バッサリ髪を切りたい!失敗しないコツとおすすめヘアスタイル【15選】
髪をバッサリカットするならショートかボブがおすすめです。旬顔になれる髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。また、バッサリが失敗しないコツを人気美容師さんが教えてくれました!
バッサリカットでも上手くいく【コツ】
Point
・理想のヘアカラーやスタイルを伝えるために、雑誌の切り抜きや画像を持って行くと◎・ここが好き、ここはダメ…など、好みのポイントをより明確にするために、数枚あるとベスト!
・新しいサロンへ行くときは、あらかじめHPやSNSをチェック
・自分の好きなスタイルと美容師が好き、得意とするスタイルが一致することが“理想のヘア”を手に入れるキーポイントとなる
「どんなヘアスタイルやヘアカラーが理想なのか、どんな雰囲気が好きなのかを分かりやすく伝えるためには、雑誌の切り抜きや画像を持っていくのがベストです。この画像の顔周りは好きだけど、前髪は好きじゃないというように、ここは好き、ここはダメと…ポイントがあると思います。そのため、数枚あったほうがベターです。
また、新しいサロンへ行く場合は、はじめにHPやSNSでどんなヘアスタイルをつくる人なのか? をチェックしてみてください。美容師にも好きなスタイル、得意とするスタイルがあります。自分の好きと、美容師の好き、得意が合致すれば、失敗する確率も低くなりますし、この人こそ! と思う美容師と出会えるきっかけにもなります。そのためか、担当の美容師のお客さん同士は、雰囲気が似ていることが多いんですよ」(いしまさん)
バッサリいきたい方におすすめ「ベリーショート」【5選】
【1】オン眉+カールをつけたキュートな印象のベリーショート
【how to“カット”】
- 個性が際立つオン眉ショートのこなれ感ヘア。えり足ギリギリに長さでカットしたマッシュショート。
- 全体に動きが出るようにレイヤーを入れます。
- しっかりおでこを出したオン眉バングは、ややラウンド状にカットします。
【how to“スタイリング”】
- 全体をオールバックに乾かし、前髪ともみ上げは細い毛束を取り、ストレートアイロンでゆるめに巻きます。
- 前髪はフルバングで下ろすとキュートな印象になるため、やや上げることで大人らしさを演出。
- ウェットな質感をつくるならジェルがイチオシ。ジェルといっても、固まるタイプではなく“みずみずしい質感”になるタイプを選んで。
- 根元付近からつけてコームでタイトにしてから、前髪ともみ上げをつまんで引き出し整えたら完成です。
担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 津田恵さん
【2】大人女性に似合うマニッシュショート
【how to“ベース&カラー”】
- トップに分け目がない、ショートスタイル。
- カラーは、まず全体が14トーンになるように、明るくし、そのあと、ブリーチで17トーンになるくらいのハイライトを入れながら、ベースとなる部分には10トーンのグレージュをのせる。ハイライト部分には、最後に、ベースベージュをのせて、透明感を出す。ハイライトも細かく入れることで、目立ちにくく白髪がなじみ、全く気にならない状態に。
【how to“スタイリング”】
- しっかり髪を濡らし、保湿のトリートメントをつけた後、ドライヤーで、後ろから風をあてて、トップがふんわりするように、乾かす。
- バームにオイルを少し足して、よく混ぜてから、髪全体になじませて、終了。アイロンなどで巻かなくても、スタイルが決まるのでお手軽なスタイル。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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【3】オールバック風ハンサムショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪長めのショートレイヤースタイル。
- カラーは、ベースは9トーンのアッシュブラウンに、14トーンのベージュのハイライトをたっぷりと入れて、白髪をぼかして隠す。
- ハイライトが沢山入ることで、おしゃれなスタイルになるので◎。また、透明感とニュアンスを出すことで、顔も明るく見えるのでおすすめ。
【how to“スタイリング”】
- ポマードに、オイルを混ぜて、手のひらでよく混ぜてから、全体に馴染ませる。
- 前髪の根元に押しつけるように、スタイリング剤をつけて、立ち上がらせれば完成。ウエット感の中に、きちんと束間も出るので、きれいにまとまり、動きのあるスタイルとなる。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【4】丸みが可愛いマッシュ系ベリーショート
スタイルのポイント
- マッシュ系に丸みのあるスタイリングがポイント
- 直毛さんはグラデーションカットでボリュームのある丸みで顔型ににあわせる
- 大きめのワンカールパーマもオススメ
前髪カットのポイント
- 幼くなり過ぎないように下ろした前髪に
- 目にかかる長さにカットして、流してもOKな2wayバング
- ワンカールをつけて下ろしていますがサイドに散らしてもOK
- 長め前髪で毛先を軽くすることで「おでこ」も見えるのでヘアに高さが生まれ似合いやすくなる
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【5】重めバングの丸みベリーショート
スタイルのポイント
- 大人マニッシュショート
- サイドは耳が出るくらいスッキリし、襟足も刈り上げないギリギリの長さでタイトに
- 重めでも前髪の毛先には軽さを入れ流しやすいようにもし、おでこを完全にカバーすることで四角感を払拭
