ヘアのお悩み
2023.6.20

髪の量が多い、どうボリュームを抑えるべき?【プロ実践まとめ】

多毛さんのボリュームを抑えるスタイリング方法とおすすめのカット方法をご紹介します。その他、多毛さんにおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

髪の量が多い人向けの【3つのスタイリング方法】

ヘアサロン tricca代表

毛利俊英さん

【スタイリング方法1】重めのスタイリング剤を使う

Q.髪が多い上、膨らんで広がりやすい。スタイリング剤で落ち着かせる方法はありますか?
A.使うなら重ための感触のバーム! 膨らみやすい内側を忘れずに。
「毛量が多くて膨らみや広がりやすく、スタイリング剤をつけてもちょっとやそっとのことでは髪が落ち着かないというなら、太くてしっかりとした髪質さんだと思います。髪のボリュームを抑えるには、髪よりも重い質感のスタイリング剤を使うのが得策です。重たい質感のスタイリング剤のひとつであるヘアオイルは、ある程度の量を使う必要があり、ウェットな質感にするにはいいのですが、オンタイムにはあまり向いていませんよね。それなら、重めのバームを使ってみて。バームはワックスと違ってフォルムを作ることはできませんが、油分が多いのにテカリにくいので、自然に落ち着かせるのが得意。膨らみやすい場所を狙ってつけると、治りがいいですよ!」(毛利さん・以下「」内同)

\How to/

STEP1:バームを手のひら全体に広げる
「バームを適量取ったら、手のひらに広げます。体温で温めると髪へのなじみがよくなります」

STEP2:まずは毛先を両手で挟むように塗布
「パサついて広がりやすい毛先から塗布。両手で挟むようにつけると、均一につけられます」

STEP3:膨らみやすい部分の内側をなで抑える
「膨らみやすい部分は、表面の髪を持ち上げて内側からつけます。手のひらでなで抑えるようにして」

STEP4:髪の表面を上から抑える
「髪の表面全体を、両手で抑えて行く。STEP3で内側の髪を抑えているので、落ち着かせやすいですよ」

STEP5:最後に前髪をつまんで整える
「バームは足さず、手に残っている分でスタイリングするとベタつかず自然な仕上がりに」


【スタイリング方法2】髪の内側にストレートアイロンを当てる

Q.髪がボワッと広がりやすい…簡単に抑える方法はないですか?
A.ハチの内側の髪を抑えることに注力して!
「髪が広がりやすい主な原因は、毛量が多いのとクセのふたつ。ストレートアイロンとスタイリング剤のWアプローチが効果的です。でも、毎日髪全体をストレートアイロンで伸ばすのは面倒ですよね。それなら、髪の内側だけヘアアイロンをしてから、重みのあるスタイリング剤をつけてみて。日本人はハチが張っている人が多いので、ここだけ抑えればすっきりと見えますよ!」(毛利さん・以下「」内同)


STEP1:ハチ部分の髪の根元を水で濡らす
「髪が広がりやすい人が時短でボリュームダウンしたいなら、ハチ部分を抑えるのが近道。トップの髪を反対側に避けて、ハチ部分の髪の根元を水で濡らしましょう」


STEP2:ハチ部分から毛先へストレートアイロンを
「STEP1で濡らしたハチの根元から毛先に向かって、ストレートアイロンを当てます。アイロンは斜め下に向かって髪を伸ばすように当てていって」

\アイロン上向きはNG!/
「自分でストレートアイロンを当てるときに、髪を引っ張ることに意識しすぎてアイロンが上向きになっている人が多くいます。これだと髪の根元が立ち上がってボリュームを抑えられないので。鏡でアイロンの向きをチェックして」


STEP3:手のひらの重めのスタイリング剤を広げる
「ボリュームが出やすい人は水分を含むと広がりやすいので、湿気が多くても広がらないように、重い感触のスタイリング剤をつけておきましょう。シアバターのようなバームや固まらないワックス、濃厚なヘアオイルがおすすめです」

「重めのスタイリング剤を手に出したら、両手のひらにまんべんなく広げてから塗布しましょう」


STEP4:両手でハチの毛束にスタイリング剤を塗布
「STEP3でストレートアイロンを当てた毛束を両手のひらで挟み、毛先に向かって手を滑らせながらスタイリング剤を塗布していきます」


