「垢抜けない人」と「垢抜けてる人」の特徴!ヒントがわかる
メイクや髪型だけこだわって時間をかけても垢抜けるのは難しいかもしれません。雑なスキンケアや仕草、見えないところも気を付けてみましょう。垢抜けるヒントがありますよ。
「見た目編」垢抜けない人の特徴【5つ】
【1】メイクを落とさず寝てしまうなど雑なスキンケア
肌は日々少しずつ生まれ変わっていてその生まれ変わりをサポートしているのが、毎日のスキンケアです。今日1日のお手入れで肌が激変することはないけれど、積み重ねで確実に影響が出る。1か月後、1年後、そして10年後の肌を作るのは、今のスキンケアなのです。
\これはNG/
- たまにメイクを落とさず寝てしまう
- 化粧水だけでお手入れを終えてしまうことがある
- クレンジングシートやコットンで、ついゴシゴシこすってしまう
- ウォータープルーフのポイントメイクもクレンジングオイルで一気にオフ
- 高価な化粧水や美容液を、もったいなくて少しずつ使っている
- スキンケアは面倒なので手早くすませている
\良さそうに思えて実はNG!/
- クレンジングしながらマッサージをして、毛穴の汚れを落とす
- ローラーで毎日顔をコロコロ
- 肌が乾燥する気がして朝は洗顔料を使わない
- 好きな人のおすすめコスメは即買い
- 落としてしまうクレンジング料や洗顔料にはお金をかけない
- 肌に合うスキンケアコスメを何年も使い続ける
上にあげた2つの項目は、どちらも肌にとって避けた方がいいこと。でも、知らなかったり意識が足りないとうっかりやってしまいがちです。そう、肌をキレイにするのはスキンケアの正しい知識! 日々のお手入れでやってしまっていたNGをできるだけ減らし、OKを増やしていく。その積み重ねが、美肌を約束してくれます。
【2】いつまでも同じメイクや髪型で美がアップデートされていない
美容ジャーナリスト
天野 佳代子
音楽ライター、作家、そして『美的』創刊当時からのエディターを経て、現在は『美的GRAND』編集長。年齢不詳な美肌っぷりが『マツコ会議』ほかテレビ番組で話題になる。初の美容本『何歳からでも美肌になれる!』(小学館刊)は今なお大ヒット中。
関連記事をcheck ▶︎
最近、美容の何かを変えましたか? 例えば髪型、眉毛の形など勇気とテクニックを要するものから、その気になればすぐに変えられるアイシャドウやリップの色、またはファンデーションなどなど。
美容誌で「美をアップデートさせよう」という特集がありますが、これは大人の女性こそ実践しなければいけないテーマ。とにかく、いろいろとトライすべきなのです。振り返ってみて、この1年の間に変化を起こしていない人は、さっそく何かを変えてみませんか。
大切なのは、旬を見極めること。今、どんな髪形が主流なのか、どんな色が流行っているのか、テレビや雑誌でチェックすることも忘れないでいただきたいと思います。ちなみに私の場合は、大人の女優さんを参考にさせていただくことが多いです。彼女たちは常に一線で活躍しているメイクアップアーティストやスタイリストの手で、トレンドを効かせつつも大人の風合いをかもし出した顔と姿に飾られているので、とても参考になります。もちろん、プロの手によって施された服を着こなし、メイクを肌に馴染ませられる女優さんのセンスと力があってのものですが。
女優さんたちを参考にしつつ、さあでは何からはじめましょう。まず、眉毛の形を変えてみることです。今の眉毛が細めだったら、少し太くしてみる、眉山を強調してみるなど。今の眉が太かったら、アイブロウブラシで毛流を整えるだけでも洗練されます。細いアイライナーだったら少し太くする、太いアイライナーだったら細くするなどもトライしていただきたいこと。小さな箇所に変化を加えるだけで、新しい自分を発見できます。
髪型を思い切り変えてみるのもよいと思います。ロングをばっざり切ってみる、ふんわりカールを今どきのタイトめにしてみる、前髪を切る、伸ばす…などなど。
さらにオススメは、ファンデーションを変える、アイシャドウやリップの色を変えること。ファンデーションは今まで使ったことのない形状のものに変えてみてください。パウダーファンデーションを愛用していた人は、リキッドやクリームタイプに変えてみる。思わぬ艶の宿り方にテンションが上がるはずだし、リキッドやクリームタイプを使っていた人がパウダーファンデーションに変えてみると、きちんとした肌感に感動を覚えたり。ただし、リキッドにしろパウダーにしろ、ファンデーションは最新のものから選んでください。
▼ 関連記事
初出:あなたが使っているコスメ、いつから変えてない?
