ヘアカラー
2023.10.26

色っぽ美人。黒髪セミロング【実例16】ヘアアレンジも

透明感も出て色っぽさが出せる黒髪セミロング。上品さも出る髪型を掲載。前髪あり・なし別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「前髪あり」黒髪×セミロングスタイル【5選】

【1】重めぱっつんのナチュラルスタイル

Point

カラーは透明感のある10トーンのラベンダーグレー。柔らかな透明感にします。ナチュラルだけどカッコかわいい女性にします。


【how to“ベース”】
韓国でも人気が広がってきているぱっつん重め前髪と、もみあげにアクセントをつけたセミロングのレイヤースタイル。アウトラインは前上がりにカット。パーマをかける場合は26〜29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転の外ハネワンカールがオススメです。


【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで外ハネになるよう毛先をおさえたら出来上がり。もみあげのおくれ毛はアクセントになるので、バームワックスで束をつくるのがおすすめです。前髪に少し丸みをつけて毛先にバームワックスをつけ、櫛を通せば一気にカッコかわいいスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

【2】赤みが出ない暗髪スタイル

Point

カラーは10トーンのグレー×ベージュ×ブルーを組み合わせた“シルバーブルージュ”に。寒色系のカラーになりますが、赤みが出ず色持ちもいいので人気です。


【how to“ベース”】
カットはワンレンのセミディへアに。毛先を重たくカットすることで巻いたときにたぷんっと感が出て可愛い。


【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで毛先外ハネにしてから中間はミックス巻きにします。スタイリングが面倒な方はパーマをかけてもOK。スタイリング剤はオイルを毛先から揉みこむようにつけていきます。いっきにモード感×こなれ感が出てオススメです。

担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ)  白川 雄副さん

【3】優秀カラーの綺麗ナチュラルスタイル

Point

カラーリングは6レベルのアッシュベージュに。赤みをしっかりおさえつつ、くすみ知らずの優秀カラー。暗めの髪色ですが、地毛とは違う透明感とお洒落さをプラスしてくれます。


【how to“ベース”】
カットは鎖骨下5cmのレングスで、前上がりベースに。アウトラインにやや厚みを残し、あごラインからレイヤーを入れることで顔まわりを明るく見せます。前髪は目にかかるギリギリの長さに。前髪ありでも幼く見えず、きれいめな印象を与えます。


【how to“スタイリング”】
乾かす前にトリートメントオイルやベースオイルをつけるのがポイント。ドライヤーやアイロンの熱から髪を守るだけなく、髪にツヤを出してくれます。髪を乾かしたら、32mm のアイロンで内巻きにワンカール半。顔まわりのみリバースに巻きます。スタイリング剤は無しでもOKですが、ボリュームを落ち着かせたい場合はヘアオイルを塗布して。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  大山幸也さん

【4】地毛風の暗髪ウェーブスタイル

Point

ウエーブパーマ透明感地毛風アッシュカラー


【how to”スタイリング&カット”】
毛先に重さを残してパーマをかけることで自然なボリューム感に。大きめなウェーブのスタイルで大人ガーリーな雰囲気に。ふんわり感のウエーブで骨格をカバー。

シースルーのアシメバングでほどよい抜け感を。眉の位置で幼くなりすぎない印象にするため、やりすぎないアシメで斜め感をだす。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  藤間帆乃夏さん

【5】ふわっと毛束の立体感カラースタイル

Point

カラーは7トーンのダークブラウンアッシュ。赤みのない青系のカラーは髪に透け感や透明感を与え、暗いカラーでもペタッとならず立体感を出します。ツヤが高いので上品な印象を与える効果も。


【How to“ベース”】
鎖骨下7cm、毛先に厚みを残した切りっぱなし風ワンレンカット。パーマの動きが出やすいよう、表面にはレイヤーを入れます。前髪は眉と目の間でカットし、毛先がサイドに流れるように毛量調整をします。


【How to“スタイリング”】
パーマは柔らかい質感に仕上がる水パーマがおすすめ。20〜28mmのロッドで、耳上は毛束の中間から内・外MIX巻き、耳下は毛先まで平巻きのパーマをかけます。乾かし方は、根元をしっかり乾かしてから毛先を8割乾かします。さらにカールを手のひらで包むように持ち上げながら乾かすとふわっとしたウエーブに仕上がります。セミウエットになるムースを毛束全体にもみ込み、片サイドを耳掛けすれば完成です。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン)  石見優衣さん

