ヘアスタイル・髪型
2023.6.14

耳かけボブ【実例24】軽やかな抜け感が出るスタイル

ボブから簡単に印象チェンジが叶う耳かけボブ。耳にかける仕草も可愛い♪『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「耳かけボブ」の魅力!

  • 耳にかけることですっきりとした印象を与え、また、もみあげを少しだけ残すことで抜け感をプラスすることも!
  • 前髪ありのボブは可愛い雰囲気になりがちですが、サイドの髪を耳にかければキッチリとしたイメージにもなるので変化が楽しめます。

「ストレート」×耳かけボブ【3選】

【1】長め前髪の軽い曲線美ボブ

Point

定番とも言えるのが切りっぱなしのボブスタイル。前上がりのカットラインにレイヤーを入れることで、長さをキープしたまま顔まわりの印象に軽さをプラス。

【how to“ベース&カラー”】
えり足3cmの長さで前上がりラインカットし、軽いボブベースをつくります。丸みシルエットになるようにグラデーション、動きを出すレイヤーを顔まわりに入れます。前髪は、長めのシースルーで大人女性にも◯。

カラーは9レベルのアッシュベージュをチョイス。カラーでも軽さをプラスしますが、明るくすると赤みが出やすくなるので赤みをおさえるアッシュ系にするのがグッド。透明感UPで春カラーにもおすすめです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンでカールはつけずにフラットに仕上げます。サイドバングと顔まわりは、後ろに流すように毛流れをつけても。最後に軽めのオイルを手ぐしを通すようになじませたら完成です。すっきり耳にかけても可愛い。

担当サロン:MINX ginza 2chome(ミンクス ギンザニチョウメ) 丹下海兼さん

 

【2】簡単スタイリングで決まるぷつっと感ボブ

Point

トレンドのぷつっと感ボブとインナーカラーを組み合わせたお洒落ヘア。ワンカールだけでインナーをキレイに見せられるのが魅力で、スタイリングも簡単。

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【how to“ベース&カラー”】
あご下のワンレングスでベースをカット。髪質に応じてレイヤーを少し入れ、扱いやすくします。中間から毛先にかけて毛量調整をして軽さを出します。前髪は巻いてうっすら眉毛が出る長さに、サイドバングはやや長めにカット。

耳まわりのインナーカラーは、ブリーチをしてから暖色系のベージュをオン。全体は寒色系のフォギーベージュをチョイスし、色のコントラストをUPさせます。

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【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンでワンカール、さらっと通すだけの簡単スタイリング。巻くというより通すイメージでグッド。中間→毛先→前髪の順にオイルをなじませます。オイルは、しっとり系がおすすめです。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 豊田楓さん

 

【3】大人っぽいストレートタッチボブ

Point

カジュアルになりやすい切りっぱなしボブを、大人っぽくおしゃれにスタイルアップさせたこちら。レイヤーがふんわりおしゃれな動きをつくり、トレンドのライン感はキープしたまま軽い印象を叶えます。

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【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あごギリギリの切りっぱなしボブ。動きが出るよう表面にレイヤーを入れます。
前髪は、長めのシースルーで、分けることも下すこともOKな長さとなっています。また、前髪のサイドをやや長めにすることで、こめかみがパカッと割れることもなく骨格もカバー。

カラーは、9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みを削りつつ、ツヤ感と透明感を与え、上品で女性らしい色味なので、大人世代におすすめです。

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【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、毛先はライン感が出るようにストレートタッチに仕上げます。レイヤー部分は、ほんのり内巻きにしてニュアンスをプラス。前髪はマジックカラーで。セット剤はレイヤーを活かすため、少量のオイル(重めタイプ)or バームを。内側、表面の順につけ、最後に前髪の毛先に塗布したら完成です。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 武田美奈さん

 

「パーマ」×耳かけボブ【2選】

【1】毛先ワンカールパーマの大人ピンクボブ

Point

サクッと忙しい時にまとめ髪もできるし、長すぎないので洗髪後のドライヤーでのスタイリングも時短で嬉しい。

【how to“ベース&カラー”】
人気の前下がりボブはワンレングスカットで美シルエットに。前髪を薄めに作って伸ばしたくなっても大丈夫な保険付き。

カラーは10トーンのピンクグレージュ。中明度なハイライトを月1で繰り返して、全体にグラデーションに育てていき、たまに味変なビビットな色味を薄くいれます。そうすることで、白髪をぼかして全体の色が整います。この色は、血色感がアップするのでお肌のキレイ見せにも効果抜群。