【3】ムダ毛を放置
美容研究家
樋口賢介さん
HIGUCHIリーディング代表。「HIGUCHI式 頭筋ストレッチ」でおなじみの頭皮ケアのカリスマ。スキンケアやボディケアの知識も豊富。スピリチュアルカウンセラー「竜庵」としても活動中。 樋口さんの短期集中連載「令和2年も美は執念」も要チェック
関連記事をcheck ▶︎
【肌&髪】角栓、鼻毛、ムダ毛は正しく処理して!
「いつどこで恋が始まるかわからないじゃない?だから角栓も鼻毛もムダ毛もきちんと処理するのは当たり前。でも、毛を抜くと肌を傷めるし、 その後の処理もどんどん難しく…。永久脱毛をするお金がないならお剃りになって!」(樋口さん・以下「」内同)
「頭皮とお顔は一枚皮。美髪・美肌・小顔になりたいなら頭皮ケアは絶対に、毎朝晩コツコツ行うべきよ!白髪は、毛母細胞や周りの頭皮を傷つけてしまうので絶対に抜いちゃダメ!諸説ありますが、樋口さん的には、抜くよりも切ったり染めたりした方が丁寧だし、未来の美髪もはぐくまれると思うの !」
【4】姿勢が悪い
美的専属モデル・美容研究家
有村 実樹さん
インスタグラムで公開する美容法が大人気。NHKカルチャーにて美容講座「幸せ美人になる方法」の講師も担当。プロ顔負けの知識を誇る。
関連記事をcheck ▶︎
モデルとして、いつでも肌見せできるように全身を磨いているというミキティこと有村実樹。
「デコルテも充分に保湿を行い、ツヤのある状態に肌を整えています。またキレイに見せるために特に気をつけているのが姿勢。姿勢が悪いとシワやたるみ、体の歪みやこりの原因にも。さらに定期的に整体へ行き、体の歪みや首のカーブを整えてラインをキープするようにしています」(有村さん)
【5】食事を気にせず太る
美容研究家
樋口賢介さん
HIGUCHIリーディング代表。「HIGUCHI式 頭筋ストレッチ」でおなじみの頭皮ケアのカリスマ。スキンケアやボディケアの知識も豊富。スピリチュアルカウンセラー「竜庵」としても活動中。 樋口さんの短期集中連載「令和2年も美は執念」も要チェック
関連記事をcheck ▶︎
【インナーケア】インスタント食品はデブの素!
「忙しい樋口さんはずっと食べていましたが、 やめた途端に4kgもやせたの!!便利だけれど添加物が満載だから、やっぱり太りやすくなるんですよね。最近は優秀なお料理家電を購入して、もっぱら自炊に励んでいます。そして気力も体力も潤いも低下するから、塩分と油分はあんまり抜いちゃダメ!今はデパートやネットで上質なものがいくらでも手に入る時代。特にお塩はミネラル豊富な岩塩にこだわって。血液やリンパの流れが良くなるから、キレイの底上げにもつながります!お酒はなるべく抜いた方がいいけれど、 樋口さんはお酒、飲んでますよ(笑)。何でもかんでも抜けばいいってもんじゃないし、それじゃ楽しくないでしょ? でも清涼飲料水は糖分が多いのでNG。お水を1日2L、こまめに飲めば、自然と欲しくなくなりますよ」(樋口さん/以下「」内同)
【インナーケア】食事・運動・睡眠が基本!
