ヘアカラー
2024.6.4

ダークブラウンでツヤ感と肌までトーンアップする【12の髪色】

落ち着いた雰囲気も出せるダークブラウンは柔らかくツヤ感のある大人カラー!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

ダークブラウンってどんな髪色?

THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 副店長/トップスタイリスト

原菜摘さん

少し赤みのあるブラウン(栗の皮のような色味)
大人っぽさや落ち着いた印象を持たせ、髪をツヤツヤに見せてくれます!日本人の肌になじみやすく、肌を明るく見せてくれるため、どの年代、どのシーズンでもオススメのカラーです!特にイエベ秋の方は外せない色味です!最近人気のブルネットはこの色になります。

暗め:5トーン
暗めのブラウンで、黒髪よりも明るく透明感がでます!少し赤みのあるブラウンなので、イエベの方にオススメですが、暗めなのでこのトーンぐらいであればイエベ、ブルベどちらの方も◎。

中間:8トーン
少し明るくしてあげることで、一気に髪色に透明感が出ます!イエベ秋の方は髪色が明るすぎると肌がくすんで見えやすいのでこれくらいのトーンまでがオススメです!どの年代にも中間トーンも◎。

明るめ:10トーン
あたたかみのあるブラウンですが、少しオレンジ味が出てくるので、こちらはイエベ春の方にオススメです!肌がワントーン明るく見え、柔らかい印象になります。特に30.40代の方にオススメです!

【1】地毛風カラーの切りっぱなしスタイル

Point

5トーンのダークブラウンで地毛風カラー。美白効果・白玉効果があり、濃いめのリップを合わせるとより美しさが引き立ちます。


【how to”カット&スタイリング”】
レングスはリップラインに設定。切りっぱなしボブにし、サイドバングはあえて作らずモードな雰囲気に。前髪は、シースルーワイドバングで可愛いらしさもあるヘア◎。

全体的にストレートアイロンでやや外ハネにするイメージで軽く通すだけ。リップラインで切りっぱなしにカットしているのでちょうどそこのラインで動きをつけてあげると◎。仕上げはオイルをなじませれば完成。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル)  市原大翼さん

【2】ダークブラウン×オレンジフェイスフレーミング

Point

顔周りを囲むフェースフレイミング風ハイライトを入れ、上からヘナカラーを全頭に。ブリーチ部分のみ流行のオレンジに発色、地毛部分は落ち着いたダークブラウンに。カラーなのに高いトリートメント効果を発揮するので、大人髪も艶やかにハイトーンを楽しめます。

フェースラインから耳周りに細かいハイライトを多く入れ、上から全頭にヘナカラーを。ヘナは、カラー剤アレルギーの人でも根元からつけられ、くせを抑えてハリ、コシ、ツヤUP、地肌の汚れ除去・保湿もしてくれます。

担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木 カラーリスト前川俊介 ヘアスタイリスト坂本美沙・柿崎真輝

【3】艶感上がる!毛先重めスタイル

Point

6トーンのダークブラウンで艶のあるヘアに。暗い色は伸びてきても根元が気にならないのがうれしいポイント。


【how to”カット&スタイリング”】
毛先重めのレイヤーカットで今っぽいスタイルに。前髪は長めのシースルーバングで2way楽しめます。顔まわりも流れやすいようにレイヤーを入れているのでスタイリングも簡単に出来ます。

38ミリのコテで毛先に外ハネにして、表面を内巻きワンカールに。顔まわりはリバースに巻きます最後にミルクをサラリとつければ完成。

担当サロン:ciel(シエル)  sanaさん

【4】プラスグレーの落ち着きカラーでなじみよく

Point

カラーは、6レベルのダークブラウンをチョイス。少しだけグレーを加えることで、落ち着いた印象の地毛風カラーに。肌なじみがよく、柔らか見せを叶えます。


【how to“カット”】
カットは、首の真ん中くらいの長さで平行ボブに。顔まわりに覆うようにレイヤーを入れます。こめかみが隠れる長さでサイドバングを切り、前髪は、長めの目にかかる長さでカット。


【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンで。内巻きではなく、表面にアイロンを通してツヤ感を出します。顔まわりのみ少しだけ内に入れるとグッド。軽めのオイルを内側からなじませ、手に残っているものを表面につけます。両サイドのもみ上げを一束ハラリと出して整えます。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

【5】落ち着いた印象の透明感カラー

Point

大人っぽく落ち着いた印象にするために5から6トーンのダークトーンのシフォンベージュに。ベースも暗めですが、更に6トーンのブラウンを入れ、地毛に近いけど肌に透明感の出る人気カラーに仕上げました。


【how to“カット”】
たぷんっと感が出るように毛先ワンレンで揃えて、流行りの重ためボブに。


【how to“スタイリング”】
全て26ミリのカールアイロンで毛先外ハネ、他は外巻きで(前髪も流すように外で)ウエーブ感が出るように巻きます。スタイリング剤はバーム系とオイルを半分ずつ分けとり混ぜて毛先中心につけて艶感を出します。残ったのは前髪に付ければ完成。

担当サロン:AFLOAT WORLD(アフロート ワールド) 内田茜さん

【6】落ち着いた雰囲気の大人カラー

Point

カラーは、垢抜けた印象を与えるダークブラウンを7レベルで。赤みがないブラウンなので、落ち着いた雰囲気で◯。


【how to“カット”】
カットは、襟足ギリギリの長さのワンレングスがベース。サイドはリップラインに繋がるよう前上がりに切ります。顔まわりに間引いたようなおくれ毛をつくり、骨格をカバー。前髪は、目にかからない長さのワイドに。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをおさまりがよくなるよう、やや内巻きに通します。広がりをおさえるしっとりタイプのオイルを手に取り、全体に馴染ませたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 楠瀬有香さん

