ヘアスタイル・髪型
2020.11.4

【王道のみ】いつの時代も「人気」な、20の髪型

トレンドに関わらず、いつの時代も、誰からも好感度の高い「王道の人気ヘア」とは?その特徴は「ひし形フォルム」「ストレート」「内巻き」「ツヤ感」の4つ。この要素が入っている髪型は男女共にウケが良い愛されヘア!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから、普遍的なかわいい・美人を作る髪型をご紹介。

時代やトレンドに左右されない「王道人気」な髪型のポイント4つ

【1】ひし形フォルム

HAIR SALON FOCUS マネージャー

篠塚 純さん

どの長さでも、どの顔型でも「ひし形」が王道の美シルエット

「ショートヘアだけでなく、ミディアムでもロングでも、ベストバランスとされているのが“ひし形”です。どの顔型でも、全体のシルエットがひし形になるように整えて仕上げていくことがポイントになります」(篠塚さん)


【2】ストレート

パーマやウェーブもかわいいけど、万人からの好感度が高いのはやっぱりストレート!ナチュラルで素髪っぽい雰囲気は誰からも愛される王道ヘア。ツヤ感も出やすく髪が綺麗に見えるスタイルです。

【3】内巻き

外ハネやMIXウェーブに比べるとやや控えめな内巻きは巻き髪の中でもナチュラルな印象が人気。ストレート感を残した内巻きワンカールやふんわりとしたシルエットが魅力的。

【4】ツヤ感

ウェットまでいかないツヤ感は誰から見ても清潔感があり美髪の条件。天使の輪は時代を問わずいつだって憧れですよね。ツヤのある髪はそれだけで素敵に見えます。

【ショート・ショートボブ】人気の5スタイル

【1】<ひし形・ストレート>最大限小顔に見える美フォルムショート

丸顔さんもチャンレジしやすい、王道のひし形ショート。 ひし形シルエットで美人ヘアをつくるだけでなく、最大限の小顔効果が望めるショートボブ。 目尻からフェイスラインに落ちる“毛束”をつくることで、輪郭をキュッと締めることが鍵に。

全体のシルエットと顔まわり、両方がひし形となっていることも美バランスヘアのポイントです。
前下がりベースで、洗練されたシャープなイメージに。トレンドのシースルーバングの程よい透け感も抜群です。髪質を問わないデザインなので、丸顔さんはぜひチャンレンジしてみて。

【How to ベース&カラー】

  1. アゴラインの長さ設定で、前下がりのショートボブにカット。ウェイトラインを低めにして丸みのある後頭部帯にすることで女性らしさを演出。
  2. 前髪は目にかかる長さで下ろし流しに。
  3. カラーは10レベルのベージュ系をチョイス。赤みやオレンジを抑えつつ、くすみ知らずで柔らかい印象に仕上げます。

【How to スタイリング】

  1. ドライ後、全体をストレートアイロンで仕上げます。表面をふんわりCカール風に仕上げると美シルエットに。
  2. ウェットな仕上がりのヘアオイルを全体的に馴染ませます。ポイントは内側にもしっかり塗布すること。内側にしっかりつければ膨らみも抑えられます。
  3. 最後に、顔まわりの毛束感を整えたら完成です。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上晃輔さん

 

【2】<ひし形>タイトなひし形シルエットの黒髪ヘア

小顔見せの王道とも言えるひし形シルエットのショートボブ。髪質顔型を問わずに合わせが可能な万能スタイル ですが、もみあげに細めのおくれ毛を作ること&シースルーバング&ウェットに仕上げることでおしゃれ感をグッとアップさせてくれます。

カラーリング無しの暗めの髪色なので、仕事モードでは清楚で好感度アップはもちろん、オフシーンではスタイリングを変えることで一気に今っぽヘアに。キュッとタイトでウェットに仕上げたショートボブ。

【How to ベース&カラー】

  1. リップラインのショートボブにカット。王道の小顔バランスでカットすることで、美シルエットにも。
  2. 前髪は薄めのウザバングとすることで、左右に分けても、流しても、かき上げにもとアレンジが可能。
  3. 今回、ノンカラー、ノンパーマなので、ダメージ知らずの美髪をキープできます。

【How to スタイリング】

  1. ドライ後、ストレートアイロンを使って内巻きに緩やかな丸みをつけます。カールづけは毛流れをつくる程度にし、巻き過ぎないことでシックで今どきな仕上がりに。
  2. スタイリング剤はオイルをチョイスし、もみ上げのおくれ毛と前髪にしっかり馴染ませ、ウェットな束感をメイク。
  3. 手に残ったオイルをサイドやバッグにも塗布し、毛束感を整えます。最後におくれ毛を残し、両サイドの髪を耳にかけたらフィニッシュ。

担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 津田恵さん

 

【3】<ストレート・ツヤ>時短スタイリングで叶う簡単ショートボブ

ストレートタッチのこちらのショートボブ。王道のシンプルなスタイルながらトレンド感を髪のウェット質感で表現。 ヘアオイルをつけるだけなので、スタイリングが簡単なうえ、時短も兼ね備えた優秀スタイル。朝のスタイリングをさっとしたい人、不器用さん、そして、自分に時間をかけられないママにもおすすめです。