「抜き気味でもいいのは、白米とお砂糖。食べすぎてしまったときは運動で消費して!サプリメントを飲んだからって安心しちゃダメ。 人間の基本は食事・運動・睡眠。栄養価もバランスも◎の食事をとった上で、足りない分をサプリメントで補うことが美肌&美ボディの秘訣なのよ!」
「性格や行動編」垢抜けない人の特徴【4つ】
【1】NGなイライラ対処法(グチや甘え)
日本アンガー マネジメント協会 コンサルタント
松井晴香さん
まついはるか/神戸大学発達科学部卒。企業研修や教育機関での指導や講演のほか、デジタルネイティブ世代を中心に自分の怒りと向き合うためのコンサルティングを実施。
「ノートにグチを書きまくります」(会社員・30歳)
×「グチを連ねた『デスノート』になってしまうのはNG。記録はイライラした出来事のみに」(松井さん・以下「」内同)
「その場で起きた出来事のみを書くアンガーログとは違って、グチや恨みをひたすら書く“デスノート”は、イライラ感情の逆なでに。ネガティブな記憶が定着して、よけいに怒りが増幅します」
「ネットショッピングでテンションが上がるものをポチッ!」(会社員・34歳)
「お金を遣ってストレス発散!」(プレス・31歳)
×「衝動買いは、その後のイライラを招いてしまいそう」
「本当に欲しいものを吟味して買って楽しむのはOK。でもイライラ発散が目的の衝動買いや爆買いには注意が必要です。後で請求書が来たときに自己嫌悪に陥って、イライラが倍増しそう。その場だけなく、先の幸せにもつながる選択を!」
「相手の話を完全に無視!」(メーカー・38歳)
×「無視は相手を怒らせて、修復が難しくなります」
「目の前で相手を無視するのは、相手側の怒りの引き金になるのでNGです。聞き流すのは大丈夫。相手に断わって、いったんその場を離れ、イライラを落ち着かせてから戻るのも◎です」
「とりあえずお酒を飲んじゃう」(銀行員・31歳)
「スイーツを食べて気分を晴らします」(会社員・34歳)
△「量にもよります。自分を甘やかしすぎるのは心配!」
「甘いものやお酒などは依存性が高いので、イライラを理由に飛びつくと歯止めがきかず危険。量が増えると、“なんであんなに食べちゃったんだろう”“飲みすぎた〜”と、後悔することに。依存性の低い健康的な発散方法を見つけて試しましょう」
友人にひたすらグチってます(医師・27歳)
△「話を聞いてもらうのはいいけれど、悪口ばかりになるのはNG」
「友達にしゃべったことで気分転換ができたり、気持ちをわかってもらえてすっきりしたというレベルならOK。でも、ひたすら悪口を言い続けるのは、ノートと同じでイライラの記憶の定着につながります。笑いながら話すくらいに留めて!」
美容研究家
樋口賢介さん
HIGUCHIリーディング代表。「HIGUCHI式 頭筋ストレッチ」でおなじみの頭皮ケアのカリスマ。スキンケアやボディケアの知識も豊富。スピリチュアルカウンセラー「竜庵」としても活動中。 樋口さんの短期集中連載「令和2年も美は執念」も要チェック
関連記事をcheck ▶︎
【2】妬(ねた)む・僻(ひが)む・悲しむ
【人間関係】妬(ねた)む・僻(ひが)む・悲しむぐらいなら抜きなさい!
「不平・不満・愚痴・悪口・言い訳の言い過ぎは、樋口さんは許しません!でも人間だもの、言いたいときってあるよね。心に毒をためると、むくんでブスになるから言ってもいいわよ。だけど、言った後はいつまでも根にもたないこと!誰かに負の感情を向けすぎると自分に返ってきてしまいますよ。SNSの見過ぎは良くないって言う人もいるけれど、いろんな情報をキャッチできるわけだから、樋口さんはそこまで悪いとは思いません。大切なのはそのときの気持ち。見る度にマイナスな感情がわいてくるぐらいなら、美に悪影響だから見ない方がマシよ!」(樋口さん・以下「」内同)
【3】真面目ジメジメ女
「意地悪な人のいるLINEグループなんてとっとと抜けなさい!あなたに合う人は、この世にいくらでもいるんだから!人には気を遣った方がいいけれど、気の遣いすぎで疲れちゃうのはダメ。そういうのを真面目ジメジメ女っていうの。どうすればいいかわからないなら、まず相手にお伺いを立てなさい、『なにかありますか?』『お手伝いいたしましょうか?』って!