STEP5:コームで毛流れを整える
「コームで毛流れを整えながら、スタイリング剤をなじませて髪を抑えると、広がりにくい髪に」

完成
「かき分けておいたトップの髪をかぶせて、もう一度コームで髪をとかして。内側につけたスタイリング剤が程よくなじんで、ベタッとしないのに広がりにくい髪に仕上がります」


【スタイリング方法3】カールを付けたい時は少量で

Q.剛毛で直毛なため、ヘアアイロンを使ってもカールがつきにくい。どうしたらいい?
A.毛の量を少なめに! 髪が短い人はストレートアイロンを使うのも手。
「剛毛かつ直毛だと、ヘアアイロンを使ってもカールがつきにくいですよね。でもその原因のほとんどが、一度に巻く髪の量が多いから。ヘアアイロンは髪に熱を加えて形を作るので、毛量が多いと熱が行き届いていないのです。まずは一度に巻く毛量を減らしてください。また、髪が短い人は、カールアイロンだと髪の長さが足りなくてしっかり巻けないことが。その場合はストレートアイロンを使い、手首を回してカールをつけるといいですよ」(毛利さん・以下「」内同)

【コツ1】毛量を少なめに取って巻く
「髪1本1本にヘアアイロンの熱がまんべんなく行き渡るように、一度に髪を巻く量は少なめに。ヘアアイロンに巻き付けた髪の間からアイロンが見えるくらいの毛量が目安です」

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\NGなのは…/
「ヘアアイロンで髪を巻いたときには、ヘアアイロンが見えなくなるほどの毛量は多すぎます。熱が伝わらずカールがつきにくくなってしまいます。少しずつ巻くと面倒に思うかもしれませんが、一度でしっかりとカールがつき、何度も巻き直すよりも効率的。急がば回れですよ!」

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【コツ2】毛先だけカールしたいときはストレートアイロンも◎
「毛先だけ巻きたい人や、髪が短くてカールアイロンがしっかり巻けない人は、ストレートアイロンを使うのがおすすめ。ストレートアイロンなら毛量を調整しやすいというメリットがあります。このときも、一度に挟む毛量を少なめに。手首を回しながら髪を滑らせると、キレイなワンカールがつけられますよ」

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【カット方法】多毛くせ毛さんはレイヤーカットで調整がおすすめ

Lila by afloat(レイラバイアフロート)スタイリスト

緒方創惟(おがたそうい)さん

Point

毛量が多く癖も強い方は、レイヤーをたっぷり入れてシルエットをキレイに整えるのがポイント。毛量が多い方のメリットはたくさん切ってもスカスカにならないので、好きなように髪に動きをつけられることです。


髪の量が多い人向けの「ショート~ボブ」【3選】

【1】髪が多くてもまとまりやすいふんわりショート

Point

自然に流れる位置でカット。毛量が多い人でもまとまりやすいのがポイント。

【how to“ベース&カラー”】
ふわっとした柔らかいシルエットで、ショートヘアでも女の子らしさがUPします。全ての顔型と相性抜群の万能スタイルです。

7トーンのラベンダーベージュ。女性らしく顔色とお肌を綺麗に見せてくれます。

【how to“スタイリング”】
バームタイプのワックスを揉みこむように全体につけ、最後にコームで梳かして完成です。前髪と顔まわり、もみあげはストレートアイロンでスタイリング。バームタイプのスタイリング剤は艶感・束感・濡れ感すべて叶えるのでショートヘアにオススメです。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 峯ともやさん

 

【2】涼しげな表面レイヤーボブ

Point

タイトにまとまるデザインなので、特に多毛さんにおすすめのボブヘア。シンプルなボブヘアに飽きてきた人にも◯。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下1cmのワンレングスボブ。中間にグラデーション、表面にレイヤーを入れるのがポイントで、ボブでも軽やかな雰囲気を叶えます。前髪はシースルーで束感が出るように整え、サイドバングがこめかみをカバーしながら小顔効果を発揮。

カラーは、6レベルのショコラベージュに。暗髪ですが、透明感がありツヤ感をUP。

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【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、ベースを外ハネに。表面は軽く内巻きにするとより動きが出てグッド。前髪は、サイドを流すように巻くと、顔まわり軽くなりかわいく仕上がります。スタイリング剤は、多毛さんはオイル、軟毛さんはバームがおすすめ。内側はしっかり、表面は動きを出すようになじませます。前髪は、毛先をつまんで毛束感を調整したら完成です。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 荒井夏海さん

