リタッチカラーの頻度、みんなどれくらい? フルカラーとの違いなど解説
リタッチを定期的にする人は多くはないようです。そもそもフルカラーとリタッチカラーの違いって?リタッチのメリットとおすすめ頻度をご紹介します。
【134名調査】「ヘアカラーのリタッチ頻度は2〜3か月に1回」
「どのくらいの頻度でヘアカラーのリタッチをしていますか?」
今回アンケートにご協力いただいたのは、美的クラブ134名の皆さん。結果は、約半数の方が「リタッチはしない」と回答に。つぎに「染めてから1〜2か月でリタッチ」「2〜3か月でリタッチ」という結果になりました。
生え際のリタッチは、伸びるスピードが人ぞれぞれのため結果は異なりますが、生え際の色の違いは、どうしても気になってしまうもの。でも、部分的にリタッチで良いのか、それともフルカラーが良いのかも悩みどころですよね。今回は、髪のプロに「ヘアカラーのリタッチ」にまつわる疑問を聞いてみました。
フルカラーとリタッチカラーの【違い】
フルカラー
全体に色を入れ直すフルカラー。毛先の退色が気になる、根元の伸びてきた部分も目立つという人におすすめ。
リタッチカラー
全体のトーンを揃えるために髪が伸びた部分だけ染めるのがリタッチ。
リタッチカラーの【メリット2つ】
【1】ダメージが抑えられる
「髪の明暗に限らず、毛先の褪色が気にならない場合は、極力リタッチのみにしてダメージを少なくすることも大切です」(いしまさん)
【2】気になる部分の白髪染めができる
ウエラ ブランドマネージャー
谷川朋子さん
2019年10月より現職。日本市場における市販用のウエラヘアカラー製品のブランドマネージャーとして、自分らしい美しさを表現する女性を応援するためにブランドマネージメントや製品開発を担当。
「白髪染めは白髪と地毛の色を近づけながら染める目的で使用するヘアカラーです。気になる部分だけのリタッチも可能で、白髪が気になる箇所は多めに塗布いただくときれいに染め上がります。でも、リタッチする以外の髪色のトーンと合わせるためにも、部分的だけに行うのではなく、定期的に全体染めをいただくとよいと思います」(谷川さん)
リタッチカラーはどのくらいの頻度でするといい?
明るいヘアカラーの人は1か月~1か月半程度がおすすめ
HAIR SALON FOCUS 南流山店 店長
いしま まりこさん
1989年新潟生まれ。女性ならではの空気感で、言葉では言い表せない絶妙なイメージを汲み取り、トレンド×ライフスタイルから提案する“まりこアレンジ”が多くの支持を集める。似合わせカットはもちろん、デザインカラーにも定評があり、遠方から通うお客様も多い。
- 一般的には、2か月に1度のペースで染めるのがベスト
- 明るくした場合は、1か月~1か月半程度でリタッチ
「髪の毛は、平均して1か月に約1cm伸びます。髪の明るさの程度にもよりますが、8~6トーンくらいの髪色が暗めの人は、2か月に1度のペースで染めるのがベストです。明るいヘアカラーの人の場合は地毛との境目が目立つので、1か月~1か月半程度でリタッチするのが良いですね」(いしまさん)
リタッチカラーのヘアスタイル【2選】
【1】白髪を活かせる大人グレージュのウルフ
Point
白髪世代がハイライトやダブルカラーを楽しむ方が増えています。1年に渡り、3週間に一度リタッチ→リタッチ+ハイライト→全体を繰り返すと、今まで真っ黒しか選択肢が無かった方がここまで透明感が作れるようになりますよ!白髪を活かした大人グレージュ。【how to“ベース”】
カットはたっぶりのレイヤーを入れて、動きを出す人気のウルフショートにしました。
【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できメリハリウルフの完成です。毛先を少し、外ハネにして動きをプラスするのもポイントです。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【2】リタッチとハイライトを定期的に施したミセスヘア
Point
カラーは、8レベルのグレーカラーに12〜14レベルのハイライトで出来上がってます。実は、白髪世代がハイライトやダブルカラーを楽しむ方が増えています。1年に渡り、3週間に一度リタッチ→リタッチ+ハイライト→全体を繰り返すと、今まで真っ黒しか選択肢が無かった方がここまで透明感が作れるようになりますよ。【how to“ベース”】
カットは、大人の華やかさを出すために毛流れをキレイに見せるレイヤーを。耳かけをする前提で耳周りをスッキリカットしておきます。
【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調でき、大人のショートの完成です。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
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初出:若返りが叶うミセスのメリハリショートヘア
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1989年新潟生まれ。女性ならではの空気感で、言葉では言い表せない絶妙なイメージを汲み取り、トレンド×ライフスタイルから提案する“まりこアレンジ”が多くの支持を集める。似合わせカットはもちろん、デザインカラーにも定評があり、遠方から通うお客様も多い。