ヘアスタイル・髪型
2025.4.22

【前髪なしセミロング特集】顔周りが大人っぽくなる上品スタイルを紹介

前髪なしのセミロングを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選。大人女性のお悩みを解消する前髪なしセミロングの作り方もご紹介します。顔周りに動きが出る大人スタイルです。

「顔型別」に似合う前髪なしセミロング【2選】

【1】「丸顔さん・卵型さん・逆三角形さん」フェミニンレイヤーのセミロング

顔まわりにたっぷりレイヤーを入れたこちらのセミロング。もみ上げのカールをしっかりつけるのがポイントで、あとは簡単なワンカールのみ。自然な動きでやりすぎ感のないフェミンさが魅力です。かき上げバングが大人の色気もプラスします。

【how to“ベース&カラー”】
胸上の長さでフロントにやや厚みが残るよう前上がりにカット。顔まわりとトップにレイヤーを入れて、こなれ感のある動きをつくります。前髪はあご下でカットし、サイドのレイヤーと繋げます。

カラーは、根元〜毛先にかけて明るくなるグラデーションに。伸びた時にプリンになりにくく、明るめでもナチュラルな印象を与えます。寒色系の人気色ベージュは、透明感があり肌色をキレイに見せ、ファッションを選ばない優秀カラーです。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで毛先を内巻きにするだけの簡単ヘア。もみ上げをしっかり巻くことで、空気感のあるふわっとした仕上がりに。顔まわりをリバースに巻くと、よりこなれ感のあるスタイルになります。スタイリング剤は、キープ力のあるバームで。毛先中心に塗布し、ややウェットに艶っぽく仕上げて。

担当サロン:MINX銀座店 (ミンクス ギンザテン) 川上春香さん

【2】「面長さん・卵型さん」ひし形補整で小顔見せするセミロング

ひし形シルエットで丸顔やおでこの広さをカバーするセミロング。顔まわりにたっぷりレイヤーを入れることで、ワンカールだけでもゆるふわの華やかなイメージに。

【how to“ベース&カラー”】
ベースのカットは、胸上のセミロングに。顔まわりにレイヤーを入れることで、顔の輪郭がひし形になり小顔効果を発揮。ふわっとした柔らかい毛流れも出してくれます。また、ドライカットで、毛先が先細になるよう調整するのもポイント。短めのおくれ毛が、アレンジ時のこなれ感をプラスします。

カラーリングは、10レベルのウォームブラウンに。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテでベースを外ハネに。レイヤーを入れた耳前の髪は、前方に引き出した状態で内巻きにすると、ふんわりキレイなワンカールがつくれます。トップは真上に引き出し内巻きワンカール。前髪は、黒目の間くらいのみドライヤーで立ち上げます。乾燥を防ぐ柔らかめのバターをなじませます。秋ヘアは、程よいツヤ感のあるセミマットな質感が○。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

ラフな雰囲気の「ウェーブ」セミロング【2選】

【1】クセ毛を活かせるウェーブセミロング

セミロング

ふわっと薫風になびくパーマスタイルはいかが?コテで巻いたようなラフなウェーブが再現でき、色っぽく女性らしいヘアスタイルを実現します。また、顔周りの気になるクセを活かせるので、湿度が高くなる梅雨対策としてもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下5cmmでカットし、全体的に軽さを出すレイヤーを入れます。顔周りはほおのあたりから動きが出るようにオンレイヤー。前髪は目の下の長さで作ります。

カラーは、11レベルのアッシュラベンダーベージュをチョイス。くすみやすいアッシュ系にラベンダーをMIXすることでなじみのいいベージュカラーが完成。パーマの柔らかさを引き立ててくれるヘアカラーです。

セミロング

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜25mmのロッドで根本まで平巻き。前髪は、太めのロッドで根本が立ち上がるように巻きます。

スタイリングは、軽めのオイルをなじませてからドライヤーで8割ほど乾かします。クシャっと乾かすとグッド。最後にマットな質感に仕上がるシーソルトスプレーを毛先からもみ込んだ完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん

【2】外国人風の柔らかセミロング

ウェーブヘア

LAのシティーガールのようなラフ感を再現し、外国人風の柔らかい雰囲気がポイントです。波巻きウェーブで作るセミロングヘアは、ボリュームアップしたい軟毛さんにおすすめ。無造作ヘアでもツヤ感のある質感が新しく、ウェット仕上げに飽きたという人にも◎。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでカットし、毛先の厚みが残るよう表面にレイヤーを入れます。前髪は、ノーズラインで切り、毛流れが作りやすいように整えます。

明るめと暗めの薬剤を絶妙にブレンドした、9レベルのヘーゼルベージュでカラーリング。寒色に寄りすぎないキレイなベージュカラーが楽しめ、ツヤ感と透明感をプラスします。

ウェーブヘア

【how to“スタイリング”】
34mmのカールアイロンで、全体を波巻きに。毛先を外巻きからスタートするとA ラインシルエットになるため、内巻きから始めるのがグッド。最後にエアリー感を出すよう、表面の毛束を取り、ツイストして根本からアイロンに巻き付けるのがコツ。マットな質感を演出するムースタイプのワックスを全体になじませたら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 蒼さん

顔周りの動きがポイントの「レイヤー」セミロング【3選】

【1】ヘムレイヤーの大人上品なセミロング

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タプっとボリュームを毛先に持ってきつつもヘムレイヤー(お顔周りの段)で柔らかく動きのある今っぽデザインに。品のある大人の女性像にハマります◎。

【how to“ベース&カラー”】
ロングヘア+ヘムレイヤー。全体的にレイヤーはほぼゼロ。

ベージュの8トーンと12トーンの加減法で、より透明感がでる10トーンをベースに、補色としてラベンダー、ピンク、ブルー、マット、グレイ、を調合しココアブラウンに。なりたいカラーを叶える為のブレンド調合で自分にしか似合わない色味に。

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【how to“スタイリング”】
前髪はドライヤーでサクッと上がるようにデザイン、ヘムレイヤー(お顔周りの段)が入っているので目の高さからリバース巻き(後ろに巻き込むやり方)でナチュラルに動くデザインに。全体は32ミリのコテで内巻き、外ハネのMIXをランダムに、表面のみリバース巻きで、最後にクリームを全体に馴染ませてあえて崩して完成。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん

【2】結んでも可愛いフェイスレイヤーのセミロング

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レイヤー人気に一つフェイスレイヤーでアクセントをつけたスタイル。顔まわりのおくれ毛が結んでもかわいい人気のポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたセミロングのレイヤースタイル。アウトラインは内巻きでまとまりを出します。前上がりにカット、トップは毛が落ちる位置を計算して(顎ラインでくびれがでるように)レイヤーをいれます。

カラーは透明感のある11トーンのイルミナカラーヌードと8トーンのコーラルを混ぜて、柔らかいオレンジベージュです。11トーンのベージュベースで透明感と流行りのオレンジ合わせれば、ナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマはレイヤーに沿ってワンカールを、デジタルパーマでしっかりしたワンカールがオススメです。

パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで束間を出したら出来上がり。顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめです。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

【3】ハイトーンカラーを合わせたレイヤーセミロング

イルミナカラーで作る大人の暖色ベージュカラーのセミロングヘア。王道モテヘアのかき上げバングで女性の色気もきちんと出せる!

【how to“ベース&カラー”】
胸下のレイヤースタイル。顔周りにそう毛流れは、かき上げバングができるようにどこで分けても大丈夫なようにしています。

カラーはイルミナカラーのサファリ12トーン。暖色のベージュカラーなので、前回入れたハイライトにうまくなじんでグラデーションのようにも見えます。なじみがいいので、グレーヘアにもおすすめの色見です。

【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンで毛先をワンカール内巻きにし、顔周りを中間から外側に巻きます。それに繋がるように前髪も流すように巻きます。全体的にくびれが出るようにミックス巻きにしているので、かき上げてもきれいにスタイルが決まります。ツヤの出るバームを全体に馴染ませて完成。

担当サロン:Surpass 星 晃介さん

カールがポイントの「韓国風」セミロング【3選】

【1】パーマで簡単に毛流れが出るセミロング

顔まわりにレイヤーを入れ、ニュアンスのある動きとリバースに流れる毛流れをつくるのがポイント。ツヤ感重視のスタイルで、ラフに韓流ヘアを取り入れたい人におすすめです。また、デジタルパーマをかけることで、アイロン無しでもふんわりとした仕上がりを叶えるのもうれしい。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、全体をグラデーションで、重さを 残しつつ動きを出しやすくします。顔まわりは、レイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、レイヤーで繋げてニュアンスが出るように。