 

【3】レイヤーがポイントの軽やかくびれボブ

Point

レイヤーはしっかり入れるのではなく、ほんのり入れるだけで柔らかい動きを実現し、くせ毛さんや多毛さんにもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩くらいの長さのワンレングスに。表面に軽くレイヤーを入れ、ふわっとした動きを出しやすくします。前髪は、厚くならないよう軽めに。サイドバングは、チークラインでカットし動きをプラス。

カラーは、8レベルのショコラブラウンに。派手にはなりたくないけど、赤みは削りたいという人におすすめの髪色で、1年を通して人気色です。

【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネにして、首に沿わせたくびれヘアに。表面は内巻きに、サイドバングは、内巻きにしつつ、外に抜くように毛流れをつけるのがポイント。くせ毛&多毛さんは、バーム、細毛&軟毛さんは、オイルを。セットが長持ちするしっとり系がおすすめです。スタイリング剤を指の間までしっかりつけ、内側から揉み込むようになじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

 

髪の量が多い人向けの「ミディアム」【4選】

【1】柔らか見せが叶うパーマミディ

Point

重めのベースに、パーマの動きをプラスすることで柔らかさのある重軽デザインを実現。今っぽい軽さが出るので、お洒落に垢抜けたい人におすすめです。また、髪の量が多く、減らすと広がりが気になる……、そんな人にもぜひトライして欲しいスタイルになります。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨ラインでグラデーションスタイルに。トップにのみレイヤーを入れ、さらにスライドカットで浮遊感をプラスします。前髪は、リップラインを基本に、丸顔さんは長め、面長さんなら短めと骨格に合わせてカットします。

カラーは、8レベルのココナッツベージュに。ベージュの柔らかさに加えて、しっとりとした質感で深みがある色味です。赤みをおさえたニュートラル色なので、アッシュからのカラーチェンジにもぴったり。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜38mmのロッドを使い、毛先から2回転の平巻きに。トップのみ、根元まで巻き込むことでふんわりとした柔らかいカールを叶えます。スタイリングは、ソフトワックスにオイルを少し混ぜ、中間から毛先に揉み込みます。オイルをMIXすることで、ツヤ感とゆるっとしたニュアンスが出しやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

 

【2】耳掛けのすっきりミディ

Point

どんな髪質でもトライしやすいですが、多毛さんには特におすすめです。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースは肩~肩下1cmの長さで平行ラインに。表面には軽さを出すためレイヤーを入れます。
前髪は、目の下の長さで薄めにカット。

カラーは9レベルのラベンダーベージュをチョイス。赤みをおさえつつツヤ感をUPさせ、褪色した髪色をキレイにカバーできます。

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【how to“スタイリング”】
26mmのコテで毛先を中心にくびれさせるように外ハネに巻きます。耳上あたりにコテを横に入れ、根元がふわっと立ち上がるようにボリュームを出します。スタイリング剤はオイルorバームを、もみあげ&耳まわりの内側からなじませ、その後、えり足、表面とつけたら完成。パラっとしたセミウェットな質感が大人の女性らしさを演出します。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん

 

【3】髪のボリュームが抑えられる外ハネミディ

Point

カジュアルと女性らしさを両立できるミディアム。髪のボリュームはおさえたいけど動きが欲しい多毛さんにもおすすめです。

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【how to“ベース&カラー”】
鎖骨でワンレングスにカット。顔まわりはリップラインで独立したレイヤーを入れることで、顔まわりをカバーします。前髪は、目と眉の間の長さでサイドを少し長めにカットすることで、こめかみに隙間ができなくなります。

カラーは、10レベルのピレンジをチョイス。暖色にトライしたい人におすすめで、ピンクの華やかなツヤ感とオレンジの柔らかさのいいとこ取りをしたカラーです。

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【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンでベースを外ハネにし、顔まわりのレイヤーは内巻きにワンカール巻きます。前髪は、マジックカラーで巻くか、そのままでもOK。さらっとタイプのオイルを手に伸ばし、指の間にもなじませたら、髪をとかす要領で塗布します。外ハネは、ひっくり返すように、前髪は束感を出すようにつけます。アイロンは、ストレートでも◯。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

 

【4】極細ハイライトで重く見えない大人のミディ

Point

細かくたくさん入れたハイライトが白髪をぼかす効果があります。ほかの部分とのなじみも抜群でグレーヘアにはオススメです。極細ハイライトの効果で、髪が多くても重く見えないです。

