ヘアスタイル・髪型
2024.12.9

「セミロングパーマ」ゆるふわニュアンスが可愛いスタイル

パーマで動きをを付けたセミロングの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。コテで巻いたようなラフなウェーブのパーマや毛先ワンカールでナチュラルにニュアンスを付けたパーマなど、大人女性におすすめのスタイルです。

「前髪あり」セミロングパーマ【3選】

【1】幅広前髪の柔らかパーマセミロング

Point

柔らかい雰囲気にしたいなら、パーマが一押しです。ふわっとした顔まわりのニュアンスが可愛いセミロング。前髪は、ワイドでやや重さを出すことで、可愛さ倍増です!

セミロング

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、鎖骨下のワンレングス。表面から中間にレイヤーを入れ、動きを出しやすくします。前髪は、眉下の長さで、やや幅広に。サイドにかけてラウンドさせてカットします。

カラーは、8レベルのアッシュベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消す人気色で、動きのあるスタイルと好相性。透明感も特徴で、色が落ちてもキレイな色が持続します。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜26mmのロッドを使い、毛先から2回転半巻き込み、コールドパーマをかけます。

スタイリングは、毛先は少しウェットな状態まで乾かしたら、スタイリング剤を揉み込みます。動きを出しつつツヤ感も欲しいので、ヘアオイルとクリームワックスを混ぜたものを、しっかり手の平に伸ばしてからつけて。前髪は、ブローもしくは、アイロン仕上げでも。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

【2】重めぱっつん前髪のワンカールパーマセミロング

Point

レイヤースタイルのセミロングに、パツっと重めの前髪で目元にアクセントをつけたスタイル。もみあげのおくれ毛がかわいいポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
韓国でも人気が広がってきているぱっつん重め前髪と、もみあげにアクセントをつけたセミロングのレイヤースタイル。アウトラインは前上がりにカット。パーマをかける場合は26~29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転の外ハネワンカールがオススメです。

カラーは透明感のある10トーンのラベンダーグレー。柔らかな透明感にします。ナチュラルだけどカッコかわいい女性にします。

【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで外ハネになるよう毛先をおさえたら出来上がり。もみあげのおくれ毛はアクセントになるので、バームワックスで束をつくるのがおすすめです。前髪に少し丸みをつけて毛先にバームワックスをつけ、櫛を通せば一気にカッコかわいいスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

【3】アシメバングの根本パーマセミロング

Point

短めの前髪なので生えクセなどは影響をうけやすいので注意。ぱっつんよりも少し大人な印象になるように斜めのアシメに切るのがポイント。

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【how to“ベース”】
元々黄金比といわれるひし形、他の顔型のかたよりもそのままお顔を出しても◎流行りのヨシンモリスタイルに少し人と違うオン眉前髪でおでこに丸い印象を与えてあげると自然とバランスが取れて可愛さアップ。根本もパーマかブローでふんわりさせてバランスが取りやすいスタイル。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

「前髪なし」セミロングパーマ【2選】

【1】ゆるっとパーマの色っぽセミロング

Point

顔まわりにレイヤーを入れ、ニュアンスのある動きとリバースに流れる毛流れをつくるのがポイント。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、全体をグラデーションで、重さを 残しつつ動きを出しやすくします。顔まわりは、レイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、レイヤーで繋げてニュアンスが出るように。

カラーは、10レベルのナチュラルバイオレットブラウンに。青みのあるバイオレットをプラスしたくすみブラウンで、柔らかな質感と透け感を演出します。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26mmのロッドをメインに、毛先ワンカールのデジタルパーマをかけます。

スタイリングは、7割ほど乾かしたら(根元は完全にドライな状態)、髪をリバースにねじりながらドライヤーの風を当てます。毛先までドライしたら、スタイリングオイルを毛先になじませます。最後にドライヤーの風で全体を崩した後、シルエットを整えたら完成。

担当サロン:Sui表参道(スイ オモテサンドウ) 坂口勝俊さん

【2】美人印象上がるワンカールパーマのセミロング

Point

パーマはレイヤーに沿ってワンカールを、デジタルパーマでしっかりしたワンカールがオススメです。

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【how to“ベース&カラー”】
人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたセミロングのレイヤースタイル。アウトラインは内巻きでまとまりを出します。前上がりにカット、トップは毛が落ちる位置を計算して(顎ラインでくびれがでるように)レイヤーをいれます。

カラーは透明感のある11トーンのイルミナカラーヌードと8トーンのコーラルを混ぜて、柔らかいオレンジベージュです。11トーンのベージュベースで透明感と流行りのオレンジ合わせれば、ナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。

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【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで束間を出したら出来上がり。顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめです。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

「カール感別」セミロングパーマ【3選】

【1】コテ巻き風ウェーブのセミロング

Point

ふわっと薫風になびくパーマスタイルはいかが?コテで巻いたようなラフなウェーブが再現でき、色っぽく女性らしいヘアスタイルを実現します。

セミロング

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下5cmmでカットし、全体的に軽さを出すレイヤーを入れます。顔周りはほおのあたりから動きが出るようにオンレイヤー。前髪は目の下の長さで作ります。