カラーは、10レベルのナチュラルバイオレットブラウンに。青みのあるバイオレットをプラスしたくすみブラウンで、柔らかな質感と透け感を演出します。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26mmのロッドをメインに、毛先ワンカールのデジタルパーマをかけます。

スタイリングは、7割ほど乾かしたら(根元は完全にドライな状態)、髪をリバースにねじりながらドライヤーの風を当てます。毛先までドライしたら、スタイリングオイルを毛先になじませます。最後にドライヤーの風で全体を崩した後、シルエットを整えたら完成。

担当サロン:Sui表参道(スイ オモテサンドウ) 坂口勝俊さん

【2】暗髪+大きめカールの色っぽセミロング

ダークトーンの黒髪でも、柔らかさと抜け感を表現したセミロング。韓流風のたゆんとした大きめカールは、ランダムな動きで色っぽい仕上がりに。黒髪の艶やかさときちんと感を演出するので、大人世代にもチャレンジしやすいスタイルとなっています。

【how to“ベース&カラー”】
全体の長さを、顔の等倍の黄金比でカット。前上がりのワンレングスベースに、顔まわりに独立したレイヤーを入れます。前髪はリップラインでカットしレイヤーを入れて流しやすくします。

カラーは4レベルのブルーブラックに。人気の暗髪は、グレーを入れることで、透明感のある今っぽいカラーリングを叶えます。

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、外ハネ→内巻き→外ハネの波巻きに。顔まわりは、毛束をねじってリバースに巻くことで、ランダムな動きをつくります。オイルをつけながら毛先のカールをほぐし、隙間と抜け感を調整します。トップ部分のツヤ感と、毛先の動きでメリハリをつけるのがポイントです。

担当サロン:MINX OVER(ミンクスオーバー) 木俣翔さん

【3】Wカラーと巻き髪で作る大人韓国スタイル

Wカラーやフレームカラーなどを入れて光できれいに見えるカラーにしています。アイロンで巻くことで韓国スタイルも楽しめます。

【how to“ベース&カラー”】
セミロングのくびれ韓国風スタイル。

カラーは、前髪にブリーチを使ったwカラーのハイライト13トーンを入れて、全体は10トーンのオリーブブラウンに仕上げています。顔のフレームに入れたハイライトの分量を少なめにして、さりげなさを出せば、大人も取り入れやすいデザインカラーになります。

【how to“スタイリング”】
40ミリのマジックカーラーで前髪をアップステムに内巻きにします。32ミリのカールアイロンで、スソを外巻きにします。サイドの髪を上下2段に分け、下のだんの根元からアイロンを滑らすようにあてて、内巻きにします。上の段は、中間から毛先をリバースに巻き込んで流します。全体をワックスを揉み込んで完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

ナチュラルな魅力「地毛・黒髪系」のセミロング【3選】

【1】暗めのラベンダーカラーで透明感と柔らかさを出す

セミロング

アイロンワークが苦手な人でも、さらっとワンカール巻くだけでおしゃれヘアを実現できるこちら。スタイリングに時間をかけられない人はもちろん、大人女性にもマッチするナチュラルさが魅力で、ママ世代にもおすすめです。長めの前髪が骨格をカバーするので、丸顔さんにも◯。ラベンダーカラーは、暗めでも透明感が秀逸。女性らしく柔らかい雰囲気も演出してくれます。

【how to“ベース&カラー”】
全体を胸上でカットし、中間〜毛先を毛量調整で軽さを整えます。レイヤーを入れていないので、髪質を選ばず扱いやすいのがグッド。前髪は、リップラインで長めにカット。

カラーは、7レベルのラベンダーベージュをセレクト。ややダークトーンになるので、透明感にこだわり、色が抜けても黄色くなりません。

セミロング

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、32mmのカールアイロンか、ストレートアイロンで、内巻きにワンカール巻くだけ。最後に、中間から毛先にバームをなじませたら出来上がり。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん