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【how to“ベース&カラー”】
肩について跳ねる長さのミディアムボブ。細めにたくさん入れたハイライトが表面に動きを出してくれます。

全体的には9トーンのナチュラルブラウン。大人の女性にはナチュラルに決まるオススメカラーです。

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【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、襟足の根元から外に跳ねるように、アイロンをかけていきます。少しずつ毛束をとって、表面まで、積み上げていく感じで。仕上げに、オイル、続いてバームとつけます。内側もしっかり、中間から毛先につけて、ウェットな質感を出していきます。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

髪の量が多い人向けの「ロング」【3選】

【1】センターパートのレイヤーロング

Point

顔まわりにレイヤーを入れて多毛さんでも軽やかな印象にします。

【how to“ベース&カラー”】
毛先は厚みをつけますが中の方だけ量をとって扱いやすくカットします。6トーンのラベンダーアッシュ。

【how to“スタイリング”】
38ミリのコテで耳から前のレイヤーが入ってる場所はリバース巻きにします。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん

 

【2】レイヤー×カーキアッシュの軽やかロング

Point

日本人特有の赤みや黄みが気になる方におすすめの「カーキアッシュ」に、多毛さんのお悩みを解消すべく、レイヤーをたっぷり入れたロングヘアは、重みも赤みも感じさせないスタイルです。

【how to“ベース&カラー”】
毛量が多い方にオススメなレイヤーカット。毛先に動きが出やすくなり軽い印象を与えられるので、まずはたくさん量を減らしてしまうのではなく、全体を見ながらレイヤーを入れることで軽い印象に仕上げていきます。顔まわりのおくれ毛は結んでもおろしてもどちらも可愛いのでオーダー数No. 1です。

カラーはくすみカラー8トーンの「カーキアッシュ」で、赤みやオレンジ味がでにくくなっています。暗めにしたいけど重たい印象にしたくない方は、柔らかさと透明感がでる「カーキアッシュ」がオススメです。レイヤー×カーキアッシュは抜け感ヘアの鉄板です。

【how to“スタイリング”】
ダウンスタイルで忘れがちなもみあげは、髪をしっかり巻いてあげることで活きてくれます。全体は38mmのコテでレイヤーとグラデーションを活かして3段階に高さを変えてワンカールをします。顔まわりのみ内巻きでゆるいカールを入れて、スタイリング剤をつける時にふわふわにほぐすと、ただのワンカールから差がでるレイヤーを活かしたヘアスタイルになります。

担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ) reinaさん

 

【3】しっかりレイヤーのロングウェーブ

Point

骨格に合わせてレイヤーを入れるので、多毛さんでもOK。

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【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上でカットし、顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。前髪はワイドなシースルーバングに。さらに、内側を薄めにつくり、ちょろっとした髪が自然にできるようにします。

カラーは、8レベルのラベンダーアッシュに。深みのある落ち着いた色味ながら、光を反射して透け感とツヤ感を与えてくれるのが嬉しい。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、毛先から内巻き→外巻きのウェーブ巻きをあごラインまで巻きます。特に、毛先の内巻きをしっかりカールづけするのがポイント。ツヤ感を与えつつ、自然な柔らかさが出るようジェルとワックスをMIXしたものを塗布します。最後に束感を整えたら完成です。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) MANAEさん

 

髪の量が多い人向けの「ヘアアレンジ」【4選】

【1】ボリュームを抑えるくるりんぱアレンジ

ヘアサロン tricca代表

毛利俊英さん

STEP1:髪の表面と顔周りだけアイロンで巻いていく
「髪をアイロンで巻くと動きがついてアレンジしやすいですが、髪全体を巻くとボリュームが出過ぎてしまうので、表面と顔周りだけゆるく巻きます」(毛利さん・以下「」内同)

STEP2:髪をハーフアップにしてくるりんぱを
「耳上の髪を取ってハーフアップになるようにヘアゴムで結んだら、くるりんぱを」

STEP3:後頭部の髪もくるりんぱする
「STEP2でくるりんぱした下の部分の髪を結び、Wくるりんぱに。日本人は後頭部から襟足にかけて毛量が多い傾向にあるので、くるりんぱで後頭部の髪を抑えるとすっきり感がUPします」