「前髪なし」黒髪×セミロングスタイル【5選】

【1】地毛感と抜け感大人スタイル

Point

カラーは、落ち着いた6トーンのイルミナカラーでモノトーンのダークアッシュイルミナ。黒に近いダークカラーは地毛っぽさがありつつ透け感も出る、大人にぴったりな色味です。


【how to“ベース&カラー”】
カットは、全体は鎖骨下でワンレングスにカット。前髪は鼻下〜リップラインに設定し、サイドバングから顔周りにかけ流れるようにつないで。顔周りを中心にレイヤーを入れ、軽やかな質感に。


【how to“スタイリング”】
ハチ下は毛先だけを外ハネにし、ハチ上の表面は中間に動きがつくように1回転のリバース(後ろ方向)巻きに。バームやオイルなど濡れ感が出るスタイリング剤を選んでしっかり手に広げ、髪の内側からなじませて表面は手ぐしで塗布。ひし形シルエットになるように整えたら完成です。

担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ)  白川 雄副さん

【2】かき上げと暗髪で清潔感スタイル

Point

カラーは赤味を抑えた透明感抜群の外国人風ブルージュ。5から6トーンで大人っぽく。青味(ブルー)を濃く配合させるのが特徴で若干暗く見えてしまいますが、よりくすみ感が増し、日本人特有の赤味が綺麗に打ち消されたヘアカラーに仕上がります。


【how to“ベース”】
セミロングで毛先は重ためカット。顔周りはかきあげ前髪を流れやすくなるためにレイヤーを。


【how to“スタイリング”】
始めに上と下で2段にブロッキングをとります。下の段の毛先は外ハネ、上の段の毛先は内巻きに、中間部分は全て外巻き(リバース巻き)にします。前髪はかきあげたいので根元を少し濡らしてドライヤーで立ち上げます(上方向に乾かす)。最後に前髪の毛先を後ろに流すように外巻きにしたら、前髪と後ろの髪をなじませるようにオイル:バームを6:4でつけて完成。

担当サロン:LallYou金山  日高 杏奈さん

 

【3】艶感出し色っぽいスタイル

Point

カラーは4レベルのブルーブラックに。人気の暗髪は、グレーを入れることで、透明感のある今っぽいカラーリングを叶えます。


【how to“ベース&カラー”】
全体の長さを、顔の等倍の黄金比でカット。前上がりのワンレングスベースに、顔まわりに独立したレイヤーを入れます。前髪はリップラインでカットしレイヤーを入れて流しやすくします。


【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、外ハネ→内巻き→外ハネの波巻きに。顔まわりは、毛束をねじってリバースに巻くことで、ランダムな動きをつくります。オイルをつけながら毛先のカールをほぐし、隙間と抜け感を調整します。トップ部分のツヤ感と、毛先の動きでメリハリをつけるのがポイントです。

担当サロン:MINX銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン)  木俣翔さん

 

【4】ふんわりカールで動き出しスタイル

Point

カラーは6レベルのアッシュグレージュに。赤みをしっかりおさえつつ、ダークカラーながら透け感をほんのり感じることができます。


【how to“ベース”】
全体を鎖骨下3cmでカットし、顔まわりにレザーでレイヤーを入れます。レイヤーの軽さとレザーの質感で、より柔らかく、なめらかな動きを出しています。前髪はリップラインで切り、レイヤーとつながるようになじませます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは細めのロッドで毛先にワンカール、ホットパーマをかけます。薬剤を弱めにすることで、ダメージレスでコロンとしたカール感に。スタイリングは、8割ほど乾かしたら、左右2つに分け、耳の高さでねじりながらさらにドライヤーで乾かします。セット剤は軽めをチョイスし、トリートメントミルクか、ライトなオイルを。毛先から中間に揉み込み、手に残ったものを前髪に軽くつけ、毛束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:Rougy(ロージ)  江良栞さん

 

【5】暗髪でも色っぽいスタイル

Point

顔まわりは沿うようにカットすることで小顔効果が


【how to”スタイリング”】
目力アップのためセンターパートの流れる髪を作る。かき上げしやすいように、後ろに流れるようにフェイスレイヤーをいれる。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  田山穂波さん

「ストレート」黒髪×セミロングスタイル

Point

髪はあまり梳かずに38mmで大きなカールをつくり、自然なボリューム感で骨格をカバーします。暗髪でもシースルーバングにすることで抜け感、垢抜けヘアに(オフィスにもおすすめ)