【how to“スタイリング”】
直毛の方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちします。毛先を外ハネにすることで、トレンド感も出てお洒落度抜群。乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。デザインの縁取り(毛先、顔まわり、トップの毛先)トリートメントバームをつければ、毛流れも強調できオシャレ感をつくれます。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

【2】外国人風ナチュラルカールの耳かけボブ

Point

動きが少ないスタイルにパーマの軽やかなカール感をプラス。ボブに飽きてきた人や伸ばしたいのに挫折してしまう人にイチオシ!

【how to“ベース&カラー”】
肩に当たるくらいの長さで、やや前下がりボブにカット。前髪は目と眉の長さに設定します。パーマと合わせてシースルーバングに仕上げるので、やや薄めにカットします。

カラーは9レベルのオレンジブラウンをチョイス。暖かみのある暖色系は、ツヤ感を与え、顔まわりを明るい印象にするのでwithマスクでも華やかなイメージに。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜23mmロッドで平巻きに。えり足は強め、トップの髪は、ほおラインに動きがでるように巻きます。柔らかい表情となるよう、前髪は17、20mmと太さの違うロッドを使います。髪を乾かし、ムースを全体的に塗布したら完成の楽々スタイル。外国人のような“素髪感”に仕上げたいので、ウェットになるオイルではなく、柔らかい質感となるムースタイプを選ぶのがポイント。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 秋山拳太郎さん

 

「外ハネ」×耳かけボブ【5選】

【1】ぷつっとラインの短め外ハネボブ

Point

毛先のみハネさせすぎず、ストレート気味の外ハネに巻く。

【how to“ベース&カラー”】
あご上の短めに設定し、水平になるようにカット。内巻きも外巻きもいけるように、ぷつっとラインは残しつつも、馴染むように毛先もカットしています。前髪は浅めに分けとり、薄めにつくります。

4トーンのナチュラルブラウン。一見黒髪だが、光にあたると柔らかく透ける暗めのブラウンです。

【how to“スタイリング”】
毛先を中心に、全体にオイル揉み込んで完成。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

 

【2】ピンクカラーを合わせたフェミニンなくびれボブ

Point

くびれをカットだけでなるべく再現するために、肩に当たる部分でカットしています。

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【how to“ベース&カラー”】
肩に当たる長さでカットする事で外ハネしやすいようにしています。表面に少しレイヤーを入れているので、巻いた時に動きが出やすくエアリーな感じに仕上がります。

カラーは可愛らしい雰囲気に合わせて9トーンのベリーピンクで染めています。少し紫味のあるピンクなので、褪色しても黄味が出にくくツヤがある仕上がりになります。

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【how to“スタイリング”】
サイド、バック共に上下2段に分けて26ミリのコテで巻いていきます。下の段は外ハネベースの波ウェーブ、上の段はリバースで巻いた後にオイルを全体的に馴染ませれば完成です。前後左右で上下2回、計8回巻けば終わるので慣れれば時間もかからず再現出来ますよ。

担当サロン:TheC hashimoto(ザ シー ハシモト)  橋本涼さん

 

【3】暗髪でもラフな軽さが出る外ハネボブ

Point

ラフな軽さや遊びが生まれ、簡単スタイリングで抜け感ヘアに。顎ラインでカットすることで、小顔効果も望めます。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、アゴラインの切りっぱなしボブ。前髪は、眉下のシースルーにすることで今っぽい抜け感をプラスします。

カラーは、8レベルのオリーブベージュをセレクト。透明感UPでベージュの柔らかさも兼ね備えたカラー。赤みを打ち消し、夏カラーとしてイチオシです。

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【how to“スタイリング”】
髪を乾かしてから、ストレートアイロンを首ラインに沿わせるイメージで外ハネにします。手首をかえしながら軽く通しナチュラルに仕上げます。スタイリング剤は、ツヤ感と束感をつくりやすくするスタイリングバームを後ろから塗布します。基本は毛先のみでOKですが、ボリュームが出やすい人は根元近くからつけて。

担当サロン:apish kokubunji (アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん

 

【4】インナーカラー×外ハネの旬顔ボブ

Point

人気続投中の切りっぱなしボブとインナーカラーのトレンドを取り入れ、お洒落感抜群!