眉ギリギリの透けバングは、さらっと流せば大人っぽく、下ろせばカジュアルな雰囲気に。 どんな顔型とも相性抜群で頭のフォルムをキレイに見せる効果も。 卵型や面長な方は、写真のように耳にかけた方がバランス良く美人度を底上げ。また、レイヤーによる軽さはあるものの、トップの重さを残しているので、髪が膨らみやすい人でもチャレンジしやすいスタイルです。

【How to ベース&カラー】

  1. ベースは前下がりのグラデーションボブでカット。前下がりを強調するとクールなイメージを与えるので傾斜は緩やかにして、顔まわりの角を削って丸くやわらかい印象に。
  2. 前髪は流しも下ろしも2WAYを楽しめる、眉が見え隠れする長さにカットします。
  3. カラーは8レベルのウォームブラウン。ツヤ感がある暖色系で、伸びた時も根元が気にならない明度と色味です。

【How to スタイリング】

  1. ドライヤーで乾かし、ヘアオイルを付けたら完成の時短ヘア。ウェットな質感がシャレ感をプラスするので、オイルは必須です。
  2. スタイリングはオイルを手に取りまず毛先に、そして手に残っているものを表面に、前髪は毛先のみに塗布します。
  3. 髪質によっては表面にストレートアイロンを使って、ツヤとまとまり感をアップさせても。

担当サロン:MINX 銀座中央通り店(ミンクス ギンザチュウオウドオリテン) 山口アリサさん

 

【4】<ストレート>アイロン仕上げの軽めショート

ストレートアイロンでつくるCカールで時短ヘアに。 ストレートヘアでも軽さを表現した大人可愛いショート。 スタイルのポイントは、高度なカットテクニックとカラーリングの絶妙なバランス。レイヤーを骨格に合わせて入れ、カラーは柔らかい印象のアッシュベージュに仕上げます。

また、前髪は程よい隙間と流れをつくり、サイドとナチュラルに繋ぐことで丸顔をカバーして小顔効果も。ストレートアイロンとオイルさえあれば、寝坊した朝でも可愛いくなれる時短ヘア。重みのあるスタイルや切りっぱなしボブに飽きた人におすすめです。

【How to ベース&カラー】

  1. 顎ラインのワンレングスでカットし、骨格に合わせて調整しながらレイヤーを入れて軽さと女性らしい丸みのあるシルエットに。
  2. シースルーバングは、黒目と黒目に隙間ができるようにカット。顔まわりが優しい印象となるよう前髪からサイドを繋げます。
  3. カラーは赤みをおさえつつ柔らかい雰囲気となるアッシュベージュに。やや明るめの9レベルをチョイスします。

【How to スタイリング】

  1. 髪のまとまりをよくするために洗い流さないトリートメントをつけてからドライヤーで乾かします。
  2. ドライ後、ストレートアイロンで仕上げます。表面の髪をCカールにするとふんわり今っぽい軽さに。
  3. 最後にオイルを全体的に馴染ませれば完成です。前髪のスタイリング剤は、シースルー部分の毛先のみにつけるように。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 蛇石智哉さん

 

【5】<内巻き・ツヤ>トップのワンカールで丸みシルエット

すっきりとしたシルエットで美人見えするショートヘア。毛先が先細りなるように調整することで、ラインが残らず軽さを表現しています。また、サイドにボリュームがあり、ウエイト(重さを感じるライン)が低いことも今っぽさとおしゃれ感の秘訣です。

高いカット技術で頭の形や顔の輪郭に合わせて顔まわりをつくるので、褒められヘア間違いなし! 短すぎないレングスのため、初めてショートにチャレンジしたい人にもおすすめです。

【How to ベース&カラー】

  1. ベースカットはサイドグラデーションに。バックは丸みと襟足のくびれを骨格に合わせてコントロールします。
  2. 顔まわりは前上がりラインと量感調整で軽さをメイク。
  3. カラーは9レベルのアッシュブラウンに。アッシュのニュアンスが控えめで、透明感があり赤みをおさえるナチュラルアッシュが断然おすすめです。

【How to スタイリング】

  1. ドライ後、両サイドを3段に分け、26mmのアイロンかストレートアイロンで下段はさらっと、中段はしっかり、上段はややしっかりそれぞれ内巻きワンカール。
  2. バックも同様に2~3段に分けてワンカール巻きます。耳まわりや襟足は巻きすぎないように注意。
  3. スタイリング剤はツヤ感と束感を出すワックスやオイルを下から手ぐしを入れて揉み込むように塗布します。
  4. 耳にかけてからもみあげを少しかぶせるように出し、全体を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX 銀座二丁目店 加茂愛仁さん

 

