ヘアカラー
2024.7.1

艶と透明感抜群「ブラウンベージュ」暗め・中間・明るめおすすめスタイル

どんな明るさでもツヤ感が出るブラウンベージュ。誰にでも合う万能ヘアカラーも掲載。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

ブラウンベージュってどんな髪色?

副店長/トップスタイリスト

原菜摘さん

暗め:~5トーン
ダークベージュカラーはナチュラルな透明感とツヤ感も出してくれます。職場で髪を明るく出来ない方にも、柔らかさの出るカラーでお肌も白く見せてくれます!

中間:6~9トーン
派手になりすぎず、透明感がほしい!髪の毛の量が多く重たく見えるという方にオススメのトーンです。髪を柔らかく見せてくれ、お顔の印象を明るくしてくれます。イエベ、ブルベどちらも◎。

明るめ:10トーン~
ブリーチせずに出来るだけ明るくしたい方にオススメです!肌馴染みがいいので、明るめカラーに挑戦したい方は最初にベージュブラウンをやってみるのが◎。明るく、柔らかい雰囲気を出してくれます。ファーストグレイ世代の方の白髪ぼかしにもオススメです!

「暗め」ブラウンベージュのヘアスタイル【2選】

【1】5トーンとイヤリングカラーが可愛いスタイル

Point

カラーは、イヤリングカラーを耳上のみ13レベルのベージュで、全体を5レベルのベージュブラウンに。髪全体を明るくしなくても顔まわりのアクセントが、ワンランク上のお洒落感をプラス。また、同系色に統一することでこなれた雰囲気にも。


【how to“ベース”】
あご下3cmで前下がりのワンレングスにカット。前髪は目にかからない長さのシースルーに。サイドバングはおでこの丸みに合わせて、ラウンド状に繋げることで、顔まわりを引き締め顔型をカバー。目元の印象も強調します。


【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで毛先をさらっとワンカール。艶出しスプレーを全体に塗布してから、ほぐしながらバームをつけます。手に残っているものを前髪と髪の表面につけたら完成です。

担当サロン:MINX銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 花岡瑠斗さん

【2】マイルドな色合いの柔らか印象スタイル

Point

カラーは、柔らかい印象とツヤ感を与えるブラウンベージュに。ブラウンのマイルドな色合いを残しつつ、赤みを抑えたカラーになります。


【how to“ベース”】
襟足の長さを短めに設定し、サイドとバックはグラデーションでカット。襟足はキュッとタイトに収まるようにスライドカットで調整します。毛束感と動きが出やすいように、間引きセニングを施します。前髪は乾いて目の上ギリギリになるよう計算をしてカット。顔まわりがマッシュになるように整えます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20mmのロッドで毛先1回転半のパーマをかけます。前髪は、少し太めのロッドを使い、ニュアンスがでるようにパーマを。アイロン仕上げなら、26mmのカールアイロンで毛先を内巻きに。顔まわりと耳後ろを外ハネにすると立体感のあるスタイルになります。

スタイリングは、ドライ後(パーマがかかっている場合、ハーフドライでもOK)トリートメントクリームを全体に揉み込みます。スタイリング剤は、トリートメント効果や保湿効果もあるタイプを選んで。最後に束感を出して、顔まわりや耳後ろの外ハネを整えたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 加茂愛仁さん

「中間」ブラウンベージュのヘアスタイル【5選】

【1】9トーンでパサつきおさえた質感スタイル

Point

カラーは、柔らかく暖かみのあるブラウンベージュを9レベルで。ほんのり赤みを残すことで、肌色の血色をよく見せ、毛先の質感のパサつきもおさえてくれます。ずっと寒色という人にもイチオシです。