それからモテたい願望って、とっても必要。この世は戦国時代よ!戦略を立てて、上目遣いだろうが何だろうが、3~5割増しはした方がいい。最後に勝つのは自意識過剰の女。会社で嫌われてる女子って意外とモテるでしょ?だからあなたも嫌われる勇気をもつべきよ!」
【4】見えない所での振る舞い(些細な行いが美しさを分ける)
美容ジャーナリスト/エッセイスト
齋藤 薫さん
女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。『大人の女よ! 清潔感を纏いなさい』(集英社文庫)、『美人だけが知っている100の秘密』(角川春樹事務所)他、『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)など著書多数。
関連記事をチェック ▶︎
昔から思っていた。女子トイレは、いろんな意味で、女性の美しさが最もシビアに問われる場所であると。
身繕いを整えて、手を浄めて、化粧直しして……言うならばそこは「女の楽屋」。だから公共の場所でもあるにもかかわらず、何だか生身の自分が出てしまう。女子トイレから一歩外に出れば、完璧なまでに隙のない女性が、女子トイレのエリアの中では、隙だらけとなる。だから、美しい人が決して美しくない行いを見せたりするのだ。
見ているほうも無意識だったりするけれど、結果的に反面教師にしていたり。まさしく「人の振り見ててが振り直せ」の最たる場所なのである。じゃあ女性を女性の何を見ているのだろう。それは主に3つ。
1:化粧直しに没頭して、周りが見えなくなる人
例えば、洗面台を使いたい人が後ろに並んでいても、化粧直しに没頭し、鏡にかぶりついて離れない人がいる。ほんの少し左右にずれれば、次の人が手を洗えるのに。異様に長い化粧直しをする人も、実はけっこうなオーラを放っている。おそらく、化粧直しには嫌でも妙な集中力が生まれてしまうから、周囲が見えなくなったりしがちなのだろう。電車の中での化粧直しなどありえないと思っている、充分にわきまえた人でさえ、パウダールームでは、なんだか周りが見えなくなりがち。原因は鏡。そこにある大きな鏡に、自分が写っているからである。鏡には、人を自分中心にしてしまうマジックが働くのだ。自分だけの世界に入り込んでしまわないよう、充分に注意をしたいもの。
2:今は尚更、手の洗い方が見られてる
見られていないようで見られているのが、手の洗い方。いや普通に洗っている人のことは誰も気にしないのだろうが、片手だけ水に濡らして終わりという人って意外に少なくなかったりすること、結構みんな気づいている。なぜ片手だけ? ついつい考えてしまう。単純に面倒くさがり屋が、とりあえず形だけ洗ったことにしようという省略の仕方なのだろうけれど、女子トイレでそれはやっぱりまずいと思う。ソープをつけないまでも、せめて両手を水にさらしてほしい。とは言っても、手の洗い方など極めて個人的なもの、本来自分がよければいいという種類のものだったが、コロナ禍となって事情がすっかり変わった。まるでお互い監視するように、指の先や指と指の間まで洗っているだろうかとチェックしたりしてしまう。手洗い後の濡れた手をどうするかまで。
3:洗面台を拭いて立ち去るか、拭かずに立ち去るか?