【ボブ】人気の5スタイル

【1】<ひし形・ストレート>上品ナチュラルな大人ボブ

ボブの可愛らしさと大人の色気を兼ね備えたこちらのスタイル。骨格に合わせてレイヤーを入れることで、 どんな人でも柔らかさと丸みのあるひし形フォルムを叶えます。

また、前髪をやや長めにすることで色っぽい美人ヘアに。ソフトで上品なイメージのボブヘア。繊細な前髪カットにより、丸顔も面長もカバーしてくれます。さらっとナチュラルな質感に仕上げることもポイントです。

【How to ベース&カラー】

  1. アゴラインのワンレングスでカット。後頭部のボリュームと丸みシルエットをつくるため骨格に合わせたレイヤーを前下がりで入れます。
  2. 前髪は小鼻の長さでカットしてから、サイドに流した時、小顔を狙える頬の位置に落ちるように調整。
  3. カラーは8レベルのマロンブラウンに。暖色でも、寒色でもないニュートラルカラーで柔らかい印象とツヤ感を与えます。

【How to パーマ&スタイリング】

  1. アイロンが苦手な人は太めロッドでCカールパーマをかけるのがおすすめ。
  2. ボリュームが出やすい人や硬毛、多毛の人はハチ上だけポイントでストレートパーマをかけると圧倒的に扱いやすくなります。
  3. ストレートアイロン、太めの32mmアイロンで仕上げる場合、根元から毛先までを“Cを描く”イメージで。
  4. さらっとしたナチュラルな質感にするとぐっとスタイルアップするので、セット力のないミルクトリートメントやツヤ出しスプレーがおすすめ。毛先中心になじませたら完成です。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

 

【2】<ひし形・ツヤ>どんな人でも綺麗に見えるフェミニンボブ

女っぽい柔らかな印象を与える小顔効果の美シルエットボブ。コロンとしたシルエットで幼い印象を与えがちのボブですが、こちらのスタイルは一味違います。こめかみとトップにレイヤーを入れることで、顔まわりを引き締めひし形シルエットにしつつ、柔らかい髪の動きを表現。さらに、浅めバングで透け感との相乗効果で小顔見せヘアに。

ダメージレスを叶える低温デジタルパーマを施し、スタイリングも簡単にキマります。 ツヤ感のある仕上がりが品よく女性らしさをプラスしてくれます。レイヤーで動きが出やすいので細毛でお悩みの人や直毛で重たく見えがちな人、どんな人でも美シルエットへ導く のでぜひトライして。

【How to ベース&カラー】

  1. 鎖骨上くらいの長さ設定で、平行ラインのグラデーションボブに。
  2. ふんわりとした後頭部と作るよう前下がりのレイヤー、こめかみや顔まわりには輪郭を包むように前上がりのレイヤーを入れます。
  3. 前髪は浅め&やや幅広に取り、目にかからないギリギリの長さでカットします。前髪とサイドを自然なラインでつなげることで、大人っぽい雰囲気に。
  4. カラーは8レベルのショコラベージュをセレクト。チョコレートのようなほんのり赤みを感じるブラウンとベージュをミックスし、ツヤと軽さのある仕上がりとなっています。

【How to パーマ&スタイリング】

  1. パーマは、低温デジタルパーマで18~23mmのロッドを使い、毛先1カール強のパーマをかけます。 髪への負担が少なくツヤの出るパーマなので、ダメージを気にする人にもおすすめです。
  2. スタイリングは、根元からドライし、手ぐしでカールを伸ばすようにふんわり乾かします。
  3. ヘアオイルやヘアバターをえり足などのバックから塗布し、その後全体に馴染ませます。最後に手に残っているスタイリング剤を前髪に付けたらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 細田真吾さん

 

【3】<ストレート・ツヤ>コスメストレートで作るコンサバスタイル

大人可愛いコンサバヘアで、男ウケも間違いナシ。髪のツヤ感が鍵を握るボブヘア。新常識となりつつあるのがストレートパーマをプラスすること。おすすめなのがストレートパーマとトリートメントの間のような“コスメストレート”。 ダメージゼロで美ストレートを叶え、乾かすだけで憧れのツヤ髪に。 アイロン仕上げ不要です。

また、こちらのボブは、内巻きになるよう緻密なカットが施されているので、スタイリングも楽々。顔まわりをマッシュラインにして可愛い印象を与えてくれます。ボブのライン感を残した王道スタイル。程よい重さがあるので、これから伸ばしていきたい、アイロンなどのスタイリングが苦手という人におすすめのデザインです。

【How to ベース&カラー】

  1. ベースを肩下のワンレングスでカット。内巻きになりやすいようインサイドにグラデーションを入れます。
  2. 前髪は眉にかかる程度のレングスに。サイドとマッシュラインでつなげているので、耳かけをした時も顔まわりが可愛くキマります。
  3. カラーは、柔らかい印象の7レベルのアッシュブラウンに。赤みを抑えつつ、ツヤ感をもたらす色味です。