【how to“ベース”】
ベースカットは、鎖骨にかかる長さのロブに。毛先の厚みを残しつつ、動きと軽さを出すレイヤーを表面に入れます。前髪は、目にかかる長めにカットし、ややワイドにすることで今っぽい印象を作ります。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのコテで毛先だけゆるく外に跳ねさせたスリークヘアに仕上げます。首に沿うようにすることで、くびれと小顔効果を実現させます。スタイルの鍵となる前髪は、ストレートアイロンで、左右半分に分け、それぞれ内巻きに。表面は、1cmくらいの毛束を取り、ランダムに巻くとグッド。

スタイリング剤は、クリームタイプがおすすめ。タイトにボリューム感をおさえ、耳掛けしたらもみ上げをちょろっと引き出して抜け感をプラス。前髪は、内側の髪をつまみながら毛先のみに。表面をくしゃっとさせバランスを整えたら完成です。

担当サロン:Violet Aimée(バイオレットエメ) Ruiさん

【2】9トーンのツヤ感スタイル

Point

カラーは、9レベルのブラウンベージュをチョイス。色落ちしてもキレイが続き、ツヤ髪が欲しい人に◯。


【how to“ベース”】
カットベースは、鎖骨の長さで水平ラインのワンレングスに。面長さんは、2cmほど短めにするとグッド。自然とハネる長さなので、お手入れも楽々です。表面にレイヤーを入れ、前髪は、目ギリギリの長さのシースルーに。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのコテorストレートアイロンで、襟足を外ハネに、レイヤー部分は、髪を目の高さよりも高く持ち上げて内巻きにワンカール。軽く通すだけで、くびれフォルムが完成する簡単ヘア。前髪にも軽くアイロンを通し、最後に、軽めのオイルを全体になじませます。アイロン無しでも可愛くなれるので、忙しい人は要チェックです。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 佐藤スナオさん

【3】8トーンの透明感が可愛い万能スタイル

Point

髪の毛が柔らかく見える8レベルのブラウンベージュで透明感カラーにしています。ブラウンベージュはどんな方にでも、どんなシーンにもマッチする万能カラーなのでおすすめです。


【how to“ベース”】
ワンレンの無造作ストレートヘア。髪質が硬く、柔らかく見せたい人は毛先に少しレイヤーを入れることで動きのある柔らかスタイルになります。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使って毛先を軽く外はねベースにしていきます。そのあとのスタイリングは、オイルを毛先から揉み込むようにつけてウエットな無造作感を出せば完成です。

担当サロン:k-two Esola IKEBUKURO(ケーツーエソラ 池袋) 土佐 優奈さん

【4】8トーンの柔らかい大人スタイル

Point

カラーは8トーンのブラウンベージュで秋冬におすすめの落ち着きカラーに。透明感のある柔らかい大人の雰囲気漂う色になります。


【how to“ベース”】
顔周りにレイヤーと切りっぱなしで表面にもレイヤーを入れています。前髪は顔周りに続くシースルーバングを薄めに入れて、サイドにかき分けても、前に流してもOKなダブルバングにしています。


【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで波巻きして顔周りは外巻きに。毛先は外ハネにしています。スタイリング剤はスプレーでふんわり仕上げてバームで質感調整するだけで完成です。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 橋本和佳奈さん

【5】9トーンの色長持ちスタイル

Point

カラーは、9レベルのブラウンベージュをセレクト。明るめカラーですが、色持ちが綺麗で長く色を楽しめます。赤みをおさえて、肌なじみがいいのもポイント。


【how to“ベース”】
肩に当たる長さでワンレングスにカット。量感をやや軽めに調整します。前髪は眉上1cmで、骨格にあわせてカットします。サイドバングは長めに設定することで、小顔効果とお洒落感を。


【how to“スタイリング”】
アイロンの場合、26mmのコテを使い毛先を外ハネにしてから、サイドと表面の髪を外ハネ+内巻きの波ウェーブに。サイドバングは軽くカールをつけ、前髪はナチュラルに巻かない方がかわいく仕上がります。アイロン仕上げではなくパーマをかければ、簡単で再現性も高くなります。オイルを手に取り、カール感を伸ばさないように、内側から手を通して馴染ませます。手に残っているものを、前髪とサイドバングにつけたらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ) 石原萠さん