【2】地毛風でも垢抜けるダークアッシュのセミロング

長めの前髪からサイドバング(前髪の両端)に自然につなげることで顔周りにほのかな動きを出し、ひし形シルエットが作りやすくなります。暗髪アッシュなら暗めの髪色でも透け感があり、おしゃれに見えます。アッシュで赤みを消すことによって暗髪でも垢抜けた印象のおしゃれヘアになります。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、全体は鎖骨下でワンレングスにカット。前髪は鼻下〜リップラインに設定し、サイドバングから顔周りにかけ流れるようにつないで。顔周りを中心にレイヤーを入れ、軽やかな質感に。

カラーは、落ち着いた6トーンのイルミナカラーでモノトーンのダークアッシュイルミナ。黒に近いダークカラーは地毛っぽさがありつつ透け感も出る、大人にぴったりな色味です。

【how to“スタイリング”】
ハチ下は毛先だけを外ハネにし、ハチ上の表面は中間に動きがつくように1回転のリバース(後ろ方向)巻きに。バームやオイルなど濡れ感が出るスタイリング剤を選んでしっかり手に広げ、髪の内側からなじませて表面は手ぐしで塗布。ひし形シルエットになるように整えたら完成です。

担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 白川 雄副さん

【3】ノーカラーで地毛を活かしたセミロング

カラーはしておらず、地毛の色を活かした黒髪スタイルです。ロングでも菱形フォルムでメリハリをつける事で、重くみえず大人っぽく動きのあるスタイルになります。

【how to“ベース&カラー”】
ロングの外ハネローレイヤースタイル。前髪は、薄めにサイドに流れるようにしてます。重めのローレイヤーで、顔まわりのみ顎下からレイヤーを入れ、毛流れが出るように動きを出してます。

カラーはしておらず、地毛の色を活かした黒髪スタイルです。

【how to“スタイリング”】
38ミリのカールアイロンで、裾を外側に巻き込みます。次にこめかみから上の髪を、サイドからバックの法まで厚めに取り、リバースに中間巻きにします。そうする事で菱形のフォルムになり、くびれができます。ワックススプレーなど、軽めのスタイリング剤を馴染ませたら完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

多毛くせ毛さんにおすすめ「ウルフ」セミロング

癖をいかしたくびれレイヤースタイルでウルフヘアに。毛量の多い方や、くびれにくい方は、メリハリのついたレイヤーをいれると扱いやすくなります。くせ毛を活かしたウルフヘアは毛量の調節もとっても大事です。多すぎてもくびれの形がつくりにくく、軽すぎても癖毛の方は広がりやすくなりがちなので、その辺りも担当のスタイリストさんに上手く調節してもらいましょう。

【how to“ベース&カラー”】
顔まわりは頬骨にかかる位が小顔効果抜群でおすすめです。顔まわりの癖が強い方は少し長めにすると、髪があばれにくいです。レングスの設定はお好みでが、鎖骨位が綺麗にハネやすく◎。肩まわりの長さははねやすくなるので、それを生かしてスタイリングをしますが、肩ちょうどだとまとまりにくいので、少し長めが扱いやすいかなと思います。顔まわりの長さから綺麗なひし形に、肩上でくびれるようレイヤーをつなげていきます。よくあるのが後ろに重たさが残ってしまうパターンなので、気をつけましょう。

カラーはオレンジブラウンで8トーンに仕上げています。

【how to“スタイリング”】
スタイリングはとっても簡単。癖を活かして少し手櫛を通したり、ねじりながら乾かし、まとまるスタイリングをつけて完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

美的GRAND掲載「40代」におすすめ!分け目を隠すセミロング

RUALA

角 薫さん

「くっきり分け目」、なんと大人のたるみ顔や大顔見えの原因に。今回はセミロングにおすすめな短め前髪による小顔見せについて、プロの美容師に教えていただきました!

【BEFORE】
長くなる程、重さで分け目がくっきり化する
「顔周りの髪が長いと、つい耳にかけてしまい、パッカリ割れがひどくなります。有効なのは前髪を作ること。サイドになじむ長さの前髪をほんの一筋、フェースラインに柔らかくかかるようにして」(角さん・以下「」内同)

トップにボリュームを足す、スタイリングテクも必須です!

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【解決策1】前髪を作ってみる
「サイドの髪とつながるように鼻からリップラインくらいの長さの前髪を作りました。印象は変わらないけれど効果は絶大です」
フェースラインを適度にぼかせるだけでなく、髪をまとめたときも、いいニュアンスの後れ毛に!

