ヘアカラー
2023.8.5

ダークブラウンの髪色が、好印象すぎる12の実例

暗めでも軽さと透明感の出るダークブラウン。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

ダークブラウンってどんな髪色?

THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 副店長/トップスタイリスト

原菜摘さん

少し赤みのあるブラウン(栗の皮のような色味)
大人っぽさや落ち着いた印象を持たせ、髪をツヤツヤに見せてくれます!日本人の肌になじみやすく、肌を明るく見せてくれるため、どの年代、どのシーズンでもオススメのカラーです!特にイエベ秋の方は外せない色味です!最近人気のブルネットはこの色になります。

暗め:5トーン
暗めのブラウンで、黒髪よりも明るく透明感がでます!少し赤みのあるブラウンなので、イエベの方にオススメですが、暗めなのでこのトーンぐらいであればイエベ、ブルベどちらの方も◎。特に秋冬に暗めにしてあげると、この時期のお洋服にも合います!もちろん年代問わずおすすめ。

中間:8トーン
少し明るくしてあげることで、一気に髪色に透明感が出ます!イエベ秋の方は髪色が明るすぎると肌がくすんで見えやすいのでこれくらいのトーンまでがオススメです!どの年代にも中間トーンも◎。

明るめ:10トーン
あたたかみのあるブラウンですが、少しオレンジ味が出てくるので、こちらはイエベ春の方にオススメです!肌がワントーン明るく見え、柔らかい印象になります。特に30.40代の方にオススメです!

 

「~5トーン」の暗めダークブラウンスタイル【2選】

【1】5トーンの地毛風切りっぱなしスタイル

Point

5トーンのダークブラウンで地毛風カラー。美白効果・白玉効果があり、濃いめのリップを合わせるとより美しさが引き立ちます。


【how to”カット&スタイリング”】
レングスはリップラインに設定。切りっぱなしボブにし、サイドバングはあえて作らずモードな雰囲気に。前髪は、シースルーワイドバングで可愛いらしさもあるヘア◎。

全体的にストレートアイロンでやや外ハネにするイメージで軽く通すだけ。リップラインで切りっぱなしにカットしているのでちょうどそこのラインで動きをつけてあげると◎。仕上げはオイルをなじませれば完成。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル)  市原大翼さん

 

【2】5トーンの抜け感スタイル

Point

カラーは5レベルのマットブラウンに。落ち着きがあり、光にあたると絶妙な透け感のある色味です。


【how to“ベース”】
えり足は、短くするのがトレンド傾向でもあり、後頭部に丸みを持たせることもできます。サイドは、耳が隠れる長さでカット。前髪は目ギリギリでカットし、表面の髪でマッシュラインを表現します。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで前髪からサイドまで毛先をワンカールさせて、毛流れをつくります。毛量が多い人は、束感メイクできる重めのオイルを内側と毛先につけます。サイドの内側だけ耳にかけ、表面は耳にかけずにセットすれば垢抜けマッシュショートの完成。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ)  杉本佳恋さん

 

「6~9トーン」の中間ダークブラウンスタイル【7選】

【1】6トーンとライン感で抜け感スタイル

Point

カラーは、6レベルのダークブラウンをチョイス。少しだけグレーを加えることで、落ち着いた印象の地毛風カラーに。肌なじみがよく、柔らか見せを叶えます。


【how to“ベース”】
カットは、首の真ん中くらいの長さで平行ボブに。顔まわりに覆うようにレイヤーを入れます。こめかみが隠れる長さでサイドバングを切り、前髪は、長めの目にかかる長さでカット。


【how to“パーマ&スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンで。内巻きではなく、表面にアイロンを通してツヤ感を出します。顔まわりのみ少しだけ内に入れるとグッド。軽めのオイルを内側からなじませ、手に残っているものを表面につけます。両サイドのもみ上げを一束ハラリと出して整えます。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

 