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下3cmのボブ。中間~毛先を毛量調整し、軽さを出します。前髪は、眉下の長さでサイドに流れが出るようにラウンドバングにカット。

カラーは、耳上にインナーカラーを入れ、ベージュをオンカラー。赤みをおさえた柔らかいベージュとなり、くすみ知らずで春カラーにもぴったりです。

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンorストレートアイロンで、全体を外ハネにするだけ。あとは、重めのオイルをなじませ、ウェットな質感に仕上げたら完成です。軟毛さん&細毛さんは、クリームバターで仕上げるとグッド。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 豊田楓さん

 

【5】耳かけタイトが魅力の外ハネボブ

Point

柔らかい質感が表現でき、耳にかければすっきりタイトにもなるため、オンオフと切り替えが可能です。ぱつっとしたライン感でしっかりトレンドをおさえているのも嬉しい。

【how to“ベース&カラー”】
あご下のボブにカットし、耳にかけてあごラインになるようにします。前髪は、薄すぎないシースルーで、サイドバングとのバランスで洒落感がでるようカットします。

カラーは、9レベルのニュートラルなベージュをセレクト。寒色にも、暖色にも寄らない肌なじみのいいカラーリングで、どんなファッションにもマッチします。

【how to“スタイリング”】
ハンドブローだけでもOKですが、アイロンを使う場合はストレートが◯。全体を外ハネにし、もみ上げのみ前に引き出して内巻きワンカールに。もみあげは、根本からのウェーブ巻きでS字カールにしてもかわいい。前髪は、分け目がつかないよう乾かし、黒目と黒目の間の小さな三角形にアイロンを通してからサイドに流します。スタイリング剤は、軟毛さんは軽めのオイル、広がりやすい人はバームを。表面を外し、タイトになるよう内側になじませ、表面→前髪と塗布します。

担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 柏田彩乃さん

 

「前髪あり」×耳かけボブ【4選】

【1】やや重めにした前髪のキュートな耳かけボブ

Point

前髪は、ぱつっとライン感のある重めにカットしますが、奥行きと横幅を広めにすることで、面長さんのカバーにも。

【how to“ベース&カラー”】
ベースをあごラインのミニボブにカットし、毛先は質感調整で軽い表情に。前髪は、奥行き深めでぱつっとした重さを出しながら、透け感を出します。

カラーは、明るめベージュで耳周りにイヤリングカラーを施し、全体は7レベルのマロンベージュに。シンプルなベージュとこっくりとしたマロンカラーをMIXすることで、重すぎず柔らかいイメージを与えます。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、26mmのコテで、耳前の毛先を外ハネに、表面は内巻きにします。クセが気になる人は、ストレートアイロンがグッド。いつもの分け目を5mmほどずらし、トップにボリュームを出すのが鍵。軽めのワックスを毛先中心になじませ動きを出したら完成です。

担当サロン:MINX Aoyama(ミンクス アオヤマ) 清水豊さん

 

【2】ワイドバングの目力UPボブ

Point

長めのバングが、目元を強調してくれます。ワイドバングのナチュラルなミニボブ。あごラインをキレイに見せられるので、卵型さん、逆三角形さんには特におすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、えり足ギリギリの長さのボブ。耳から前は前上がりにカットし、全体に厚みを残すので広がりにくいデザインとなっています。前髪は、厚すぎないワイドバングを、目と眉の間の絶妙な長さでつくることで目力UPに。邪魔にながらにレングスもグッド。

カラーは、8レベルのチェスナットベージュに。光に透けるような柔らかさがあり、落ち着いた印象を与えます。温かみのある秋冬カラーです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンでまっすぐ下ろすイメージに。サイドは巻きすぎないように注意。艶が欲しい人やクセがある人は、表面にアイロンを入れるとおさまりがよくなります。スタイリング剤は、軟毛さんは軽めのオイルを、普通~硬毛さんは、しっとりタイプのオイルを選んで。内側からしっかり馴染ませ、最後に手に残っているものを表面につけたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

 

【3】2WAYバングのカジュアルボブ

Point

下ろし前髪なら女性らしい柔らか見せ、前髪なしで大人っぽく少しフォーマルにと、ボブスタイルでもアレンジを楽しめる優秀デザインです。前髪をつくりたいけど一歩が踏み出せない、そんな人はぜひチャレンジを!