一番その人の本質が出るのがここではないか?手を洗えば、ほとんどの場合洗面台に水が飛び散る。これを拭いてキレイにしていく人は、どのぐらいいるものなのだろう?そんな統計があるわけではなく、何となくだけれども、半分の人はそのまま立ち去る気がする。洗面台を水浸しにして。今は、ハンドペーパーも用意されていなかったりするから、正直、飛び散った水を拭くことには、ある種の熱量が必要で、尚更その人の日ごろ行いが問われる場面となる。そんな中、ある女性がバッグからティッシュを取り出して、洗面台をキレイにしているのを見たことがある。その人がとても美しい人に見えたのは言うまでもないこと。逆にこんな人もいた。自分が使う前に、飛び散った水を拭き取ってから、バッグを置いて手を洗いおもむろに化粧直しを始めたのに、使用後は自分が飛び散らせた水はそのままにして立ち去った人が。まさしく「立つ鳥跡を濁さず」……立ち去った後が美しく整っていることこそが、その人の美しさの動かぬ証となる。もちろん後にそこを使う人のため。でも、自分自身のために洗面台を拭こう。ペーパーがないならば、自分のティッシュを取り出して拭く、そこまでの振る舞いは、必ず気配の美しさとなってあなたを輝かせるはずだから。最近、また女子トイレが混んできた。本当の意味の美しさが試されるこの場所で、自分の振る舞いをもう一度振り返ってみたいのだ。自戒も込めてそう思う。
垢抜けてる人の特徴【6つ】
【1】ストレスをポジティブに受け止める
「まず、ルンルンビューティーでは、ルンルン:イヤイヤ(ストレス)のバランスを、日常で8:2を目指そうと提唱しています。ここでお伝えしたいのが、もしルンルン100%に日常がなってしまったら、もはやルンルンは当たり前となり、消滅してしまうということ。つまり、ストレスなことがあるから、自分のルンルンを知れたり、感じることができるので、適度なストレスはルンルンにとって大切なのです。
また、アメリカの研究で面白いレポートがあります。3万人を対象に8年間追跡調査したところ、実際にストレスを感じている人の中で、『ストレスは体に悪い』と思っている人よりも、『ストレスは悪くない』と思っている人のほうが死亡率が低いというデータがあります。実は、ストレスは体にいい。適度なストレスは、頑張る力を与えてくれたり、自分をよりよく前進させてくれるもの。そう捉え方を変えると、ストレスに侵食されないでいられるんです。ストレスを“悪いもの”と思い込みすぎないようにしましょう」(深澤さん・以下「」内同)
「ポジティブなマインドは、トレーニングできます! まずは心がモヤモヤ・イライラするときは、私はその気持ちの原因と徹底的に向き合い、明確にします。その気持ちをノートやメモ帳に書き出してみるのもいいですね。書き出すことで、気持ちが整理されます。そして、モヤモヤ・イライラする事柄について、自分にとって何かいい面(ルン♪ポイント)がないかを探します。常にルン♪ポイントを探す思考のクセをトレーニングするのです」
【2】なりたい姿を思い浮かべてイメトレ
「あなたはどんなキレイを手に入れたいですか? たとえば芸能人でいうなら○○さんのような肌とか、モデルでいうなら◯◯さんみたいな形の脚…といったように、自分の理想とするイメージをビジュアルや言葉で明確に してみてください。
そして、理想のビジュアルをいつでも見て確認できるように、画像や動画を集めてスマホのフォルダやブックマークなどに集めておきましょう。
ゴールを明確にして目指しはじめると、脳がそのイメージにセットされて、成果が出やすくなるといわれています。たとえば筋トレだと “ この部分をもっとパンプアップさせたい!” とイメージしながらトレーニングすると、実際にその部分が増強されるというエビデンスがあります。また、オリンピックなどのスポーツ競技の記録がどんどん更新されていくのも、誰かが達成した記録は『できるんだ!』とイメージできるので、その先を目指しやすいからではないか、ともいわれています」
【3】イライラと上手に付き合う
モデル・タレント
アン ミカさん