STEP4:毛先に向かって三つ編みを
「後ろの髪は三つ編みにすると、ボリュームが抑えられます。毛先をヘアゴムで結んでから、ところどころの髪を細く引き出して少し崩すと、“しめ縄感”を回避できます」

完成
一見複雑そうなだけれど、Wくるりんぱと三つ編みで仕上げているから簡単。 立体感はあるのにすっきりとしたヘアスタイルに。


【2】ゴム3つを使った簡単すっきりまとめ

K-two青山店 チーフ

三田 知花さん

STEP1:オイルを髪につける
オイルワックスを2~3プッシュ手に取り髪の毛に馴染ませます。

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髪の毛の表面をタイトに整えてながら、毛先の広がりもおさえるように全体に満遍なくつけてください。

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STEP2:1つにまとめる
全体にオイルをつけ終えたら、ゴムで低めの位置で結びます!気分やファッションに合わせて位置は自分で調整するのもオススメです。

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STEP3:2回目も結ぶ
二つ目のゴムは少し感覚を開けてまた結びます。
(髪の毛の長さに合わせて、間を調整しながら結びます)

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こんな感じに。

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STEP4:3回目
最後同じように3つめも結ぶだけです!長さに合わせて、4回目もありです♪

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STEP5:顔周りを整えて完成
前髪や顔まわりにもスタイリング剤をつけます。後ろと前の質感を一緒にすると統一感が出てGOODです!

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横から見ると

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後ろから

スッキリタイトにまとまり多毛・剛毛感も感じませんよね。

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【3】しっかりまとまる三つ編みアップ

AFLOAT NAGANO スタイリスト

轟美貴子さん

STEP1: 毛先だけ軽く巻く
アレンジしやすいように毛先を巻いておきます。バームを全体的につけるのがオススメ!コテは32ミリか38ミリがこの長さならおすすめです。

STEP2:3つに分ける
サイドの毛を多めに残して真ん中の髪のみ下の方で一つに縛ります。

STEP3: 三つ編みする
真ん中の縛った毛を毛先まで三つ編みします。毛先をゴムで丸めておくとまとめやすいです。

STEP4:お団子を作る
結び目のところでお団子にします。髪の長さが短い人はほぐすと可愛いです。お団子にしたらピンで留めましょう。毛先の部分に上から下に向けて刺すと取れにくいです。

STEP5: 編み込みを作る
残してあるサイドの毛を編み込みします。毛先の方は三つ編みをして毛先をゴムで丸めておきます。

STEP6:反対側も同様に
反対側もSTEP5同様に編み込みを作ります。

STEP7:サイドの編み込んだ毛を巻き付ける
後ろでお団子したところに巻き付けるようにまとめます。上から下に巻き付けると、編み込みがきれいに見えます。こちらも巻き付けたら毛先をピンで留めて固定しましょう。

完全!
ヘアアクセがなくてもとても可愛いです。和装や冠婚葬祭、これからの時期は卒業式や入学式にもおすすめです。


【4】多毛さん&癖毛さんにおすすめの八の字編みおろし

AFLOAT NAGANO スタイリスト

轟美貴子さん

STEP1: 毛先を軽く巻く
クールにしたい方はストレートで、可愛らしくしたい方は巻きます。今回は38ミリのアイロンで巻いてみました。

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STEP2:低めの位置で結ぶ
首の付け根辺りで結びます。高さはお好みに合わせてなんでもいいのですが、今回は低めにしました。

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STEP3: 3つに分ける
左右と巻き付ける毛(写真の真ん中の髪)で3つに分けます。真ん中の細い毛は毛量によって変えて下さい。

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STEP4:八の字に巻き付ける
分けた3つの毛の細い毛を八の字に巻き付けていきます。まず右側の分けとった毛に下から上に時計と反対周りで被せます。

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STEP5:左側の髪にも
次は左側の分けとった毛にさっき被せた毛を下から上に時計回りに被せます。そうすると八の字の巻き方になります。

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何回かやっていくと巻き付けている毛が先細になってくるので多毛な方は毎回でも良いです、細毛、少毛の方は3.4回巻き付けてから毛を足していくのをオススメします。

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完成
何回か毛を足しては巻き付けていき好みの長さまできたらゴムで結びます。結び目は自分の毛を巻き付けて結んだゴムに引っ掛けて留めると見た目がきれいです。お気に入りのヘアアクセをつけたら完成。

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その先を2か所ビニゴムで留めて、各々くるりんぱしても可愛いですよ。

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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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