ヘアカラー
2024.3.24

パープル系アッシュで寒色透明感な髪色【スタイル12選】

ツヤ感と透明感が抜群なパープルアッシュ。暗めでもキレイな髪色を掲載。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

パープルアッシュってどんな髪色?

THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)スタイリスト

鬼頭 亜実さん

暗め:~5トーン
光に当たると柔らかいアッシュパープルになり柔らかい女性らしさを引き出してくれる明るさです。はじめてのカラーや可愛らしい印象にしたい方にオススメです。

中間:6~9トーン
あまり、バイオレット味は感じない、ラベンダーベージュ。奇抜にはしたくないけど、黄色味が強いベージュにもなりたくない方にオススメ!青みの強いラベンダーで、赤みを消しつつくすみ感をだして肌馴染みのいいベージュカラーに仕上がります!

明るめ:10トーン~
はっきりとパープルっぽさを感じたい方にオススメ!地毛が細毛で赤みの少ない方の方が綺麗に発色し柔らかいハイトーンカラーになります。どちらかというとイエベの方におすすめです。肌色も綺麗にみえ、春夏のシーズンにピッタリです!

「暗め」パープルアッシュカラースタイル【2選】

【1】赤みを削った透明感ミディ

Point

カラーは、透明感とツヤ感のあるラベンダーアッシュをセレクト。青紫っぽい色味で、赤みは削りたいけど、寒色にしたくないという人に◯。


【how to“ベース”】
ベースは、肩に当たるくらいの長さでワンレングスにカット。毛先の厚みを残しつつ軽さを調整し、レイヤーを顔周りに入れることで、ニュアンスのある動きを叶えます。前髪は、長めに大人っぽく仕上げます。


【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先を外ハネ→中間を内巻きの波巻きに仕上げます。バックまでの全体を波巻きするのがベストですが、難しい場合は、前髪と顔周りをしっかり波巻きにすればOK。

スタイリング剤は、オイルとクリームを混ぜたものを。中間〜毛先を結ぶようにねじりながらなじませたら完成です。

担当サロン:THE GARDEN TOKYO(ザガーデントウキョウ) 武田美奈さん

【2】赤みを抑えてハイライトを入れたロング

Point

艶感があり赤みを抑えるアッシュラベンダーのカラーに、表面・顔まわり・襟足にハイライトを入れて柔らかさをプラス。


【how to“ベース”】
ベースの長さ設定は美人ヘアの鉄則である“顔の等倍”にカット。アウトラインの重さを残しながら、顔まわりにレイヤーを入れます。前髪はアゴくらい長さで薄めにカットします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
毛量の多い人、少ない人、直毛の人にはデジタルパーマを。太めのロッドで毛先を1.5回転巻いてゆるめのパーマをかけます。パーマなしの場合、32mmのアイロンで全体を内巻きワンカール。表面を数カ所1cmくらい取り、根元付近からフォワードに巻いて柔らかい印象に。巻き終わったら手ぐしでほぐしてから、艶感の出るバームを揉み込みます。塗布する際、高い位置でポニーテールを結ぶようにするとキレイに仕上げることができます。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 菊池ステファニーさん

「中間」パープルアッシュカラースタイル【6選】

【1】6トーンのセンター分けロング

Point

6トーンのラベンダーアッシュ。


【how to”カット&スタイリング”】
顔まわりにレイヤーを入れて多毛さんでも軽やかな印象にします。毛先は厚みをつけますが中の方だけ量をとって扱いやすくカットします。
38ミリのコテで耳から前のレイヤーが入ってる場所はリバース巻きにします。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん

【2】7トーンのくすみ感でキレイショートボブ

Point

カラーは、ラベンダーグレージュを7レベルで。暗めのカラーでも透明感があり、光に当たった時の透け感が秀逸。くすみ感のあるカラーですが、肌なじみがよく、肌をキレイに見せてくれます。


【how to“ベース”】
カットベースは、リップラインのショートボブに。表面には角を取る程度のレイヤーを入れ、前髪は鼻先の長さでカットします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜14mmのロッドを使い、表面は中間巻き、トップは平巻きでデジタルパーマをかけます。柔らかい質感と髪へのダメージを考え、デジタルパーマを選んで。

ドライな状態で、オイル:ワックス=1:1でMIXしたものを揉み込むだけの簡単スタイリング。前髪は、ドライヤーで乾かす際に、立ち上がりをつけるとグッド。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン) 柏田彩乃さん

【3】8トーンで伸びても自然カラーなショートボブ

Point

8レベルラベンダーグレージュで伸びてきても自然なグラデーションになります。


【how to”カット&スタイリング”】
ショートボブはあまりレイヤーを入れずにぱっつんに。ストレートのワンレンにしています。前髪は無しでも少し垂らしてもOKに。

大人のウェットヘアはバームを付ける位置が大事。全部がしっとりではなくデザインの端、フレームを意識すると最小限で最大限の効果が出せます。乾かす際に、必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。ストレートアイロンで毛先を外に沿わせて、オイルを最後に付けてウェットに。耳掛けにより横の肌色をつくりうす前髪で縦の肌色を減らして、面長をカバーしています。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

【4】9トーンのオン眉ロング

Point

カラーは9トーンのラベンダーグレージュに。人気の寒色系で寒い時期におすすめ。


【how to”カット&スタイリング”】
顔まわりをおくれ毛が出るように小顔カットにしました。薄めのぱつっとしたラインで前髪はカットします。このぐらいの量であれば、髪が少ない方でもおでこをしっかり隠せるぱっつん前髪が作れます。全体はローレイヤーで毛先に厚みを残します。