【2】6トーンのツヤ感アップスタイル

Point

大人っぽく落ち着いた印象にするために5から6トーンのダークトーンのシフォンベージュに。ベースも暗めですが、更に6トーンのブラウンを入れ、地毛に近いけど肌に透明感の出る人気カラーに仕上げました。


【how to“ベース”】
たぷんっと感が出るように毛先ワンレンで揃えて、流行りの重ためボブに。


【how to“スタイリング”】
全て26ミリのカールアイロンで毛先外ハネ、他は外巻きで(前髪も流すように外で)ウエーブ感が出るように巻きます。スタイリング剤はバーム系とオイルを半分ずつ分けとり混ぜて毛先中心につけて艶感を出します。残ったのは前髪に付ければ完成。

担当サロン:AFLOAT WORLD(アフロート ワールド)  内田茜さん

 

【3】6トーンの小顔効果コンパクトスタイル

Point

カラーは6レベルのフォギーアッシュに。寒色系ですがブラウンベースのため、色持ちがいいのが特徴。ツヤ感と透明感を与え、ブリーチ毛からのトーンダウンにもおすすめの色です。


【how to“ベース”】
あごラインの切りっぱなしボブは、自然と内側にまとまるようにカット。前髪は眉が隠れる長さのワイドバングに。骨格に合わせて微調整することで、小顔効果も。ラインは残しながら、重さを感じさせないシースルーバングにします。


【how to“スタイリング”】
乾かすだけでコンパクトにまとまるようにカットされているので、アイロン無しでもOK。髪のクセや広がりが気になる場合は、さっとストレートアイロンを。内巻きや外ハネにすると、子どもっぽく見えてしまうので注意して。艶の出るオイルをえり足の内側→サイド→前髪と塗布します。毛量が多い人は、根元近くから、毛量が少なめの人は毛先のみにつけます。スッキリ耳かけしてもかわいい。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン)  児玉 善央さん

 

【4】6トーンで毛先重めスタイル

Point

6トーンのダークブラウンで艶のあるヘアに。暗い色は伸びてきても根元が気にならないのがうれしいポイント。


【how to”カット&スタイリング”】
毛先重めのレイヤーカットで今っぽいスタイルに。前髪は長めのシースルーバングで2way楽しめます。顔まわりも流れやすいようにレイヤーを入れているのでスタイリングも簡単に出来ます。

38ミリのコテで毛先に外ハネにして、表面を内巻きワンカールに。顔まわりはリバースに巻きます最後にミルクをサラリとつければ完成。

担当サロン:ciel(シエル)  sanaさん

 

【5】7トーンの前上がりスタイル

Point

カラーは、垢抜けた印象を与えるダークブラウンを7レベルで。赤みがないブラウンなので、落ち着いた雰囲気になります。


【how to“ベース”】
カットは、襟足ギリギリの長さのワンレングスがベース。サイドはリップラインに繋がるよう前上がりに切ります。顔まわりに間引いたようなおくれ毛をつくり、骨格をカバー。前髪は、目にかからない長さのワイドに。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンをおさまりがよくなるよう、やや内巻きに通します。広がりをおさえるしっとりタイプのオイルを手に取り、全体に馴染ませたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  楠瀬有香さん

 

【6】8トーンの可愛さと大人らしさのひし形スタイル

Point

カラーは8レベルのマロンブラウンに。暖色でも、寒色でもないニュートラルカラーで柔らかい印象とツヤ感を与えます。


【how to“ベース&カラー”】
アゴラインのワンレングスでカット。後頭部のボリュームと丸みシルエットをつくるため骨格に合わせたレイヤーを前下がりで入れます。前髪は小鼻の長さでカットしてから、サイドに流した時、小顔を狙える頰の位置に落ちるように調整。


