがポイント。その後ブラシで軽くくずし、仕上げにシアバターを全体に馴染ませて完成です。巻くのが面倒な方は、ラフに乾かすだけでも可愛い外国人風ヘアになれますよ。

担当サロン:NEHAN(ネハン) 町田雄一さん

【3】かき上げバングの抜け感ロング

Point

パーマはデジタルパーマで。20〜23mmのロッドをメインに毛先を巻きます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは胸くらいの長さに。アウトラインの重さを残しつつ、パーマを活かすようレイヤーで軽さを出します。前髪は、長めの頬下でカットし、サイドに流れるように調整します。

カラーは6レベルのアッシュブラウンをセレクト。アッシュ系ですが、くすみすぎず抜け感や柔らかさを感じさせてくれる色味です。

【how to“スタイリング”】
乾かす時に髪をねじりながらドライヤーの風を当てるのがポイント。ただ、ねじりすぎるとパーマがとれてしまうので、引っ張らないようソフトな力で行うのがコツです。スタイリング剤はオイルorバタークリームを。手ぐしを通すようになじませたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 根岸啓太さん

【4】前髪も平巻きしたカジュアルなパーマヘア

Point

髪のクセが気になる人に朗報です。特に、顔まわりの“うねり”を活かせるのがこちらのロングスタイル。毛先にワンカールのパーマをかけるだけで、ストレスフリーな大人可愛いヘアが完成。個性を活かして、お洒落感もアップします。

【how to“ベース&カラー”】
胸上の長さで、ローレイヤーを入れ毛先には重さを残します。クセを活かし、パーマもキレイに見えるよう、程よい重さがあるのが鍵。前髪はリップラインの長さにカットします。
カラーは、パーマでパサついて見えやすいので、ツヤ感のあるナチュラルブラウンをチョイス。

【how to“スタイリング”】
パーマは、前髪は根元まで平巻き、全体は28mmのロッドをメインに毛先ワンカールをかけます。より動きが欲しい場合は、32mmのコテで毛先をワンカール、顔まわりはリバースに巻いても。
ツヤ感の出るオイルやバームを毛先〜根元近くまで塗布します。セミウェットな質感に仕上げるのがおすすめです。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 紗良さん

【5】かき上げ前髪の無造作レイヤーロング

Point

直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!どこからかき上げてもスタイルが決まるように、長さはなるべくそろえます。

【how to“ベース&カラー”】
カットはレイヤーを入れて動きを出しているため、まるでパーマをかけたように仕上がります。

カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ8レベルの透明感のあるモーブピンクでトレンドカラーをIN。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、レイヤーを綺麗に見せます。毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できます。前髪根元部分だけに奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるかきあげスタイルの完成です。朝起きて、多少寝癖があっても決まるスタイルなので扱いも簡単でおすすめです。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

【6】抜け感たっぷりパーマ×レイヤーロング

Point

ロングレイヤーにゆるっとパーマを組み合わせたこちら。抜け感たっぷりで柔らか見せを叶え、色っぽくややウェットに仕上げるのがポイント。

【how to“ベース&カラー”】
胸上レングスでベースをカット。全体にレイヤーを入れ、表面はスライドカットで動きと浮遊感を出します。前髪は、鼻先の長さでややラウンドにカットし、おくれ毛もつくります。

カラーは、6レベルのチャコールグレーに。しっかりグレー感のあるダークトーンにすることで、大人っぽい落ち着いた印象を与えます。パーマの場合、明るめだと可愛くなるため、暗めにおさえるのが◯。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜40mmのロッドで毛先を平巻き。前髪は、40mmで根元まで巻きます。

スタイリングは、8割ほど乾かしてから、重めのトリートメントオイルを中間〜毛先になじませ、手でクシャっと揉み込むようにウェーブ感を出します。パーマをかけると乾燥してパサつきやすいので、セット剤はトリートメントオイルを選んで。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

「暗めの髪色」ロングパーマスタイル【4選】

【1】ノーカラーの大人ウェーブロング

Point

カラーは施さず、地毛の黒髪のまま。伸びてきても、生え際のプリンも気にならない。

【how to“ベース”】
ロングレイヤースタイル。全体的にレイヤーを入れて毛量調節しつつ、全体に動きが出るようにしています。顔周りは短くカットして、姫カットにしてます。前髪は長めのシースルーにして、横に流すことで若干面長のお顔をカバーしています。パーマは艶を与えながらかけられるデジタルパーマをワンカールてかけています。