38ミリのヘアアイロンで毛先を外ハネにして中間を全てリバースで巻きます。オイルをつけて艶を出します。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん

【5】8トーンのツヤ感外ハネボブ

Point

カラーは8レベルのラベンダーアッシュに赤みを打ち消すグレーを少しだけプラス。ツヤ感重視で、くすまず顔色をキレイに見せてくれます。


【how to“ベース”】
肩すれすれの長さでぱつっとライン感が残るようにカット。巻いた時にリップラインに落ちるように計算して、トップにのみレイヤーを入れます。前髪は眉にかかるくらいの長さでややラウンドに。顔まわりの髪を薄めに引き出し、おくれ毛をつくります。


【how to“スタイリング”】
顔まわりとトップの根元を起こしながらドライすると、動きと抜け感がでるのでおすすめ。乾いたら32mmのアイロンで外ハネにしてから、トップを持ち上げて内巻きにワンカール。前髪ともみあげも軽く内巻きにするだけの簡単スタイリング。最後に、オイルを全体になじませウェットな質感に仕上げればおしゃれヘアの完成!前髪は眉間の間にオイルをつけると、抜け感と束感をメイクできます。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 鈴木彩乃さん

【6】9トーンのツヤ透明感ショート

Point

カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。黄色を打ち消すペールトーンのパープルをMIXすることで、ツヤと透明感のあるカラーリングとなります。


【how to“ベース”】
襟足をあご下1cmに設定し、グラデーションベースでカットし、重めのレイヤーを入れます。後頭部の丸みを強調させるよう、襟足は短めです。また、すっきりとした襟足は、タートルといった襟元の高いファッションにもぴったりです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマをかける場合は17〜23mmのロッドを使い、内巻きと逆巻きをランダムに巻きます。アイロンで仕上げるなら、26mmのアイロンで内巻きと外ハネを無造作な動きとなるようランダムに巻きます。
ドライする時はトップが潰れないよう注意して。下を向いてラフに乾かすと簡単にボリューム感のある仕上がりに。7割ほどドライしたら、ワックスクリームを全体にクシャッと揉み込みながら塗布します。最後にハネ感を整えたらフィニッシュです。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 大竹祐紀さん

「明るめ」パープルアッシュカラースタイル【4選】

【1】13トーンのハイライトありロング

Point

襟足に細めのハイライトが入っています。それ以外は、13トーンのラベンダーアッシュで、全体染めです。ラベンダーカラーが透明感を生み艶が出ます。


【how to”カット&スタイリング”】
毛量が多いので、胸位の長さのロングレイヤースタイルに。前髪はサイドと繋げず、リップライン位の高さから流れるようにカットしてます。レイヤーの位置も低めで、少し重めにしてます。面長でも似合うバランスです。

38ミリのカールアイロンで、ランダムに中間から毛先にかけて巻いています。仕上げはオイルをなじませることで、緩やかなウエーブをキレイに見せることができます。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【2】10トーンの女性らしいシルエットショートボブ

Point

カラーは、寒色でありながら暖かみのある10レベルのラベンダーアッシュに。赤みを抑えてツヤ感があり、秋色としておすすめのカラーです。


【how to“ベース”】
ベースは肩につかない長さで、やや前下がりのグラデーションにカット。美しいシルエットとなるよう表面にレイヤーを入れます。前髪はリップラインで、薄めにカットします。もみあげ部分は、耳にかけた時にボテっとしないように毛量調整をします。


【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、32mmのアイロンで内巻きにします。トップの髪は巻くパネルを上に引き出すとふんわりとした仕上りになります。前髪も上に持ち上げて、後ろに流れるように毛先をワンカール。スタイリング剤は、髪の動きが出にくい人はシアバターを、硬毛の人はオイルクリームを選んで。どちらの場合も、スタイリング剤を手の平で馴染ませ、指の間にもつけてから、髪の内側から手ぐしを通すように塗布をしたら完成です。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

【3】13トーンの柔らかいひし形ミディ

Point

カラーは、13レベルのアッシュベージュをセレクト。寒色系の硬さを中和するためラベンダーを加え、柔らかさと透明感のある仕上がりが特徴です。


【how to“ベース”】
全体の長さを鎖骨ラインでカット。ベースの重さは残しつつ、トップにのみレイヤーを入れます。顔まわりのニュアンスは、スライドカットでメイク。前髪は巻いた時に頰から流れが出る長さに。


【how to“スタイリング”】
前髪はナチュラルな立ち上がりがつくよう40mmのマジックカラーを巻いておきます。ベースを32mmのアイロンで外ハネにし、表面の髪は内巻き1カールでふわっと仕上げます。顔まわりはリバースに巻いて流れを出して。時短にしたい場合、表面と顔まわりだけを巻いても◎。軽めのヘアオイルを空気を入れるように全体に塗布した後、手に残ったもので毛先と顔まわりを整えます。パサついて見えないようツヤ感重視にするとおしゃれ感もアップ。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 佐伯美祐さん

【4】10トーンのナチュラルロング

Point

カラーは透明感のある10トーンのラベンダーグレー。柔らかな透明感にします。ナチュラルだけどカッコかわいい女性にします。


【how to“ベース”】
韓国でも人気が広がってきているぱっつん重め前髪と、もみあげにアクセントをつけたセミロングのレイヤースタイル。アウトラインは前上がりにカット。パーマをかける場合は26〜29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転の外ハネワンカールがオススメです。


【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで外ハネになるよう毛先をおさえたら出来上がり。もみあげのおくれ毛はアクセントになるので、バームワックスで束をつくるのがおすすめです。前髪に少し丸みをつけて毛先にバームワックスをつけ、櫛を通せば一気にカッコかわいいスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー) 浅井 剛史さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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