【6】8トーンのハイライト入れた美人スタイル

Point

カラーリングは落ち着いた色味の8レベルのブラウンベージュに、トップを中心にハイライトを入れます。細めのハイライトにより、赤みを打ち消し透明感のある仕上がりに。


【how to“ベース”】
ショートボブベースに、顔まわりを囲うようにレイヤーを入れます。また、バックは首を美しく見せつつえり足にくびれを出すように、レイヤーをオン。前髪は長めのシースルーで絶妙な束間を出すのがポイント。


【how to“スタイリング”】
分け目がつかないよう、トップのボリュームを出しながら乾かしてから、32mmのアイロンで毛先をワンカールするだけの簡単ヘア。ボリューム感をキープするスプレーワックスを全体につけてから、毛先にヘアオイルを重ねて束間を整えたら完成です。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん

「明るめ」ブラウンベージュのヘアスタイル【3選】

【1】10トーンの透明とツヤ感の美人見せスタイル

Point

カラーは、どんな人にでも似合うブラウンベージュを10レベルで。ブラウンのツヤ感と、ベージュの透明感のいいとこ取りで、同性にも異性にも好印象な美人見せカラーです。


【how to“ベース”】
カットは、あご下2cmのワンレングスボブに。顔まわりにレイヤーを入れ、軽い表情に仕上げます。前髪は、ぱつっとしたライン感で重さを出しつつ、透け感をプラス。


【how to“スタイリング”】
甘くなり過ぎないように、ストレートアイロンで、毛先を外ハネに半カール。カール感が強くならないように注意を。顔まわりは、内巻きにします。ツヤと動きを出すバームワックスを少量、毛先中心になじませたら完成です。

担当サロン:MINX Aoyama(ミンクス アオヤマ) 清水豊さん

【2】12トーンのツヤと色持ち抜群スタイル

Point

カラーはアルティストカラーがオススメ!12トーンのブラウンベージュ。とってもツヤツヤで色持ちよくダメージレスに染められますよ。


【how to”カット&スタイリング”】
2wayバングができるよう薄めに流れるよう前髪をカットしたことで、アレンジ時のお顔周りも可愛く大人っぽくできます。全体は少しレイヤーを入れ丸顔さん、面長さんをカバーできるよう骨格に合わせてカットします。かきあげスタイルにもできる幅や量はお客様の骨格やハエグセに合わせてデザインできます!

32ミリのコテで全体を外はねに。レイヤー部分は内側に巻き根元もふんわりとなるようコテを当てるのがポイント。最後はヘアオイルでスタイリング。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん

【3】明るめで大人っぽいスタイル

Point

カラーは、寒色系のブラウンベージュをチョイス。明るめでも派手さがなく、大人っぽい雰囲気の仕上がりに。色落ちしてもキレイなのもポイントです。


【how to“ベース”】
全体を鎖骨下7cmの長さで前上がりにカット。顔まわりには高めのレイヤーを入れ、バックは重めのレイヤーとなるようカットします。前髪は下ろし流しのシースルーに。サイドバングと前髪を緩やかにつないで、甘さのある表情をつくります。


【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、やや強めの内巻きに。レイヤー部分は、髪を90°に引き出し巻くと自然な髪の重なりで、ワンカールとは思えない華やかでふわっとした印象に仕上がります。前髪は巻き過ぎないよう、さらっと挟むだけでOK。サイドバングは軽くリバースに流すのが、今どきのこなれ感をつくるのでスタイルのポイントに。スタイリン剤は、セミウェットな質感でキープ力のあるペースト状オイルが一押し。内側から髪を持ち上げながらつけて、パラっと落とすことでふんわりとした動きが出ます。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 上野大輔さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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