【How to パーマ&スタイリング】

  1. ボブの鉄則はストレートタッチに仕上げることなので、トリートメント効果に優れたストレートパーマがおすすめ。
  2. 広がりを抑えるナチュラルな仕上がりで、手触りもアップします。ストレートをかけていれば、スタイリングはドライヤーで乾かすだけでOK。
  3. 気になる人は前髪だけストレートアイロンを通しても。
  4. ストパーなしなら、ストレートアイロンでワンカールになるよう軽く通します。
  5. どちらもオイルを毛先→前髪と塗布し、最後に表面をなでるようにツヤ感を出します。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 丸山成穂さん

 

【4】<ストレート・内巻き>地毛っぽいナチュラルさが愛され美人ヘア

作りすぎないナチュラル系美人ボブ。カットとさっと仕上げるスタイリングで、ナチュラルだけど女性らしい印象に。 毛先がハネないように入れられたカットが、髪を顔の形に沿うようにするため、面長・丸顔のどんな顔型もカバー。

ぱっつん前髪ですが、シースルーバングにすることで、重い感じもなく、甘くもなりすぎません。地毛っぽいニュアンスを与えてくれるアッシュブラウンが、カジュアル感も女性らしさもかなえてくれるボブです。ストレートアイロンで毛先を軽く整える程度のスタイリングなので、巻くのが苦手な人におすすめです。朝のセットも楽なので、時短に!

【How to ベース&カラー】

  1. あごラインでベースをカット。毛先がハネないように、イングラデーションを少し入れて、髪が顔に沿うように自然な丸みを持たせます。
  2. 前髪は目元の上くらいの長さで、重くならないように透け感を。
  3. カラーは7レベルのアッシュブラウンをチョイス。地毛っぽく見せてくれるカラーなので、自然体な印象で透明感を与えてくれます。

【How to パーマ&スタイリング】

  1. 3cmのストレートアイロンで軽く毛先を内巻きにします。巻きすぎると横に広がってしまうので、顔に沿うスタイルを残すため、さらっと通す程度で。
  2. 前髪も同様に。アイロンを使うことでツヤがアップし、よりキレイな髪に見せてくれます。
  3. 仕上げのオイルはあまりつけすぎないように、毛先や前髪に指先で塗布。全体に“ささっと”と仕上げるのが、ナチュラルさを演出するポイントです。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 櫻田亜弓さん

 

【5】<内巻き・ツヤ>潤いとツヤのあるワンカールボブ

内巻きワンカールで手軽なのに、一目置かれるおしゃれヘアに! 依然として人気の高いシースルーバング。大人女性がチャレンジするならこちらの内巻きボブはいかが?サイドバングを外ハネにすることで、頬骨のシルエットをカバーして小顔効果もあり。また、アウトライン&顔まわりのシルエットを両方共にひし形にするW効果で、さらなる小顔見せに!

トレンドを取り入れつつ、 毛先のまとまり感と重さがツヤ感をプラスしてくれるボブ。 品のある女性らしさと可愛らしさの絶妙なバランスで、女心を掴むおしゃれヘアです。カラーリングは、白肌を活かす“アッシュベージュ”がよりスタイルアップしてくれます。

【How to ベース&カラー】

  1. ベースは肩下くらいの長さで前上がりにカット。ひし形シルエットとなるよう顔まわりにレイヤーをしっかり入れます。
  2. 前髪は横幅を狭めにとりシースルーバングに。サイドバングは長めにつくり、ハネさせることで頬骨をカバー。
  3. カラーリングは、9レベルのアッシュベージュに。赤みをしっかり抑え、外国人のような透明感があり肌色をキレイに見せてくれる色です。

【How to パーマ&スタイリング】

  1. 根元を後ろから前方に髪を乾かすだけで内巻きベースとなり、キレイにまとまるようカットに施されているため、ドライヤーの風は前から当てないように。
  2. 乾いたら32mmのアイロンで、全体を内巻きワンカール。前髪は軽く熱を当てる程度にするか、マジックカーラーで。
  3. サイドバングは外ハネにする時、横に流すようにクセづけするとよい。
  4. 最後に、アウトバス用トリートメントオイルやクリームタイプのワックスなど、うるおいとツヤ感を与える軽い質感のものを毛先中心に馴染ませます。
  5. 前髪は毛先1/3くらいに塗布して、上品に仕上げて。

担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon 石橋千紘さん

 

【ミディアム】人気の5スタイル

【1】<ひし形・内巻き>大人かわいい最強スタイル

顔の印象を若々しく見せる効果もある、 ふんわりとした“ひし形シルエット”。いつだって好感度の高いふんわりしたミディスタイル。愛され系の大人可愛いを狙うなら、断然内巻きがおすすめです。 ただ、幼く見える台形のミディではなく、レイヤーを入れてひし形シルエットに仕上げた内巻きが今っぽくて◎。耳上あたりにボリュームがあり、首元にいくほどタイトになるひし形シルエットは、自然と顔を柔らかく見せ、さらに小顔効果もあります。

また裾が内巻きだと女性らしい印象に。可愛らしさをプラスするなら、前髪も絶対に必要です。特に面長の人はクールに見られやすいので、前髪を作って顔の縦の面積を少なくし、丸顔に寄せると可愛らしさがグンとUPします。カッコ良さやこなれ感もいいけれど、甘めのスタイルが恋しくなる人も多いはず。可愛いけれど頑張り過ぎていない、前髪ありのひし形ミディで可愛いを独り占めしちゃいましょう!