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【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、リップラインのボブ。
前髪は、目の高さギリギリにカットした2WAYバングに。また、こめかみ部分を隠すサイドバングをつくることで小顔見せも。さらに、耳かけした時、顔まわりに落ちるおくれ毛をつくります。

カラーは、7レベルのシルキーグレージュに。グレージュからくすみを取り除き、ツヤ感と柔らかさを感じやすいカラーとなっています。

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【how to“スタイリング”】
前髪ありの場合、マジックカーラーでふんわりカールをつけます。前髪なしの場合、分け目の根元のみ軽く立ち上げます。全体はさっとストレートアイロンを通して。キープ力のあるスタイリングオイルをなじませ、目の粗いコームで全体を梳かし、束感と抜け感を出したら完成です。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

 

【4】薄めワイドバングのハイトーンボブ

Point

前髪は薄めに作っているますが少しワイドめに。耳にかけても小顔に見えるよう、サイドバングを少し長めに残して輪郭補正をしています。前髪は薄めにつくる場合は、ぱつっとラインを残すのがオススメです◎。

【how to“ベース&カラー”】
全体は切りっぱなしのぱっつんボブ。後ろはワンレングスにカット。毛量が多い方はしっかりと中の量をとって、ボリュームが出過ぎないようにするのがポイントです。

一度ブリーチした後、7トーンのミルクティーベージュをかぶせています。寒色寄りより、まろやかなお色にしたいので、補助にピンクを足すのがポイントです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを全体に軽く通します。毛先のみ軽く内巻きにして、全体にオイルをつけて完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

 

「前髪なし」×耳かけボブ【2選】

【1】すっきりクールな印象のワンレンボブスタイル

Point

ほとんどワンレングスでカットしてありまとまるボブスタイルです。

【how to“ベース&カラー”】
ワンレンボブスタイル。毛先だけ外ハネに巻くと可愛くなるスタイルになります。

カラーは、9レベルのベージュ系カラーにグレーを入れて赤みなく上品なスモーキーグレージュに。ベージュベースなので退色しても黄色くならず長持ちするカラーになります。自然光と室内での色の見え方の違いも楽しめます。

【how to“スタイリング”】
全体の毛先を32ミリのコテで毛先を外ハネにし、表面の髪を薄くとり軽く内巻きで動きをつけラフなボブスタイルに。スタイリング剤は、クリームを毛先からつけ中間部全体に馴染ませ、手くじを通し軽く耳に掛けて完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 飯塚 ゆうさん

 

【2】片耳かけの大人っぽい爽やかボブ

Point

元々の緩いくせ毛の流れにつながるよう自然なパーマをかけて、軟毛で広がりやすい髪質を梅雨時も収まりやすくしたボブ。パツッとした重みのあるフォルムにウェーブで甘さをプラス。

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【how to“ベース&カラー”】
重めのシルエットに柔らかな毛流れで“風抜け”感を 柔らかな髪質で広がりやすいくせ毛を生かして、ベースはグラデーションボブ。前髪はあごくらいの長さで後ろに流れるようにサイドにつながるレイヤーを。

「全体のフォルムは重めだけれど、毛先のレイヤーで軽やかに。サイドからバックはグラデーションカットで、後頭部に自然な丸みを出して骨格をキレイに見せます」(Rougy 渡邊健太さん・以下「」内同)

アッシュブラウンでウエーブの立体感を引き立てて 全体に暗めだけれど抜け感のある6トーンのアッシュブラウンで、ソフトな雰囲気に。

「くすみ感のあるブラウンは日本人にとって地毛に近い自然なカラー。ほんのり明るさと柔らかさが出るのでウェーブの動きが見えやすく、立体感がアップして、湿気があってもベタッとつぶれません」