カラーは、11レベルのアッシュラベンダーベージュをチョイス。くすみやすいアッシュ系にラベンダーをMIXすることでなじみのいいベージュカラーが完成。パーマの柔らかさを引き立ててくれるヘアカラーです。

セミロング

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜25mmのロッドで根本まで平巻き。前髪は、太めのロッドで根本が立ち上がるように巻きます。

スタイリングは、軽めのオイルをなじませてからドライヤーで8割ほど乾かします。クシャっと乾かすとグッド。最後にマットな質感に仕上がるシーソルトスプレーを毛先からもみ込んだ完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん

【2】ゆるめウェーブのセミロング

Point

ウェーブスタイルを少しクールに大人っぽくするスタイルです。シースルーバンクでも、トップの毛流れで、ボリュームを出せば、大人に似合う雰囲気が出ます!

【how to“ベース&カラー”】
セミロングのウェーブスタイルです。リップラインくらいの位置からレイヤーを入れ、ゆるめのウェーブパーマをかけています。きれいな卵型の骨格なので、耳にかけても可愛いスタイルです。

カラーは、9トーンのナチュラルブラウンで、全体染めにしています。

【how to“スタイリング”】
髪を水でしっかり濡らし、タオルドライ後に、ワックスムースを全体に揉み込んでいきます。その時、前髪を薄めに垂らし、それ以外は、後ろにかきあげるように、毛流れをつくります。この前髪のつくり方は、産後の産毛で悩んでいる方にもオススメ!ハードジェルとオイルを手のひらで混ぜ合わせ、もう一度、薄く垂らした前髪以外をかきあげるように、根元からつけていきます。最後に、オイルを前髪の中間から毛先に指先でつけ、耳にかけて完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【3】ニュアンスカールのパーマセミロング

Point

毛先に柔らかなニュアンスカールがでるようなパーマスタイル。

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【how to“ベース”】
抜け感のある軽めの前髪と顔まわりのレイヤーで丸顔を補正。サイドバングカットで小顔効果アップ。
黒目と黒目の内側を眉下でカットし、奥行きは浅めにとり、カットする。サイドバングはフェイスラインが隠れるように自然に繋げていくのがポイント。少しアシメ調にスタイリングすればお洒落に決まる。

【how to“スタイリング”】
オイルとバームを1:1で混ぜ、全体に手ぐしを通してスタイリング。
手に余った分で最後に前髪とサイドバングに軽くつけてあげ、輪郭を隠すように整える。

担当サロン:SHEA(シア 表参道)  高遠 翔馬さん

「黒髪系」セミロングパーマ

Point

カラーは6レベルのアッシュグレージュに。赤みをしっかりおさえつつ、ダークカラーながら透け感をほんのり感じることができます。コロンとした弾力のあるカールがツヤ感を引き立て、ピュアな女らしさを演出。動きの出にくい直毛さんや重くなりがちな多毛さんでも、憧れのふんわりヘアに。ベースにあえて残したライン感も今っぽいセミロングです。

【how to“ベース”】
全体を鎖骨下3cmでカットし、顔まわりにレザーでレイヤーを入れます。レイヤーの軽さとレザーの質感で、より柔らかく、なめらかな動きを出しています。前髪はリップラインで切り、レイヤーとつながるようになじませます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは細めのロッドで毛先にワンカール、ホットパーマをかけます。薬剤を弱めにすることで、ダメージレスでコロンとしたカール感に。スタイリングは、8割ほど乾かしたら、左右2つに分け、耳の高さでねじりながらさらにドライヤーで乾かします。セット剤は軽めをチョイスし、トリートメントミルクか、ライトなオイルを。毛先から中間に揉み込み、手に残ったものを前髪に軽くつけ、毛束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:Rougy (ロージ) 江良栞さん

「年代別」におすすめのセミロングパーマ【3選】

【1】「20代」におすすめのウルフミックスパーマヘア

Point

ウルフレイヤーの段ごとにパーマをかけたスタイル。

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【how to“ベース”】
無造作にちらしてボリュームを出せるので顔型を選ばずに合わせができます。前髪は流せるように少し斜めにカット。おろしてもいいように少し薄めの前髪を内側に作り2WAY使用に。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

【2】「30代」におすすめの韓国風パーマヘア

Point

全体はあまり段を入れすぎずパーマで柔らかな動きを出すのがポイント。櫛でとかすと女神さま(ヨシン)のような柔らかいウェーブが簡単に出る。

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【how to“ベース”】
頬骨に沿わせることで隠しすぎない小顔効果がでて、結んでもこれがあるとかわいい♪
前髪の横のおくれ毛(エギョモリ)を作って毛流れを立体的に出すのがポイント。
韓国ヘアなので前髪は比較的薄め。自然に毛流れがでるように黒目の位置からやや斜めに切ってアシメに。直毛の方は前髪パーマもオススメ!