【How to ベース&カラー】

  1. 鎖骨丈でカット。ひし形シルエットになるように、あご下からレイヤーを入れます。
  2. 前髪は眉下でカットし、こめかみ上に落ちるサイドバングは頬骨からリップラインでカット。前髪とサイドバングを自然に繋げると小顔に見えます。
  3. カラーは柔らかな9トーンのアッシュブラウン。好感度の高い上品ブラウンですが、透明感があり軽やかな印象になります。

【How to パーマ&スタイリング】

  1. 前髪は乾きやすいので、クセがつく前に最初に乾かして。トップは左右に振りながら乾かすと、パカっと割れずにふんわり仕上がります。
  2. サイドにクセが出ないよう全体は前にもってきながら乾かして。乾かしながら毛先をブラシで軽く内巻きに整えておくと、後のスタイリングが楽になります。
  3. 32mmのアイロンで、毛先を内巻きにワンカール。しっかり巻かず、軽く滑らせて毛先が内に向いている程度がおしゃれです。アイロンが苦手でしたら、内巻きワンカールのパーマをかけてもOK。
  4. 前髪の毛先にも軽くワンカール巻くと、顔の印象がよりかわいらしくなります。
  5. 柔らかいワックスを全体にもみ込み、軽く耳掛けをして耳上の毛束をふわっとさせれば完成です。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 高橋京佳さん

 

【2】<ストレート>ふんわり仕上げの王道スタイル

柔らかい抜け感のあるナチュラルスタイルが人気です。でも、自分ですると自然なふんわり仕上げにならない、そんな声から生まれたミディアムヘアがこちら。熟練されたカットテクニックにより再現性を高め、“自宅でも上手くできる”を叶えてくれます。

また、前髪はマスクをしていても、顔まわりが明るい印象になるので短めがおすすめです。 重めレイヤーで柔らかな雰囲気のロブ。王道ヘアにおしゃれ感をプラスしたデザインです。 細毛でボリュームが出にくい人にも、広がりやすい人にも◎。

【How to ベース&カラー】

  1. ベースカットは鎖骨下のワンレングスに。レイヤーを少し入れ、ほどよい軽さのある表情をつくります。レイヤーを入れすぎないことがまとまるポイントです。
  2. 前髪は、眉ギリギリの長さでシースルーにカット。
  3. カラーは、7レベルのフォギーベージュをチョイス。赤みを打ち消しつつ、アッシュのようなくすみ感がなく退色してもキレイな色をキープできます。

【How to スタイリング】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで外ハネに。ハチ上の髪は内巻きに巻きます。
  2. スタイリング剤をつけ過ぎるとナチュラル感が損なわれるので、“小指の爪”くらいの量のクリームバターを手に取り、指の間までしっかり馴染むよう伸ばします。
  3. 顔まわりから後ろに向かって手ぐしを通す→襟足→表面を後ろに流す→前髪、の順番で塗布します。
  4. ナチュラルに仕上げたいからといって、何もつけないのはNG。質感をつくるスタイリング剤で仕上げて。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【3】<ストレート・内巻き>美髪に見えるさらっとヘア

大人女性でも前髪ありのスタイルを楽しみたい、でも、幼く見えるのは…そんな人におすすめしたいのがこちらのミディヘア。髪全体の長さをカットしなくても、前髪をつくるだけでイメージチェンジにも。また、大人女性は目にかかる長めに設定することと、程よく薄めバングにして抜け感を演出するのがポイント。

清楚な雰囲気が漂うミディアムスタイル。ベースカットの重さは残しつつ、スタイリングはさらっと内巻きにするのがイマドキヘアに。 カール仕上げ→ストレート仕上げに抵抗がある人は、引き算ヘアと心得て、きちんと手をかけたナチュラルヘアを目指して。 セミウェット×ドライの質感ミックスで、グッととおしゃれ感のあるイメージになります。

【How to ベース&カラー】

  1. 鎖骨下5センチの長さでベースをカット。毛先に厚みが残る程度のレイヤーを入れます。
  2. 前髪は目にかかるギリギリの長さで、幅を狭めにすることで薄めバングにし、トレンドを取り入れます。
  3. カラーは7レベルのベージュブラウンに。黄色ベースのブラウンで、明度が高く透け感や柔らかい雰囲気の色味です。

【How to スタイリング】

  1. 根元が立ち上がるようにドライしたら、ストレートアイロンでナチュラルな内巻きに仕上げます。
  2. 前髪はアイロン無しでOKですが、癖が気になる人はアイロンでストレートに。分け目をずらすことで、自然な立ち上がりが生まれボリューム感をアップしてくれます。
  3. 最後に、トリートメント効果のあるスタイリングミルクを毛先中心に塗布。中間に向かって馴染ませたら、毛先をセミウェットな質感にしつつ束感を作ります。