【how to“パーマ&スタイリング”】
ホットパーマで柔らかな動きの大きなウエーブに ボブは湿気で広がりやすいため、元々あるランダムで緩やかなくせ毛を利用。うねりを一定に見せるために、中間から毛先にパーマをかけ、16~18mmくらいの細めのロットで中間は緩めに1カール強くらいの平巻きに。

「『Rougy』で施術しているホットパーマはデジパーよりダメージが少なく柔らかな動きが出ます」

ムースでウエーブを強調してエフォートレスなスタイルに パーマをかけた中間から毛先部分中心に全体的にムースをたっぷりともみ込んでくせとパーマのウエーブを強調。上からジェリーワックスを重ね、ウェットな質感とツヤをキープして今っぽく。

「この重ね技は、ウエーブをダレずに長もちさせながら、同時に梅雨時期の広がりを抑える効果もあります」

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FRONT

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BACK

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担当サロン:Rougy 渡邊健太さん

 

「黒髪・暗髪」に似合う耳かけボブ【4選】

【1】暗髪ツヤカラーのウェット質感ボブ

Point

外ハネボブは、程よい抜け感で可愛くなれる人気スタイルです。ウェットな質感にすれば、トレンド感もプラスされ、ツヤ感も抜群です。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、えり足ギリギリのワンレンミニボブに。顔まわりにレイヤーを入れ、前髪はシースルーにカットします。全体は重め、前髪は抜け感をつくることでメリハリのあるスタイルを実現。

カラーは、5レベルのブルーブラックをセレクト。ダークカラーでお洒落に差をつけつつ、ツヤ感UPも狙えます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンor26mmのコテで、毛先を外ハネに。首に沿うようにするとおさまりがよくグッド。前髪レイヤー(=サイドバング)の部分は、後ろに流すように動きをつけることで、前髪とのつなぎ目がパカッと割れず、顔幅を狭く見せることができます。スタイリング剤は、バームとオイルをMIXしたものを全体になじませます。ウェットな質感で、ツヤ感と束感を出したら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 蒼さん

 

【2】地毛風カラーのシンプルボブ

Point

地毛風カラーのイメージは、ビターチョコレート。こっくりとしたツヤ感で、美人度を高めてくれます。赤みをおさえているので、地毛とは違うアッシュの透け感を感じられます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングス。くびれが出やすいように、表面には薄くレイヤーを入れます。前髪は幅の狭いシースルーに。全体が重いシルエットなので、抜け感をつくりメリハリのあるスタイルにします。

カラーは、7レベルのアッシュブラウンに。地毛よりやや明るめでビターチョコレートのような落ち着いたカラーなので、明るくできない人にもおすすめです。

【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、えり足のみ外ハネにした簡単ヘア。ツヤ感を出す軽めオイルを全体にしっかりなじませます。特に、耳まわりやえり足は、しっかりめに。最後に、耳にかけ、おくれ毛を少し引き出したら完成です。タイトに仕上げるスタイルなので、硬毛さんやボリュームが出やすい人におすすめです。

担当サロン:MINX ginza central(ミンクスギンザセントラル) 知念弘行さん

 

【3】ディープラベージュの耳かけくびれボブ

Point

お肌がきれいに見える暗めカラー「ディープラベージュ」のトレンドカラーと合わせれば、一気にお洒落見えに。

【how to“ベース&カラー”】
伸ばしかけのボブをイメチェンするなら、低めのレイヤーで毛先に軽さを出すと、重すぎなくて◎。人気の外ハネにもなるのでメリハリが出ます。前髪はちょっぴりだけ垂らして触覚前髪に。

カラーは5トーンのディープラベージュで暗いけど透明感のあるお洒落な雰囲気に。ブラウンカラーにラベンダーを入れたことで、お肌の透明感もアップされてキレイ見え抜群です。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで外ハネにし、前髪は毛先にカールをつける。バームをたっぷりつけてウエットな質感に。前髪もかきあげるようにつけたら少し束でうぶ毛のように残してあげるとトレンド感のあるスタイルになります。

担当サロン:ciel(シエル) sanaさん

 

【4】黒髪×イヤリングカラーの個性派ボブ

Point

ぱつっとしたライン感を残したボブに、シースルーバングとイヤリングカラーを組み合わせた今っぽヘア。ヘアカラーのコントラストも相まって、凛とした強さを感じられます。

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【how to“ベース&カラー”】
全体をあごラインで、毛先にぱつっと感を残してカット。前髪もラインを残したシースルーに。前髪はサイドを少し長くすることで、こめかみ部分がぱかっと割れません。

