人気美容師が解説!カットの種類がわかれば自分史上最高のヘアスタイルを見つけられる
色々あるカットの種類、皆さんは何のカットがどんな効果があるのかご存じですか?人気美容室のスタイリストにカットの説明と、こんなニュアンスにしたい時にこのカット!などを聞いてみました。トレンドのウルフカットやグラデーションカット、レイヤーカットなど。カット方法がわかれば、スタイルを選ぶときにもう1段階納得できる自分のコレ!が選べるようになるはずです。
1:ウルフカット
何と言ってもここ最近で一番人気のウルフヘアに用いられるウルフカット!レイヤーを更に段の幅を効かせたハイレイヤーでカットし、オオカミを意識してトップは短く、襟足は残し薄くしていく様なカットです。ナチュラルなデザインにポイントで要素を入れることによりアイロンでもデザインする事も可能です。年代問わず、またハードさもソフトさもカットの調整で出せるウルフカットは万人受けするため、ウルフヘアが人気がある理由もわかりますね。
2:グラデーションカット
ヘアスタイルでよく耳にするカットの1つではないでしょうか?レイヤーより段の幅が狭い切り方で、ヘアデザインとしてのボリュームは下にきます。内巻きワンカールデザインに向いてます。ボブでも少しグラデーションが入ることによりまとまりを作れ、髪質によりグラデーションの入れ方を変えていきます。顔周りにボリュームを持たせることができるグラデーションカットは骨格カバーで頬周りのお悩みを払拭するのにもおすすめです。
3:レイヤーカット
こちらも同じく、よく耳にするカット方法の1つで、カットの基本中の基本といってもいいぐらいよく用いられるのではないでしょうか。レイヤーとは段の事で、デザインに動きや、くびれを作る時に使用します。お客様の髪に動きを作り気分を変えたり、ロングの場合はトップや顔まわりに独立させて入れたりもします。アイロンで巻く方にはレイヤーを入れるだけでワンカールが一気に上から下まで動く髪に変身させる事も可能です。髪全体にボリューム感を出すことができるレイヤーカットは、髪がペタンとしがちだったり、猫っ毛などの方が動きのあるふんわりスタイルを求める際には必需ですね。
4:スライドカット
その名の通り、髪に対してハサミを根元から毛先に滑らして毛量を減らすカットです。髪に毛流れを作り込むとき、ロングヘアに動きを作るとき、ショートに毛束を作るときなど仕上がりをイメージしてスライドカットを使用します。毛量を減らす技法のため、髪の量が多く軽くなりたい人などにはこのカット方法が用いられることが多いのではないでしょうか。また、髪の動きを作るときに使われるカットのため、スライドカットすることでスタイリングしなくてもある程度の髪流れが作れるのが◎
5:レザーカット
レザーカットは、ブラントカットと対照的で短時間で毛先を先細りに切ることが得意です。デザインのアウトラインを馴染ませる時、毛先を産毛のように柔らかく作る時に使用します。ショートヘアを作るときの毛先などをカットする際に眉そりのようなものでカットしたりもすることもありますね。とにかく馴染ませカットにはこの技法が用いられることが多いです。
6:ブラントカット
あまり、耳にしたことはないかもしれないですが結構用いられているカットの1つ。髪の毛の切り口がまっすぐ直線的になる切り方。ボブ、切りっぱなし、ロングでもまとまりに見せたり、デザインにエッジを効かせたいときに有効です。ぱっつん系がお好きな方は、このブラントカットがきっといいのではないでしょうか。
DELA by afloat(デラ バイ アフロート)
文/黒木咲希
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ミセス世代に圧倒的な支持を持ち、美容を楽しんだり自分に自信が持てるヘア提案が得意です。遠方からも悩み解決やイメチェンをしたいお客様が訪れています。企業広告や、有名人のヘアメイクなど幅広い仕事もこなす魅力的な美容師です。@aotaku0220