実はNG!? 毎日のケアでここまで差がつく! 美肌の分かれ道|エディター 大塚真里が解説
この先10年、理想の肌で生きていくには? 答えはひとつ。正しいスキンケアを知って、好きな素肌を育てていくこと。スキンケアで最も大事なのは、高価なコスメでも口コミで人気のコスメでもなく“肌とお手入れの正しい知識”。『美的』エディターの大塚真里が25年以上の取材経験で得た、肌が変わる毎日のスキンケアの正解をお伝えします。
エディター大塚真里 責任編集!毎日のケアでここまで差がつく!美肌の分かれ道
\スキンケアを頑張っているのにキレイになれない…それは“間違ったお手入れ”にあるのかもしれません。/
肌は日々少しずつ生まれ変わっていてその生まれ変わりをサポートしているのが、毎日のスキンケアです。今日1日のお手入れで肌が激変することはないけれど、積み重ねで確実に影響が出る。1か月後、1年後、そして10年後の肌を作るのは、今のスキンケアなのです。だからこそ正しい知識を!
良さそうに思えて実はNG!
- クレンジングしながらマッサージをして、毛穴の汚れを落とす
- ローラーで毎日顔をコロコロ
- 肌が乾燥する気がして朝は洗顔料を使わない
- 好きな人のおすすめコスメは即買い
- 落としてしまうクレンジング料や洗顔料にはお金をかけない
- 肌に合うスキンケアコスメを何年も使い続ける
わかっているけどやっぱりNG!
- たまにメイクを落とさず寝てしまう
- 化粧水だけでお手入れを終えてしまうことがある
- クレンジングシートやコットンで、ついゴシゴシこすってしまう
- ウォータープルーフのポイントメイクもクレンジングオイルで一気にオフ
- 高価な化粧水や美容液を、もったいなくて少しずつ使っている
- スキンケアは面倒なので手早くすませている
正しい知識を手に入れれば肌はどんどんキレイになる
欲しい情報も世界中のコスメもオンラインで自在に手に入るようになった今、スキンケアに興味がある人、お手入れを頑張っている人が増えたと思います。一方で、肌に悩んでいる人は依然として多く、くすみ、ハリのなさ、毛穴、小鼻の赤みなどが悩みの定番。
頑張っているのに肌が思いどおりにならない、その理由が実は“頑張りすぎ”にあるとしたら? メイクを落とすとき、化粧水をコットンでつけるとき、力任せにすると肌をこすってしまい、肌あれや赤みの原因となります。いろいろリサーチして誰かのおすすめコスメを買いそろえても、自分の肌に合わなかったら美肌にはなれません。
上にあげた2つの項目は、どちらも肌にとって避けた方がいいこと。でも、知らなかったり意識が足りないとうっかりやってしまいがちです。そう、肌をキレイにするのはスキンケアの正しい知識! 日々のお手入れでやってしまっていたNGをできるだけ減らし、OKを増やしていく。その積み重ねが、美肌を約束してくれます。
小さなトラブルにも悩まなくなる一生ものの肌知識、身につけましょう!
『美的』2022年11月号掲載
撮影/長谷川 梓(人物)、松本拓也(静物) ヘア&メイク/永田紫織(Nous) スタイリスト/槇 佳菜絵(人物) モデル/小室安未(CanCam専属) 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
出版社で女性誌の編集を担当した後、フリーランスに。メイクもスキンケアも膨大な取材を重ね、書籍の編集も数多く手掛けて、日々知識をアップデート。