カラーは、地毛の黒髪に、もみ上げのみブリーチでイヤリングカラーを入れ、ワンポイントをつくります。

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【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、カールをつけずにストレートタッチに仕上げます。重めのオイルを中間から毛先につけ、前髪は束感が出るように整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 高橋弥生さん

 

「40代・50代女性」におすすめの耳かけボブ【2選】

【1】大人上品なピンクカラーボブ

Point

派手になりがちなピンクカラーも、インナーで、ピンクを強調すれば、上品になります。また、質感をウエットにすることによって、髪のトーンも少し落ち着いて見える為、そこもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
肩ラインの外ハネミディアムレイヤー。

全体のベースは10トーンのピンクブラウン。一見明るいカラーに思われそうですが、ブラウンを入れることによりマイルドで取り入れやすくなります。耳周りと、襟足部分をブリーチして、ハイトーンの淡いピンクをインナーカラーとして入れてます。ピンク感を前面に出してないため大人でも、トライしやすいピンクカラーリングです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで軽く外ハネにしたら、オイルとバームを1対1の量で混ぜあわせ、中間から毛先にかけてなじませ最後に生え際に馴染ませます。前髪の立ち上げる根元部分には、少量のジェルを使うとよりウエット感が出て◎。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【2】ツヤ感アップ!大人のウェット質感ボブ

Point

ただ髪の毛にオイルを付けるだけだとべっとりしてしまうと思います。ヘアデザインの縁取りをバームでするだけで、べっとり感じません。

【how to“ベース&カラー”】
中明度なハイライトを月1で繰り返して、全体にグラデーションに育てていきます。直毛な方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちします。

カラーは7トーンのモーヴピンクを入れています。ハイライトにもなじんで、明るくきれいに仕上がります。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。デザインの縁取り(毛先、顔まわり、トップの毛先)にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できウェットなオシャレ感をつくれます。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

耳かけボブの「ヘアアレンジ」【2選】

ヘア&メイクアップアーティスト

笹本 恭平さん


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【1】華やかな片寄せヘアピンアレンジ

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  1. ジェルを人さし指ひとかき分程手にとり、髪全体にもみ込むようにつけ、サイドの毛は耳にかける。
  2. 前髪は後ろに流す。
  3. バームを指にとり、もみ上げの後れ毛につまむように塗る。
  4. 耳後ろにピンをふたつ平行に留める。

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\使用アイテム/

ツイギー ユメドリーミン エピキュリアン ヘアジェル

価格容量
¥4,400 35ml 

ネイルケアまでできるツヤジェル。

MiMC ONE スタイリングハーブバーム クリア

価格容量
¥3,520 8g 

植物由来成分100%。浮き毛抑制やツヤ出しに便利。手のひらサイズ。

 

【2】耳かけがクールなオールバックアレンジ

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\アレンジ前の準備/

  1. 霧吹きなどで髪全体を軽く湿らせて、2ブロックに分け、メイク中に外ハネ専用カーラーを毛先に巻いておく。
  2. 時間がない場合はドライヤーを当て、冷ましてから外す。
  3. スタイリングジェルを500円玉大手にとり、両手を合わせて指先に広げ、前髪から後ろ髪に向かってのばす。

STEP1:後ろ髪になじませるようにざっくりかきあげる
手ぐしで前髪と後ろ髪をかきあげながら膨らみやすいハチは手のひらで押さえる。頭が小さく見える効果が。

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STEP2:外ハネでくびれラインを出し軽やかに
手に余ったジェルは毛先にまでしっかりのばす。Cラインを意識して束感とツヤ感を細部にまで仕込んで。

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完成。

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\使用アイテム/

コジット PatMee.外ハネ専用カーラーby EasyStyler

価格
¥1,078

毛先を挟むだけ。コテいらずでワンカールが完成するマジックカーラー。

コスメキッチン giovanni L.A. ホールドヘアスタイリングジェル

価格容量
¥2,970 201ml

ホールド力がありながら、15種の植物エキス配合で髪や頭皮をケアする処方。1回のシャンプーですっきり落ちる。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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