担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん

 

【4】<ストレート・内巻き>これぞ王道モテ!清楚なバルーンミディ

ふわっとしたバルーンシルエットがモテのカギに♪ふんわり丸いシルエット、長過ぎず短過ぎない女性らしいレングス、清楚な落ち着きカラー、そして いつの時代だってメンズが好きな王道内巻きストレート。

どんなにこなれた女が好きだというオシャレ男子でも、この髪型を嫌いな人はいないはず。さらにモテ髪の秘密は前髪にもアリ。おでこを隠す前髪を作ると顔が幼く見え、かわいらしい印象を与えます。 清楚さが際立つ髪型なのでモテはもちろん誰からも愛されること間違いなし。 スタイリングも簡単で、手っ取り早く好感度を狙いたいときにも◎です!

【How to ベース&カラー】

  1. サイドは鎖骨にかかる長さで前上がりにカット。バックは立体感が出るように段差を入れます。
  2. 前髪は毛先が流れるように少し隙間を作りながら目の上でカット。こめかみに落ちる毛束をやや長めにすることで顔効果を狙えます。
  3. ふわっとしたバルーンシルエットを作りやすくするためトップや表面、顔周りにはレイヤーを。
  4. カラーは透明感のあるカラー剤の“イルミナカラー”の7トーンのオーシャンサファリ。赤みを消すブルー配合で、落ち着きつつも重たくないブラウンカラーに仕上がります。

【How to スタイリング】

  1. 太めのアイロンで全体の毛先を内巻きワンカールに。しっかり巻かず軽く滑らせる程度でokです。
  2. 前髪も毛先が内巻きになるように軽く滑らせます。
  3. ソフトワックスを手のひらでしっかり伸ばしてから、全体の毛束の中間から毛先に揉み込んでふわっとした立体感を作ります。
  4. 片側だけ、こめかみに落ちる毛束を残して耳掛けを。耳掛け&表面のふわっと浮いた毛束でバルーンシルエットが完成します。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上紗矢香さん

 

【5】<ツヤ・内巻き>質感重視のワンカールヘア

小顔効果のあるミディ、ツヤ感重視で美人ヘアに 。柔らかい印象を与えるレイヤースタイルが人気。王道のワンカールミディには、ほどよい軽さをプラスするローレイヤーが断然おすすめ!清楚でかわいいスタイルに動きが加わることで、一気におしゃれヘアに。

シースルーバングは、パツっとしたラインをあえて残すことでフェミニンさを演出しつつ、目力もアップ。美肌効果のあるカラーリングもポイントのミディアムヘア。ダメージが出てしまった髪色も美しくカバーしてくれます。また、髪が広がりやすい人にも一押しのデザインです。

【How to ベース&カラー】

  1. 鎖骨下の長さでワンレングスにカットし、レイヤーを入れます。ローレイヤーにすることで、広がりをおさえながら柔らかい動きのある仕上がりに。
  2. 前髪は眉が隠れるくらいの長さでカットし、両サイドとなじませることで小顔効果をゲット。パツっとラインを残すことで、フェミニンな表情になっています。
  3. カラーは、肌を明るく見せる10レベルのフォギーベージュに。退色した髪にツヤ感を与える色味です。

【How to スタイリング】

  1. ドライ後、32mmのカールアイロンで内巻きワンカールするだけの簡単ヘア。
  2. 髪の広がりが気になる人は、ウェット状態でオイルをつけてから乾かすのがおすすめ。
  3. 仕上げにはツヤ感を出すポリッシュオイルを。手ぐしを通しながら、内側にもしっかり塗布することが1日スタイルキープするコツです。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん

 

【セミロング・ロング】人気の5スタイル

【1】<ひし形・ツヤ>やわらかニュアンスの愛されセミロング

パーマのニュアンスカールとツヤ感重視の愛されレイヤー。ふんわりした毛先のカールが揺れるフェミニンなセミロング。スタイルのポイントは、切りっぱなしとはひと味違う柔らかい質感をレイヤーで表現しているところ。さらに毛先にパーマをかけることで、軽い表情をプラス。 王道のひし形シルエット&前髪の相乗効果で、ナチュラルなかわいいヘアに仕上がっています。

ウェイトラインがAラインより上がるため、面長の骨格を補正する効果も望め、ややラウンドにカットした前髪のラインが目ヂカラUPにも。巻きすぎないナチュラルヘアでツヤを生かしたレイヤースタイル。トップにボリュームが出にくい人や、スタイルに軽さや動きが欲しい人にもオススメです。

【How to ベース&カラー】

  1. ベースは鎖骨下10cmの長さで、前下がりのグラーデーションでカット。軽い動きを出すため全体にレイヤーを入れます。さらに、チョップカットで質感を調整。
  2. 前髪の幅は狭めで、ラウンド気味にカットします。
  3. カラーは日本人の髪の赤みを消す9レベルのアッシュベージュに。カラーでも柔らかい印象を与えます。