【how to“パーマ&スタイリング”】
アイロンが苦手な人は太めロッドでCカールパーマをかけるのがおすすめ。また、ボリュームが出やすい人や硬毛、多毛の人はハチ上だけポイントでストレートパーマをかけると圧倒的に扱いやすくなります。
ストレートアイロン、太めの32mmアイロンで仕上げる場合、根元から毛先までを“Cを描く”イメージで。さらっとしたナチュラルな質感にするとぐっとスタイルアップするので、セット力のないミルクトリートメントやツヤ出しスプレーがおすすめ。毛先中心になじませたら完成です。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン)  清水豊さん

 

【7】8トーンのボリューム感がかっこいいスタイル

Point

カラーは、8レベルのマロンブラウンに染めます。ラベンダーとブラウンをミックスした暖色系でツヤ感のあるカラーです。


【how to“ベース”】
顔まわりに重さがでるように、耳より前を前下がりにカット。顔まわりはしっかりめにレイヤーを入れ、中間部分は重さが残るようにグラデーションに。さらに空気感がでるように部分的にチョップカットで調整します。前髪はリップラインに設定してカット。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20、23、26mmのロッドを使い、毛先を2回転半巻きます。前髪は太めの26mmで。パーマの種類は、デジタルパーマでも、コールドパーマでもOK。スタイルングは、前髪以外はハーフウェットの状態で、シアバターとオイルを手の平で混ぜてから全体的に揉み込むように塗布します。前髪は、完全にドライしてから中間から毛先にスタイリング剤を。保湿力があり、ツヤ感とウェットな仕上がりになるスタイリング剤を選んで。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ)  新谷千絢さん

 

「10トーン~」の明るめダークブラウンスタイル【3選】

【1】10トーンで暖かみと艶感スタイル

Point

カラーは、10レベルのアーモンドブラウンに。ツヤ感を出す赤みを加え、くすみ知らずの暖かみのあるカラーです。


【how to“ベース”】
鎖骨下のレングスでベースをカットし、全体にレイヤーをいれます。前髪は、鼻先くらいの長めに設定し、前髪〜サイドにかけてさらにレイヤーをプラス。


【how to“スタイリング”】
乾かす前に、軽めのオイルを中間から毛先になじませます。ドライヤーで乾かす時、髪をバサバサと動かしながら散らすようにするとグッド。最後にエアリーな質感を出すミスト状スタイリング剤を全体につけたら完成です。ヘアミストは、ボリュームUPタイプでもOK。

担当サロン:grico(グリコ)  吉塚さとりさん

 

【2】10トーンのライン見せ大人スタイル

Point

カラーは、10レベルのアッシュベージュをセレクト。淡く青みがかったアッシュとブラウンをMIXし、赤みを打ち消し、透明感のある柔らかい印象に。


【how to“ベース”】
前髪なしのあごラインボブにカット。ドライして平行になるよう、実際のカットはやや前下がりにします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
重さが出やすいスタイルなので、程よい束感をつくるオイルを選び、毛束でラフな雰囲気をプラスします。1円玉ほどを手に取り、全体に満遍なくつけるだけ。アイロン要らずで、お手軽なスタイルなので、朝の時短を望む人にも◯。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  和田流星さん

 

【3】10トーンで美人見せスタイル

Point

カラーは、どんな人にでも似合うブラウンベージュを10レベルで。ブラウンのツヤ感と、ベージュの透明感のいいとこ取りで、同性にも異性にも好印象な美人見せカラーです。


【how to“ベース”】
カットは、あご下2cmのワンレングスボブに。顔まわりにレイヤーを入れ、軽い表情に仕上げます。前髪は、ぱつっとしたライン感で重さを出しつつ、透け感をプラス。


【how to“パーマ&スタイリング”】
甘くなり過ぎないように、ストレートアイロンで、毛先を外ハネに半カール。カール感が強くならないように注意を。顔まわりは、内巻きにします。ツヤと動きを出すバームワックスを少量、毛先中心になじませたら完成です。

担当サロン:MINX Aoyama(ミンクス アオヤマ)  清水豊さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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