【how to”カット”】
ちょっと長めなオン眉バングで顔周りに繋がる髪を作りボリュームアップ。逆三角形さんは前髪なしも似合うので2wayバングにして気分で変えてあげても楽しいですよ。

担当サロン:LallYou金山  木村 信佑さん

「パーマ」黒髪×セミロングスタイル【5選】

【1】地毛の外ハネスタイル

Point

カラーはしておらず、地毛の色を活かした黒髪スタイルです。


【how to“ベース&カラー”】
ロングの外ハネローレイヤースタイル。前髪は、薄めにサイドに流れるようにしてます。重めのローレイヤーで、顔まわりのみ顎下からレイヤーを入れ、毛流れが出るように動きを出してます。


【how to“スタイリング”】
38ミリのカールアイロンで、裾を外側に巻き込みます。次にこめかみから上の髪を、サイドからバックの法まで厚めに取り、リバースに中間巻きにします。そうする事で菱形のフォルムになり、くびれができます。ワックススプレーなど、軽めのスタイリング剤を馴染ませたら完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

【2】ウェーブが暗めが可愛いスタイル

Point

カラーは8トーンのラベンダーグレーで暗めでも存在感のあるお色味に!ラベンダー色がお肌の透明度を上げてくれます。


【how to“ベース”】
レイヤーは入れずにたぷんとした重みのあるシルエットで女の子らしい印象に。重みがあることで大振りウエーブがしっかり決まります。


【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで全体を外ハネからのリバース巻きでフェミニンすぎない雰囲気の韓国ヘアに。前髪はあえてストレートタッチで目力をしっかりアップさせてくれるようになっています。最後にオイルをさらっとつけることで艶感が出ます。

担当サロン:ciel(シエル)  藤間帆乃夏さん

【3】イヤリングカラーがお洒落スタイル

Point

カラーは、イヤリング部分をブリーチしながら、全体を6レベルのグレージュに。その後、ブリーチした髪に9レベルのベージュをオンカラー。全体的な明るさを抑えつつ、しっかり赤みを打ち消し透明感のある仕上りに。


【how to“ベース”】
胸上の長さでカットして、ローレイヤーを入れます。前髪は、巻いて目にかからない長さに設定して、抜け感のあるシースルーに。サイドバング、おくれ毛とつながるように、顔まわりに薄めのレイヤーを入れます。


【how to“スタイリング”】
髪全体を4ブロックに分けて、32mmのアイロンで波巻きにします。顔まわりの薄いレイヤーは、リバースで流れをつくるように巻きます。スタイリング剤は、ツヤ感&セット力があり、柔らかい動きを実現するミルクをチョイス。毛先を中心に揉み込み、顔まわりのレイヤーにも塗布します。最後に前髪をつまむようにつけ、抜け感を整えたら完成です。

担当サロン:Violet横浜店(バイオレット ヨコハマテン)  落合眺さん

【4】柔らかパーマと黒髪スタイル

Point

髪の暗さもボリュームが出ているように見えるので、暗く設定


【how to”スタイリング”】
柔らかな質感のパーマをかけてボリュームを出し骨格をカバー。顔周りに沿う髪で、さらに骨格をカバーできる。

担当サロン:ciel(シエル)  橋本和佳奈さん

【5】ゆるウェーブのダークカラースタイル

Point

カラーリングは、6レベルのアッシュグレーに。赤みがなく、ダークカラーでも透明感のある色に仕上げます。


【how to“ベース”】
ベースを鎖骨下3cmの長さでカットして、重めにレイヤーを入れます。前髪は眉下の長さでカット。サイドバングと前髪を柔らかくつなげることで、ナチュラルな大人っぽいスタイルに。動きを出したい中間から毛先にかけてセニングをいれます。


【how to“スタイリング”】
髪にボリュームを出したい場合、ドライ時にドライヤーの風を下から上に向けて乾かします。乾いたら32mmのアイロンでベースとなる髪を内巻きワンカール。リップラインより上に落ちる髪は、たて巻きでフォワード&リバースのMIX巻きに。この時、毛先から巻かずに中間から毛先にかけてカールづけをします。最後に、柔らかい仕上がりを叶えるクリームタイプのスタイリング剤を塗布して、束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ)  加藤貴大さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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