ヘアスタイル・髪型
2024.5.12

センター分け前髪・センターパートの失敗しないコツと作り方

センター分けが似合わないと思ってる方にもおすすめの失敗しないコツと作り方をご紹介!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからセンター分けのスタイルも集めました。

センター分けを失敗させない【コツ2つ】

【1】パーマで動きを出す

パーマで動きがあるので、センターパートにもチャレンジしやすい。

ロングヘア

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】2WAYバングにしてみる

長めバングは、薄めに下ろして顔まわりの動きをつけることも、センターパートに分けもできる2WAYに。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 今野佑哉さん

【基本】センター分けの作り方

カーラーを使ったセンター分け

SALOWIN 銀座RAY店

CHIMAさん

ふんわり巻いてからサイドに分けることで、不快感0でキレイな大人ムードが完成。

  1. 前髪全体を水で濡らし、オールバックになるようにドライヤーで乾かす。
  2. 櫛で前髪を前にとかし、50mmのカーラーで前髪を内巻きに。5 ~ 10 分程放置する。
  3. 外したら、手で前髪をセンターに分けて少量のオイルを毛先にオン。

【応用】センター分けの作り方「2選」

【1】ウザめがおしゃれなセンター分け

K-two GINZAスタイリスト

谷口翠彩さん

Before

After(カット後)

\ How to/

  1. 前髪のマッシュラインを生かし、“うざったく”下ろしたスタイル。センターで分けたこめかみから前の髪に、ストレートアイロンで顔側に向けた動きをつけます。
  2. サイドを耳にかけ、ワックスをなじませながら前髪の束感を出し襟足をハネさせて、フォルムを調整。

【2】顔まわりを巻いたセンター分け

ヘア&メイク

Kanakoさん

【After】
キマりすぎていないけれど、おしゃれにしたい…そんなときにはウエット&重め前髪にまとめ髪で絶妙なこなれ感を。

【Side】

\How to/

STEP1:前髪をセンター分けにする。前髪をひと束ずつ取り、内外ランダム巻きをする。前髪のいちばん内側は外巻きに。

STEP2:パール大のバームを手のひらに広げて、巻いた前髪の毛先へひねるようになじませる。後ろの髪はひとつにまとめる。
STEP3:結び目部分から数束引き出し、ひとつ結びをほぐす。

Point

巻くことでボリュームある毛先が両頰サイドにちょうど重なり、小顔効果が!

「顔型別」に似合うセンター分けスタイル【2選】

【1】「面長さん」に似合うセンター分けスタイル

Point

顔周りのニュアンスもお洒落で色っぽいロングスタイル。パーマで動きがあるので、センターパートにもチャレンジしやすい。さらに、面長さんのカバー、小顔効果も期待できます。

ロングヘア

【how to“ベース&カラー”】
全体を胸上の長さでグラデーションにカット。パーマの動きが出やすいようにトップのみにレイヤーを入れます。前髪は、あご下3cmで長めに薄くつくります。

カラーは、8レベルのラベージュカラーに。グレージュにラベンダーをMIXしたヘアカラーは、透明感のある上品な印象で、大人女性におすすめ。

ロングヘア

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜38mmのロッドで中間から毛先を平巻きに。トップは根本まで巻き込みます。前髪は、中間からリバースに巻きます。

スタイリングは、8割ほど乾かしてから、しっとりタイプのオイルを馴染ませ、最後にシーソルトスプレー(ドライな質感をつくる)で動きを出します。セミセットな今っぽい質感を目指して。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】「丸顔さん」に似合うセンター分けスタイル

Point

長めの前髪は、サイドに流れるようにカットすることで大人っぽい雰囲気に。縦長印象を強調できるので、幼く見られがちな丸顔さんにぴったりです。

ミディアムヘア

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、胸上でやや前上がりにカット。顔まわりと表面にレイヤーを入れます。前髪は、鼻先の長さでサイドに流れやすいように。

カラーは、7レベルのフォギーベージュをセレクト。赤みを打ち消し、キレイな髪色を長時間キープできます。ツヤ感も抜群です。

ミディアムヘア

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く内巻きにするだけ。スタイリング剤は、オイルを中間から毛先に馴染ませます。セミウェットな質感に仕上がるしっとり系のオイルがおすすめですが、髪質に合わせて、ペタ毛さんは軽め、広がりやすい人は重めを選んで。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん

「レングス別」センター分けスタイル【5選】

【1】プツっとセンターバングのショート

Point

ぷつっとした前髪が印象的なこちらのスタイル。ライン感の重さは残しながら束感メイクすることで、お洒落でこなれたデザインに。すっきりかっこいいところがありつつ、柔らかな雰囲気も兼ね備えたショートヘア。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、低めのグラデーションにすることで丸みを出しつつ、ライン感を緩和。前髪は目の下3cmで真っ直ぐにカットし、角を落とすことで柔らかさがありクールに寄り過ぎない仕上がりに。

カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。定番カラーとして人気で、髪の透明感を引き出してくれます。髪色を美しく見せ、赤みをおさえてくれるのも◯。

【how to“スタイリング”】
160℃のストレートアイロンを、全体的に軽く通します。バックは、やや内巻き、前髪は、骨格に沿わせるイメージでできるとグッド。毛先からスタイリングオイルをパラパラと髪が動くように軽くなじませます。最後に、毛束を裂くか、コーミングすると束感がつくりやすくなります。

担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 山中さくらさん

【2】顔まわりに流れる髪を作ったショートボブ

Point

軟毛でトップがぺたんとしやすい細毛さん。ボブベースで地面と平行に全体をカット。つるんと丸く内に入ってほしいので、毛先はさくさくぼかしつつ、表面も少し短く切り、丸みをだす。顔まわりは鼻の下位から横に流れるように繋げてカット。

【how to“カラー”】
6トーンで暗めだけど柔かく見えるグレージュに。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで軽く表面を内巻きに。ボリュームが出やすい人はわけとって、根本の方から軽くアイロンをいれるといいです。前髪は、かきあげるように乾かし、後ろに流すようにアイロンを入れます。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

【3】アッシュ暗髪のセンターパートボブ

Point

スタイリングは、ハンドブローで乾かしますが、分け目がつかないようにふんわりドライするのがポイント。前髪は、センターパートでかき上げるイメージで。

ボブヘア

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下1cmの長さでカットし、グラデーションを入れ内側にまとまるようにしたスタイル。トップにはレイヤーを入れ、柔らかい動きを出しやすくしています。前髪は、鼻先くらいでカット。

カラーは、透明感のあるアッシュベージュに。6レベルの暗めのカラーで、柔らかさと大人見せを両立させます。

ボブヘア

【how to“スタイリング”】
最後にクリーム系のワックスを全体になじませたらフィニッシュ。
クセが気になる人や広がりやすい人は、ストレートアイロンで仕上げても。

担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん

【4】ふわっとセンターパートのミディアム

Point

ミディアムヘア+センターパートバングのグラデーションカットスタイル。前髪はセンターでフワッと立ち上がり、流れが出るようにカットしました。

【how to“ベース&カラー”】
全体にワンレングスベースで少しのグラデーションを入れています。スタイリングなしでも簡単にまとまる内巻きデザインに設定する事で、跳ねやすい長さでも扱いやすくなる様にしています。

カラーは透明感が出るようにイルミナカラーを使用し、7トーンのミルクティーベージュに。暗めで落ち着いたカラー、艶が欲しい、上品に見せたい、カラー退色も綺麗、など理想が叶うオススメカラーです!

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで外ハネ、内巻きのウェーブ、お顔まわりを流れるように外巻きにしてくびれセミロンに。前髪にはマジックカーラー32ミリを巻いて手櫛でほぐせばフワッと立ち上がる理想の前髪を作りました。全体に艶出しオイルスプレーをふれば、誰でもすぐなれる!大人気の韓国ヘアスタイルの完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん

【5】独立レイヤーの大人っぽいセミロング

Point

顔まわりにレイヤーを入れ、軽さや動きを出すのが今季のトレンドとなり、レイヤーの入れ方により洒落感に差がつきます。長めの前髪+顔まわりレイヤーで、今っぽいこなれ感のあるスタイルを実現。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下10cmでベースをカット。顔まわりに独立したレイヤーを入れ、前髪はリップラインに。さらに、顔まわりをスライドカットで調整し、ニュアンスを出しやすくします。

カラーは、8レベルのベージュをセレクト。クールでキレイめな雰囲気をプラスするので、大人の春夏カラーにぴったりです。優しく柔らかい質感にも見せてくれます。

【how to“スタイリング”】
ヘアダーメジを軽減はもちろん、ニュアンスのあるカール感づくりには、ヘアアイロンは160度の低温が鉄則。32mmのカールアイロンで、全体を外ハネ、顔まわりは内巻きにします。くっきりとしたカールではなく、抜け感のある柔らかいカールを目指します。セミウェットな質感となるスタイリングオイルで、中間から毛先、最後に根元付近になじませます。最後に手ぐしorクシでとかせるとグッド。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 根岸啓太さん

【6】センターパートの韓国風ロング

Point

前髪はセンターパートで巻いた時に流れやすいようにカット。

【how to“ベース&カラー”】
細毛で量も少なめなので毛先に厚みが出るレイヤーカットをしています。 ワンカールでも動きが出るようにとくに表面にしっかりレイヤーを入れています。

10トーンのチョコレートベージュカラーで柔らかい印象に。

【how to“スタイリング”】
38ミリのコテレイヤーに合わせて内巻きワンカールし、前髪と顔まわりはリバースで巻くことでナチュラルな韓国ヘアに。

担当サロン:ciel(シエル) sanaさん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事