【How to パーマ&スタイリング】

  1. パーマはデジタルパーマをセレクト。26mmのロッドでサイド2本、バック4本、トップも1回転半巻きます。
  2. ドライ時は、前髪は地肌をこすりながら、トップはボリュームをつぶさないように乾かします。
  3. 乾いたらウェットな質感になるオイルを手ぐしを通すように少量塗布します。塗布する順番は、中間から毛先につけてから根元に。
  4. ツヤ感が大切なデザインなので、スタイリング剤は保湿力のあるタイプを選んで。

担当サロン:MINX 銀座中央通り店(ミンクス ギンザチュウオウドオリテン) 服部豪さん

 

【2】<ひし形・ツヤ>小顔効果抜群の好感度シルエット

女性らしい丸み+小顔を叶えるレイヤーロング。アイロンなしで再現性に優れたこちらのパーマスタイル。ナチュラル感がありつつ、大人女性の色気も兼ね備えたデザインです。リップラインに設定した長めのかきあげバングで色っぽさをアップ。ローレイヤーにすることで、程よい厚みと動きを表現し、女性らしい丸みを演出してくれます。

また、 計算された前髪のバランスによりひし形シルエットを実現。小顔効果も望める優秀ヘアです。 柔らかな雰囲気のゆるめカールは、男性ウケのみならず女子ウケもバッチリ。強いカール感ではなく、大きくリッジしっかりめが今の気分にぴったりです。

【How to ベース&カラー】

  1. ベースを胸上で前上がりのワンレングスにカットし、ローレイヤーを入れます。
  2. 前髪はリップラインとアゴの中間くらいの長さで、幅と奥行き共に厚めにカットします。前髪にもレイヤーを入れ、スライドカットで調整。ひし形シルエットを作ります。
  3. 前髪をこめかみあたりまでつなげることで、サイドとの馴染みがよくなり小顔見せにも。
  4. カラーリングは6レベルのアッシュベージュに。クールな印象を与える寒色系の色味で、大人女性なニュアンスをプラス。

【How to パーマ&スタイリング】

  1. パーマは26mmのロッドをメインに使い、ゆるめのデジタルパーマをかけます。顔周りをリバースに巻くことで、流れと動きのある仕上がりに
  2. スタイリングは、ばーっと乾かしてスタイリング剤をつけるだけでサロン帰りのような仕上がりに。再現性のある楽チンスタイルです。
  3. また、ナチュラルで柔らかヘアのポイントは、ドライ時にサイドの髪をやや後ろ方向に持ち上げドライヤーの風をあてること。
  4. スタイリング剤はツヤ感と毛束感のでるオイル系、もしくはヘアバター系を選んで。

担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン) 長田貴良さん

 

【3】<ストレート・ツヤ>トリートメント効果で理想のツヤロングに

トレンドがどう動こうと、決して変わらない美人髪の代名詞があります。それはズバリ、ツヤ髪ロング。 ツヤツヤのロングストレートこそ、清潔感、好感度、女性らしさなどを網羅する殿堂入りの美人髪スタイルです。

そんなツヤ髪を作るトリートメントして 、話題なのがミネコラトリートメント。髪の水分量をアップさせ、傷んだ髪を修復し髪のエイジングをかなえる魅惑のトリートメントです。施術すると髪の内側からツヤめくような質感に。またミネコラは高温の熱量によってキューティクルが蘇る嬉しい効果もあり。つまり施術後はアイロンを使うたび髪にツヤが生まれます。これは毎日アイロンが手放せないクセ毛さんに嬉しいポイント。

【How to ベース&カラー】

  1. 胸丈のローレイヤーベース。毛先に厚みを残すようにカットするとまとまりやすいロングに。
  2. 髪に“面”があるとツヤが出やすいため、短い毛が表面に出やすいレイヤーは入れません。
  3. カラーは5トーンのブルーアッシュとグレーのMIX。ブルー系が入っていると透明感が出やすく、暗いトーンでも重たく感じません。色ヌケしにくく、ツヤが際立つカラーです。

【How to スタイリング】

  1. 乾かすときは根元から毛先に向かって乾かして。7~8割乾いた後に、スケルトンブラシでとかしながら乾かすとキューティクルが整いやすくなります。
  2. よりツヤを求めるなら、ロールブラシを練習して仕上げに使うことをおすすめします。
  3. ドライ後、髪全体にアイロンを根元付近から毛先まで滑らせ、毛先を軽く内巻きに。髪のキューティクルが整い、髪に面が作られツヤが生まれます。
  4. またミネコラトリートメントを施術した場合は、アイロンの熱量によりさらにツヤ感がUPします。仕上げに毛先がまとまるようにオイルをなじませれば完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん

 