モデル業以外にも、TV・ラジオ・ドラマ出演、化粧品・洋服プロデュースなど幅広く活躍。漢方養生指導士や化粧品検定1級など資格も多数取得。「ポジティブ日めくりカレンダー毎日アン ミカ」(講談社)が好評発売中
【原因や対策を 思い巡らせる】
「誰かの言葉や態度にイラッとしても、即座に怒らず、“なぜそうなったんだろう?”などと思い巡らせてみましょう。そうすると相手を責めるよりももっと前向きな伝え方を導き出せるはずです」(アン ミカさん)
【「7つの光の木」 に本音を書き込む】
「思い巡らせるときは、紙に書くのも有効です。この『7つの光の木』に書き込めば、頭に巡る思いを整理できます。まず本当はこうしたい、こうだといいのにという願望や理想を中央に記入。そして1〜7のテーマに沿って、素直な気持ちを書き込んでいきます。そうすると問題解決へのシミュレーションができて、気分が前向きに!」
【笑いのネタにする】
「ムッとすることがあっても、少し色をつけて笑いのネタにしてしまえば、仲間とケラケラ笑っているうちにすっきりしますよ。悪口ではなく、面白おかしく話して、ガス抜きをしてください」
【胸式呼吸で副交感神経をUP】
「イライラしたときは交感神経が優位になっているので、胸式呼吸で副交感神経を高めましょう。あお向けに寝て、口から3回息を吐いておなかの空気を抜き、そのまま胸だけで4〜5回呼吸を」
【空間を「好き」で満たす】
「部屋にキレイな花を飾ったり、お気に入りの音楽を聴いたり、好きな香りを纏まとったり…。自分の好みで五感を満たすと、リラックスしてポジティブな気持ちに。イライラもいつの間にか軽減しますよ」
美容家
石井 美保さん
トータルビューティーサロンRiche代表 麻布十番にまつげサロンを10年経営し、アイリストの育成の傍ら、豊富な美容知識を生かしたメイクレッスンや美容カウンセリング、パーソナルコンサルティングなどを行う。エイジレスな美貌と底なしのコスメの知識を持ち、幅広く活躍中。プライベートでは中学生の娘を持つ母親でもある。
関連記事をcheck ▶︎
【4】服装や身だしなみをTPOに合わせる
服装や身だしなみも、相手への気遣いのひとつ。TPOに合わせることはもちろん、会う人やテンションに応じていつもとは少し違う装いで来てくれたりすると、お誘いした側もうれしいです。例えば、「今日は石井さんに会うからいつもより華やかにしてみました」「前から行きたかったお店なので、おしゃれして来ました」など。お会いしたときにさりげなく言われると「かわいいな~!」と胸がときめきます。
「この方、素敵だな」と感動する。でもそれと同時に、できていない自分をすごく反省させられますが、実は自分も素敵になれるチャンスでもあります。似たようなシチュエーションに遭遇する度に「あの人だったら…」と思い出して、真似をするうちに、意識せずとも私も素敵な行動ができるといいなと思っています。
【5】美容・メイクを楽しんでいる
なぜ“美容”をするの?
この質問に対していつも同じように答えてきました。私の主軸は、美しくなりたいと思って来てくださるお客様をお迎えする美容サロンの仕事。そこで私の顔色が悪く、疲れているように見えたら、「本当にキレイになれるかしら?」とお客様に不安を与えてしまいますよね。だから「石井さんに身を委ねたらキレイになれそう」とお客様に思ってもらうために、そして私も自信をもってお客様に接するために、コンディションを整えるということが、ずっと私の人生における美容のテーマでした。
しかしコロナ禍でお客様に接する機会が減り、世の中全体が人と会わず、社会的な行き来がなくなりました。一方で、インスタライブで美容やコスメについて発信する機会がこれまで以上に増えたことに、少し悩みました。人に会わないから、美容が必要ない時期のはずなのに「なぜ美容をするんだろうか? しなくても良くない?」と。旅行に行ったりおいしいものを食べに行ったり、人と気軽に会えるわけでもない。そんな不安や孤独の中、ふと自分の肌を見る。するとイキイキとしていて元気がある――それだけで気持ちが励まされると気づいたんです。これまで私は“人のために”という大義名分で美容をしているのだと、言い続けてきたけれど、まずは自分のための美容だったんだ、と。