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【解決策2】乾かし方に注意して前髪を立ち上げる
額縁である髪に厚みやボリューム感があることで、顔が小さく見える法則を思い出して。
「髪が立ち上がれば厚みはつきます。正しい乾かし方で、前髪を立ち上げて浮遊感をもたせ、トップの高いひし形に近づけましょう」

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\前髪を上げて根元に当てる乾かし方で!/
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【解決策3】一直線の分け目を曖昧にする
一直線の分け目は錯視効果でタテが長い顔、つまり面長に見えてしまい、フェースラインまでモタついて見えがち。
「最後の仕上げに髪を動かして分け目の地肌を消して」。簡単なので次記事を見てぜひマスターを!

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【AFTER】
肩下5cmのセミロング。耳下にレイヤーを入れ、ひし形に近づけた上で、サイドにつながる前髪を新しく作り、ボリュームを足しつつ立体的な印象に。元々の毛量の多さを生かし、寂しかった印象が払拭できています。

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【SIDE】
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【BACK】
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担当サロン:RUALA

前髪なしセミロングの「ヘアアレンジ」【3選】

【1】不器用さんでも簡単にふんわりが叶うポニーテール

SINCERELY ディレクター

唐沢ゆりこさん

不器用さんでも簡単なふんわりポニーテールのご紹介。髪がペタンとしてしまう方や、毛量が少ない方必見のアレンジ方法です。いつもの結び方をほんの少し変えるだけで出来るので簡単。ただ、結ぶだけでなく、ワンポイント結び方を変えるだけで見え方が断然違う!

【HOW TO】

STEP1:ポニーテールにする
普通に結ぶイメージで、まずはポニーテールを結んでいきます。

STEP2:2つに分けて結ぶ
STEP1で2-3回結んだら、髪を写真のように分けて片方だけにゴムを通して結びます。上半分の髪はゴムを通さずに、下半分にだけ通すイメージ。

このようになります。

髪をかぶせるとこんな感じ。上の髪がゴムを通していないので、ふんわり感が生まれます。

完成
ふんわりポニーテールの完成。

横から見ると。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー)

【2】顔周りを巻いたざっくりシニヨン

PearL アシスタント

NANAMIさん

前髪のないヘアスタイルなので、アップにしたときに気を配りたいのが顔周り。巻いて動きをつけることで小顔効果を発揮します。

【HOW TO】

STEP1:ハーフアップを作る
毛先を中心に少量のオイルをなじませておく。耳の上で逆V字に髪を取って結び、ハーフアップにしてからくるりんぱに。ねじった部分の髪を指でつまみ出し、崩しながら立体感を出す。

STEP2:シニヨンを作ってクリップを飾る
顔周りの髪を残して全体を下の位置でまとめ、毛先を引き抜かない輪結びに。毛先を結び目に巻きつけてシニヨン風にし、ヘアクリップで押さえる。

STEP3:顔周りの髪を巻く
残しておいた顔周りの髪をカールアイロンで縦巻きにして、ゆるっとした曲線をつける。ぐるんと強くクセづかないように、アイロンで巻いたら時間を置かずスルーさせる程度に。

完成

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:PearL

【3】大人可愛いくるりんぱツインテール

LOOPスタイリスト

脇田 明日香さん

幼く見えない、大人にもおすすめのくるりんぱツインテール。ゴム4本で出来ちゃうし、帽子をかぶってもお洒落ミューズに決まる。簡単なのに、凝った感が◎なアレンジのご紹介です。

【HOW TO】

STEP1:2つに分けて結ぶ
手櫛で斜めに分けて、左右それそれ結ぶ。

1

左側はこんな感じに。

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STEP2:くるりんぱする
結び目の上で一度目のくるりんぱ。くるりんぱしたら、結び目をぎゅっと締め直しましょう。

3

左側も。

4

STEP3:2段目もくるりんぱ
1度目に結んだところより、下の部分で結んで2回目のくるりんぱ。この時も、結び目を最後にギュッと締めましょう。

5

STEP4:崩す
しっかり崩してふんわり感を出します。

6

完成

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左側も同じようにやったら完成。

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【BACK】

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【SIDE】
帽子との相性も◎。

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担当サロン:Hair LOOP(ループ)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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