【7】チョコレート系&カフェカラーが今のムード

Point

ヘアカラーは、断然暖色系なムードに。特に、チョコレート系&カフェカラーは注目です。


【how to“カット”】
襟足の長さを口角ラインでカットし、首ラインを見せて女性らしさをプラスしたショートスタイル。サイドの長さはあご上でボブベースにカットし、表面の角を少しだけ落としてレイヤーを入れます。前髪は、眉毛ギリギリに。


【how to“スタイリング”】
癖が気になる人は、ストレートアイロンを軽く通してから、全体にヘアオイルをなじませます。オイルは酸化しやすいので、オーガニックオイルを選ぶのが◎。毛量の多い耳まわりや襟足にしっかりオイルを塗布し、前髪は内側からかきあげるようになじませ、センター部分を下ろします。最後に、束感をつくってシースルー感を出します。

担当サロン:MINX ginza central(ミンクスギンザセントラル) 知念弘行さん

【8】暖かく優しい色で印象アップ

Point

カラーは10レベルのウォームベージュに。柔らかく、優しい印象を与えます。肌色をキレイに見せられる暖色で、特にイエベさんにおすすめ。


【how to“カット”】
カットベースは、あご下2cmのボブ。耳より前は、持ち上げて前上がりにカットし、顔まわりに動きや質感が出るよう調整します。前髪はワイドバングに。シースルーすぎないので扱いやすく、バランスが取りやすくなります。


【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンでややタイトに仕上げます。ストレートタッチにすることで、顔まわりを強調し、よりしゃれ感が。もみ上げでニュアンスを出すなら、内巻きに巻いてS字カールにするとグッド。オイルやバームを馴染ませ、つまむように束感を出したら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ) 柏田彩乃さん

【9】暖色艶カラーで肌色もトーンアップ

Point

カラーは、10レベルのマロンベージュをチョイス。暖色系ならではのツヤ感のある仕上がりで、肌なじみがよく、肌トーンをアップすることが望めます。


【how to“カット”】
カットベースは、やや前下がりのあごラインボブ。ぷつっとしたライン感を残し、眉上のフルバングと合わせます。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンでタイトに。毛先を少しだけ内に入れるとオン眉とのバランスでよりおしゃれに仕上がります。軽めのオイルを内側から(膨らみやすいもみ上げ、えり足は特にしっかりと)なじませ、表面を手ぐしで整えます。耳かけすれば、首元がすっきり見せられ、バングの強調も。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 東千夏さん

【10】柔らかなマロンカラーで明るい印象に

Point

カラーは、明るめベージュで耳周りにイヤリングカラーを施し、全体は7レベルのマロンベージュに。シンプルなベージュとこっくりとしたマロンカラーをMIXすることで、重すぎず柔らかいイメージを与えます。


【how to“カット”】
ベースをあごラインのミニボブにカットし、毛先は質感調整で軽い表情に。前髪は、奥行き深めでぱつっとした重さを出しながら、透け感を出します。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、26mmのコテで、耳前の毛先を外ハネに、表面は内巻きにします。クセが気になる人は、ストレートアイロンがグッド。いつもの分け目を5mmほどずらし、トップにボリュームを出すのが鍵。軽めのワックスを毛先中心になじませ動きを出したら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 清水豊さん

【11】モード感を出したクールな雰囲気スタイル

Point

カラーリングは、モード感を演出するためダークブラウンに染めます。暗過ぎず、クールな雰囲気に。


【how to“カット”】
ベースを鎖骨下くらいの長さに設定し、前上がりでカットします。スタイルのポイントとなるレイヤーは、襟足の重さが残るようにトップからしっかり入れます。前髪は直線ラインがでるように眉上の短い長さでカットし、重めの仕上がりにします。


【how to“スタイリング”】
ドライ後、19mmのアイロンで毛先を外ハネにします。外ハネだけでもOKですがさらに髪の遊びが欲しい時は、内巻き&外巻きをミックスさせた波ウェーブにしても。顔まわりは、内と外をランダムに巻いて。最後に、ふんわりとした仕上がりになるクリームバースを手にしっかり馴染ませたら、ポニーテールを結ぶイメージで根元から空気を入れながら塗布します。前髪はバームとオイルを混ぜ、かき上げるように付けます。自然におろしてから、束感と透け感を整えたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 高橋里奈さん

【12】ニュートラルカラーでやわらかな印象に

Point

カラーは8レベルのマロンブラウンに。暖色でも、寒色でもないニュートラルカラーで柔らかい印象とツヤ感を与えます。


【how to“ベース&カラー”】
アゴラインのワンレングスでカット。後頭部のボリュームと丸みシルエットをつくるため骨格に合わせたレイヤーを前下がりで入れます。前髪は小鼻の長さでカットしてから、サイドに流した時、小顔を狙える頰の位置に落ちるように調整。


【how to“パーマ&スタイリング”】
アイロンが苦手な人は太めロッドでCカールパーマをかけるのがおすすめ。また、ボリュームが出やすい人や硬毛、多毛の人はハチ上だけポイントでストレートパーマをかけると圧倒的に扱いやすくなります。
ストレートアイロン、太めの32mmアイロンで仕上げる場合、根元から毛先までを“Cを描く”イメージで。さらっとしたナチュラルな質感にするとぐっとスタイルアップするので、セット力のないミルクトリートメントやツヤ出しスプレーがおすすめ。毛先中心になじませたら完成です。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン)  清水豊さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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