【how to“スタイリング”】
中間毛先を軽く濡らし、ねじりながらドライヤーで乾かすとカールがでます。顔周りの姫カット部分は、32ミリのカールアイロンで、軽く巻くと、より可愛いし感じになります。仕上げは、ワックスを揉み込めば完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【2】4レベル暗髪のウェーブロング

Point

艶にこだわる方は、4レベルの暗髪で設定します。直毛な方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちします。パーマなしの場合は簡単にコテ巻きで。

【how to“ベース”】
大人のロングヘアで大事なポイントはレイヤーを入れる場所です。顔まわりとトップに動きを作るようにカットします。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。パーマをかけずに巻く場合は32ミリのリバースとフォワードのミックス巻きに。巻いた後に荒めの櫛でほぐしていくと古臭さがなくなります。毛先、顔まわり、トップの毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できてきれいにまとまります。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

【3】7レベルモノグレージュの外国人風ロング

Point

カラーは、7レベルのモノグレージュに。黄色っぽく退色した髪色をカバーするラベンダーをMIXすることで、透明感のある柔らかい質感を叶えます。

【how to“ベース”】
全体の長さを鎖骨下15センチでカット。表面に低めにレイヤーを入れて動きを出しやすくします。ベースの厚みを残すのが今っぽさのポイント。顔まわりのニュアンスとして、短めのおくれ毛やもみ上げを作ります。おくれ毛となじませることで、生え際の産毛を活かすことも。

【how to“パーマ&スタイリング”】
人気の高まっているパーマスタイル。26mmのロッドをメインに、フォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりに細めのカールをつくることで、女性の色気を引き出してくれます。

スタイリングは質感重視で、重めのオイルを全体につけます。ツヤ感、束感を出しながら、ウェーブの動きのある仕上がりに。ヘアアクセは、チェーンタイプのネックレスを使用していますが、シンプルなバレッタやクリップでも。動きがつくように、ゆるめに止めるのがポイントです。

担当サロン:drive for garden( ドライブフォーガーデン) 一番合戦彩さん

【4】アッシュラベンダーのゆるやかカールロング

Point

艶感があり赤みを抑えるアッシュラベンダーのカラーに、表面・顔まわり・襟足にハイライトを入れて柔らかさをプラス。

【how to“ベース”】
ベースの長さ設定は美人ヘアの鉄則である“顔の等倍”にカット。アウトラインの重さを残しながら、顔まわりにレイヤーを入れます。前髪はアゴくらい長さで薄めにカットします。

【how to“パーマ&スタイリング”】
毛量の多い人、少ない人、直毛の人にはデジタルパーマを。太めのロッドで毛先を1.5回転巻いてゆるめのパーマをかけます。パーマなしの場合、32mmのアイロンで全体を内巻きワンカール。
表面を数カ所1cmくらい取り、根元付近からフォワードに巻いて柔らかい印象に。巻き終わったら手ぐしでほぐしてから、艶感の出るバームを揉み込みます。塗布する際、高い位置でポニーテールを結ぶようにするとキレイに仕上げることができます。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 菊池ステファニーさん

「明るめの髪色」ロングパーマスタイル

12レベルのマスタードベージュの柔らか印象のロング

Point

カラーは、12レベルのマスタードベージュをセレクト。黄色味をあえて加え、肌写りがよく、こなれ感のあるお洒落カラーに仕上げます。

柔らかロング

【how to“ベース”】
胸くらい長さでカットし、全体的にグラデーション、顔まわりにレイヤーを入れます。前髪は、リップラインからあごにかけてラウンドさせて切ることで、動きのある表情に。

柔らかロング

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmのロッドを使い、毛先から根本までの平巻きに。前髪は、太めのロッドでリバースに巻きます。
スタイリングは、髪が乾いた状態でドライな質感のフォームを毛先から持ち上げるように馴染ませるだけ。くしゃくしゃと揉みこんで、カールを整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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