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョ) 浅井 剛史さん

【3】「40代」におすすめのダメージレスパーマヘア

Point

大人がインナーカラーに挑戦するなら、明るさのコントラストが低いと馴染みやすいので、取り入れやすいです。そのかわり、範囲を広くとりバイカラーのようにに入れると、インナーのカラーがはっきりとわかるのでおすすめです。強めのデジタルパーマはセルフケアでダメージレスに。

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【how to“ベース&カラー”】
ロングレイヤーに、ワンカール強のデジタルパーマをかけたスタイル。

カラーは、サイド(こめかみの位置)からバックの襟足にかけて、インナーカラーをしています。ブリーチを使わないカラーリングで髪のダメージを最小限に。ライトナーで明るくしたあと、12トーンくらいに仕上がるように、ナチュラルブラウンでオンカラーをしています。強めにかけたデジタルパーマも、毎日のセルフケアで髪をいたわることでパサつきなども抑えられます。

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【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけ、ドライヤーで乾かします。全体的に乾かしながら、指でクルクルと巻きながら乾かすとカールが簡単にできます。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

セミロングパーマにおすすめの「ヘアアレンジ」【3選】

【1】玉ねぎ風ポコポコ結び

ALBUM GINZA スタイリスト

Ayanoさん

結び目にざっくりした毛束巻きつけワザを入れ込み、毛束は間隔を開けた結び目でたまねぎっぽいフォルムに。いろんなテクをミックスさせたアレンジは、一見難しそうだけどやってみると意外にもできちゃうかも!?

\How to/

STEP1:サイドをねじって入れ込んだひとつ結びを作る
1.ストレートアイロンで表面だけ軽く波巻きにしてから、バームをひとすくい手に広げて髪に馴染ませておく。両サイドの耳より前の髪を残し、それ以外の髪は後ろでひとつ結びに。
2.残しておいた髪を軽くねじりながら結び目の上に巻きつけ、結んだゴムに毛束を入れ込んで留める。
3.結び目を押さえながら、後頭部の毛束を少しずつつまみ出してふんわりさせる。

STEP2:毛束を玉ねぎフォルムにする
結んだ毛束は3cm程の間隔を開けてゴムで結ぶ。結び目の間の髪を指で少しずつ横につまみ出し、ふっくらさせる。上から順に引き出すのがポイント。この後にリボンを巻き付けるので、形がいびつでも問題ナシ!

STEP3:リボンを巻きつける
リボンは1mくらい用意。一番上の根元に巻き付けてから片側だけリボン結びにしてから、少しずつずらして結び目に巻きつけていく。巻きつけ終わりは軽く結ぶだけでOK。ランダムに巻きつけた方が頑張りすぎた感じがせず、こなれた雰囲気になる。

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【2】いつもと違う不規則なポコポコアレンジ

Door アシスタント

詩織さん

Point

「パーマをかけているので、スタイリング剤を多めにつけてツヤとまとまりを出すのがアレンジ前の下準備。編みアレンジもいいですが、たまには変わったやり方に挑戦してみるのも楽しいですよ」(詩織さん)

STEP1:スタイリング剤をつけて3箇所を結ぶ
パーマヘアは髪を濡らしてからムースをもみ込んでパーマ感を出し、オイルをなじませてツヤ感をアップ。パーマヘアでない場合は、オイルのみでOK。ハチ上をハーフアップにしてから、ハチ下は左右に分けてそれぞれ結ぶ。3箇所を近い位置で結んで。

STEP2:毛束をゴムでぐるぐる巻きに
シリコンゴムを使い、毛束をランダムに結ぶ。ゴムの幅や角度が不規則になるようにゴムを通して。このくらいの長さで、1本の毛束にゴムを3つ使用。

STEP3:ゴムの間の髪を引き出す
毛束を押さえながら、もう片方の手でゴムの間の髪を適当に引き出していく。大胆に引き出すところもあれば少しのところも作り、均一にならないようバランスを見ながらランダムに。最後にヘアアクセを飾ってフィニッシュ。

※今回は毛束をすべて結んでから引き出したが、「少しずつ結んで→引き出す」と細切れにした方が初心者は作りやすい。

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【3】ウェーブベースが可愛い三つ編み

K-two青山店 チーフ

三田 知花さん

タウンモリは韓国語で「おさげ」という意味。無造作感が可愛い。

STEP1:波巻きにする
全体をストレートアイロンで波巻きにします。

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STEP2:スタイリング剤を付ける
スタイリング剤を髪全体にまんべんなく付けます。

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今回はmm(ミリ)のクリームバターを使用しています。

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STEP3:ジグザグ分けにする
真ん中をジグザグにしてして二つに分けます。

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STEP4:三つ編みをする
片方ずつ三つ編みしていきます。

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逆はダッカールなどで留めておくと、反対側の髪と混ざらないので◎。

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STEP5:ほぐす
毛先をビニゴムで留めたら。

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結び目部分を押さえながら崩します。

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STEP6:顔周りと毛先を巻く
最後に顔まわりを波巻きにして。

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結んだ毛先もアイロンを当てて完成。

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完成

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後ろから見ると。ほぐすことで、ふんわり感がとっても可愛い。

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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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