- スタイリングで束間を出すことで、毛量の多さが気にならないように
前髪カットのポイント
- 目の上ギリギリの長さでなるべく重くする為に奥からオン眉の前髪を作る
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
ハンサムな雰囲気にチェンジできる「ショート」【5選】
【1】スタイリッシュなツヤ感ショート
【how to“ベース&カラー”】
- グラデーションベースの丸みショート。ツヤ感を出すため、ノンレイヤースタイルに仕上げている。
- 前髪は目ギリギリの長さで、バランスよく透けるよう狭めに設定。
- カラーは、ツヤ感と柔らかさを表現するトパーズブラウンに。落ち着いた色味で暖かみを感じるので冬にもオススメのカラーリング。
【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かし、オイル、もしくはヘアバームをなじませる。ウェットな質感にするとツヤ感が出ておしゃれに。全体の質感が同じになるようにつけるとグッド。
- よりツヤ感や後頭部の丸みは欲しい場合は、ストレートアイロンをさらっと通しても◯。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん
【2】無造作感がおしゃれなマニッシュマッシュショート
【how to“ベース&カラー”】
- 丸みのあるマッシュレイヤーショートを作るために、トップはボリュームレイヤー、ベースはグラデーションカットで全体に動きを出すようにカット。
- 元々少し癖がある髪質なので、それを活かすために束間を出すようにしている。
- カラーは、根元は7トーン毛先は9トーンのインディゴブラウンで赤みが出にくい優しいブラウン。洋服との相性もいいのでおすすめ。
【how to“スタイリング”】
- バームを大豆1粒ほどを手に取り、手のぬくもりでしっかりと温めて手のひら全体に伸ばす。
- それを、髪にくしゃっと馴染ませて、顔周りの毛先をすっと前に流すようにつけてあげると束間が出て、シルエットのきれいな動きのあるスタイルが出来上がる。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 斎藤美紀さん
【3】シルエット綺麗な清楚でクールなショート
【how to“ベース&カラー”】
- 黒髪だと重たくみえるし、明るすぎてもお仕事や、学校ではダメという方、暗いけどほんのり色味が入っておしゃれな明るさが人気!8トーンのココアラベンダーカラーで艶感をたっぷり出し、落ち着いた大人ヘアに。
- カットは全体的に丸みを作りながら、動きも出るようにレイヤーを入れて、多少長さにばらつきを出しますが、まとまり感も出したいのでほどほどに。
- 前髪は目の上ギリギリのシースルーが大人っぽさが出るのでオススメ。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、分け目をぼかすように根元を立ち上げながら乾かす。
- スタイリングはヘアバーム、オイルを使い、もみあげ、襟足はたっぷりと付け、トップは根本からふんわりつけます。毛先を摘んで毛流れを作ると動きが出てメリハリがつく。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 菅原 英さん
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【4】長め前髪のマッシュハンサムショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットはマッシュスタイル。前髪を頬骨の高さに設定し、サイドと平行ラインで繋げる。
- バックのウェイトラインは低めにして、丸みのあるシルエットに仕上げる。
- カラーリングは、8レベルのピンクブラウンに。ほんのりピンクを感じさせるブラウンが、肌を明るく見せながらツヤ感を引き出す。色落ちしてもキレイが続くので、リピーターの多い人気色。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、全体を丸みがつかないように通し、前髪はリバースに流す。
- 重めのオイルを4プッシュほど、ボリュームダウンさせるよう内側からつける。スタイリング剤の塗布量が多めなので、必ず内側からつけるのがコツ。手に残ったものを前髪、表面になじませたら完成。髪がぺたんとしやすい人は、スタイリング剤をオイルとバームをMIXしたものに変えるとグッド。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 雲林院優さん
【5】長め前髪×暗髪の旬顔ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪をほおの長さに設定した前上がりのハンサムショート。バックに重さと丸みが出て、女性らしい美シルエットをつくる。
- また、サイドの髪が自然に流れるようにカット。丸みのあるフォルムなので、クセによるボリューム感も活かすことができる。
- カラーは6レベルのブルージュをチョイス。アッシュ系の色味できれいめ印象を与え、地毛では表現できない透明感と抜け感のある仕上がりに。また、暗髪は伸びてもプリンにならないのも嬉しいポイント。
【how to“スタイリング”】
- ハンサムショートでも、乾かす時にオールバックにしないのが鍵。後ろから前に向かって、前髪は前に下ろすようにドライヤーで乾かす。
- 乾いたらストレートアイロンで、抜く時に後ろにすっと流すようにワンカール。束感の出るオイルを全体につけてから、オールバックにかき上げる。
- 前髪が自然に立ち上がることで、柔らかい髪の動きに。立ち上がりが足りない場合、ドライヤーで調整を。