今まで「メイクはこうあるべき」「モテたいならこうあるべき」「こうなりたければこうすべき」みたいな「べき」がいっぱいありましたが(それは、ビューティという作り込んだ世界を、私たちが押しつけてきたからかもしれませんが)、美容って本来、自分が喜ぶことをして心地よければ、それ以上でもそれ以下でもないし、人から評価されるものでもないんです。
自分の中で頑に「こうじゃなきゃダメだ」というのがなくなると、メイクをする度に「意外にこの色、似合うんだ」「この質感好きかも」という新しい発見の連続で、改めてメイクって楽しい! そのことが脳の刺激になり、やる気を起こさせたり、重い腰を上げるきっかけになったりもしますよね。
だからやっぱり美容って楽しむためにあって、自分で自分を励まし、“それでいいよ”と認めてあげる、自分を大切にするために行う行為なんだと、今は思っています。
【6】話し方・美しい声
美容ジャーナリスト/エッセイスト
齋藤 薫さん
女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。『大人の女よ! 清潔感を纏いなさい』(集英社文庫)、『美人だけが知っている100の秘密』(角川春樹事務所)他、『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)など著書多数。
関連記事をチェック ▶︎
不思議なもので、美人かどうかは目から入る情報だけで決まるものではない。耳から入る情報も、その判断に大きく関わってくるのだ。
例えば平安時代の高貴な女性は、みだりに他人に顔を見せる事はなく、仄暗い照明の中で家族以外とは簾ごしにしかしなかった。だからこそ美しいかどうかは声で判断され、まさに声に恋する現実があったわけだが、何かそういう時代の名残が、今も日本人の美意識の中に色濃く生きているような気がしてならない。
美しい人はやはり美しい声を持っている。ただそれは、声がある程度コントロールできるからこそ、そういう結果が生まれたのだとも言える。どういうことかと言えば、美しくあろうとする人ほど意識して美しい声を出そうとする傾向があるからこそ、声と見た目は一致するのかもしれないということ。つまり、美人ほど、実は美人の声を出そうと努めているのだ。それもまた立派な美容の一つだということ。
ゆっくりたっぷり丁寧に……薬師丸ひろ子さんのナレーション
いつもこの人の声と話し方を聞きたいがために、チャンネルを合わせている。
従って、これはもう聞いてもらうしかないのだけれど、限りなくゆっくり、でもその分1音1音を丁寧に豊かに艶やかに発していて、まさに「話し方の芸術」といえるほど。
ふんわりと言葉をテーブルに置くように……石田ゆり子さんの声と話し方
言葉を投げつけるように言う人がいるならば、優しく静かに言葉をふんわりとテーブルに置く人も存在する。この、ふんわりと置くという感覚、相手を本当に心地よくし、幸せにする。
例えば誰?と言うならば、やはり石田ゆりこさん。角のない声をさらに柔らかい布でくるんだような声で、まさに言葉をふんわり置く人だ。この感じも、ちょっと意識するだけで、大人が必ず美しく見えるし、若くも見える。好感度から言ったら、まさに無敵。
見た目が垢抜ける方法【7つ】
美的専属モデル・美容研究家
有村 実樹さん
インスタグラムで公開する美容法が大人気。NHKカルチャーにて美容講座「幸せ美人になる方法」の講師も担当。プロ顔負けの知識を誇る。
関連記事をcheck ▶︎
\動画で詳しく内容をチェック/
【1】ケアが届いているネイル
ネイルにはげや欠けがなく なめらか&つややかで自然にキレイな指先。
【2】擦り減ってないヒールのかかと
ヒールのゴムの削れやつま先の削れがない美しい靴。
【3】まぶたのムダ毛
眉下にムダ毛がなく、クリアなまぶたで清らかに。
【4】服を着た時の下着のライン
スカートやパンツに下着のラインが響いていないこと。
【5】髪の毛・髪型
巻き残しや寝ぐせのない、旬のニュアンスヘア。
【6】正しい水分補給で明るく艶肌に
