健康・ヘルスケア
2022.9.20

【動画あり】“隠れ脱水”に気をつけて! 正しい水分補給のコツ|有村実樹のビューティ・ハックvol.5

『美的』公式インスタ@bitekicomインスタライブと連動連載♪美容が毎日を「楽」(ラク・たのしく)にする!有村実樹さんの連載第五弾です♪

vol.5 “隠れ脱水”になっていませんか?

水分代謝がよくなると、顔色が明るく肌に艶が出ました♪

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肌悩みを相談されて、「お水をちゃんと飲んでいますか?」と聞くことがあります。肌が分厚い感じがする、くすんでいる、乾燥してガサガサ、疲れて見える…という人は、体内の水分量が足りていないことが多いんです。人間の体は、子供で70%、大人で60%が水分です。水分不足だと、血液がドロドロになって巡りが悪くなり、肌細胞に栄養が行き届かず、新陳代謝が滞ってどよんとくすんだ肌になるんです。ドロドロの血液は色も茶色っぽく濁っていて、それが肌から透けて見えるのでさらにくすんで見えるんですね。「私はちゃんと水分摂ってるけど…??」という人、コーヒーやお茶、清涼飲料水などをがぶ飲みしていませんか? カフェイン入りの飲み物は逆に水分を排出してしまうので、飲んでいるけれどあまりカウントできません。やはりきちんと意識して“水”を飲むことがいちばん確実な水分補給の方法なんです。そういう私も、20代はじめの頃はその事実に気づいていない、“隠れ脱水”のひとりでした。脱水していると巡りが悪いのでいつも疲れている感じがしていたのですが、水を1日1.5l飲むようにしたら、倦怠感が抜けて体が軽くなりました。続けるうちに、肌がさらに明るく、透明感と艶がでてきた気が…! それを実感して以来、ずっと続けている美容習慣です。体も肌も絶対変わるから、ぜひ試してみてください。

ミキティと考える、正しい水分補給のコツ

水と間違えて飲みがちなものは…

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コーヒーや緑茶にはカフェインが入っていて、アルコールと同様、利尿作用があるため、水分補給のつもりが、逆に水分が体の外に排出されやすくなります。フルーツ味つきのお水や清涼飲料水は意外に糖分が多いので、ダイエット中の人やスタイルを気にする人には大量に飲むのはオススメできません。
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お水の味が苦手、という人は「カフェインレス」の飲料を飲みましょう

\ハーブティーも◎/
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ピュアなお水を飲んだ方がいいとわかっていても、お水の味がどうしても苦手という人も多いですよね。水以外で飲み物を選ぶときは、私はカフェインレスを基準にしています。麦茶やハーブティーなどはOKです。

1日の水、理想の摂取量は1.5l

\一度に飲むのは250mlくらい/
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+0.5lは食事から摂取できます。

1日、どれだけお水を飲めたか記録できるアプリあります!

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毎日目標1.5l…と思っても、どれくらい飲んだかわからなくなるのが現実。そんな方には、飲んだ水分量を記録できるログアプリがオススメ。何種かあるので自分に合うものを探して。

飲みたいときいつでも飲めるようにマイボトルを持ち歩く

外出時もお水を入れたマイボトルを持っていくと、のどが渇く前に水分補給できます。私は飲んだ水分量がわかる目盛りつきのボトルを愛用中。入れるお水は水道水でもいいんです。

\どれだけ飲んだかわかる目盛りつきがオススメ/
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KINTO ワークアウトボトル 480ml マゼンダ ¥2,530

飲み物はなるべく「常温」&「氷なし」で冷え防止!

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きちんと水分補給しても体を冷やしたくないので、なるべく常温の飲み物を飲むように。カフェなどで飲むときも、氷なしにしてもらうなど工夫しています。

「水太りするから」「むくむから」と言って水を避けないこと。水が巡ると体が整います。

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むくみの原因は水をたくさん飲んだからではなく、塩分を摂りすぎているから。逆に塩分を控えすぎるとミネラル不足に陥るので、適度な塩分を摂りつつ、充分な水分補給をしています。

「のどが渇いた!」と思ったら既に軽い脱水症状。お風呂やサウナの中でも水分補給を!

のどが渇いたと感じたら体が水分を欲している証拠なので、なるべくのどが渇かないようこまめに水分補給を。お風呂やサウナの中でも我慢せず、水を飲めるように準備して。私は寝室にも必ずお水を持っていきます。

\寝室にも持っていきます/
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ペットボトルで買うなら…オススメはこちら

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外で飲み物を買うときに選ぶのは、お水かノンカフェインのお茶系。お水なら「エビアン」、お茶なら「やさしい麦茶」や「成城石井のハーブティー」が好きです。
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Profile
本誌専属モデル、美容研究家。本誌の記事や自身のインスタグラム(@arimura_miki)で公開する美容法や動画がわかりやすいと人気。企業向けオンライン美容講座の講師としても活躍。昨年植物療法士の資格も取得、ストレスケアの方法をシェアするなど生来の優しさに基づく情報発信や、出産後さらに磨かれた美しさで、読者からも絶大な人気を誇る。

『美的』2022年10月号掲載
撮影/峠 雄三(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/MAKI スタイリスト/角田かおる モデル/有村実樹 構成/中尾のぞみ、多喜景子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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