担当サロン:lora.garden (ロラ ドットガーデン) 井上珠実さん
ハードル低めだけどイメチェンできる「ボブ」【5選】
【1】ライン感が魅力の切りっぱなしボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットは、あご下1cmの長さでやや前下がりの切りっぱなしボブに。ライン感を残しつつ、量感調整で毛先の軽さを出す。
- 前髪はシースルーにカットし、骨格に合わせてサイドバングをつくる。
- カラーは、ツヤ感のあるオレンジベージュを8レベルで。暖色系の暖かさとベージュの柔らかさを両立させる色味で、肌なじみがよく、肌色をキレイに見せてくれるのも◯。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、ストレートタッチの外ハネに。
- しっとりまとまる保湿系のオイルを髪に軽くなじませ、櫛でとかしてスリークヘアに仕上げる。
- お洒落にするには、コーミングで細めの束感を作ることをお忘れなく。
担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン) 田中双葉さん
【2】オレンジ系カラーの切りっぱなしボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースは、あご下2cmの切りっぱなしボブに。プツッとしたライン感を残すのが鍵。
- 毛先は内巻きにも外巻きにもしやすいように、毛量を軽めに調整。
- 前髪は、ライン感を残したシースルーバングにして、サイドバングをつくる。
- カラーリングは、9レベルのオレンジベージュをセレクト。暖かみがあり肌なじみがよく、優しい印象を与える。ツヤ感を出してくれるので、乾燥が気になる季節におすすめ。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、やや外ハネに。カールをつけない方がお洒落に決まる。
- 重めのオイルを全体(特に内側は多め)につけ、手に残っているものを前髪の毛先に塗布したら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 武田美奈さん
【3】柔らかニュアンスのくびれボブ
【how to“ベース&カラー”】
- アンダー10トーン、暗くしすぎず透明感が出るように9トーンのグレージュに6トーンのマットを少し混ぜることによってほどよく赤みを打ち消したグレージュに。肌馴染みが良く、1トーン肌の色が明るく見えるようなカラー!
- カットは表面にレイヤーを施し、人気のくびれボブに。ひし形シルエットを作るため、くびれを首のあたりで作り全体のシルエットをキレイに見えるように。
【how to“スタイリング”】
- 表面に入れたレイヤーを入れているので、全体を外ハネ巻き、表面を内巻きのワンカールで巻くだけで動きが出る。
- スタイリングオイルはサラッとつけるだけの簡単スタイリング。
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 小嶋 康平さん
【4】シースルーバングの軽やか外ハネボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットは、あご下2cmの切りっぱなしボブ。外ハネにまとまるようグラデーションを入れ、表面に入れたレイヤーがふわっとした抜け感とくびれをつくる。
- 前髪は眉毛下でぱつっとラインを残したシースルーに。額の広さに合わせ前髪の長さを調整するのがポイント。丸顔さんは長めに、クールな顔立ちの人は短めにすることで、雰囲気をコントロールできる。
- カラーリングは、ブリーチ後にピンクベージュをオンカラー。透明感のあるベージュにピンクのニュアンスを加え、女性らしい印象に。ファッションを選ばず、万人に似合わせやすい色味。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで毛先を外ハネにして、表面のレイヤーはアーチを描くようにゆるい内巻きに。
- ヘアオイルを髪全体になじませて、束感を整えたら完成。ボリュームが出やすい人は重めのオイルで、軟毛の人は軽めのオイルを少量ずつ塗布して、セミウェットな質感に仕上げて。
担当サロン:NEUTRAL DOOR(ニュートラル ドア ) 小島夏生さん
【5】イヤリングカラーをプラスしたおしゃれに差がつくボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あご下3cmで前下がりのワンレングスにカット。
- 前髪は目にかからない長さのシースルーに。
- サイドバングはおでこの丸みに合わせて、ラウンド状に繋げることで、顔まわりを引き締め顔型をカバー。目元の印象も強調。
- カラーは、イヤリングカラーを耳上のみ13レベルのベージュで、全体を5レベルのベージュブラウンに。髪全体を明るくしなくても顔まわりのアクセントが、ワンランク上のお洒落感をプラス。また、同系色に統一することでこなれた雰囲気にも。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのカールアイロンで毛先をさらっとワンカール。
- 艶出しスプレーを全体に塗布してから、ほぐしながらバームをつけます。手に残っているものを前髪と髪の表面につけたら完成。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 花岡瑠斗さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1989年新潟生まれ。女性ならではの空気感で、言葉では言い表せない絶妙なイメージを汲み取り、トレンド×ライフスタイルから提案する“まりこアレンジ”が多くの支持を集める。