肌悩みを相談されて、「お水をちゃんと飲んでいますか?」と聞くことがあります。肌が分厚い感じがする、くすんでいる、乾燥してガサガサ、疲れて見える…という人は、体内の水分量が足りていないことが多いんです。
私も、20代はじめの頃はその事実に気づいていない、“隠れ脱水”のひとりでした。脱水していると巡りが悪いのでいつも疲れている感じがしていたのですが、水を1日1.5l飲むようにしたら、倦怠感が抜けて体が軽くなりました。続けるうちに、肌がさらに明るく、透明感と艶がでてきた気が…! それを実感して以来、ずっと続けている美容習慣です。体も肌も絶対変わるから、ぜひ試してみてください。
\動画で詳しく内容をチェック/
\これはNG/
コーヒーや緑茶にはカフェインが入っていて、アルコールと同様、利尿作用があるため、水分補給のつもりが、逆に水分が体の外に排出されやすくなります。フルーツ味つきのお水や清涼飲料水は意外に糖分が多いので、ダイエット中の人やスタイルを気にする人には大量に飲むのはオススメできません。
ピュアなお水を飲んだ方がいいとわかっていても、お水の味がどうしても苦手という人も多いですよね。水以外で飲み物を選ぶときは、私はカフェインレスを基準にしています。麦茶やハーブティーなどはOKです。
- 1日の水、理想の摂取量は1.5l
- 一度に飲むのは250mlくらい
\飲み物はなるべく「常温」&「氷なし」で冷え防止!/
きちんと水分補給しても体を冷やしたくないので、なるべく常温の飲み物を飲むように。カフェなどで飲むときも、氷なしにしてもらうなど工夫しています。
\「むくむから」と言って水を避けないこと/
むくみの原因は水をたくさん飲んだからではなく、塩分を摂りすぎているから。逆に塩分を控えすぎるとミネラル不足に陥るので、適度な塩分を摂りつつ、充分な水分補給をしています。
【7】口元美人(歯が清潔で綺麗)
最初にフロスを使って歯間や歯茎の汚れをかき出した後、歯を磨いて口をゆすぐのが基本の流れ。この順番で行うと、歯磨き剤に含まれる薬用成分が歯間まで浸透しやすく!
【歯間&歯茎をケア!フロス編】
デンタルフロスは歯周病予防に有効。手軽に使えるのは取っ手つきのホルダータイプですが、奥歯の汚れを除去するには歯のカーブに沿いやすい糸巻きタイプがベター。歯間の汚れをからめとるように前後左右に動かして。
STEP1
糸巻きタイプは使用する度に好きな長さをカットできます。1回で使用するのは約40cm。指先からひじ辺りまで伸ばした長さが目安。
STEP2
フロスの端を片方の中指に2~3回巻きつけます。両手の間が10~15cm程度になるように、もう片方の中指にも同様に巻きつけて。
STEP3
フロスを親指と人さし指でつまみ、ピンと張ります。歯1本1本の隙間に入れる際、常に新しい部分が当たるようずらしながら使用して。
STEP4
歯の根元までしっかり入れ、フロスが両側面に触れるよう上下左右に動かします。歯間がキツくて入りにくい人は歯科医院でチェックを。
【歯の表面&歯茎をケア!歯磨き編】
1日1回でもいいので、丁寧に時間をかけて歯磨きをする習慣を。必ず鏡の前に立ち、磨き残しや歯茎と舌の状態もチェック。磨き上がりは歯の表面を舌で触ったとき、歯科クリーニング後のようなツルツルの状態がベスト。
POINT1
歯の表面を磨く順番は、歯の裏側から表側をまんべんなくひと筆書きの要領で。歯ブラシは鉛筆持ちをすると負荷を軽減できます。
POINT2
歯の根元や歯茎との境目(歯肉ポケット)を磨くときは、隙間にもしっかりブラシが入り込むイメージで歯ブラシを45度の角度で当てて。
POINT3
前歯などの裏側は磨き残しが多く、歯石がつきやすい箇所。歯ブラシを縦にして持ち、根元から汚れをかき出すように磨くのがベター。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
NY生まれ、東京で育つ。出版社のオレンジページで美容雑誌の編集を務めた後、化粧品メーカーのクリエイティブ担当を経て独立。『美的グラン』『美的』『Oggi』などの雑誌や書籍の編集、広告制作を手がける。著書は『キッチンには3本のオイルがあればいい』、『石けんオフメイクシリーズ』(ともに文藝春秋)。