【4】<内巻き>デジパで作る簡単ワンカールセミロング

デジパで毛先に“内巻きワンカール”!パーマなので時間が経っても取れる心配なし。「かわいい系が好きだけど、子供っぽくなるのはちょっと…」という人におすすめしたい大人かわいいスタイルがこちら。 かわいいヘアの代表、内巻きカールでも、ゴロンとしない毛先のみのワンカールなので甘さ控えめです。

また顔周りにレイヤーが入っているので毛先に動きが出しやすく、程よくカジュアルな印象に。幼くなりがちな前髪は、長めに作って流しているので大人っぽさ◎。セミロングの丈感は女性らしさを際立てます。

“内巻き、前髪、セミロング”。どれもかわいい系の髪型を作る大切な要素ですが、絶妙なさじ加減によりただかわいいだけでなく、大人っぽい印象にも。 まさに大人が求める、大人かわいいスタイルです。またこのカールはデジタルパーマで作っているのでスタイリングは簡単。時短で作れるスタイルなので、朝が忙しい働き女子にもおすすめです!

【How to ベース&カラー】

  1. 裾は鎖骨丈、顔周りはあごラインからレイヤーを入れ前上がりにカット。
  2. トップにも少しレイヤーを入れシルエットに丸みが出し、柔らかい印象を作ります。
  3. 前髪は軽く流せるように薄めに取り、目の下5cmくらいでカット。
  4. 全体の毛先に内巻きワンカールのデジタルパーマをon。前髪の毛先にもパーマをかけます。マジックカーラーで巻いたような柔らかさにしたいので、ロッドは太めを選ぶことが必須です。
  5. カラーは11トーンのスモーキーベージュ。やや明るめのトーンですがくすみ感があるので軽く見えず、上品さを保ちながら華やかな印象を与えます。

【How to スタイリング】

  1. ドライヤーでトップの根元を立ち上げるように乾かしてから、前髪を7:3に分けます。
  2. 後頭部の中央で全体を左右に分け、毛束をざっくり取り内巻きにねじりながらドライ。このひと手間でカールが復活しやすくなり、持ちも良くなります。
  3. 前髪も毛先をねじりながら乾かし、サイドに流して。
  4. デジタルパーマと相性の良い、水分の多いムースを全体の毛先にもみ込みカールを整えれば完成です。
  5. ワンカールの毛先は動かし方次第で内巻きにも外巻きになるので、外ハネを多く作ればよりカジュアルな仕上がりに。

担当サロン:Sui(スイ) 冬木慎一さん

 

【5】<内巻き>動きのあるスタイルで手に入れる王道かわいいヘア

レイヤーによって毛先に動きが出てかわいらしさUP。 いつの時代でもかわいい髪型の定番、前髪ありの内巻きロング。 清楚な印象で人気ですが、毛先が規則正しく内巻きになっていたら野暮ったく見えることも…。そこで、かわいくてちゃんとおしゃれ感のある内巻きロングの作り方をご紹介します!

ポイントは、顔周りの毛束は鎖骨下からレイヤーを入れて前上がりにすること。それにより正面から見たとき裾に内巻きが溜まらず、軽やかな印象に。毛先の長さが違うのでカールに段差ができ、ふわっと感が出やすくなります。

また内巻きのワンカールは、毛先をくるっと外に向ければ外ハネにも見えます。巻いた毛先を散らすことで、ただ内巻きだけのカールでなく、MIX巻きをしたような動きを出すことが可能に。内巻きロングといえど、カットベースとスタイリングのひと手間で野暮ったさは回避されグンとおしゃれな印象に。 絶対的に好感度の高いスタイルなので、かわいらしさやモテを狙うときにもオススメです!

【How to ベース&カラー】

  1. 胸丈の前上がりベース。毛先が軽すぎると古い巻き髪に見えやすいので毛先には重たさを残しつつ、顔周りは鎖骨下からレイヤーを入れます。
  2. 前髪は黒目と黒目の間に落ちる毛束を目の上ギリギリでカット。
  3. 前髪のサイドはややラウンドにカットし自然にサイドに流れるようにします。
  4. カラーは8トーンのウォームベージュ。黄みを抑えるベージュ系なので傷んで見えず、またほんのり赤みが入っているので肌をキレイに見せる効果もあり。

【How to スタイリング】

  1. 前髪を乾かすときはパカっと分かれないように、指の腹を使って頭皮をこすりながら毛束を手前に引き出すように乾かして。
  2. 全体が軽く乾いたら、ロールブラシを使って毛流れを内巻きに整えるとキレイなカールを作りやすくなります。
  3. 前髪はサイドに流れやすくするためカーラーで巻いておくと◎。
  4. やや太めの38mmのアイロンで、毛先を内巻きワンカールに。いちばん下の裾だけでなく、レイヤーの入っている前上がりの毛先にも内巻きを忘れずに。
  5. 程よく束感が出るシアバターのスタリング剤を毛先を中心に揉み込みます。毛先を軽く散らし表面をふわっとさせるとかわいらしい印象に。
  6. 前髪は軽く内巻きのクセがついたらカーラーを外し、毛先をサイドに流したら完成です。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 加藤貴大さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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