【メッシュ風・ハイライト・インナーカラー】14の髪型
太めにハイライトを入れたメッシュ風の髪型とハイライト、インナーカラーの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。髪色に変化を出すだけでぐっとおしゃれ度がアップしますよ。
太め「メッシュ風」のヘアスタイル【3選】
【1】白髪なじみきれいなメッシュ風セミロング
Point
カラーは、ブリーチで、細めに表面に入れ、そのあとアッシュ系で、10トーン位になるように染めてます。白髪もなじみきれいなメッシュのように仕上がります。【how to“ベース”】
セミロングのレイヤースタイルに姫バンク。軽くなりすぎない、やや重めのレイヤースタイルに、サイドを短めにした姫カットです。厚めの姫バング前髪で、トップのボリュームも出しつつ、顔まわりを覆って小顔に見せます!
【how to“スタイリング”】
前髪、トップの地肌を水で濡らし、ドライヤーでふんわり乾かします!バックの中間毛先、サイドの毛先にオイルかバームを付けて艶を出します。直毛ならカールアイロンで毛先だけ少し巻いてからでもいいです。巻きすぎない、やや緩い感じがエフォートレスで今っぽさが出ます。最後に、サイドの髪を耳にかけて姫バンクを強調させます。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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【2】太めハイライトのメッシュ風ストレートヘア
Point
毛先全体10cm程を明るくブリーチ。トップからミドルは太めのハイライトを細かく入れ、毛先との境目をぼかします。上から全体にアッシュグレー系カラーをのせます。毛先のみハイトーンに上げて、全体にアッシュグレーをかけた裾カラー。太陽の下など明るい光の下だけ透け感が高まり、室内では通常のブラウンヘアに見えるので挑戦しやすい。毛先中心なので頭皮のアレルギーがある人もできるし、もし傷んだらカットすればいいのも安心。
SIDE
BACK
担当サロン:SUNVALLEY ゆきやさん
【3】太めハイライトのメッシュ風無造作感ヘア
Point
全体の6割くらいに細めと太めのハイライトをランダムに入れます。トップから10cmくらい空けて根元に自然なグラデーションを。上からくすんだアッシュとマットオリーブをミックスしたカラーを全体に重ねます。キレイなくすみ感で赤みを抑えたカーキアッシュ。ハイライトをランダムに混ぜることで、もとからの髪色のような柔らかな質感と立体感が出るので、下ろしても無造作に結んでも雰囲気のあるスタイルに。この入れ方だと伸びても、色落ちしても気にならないのもメリット。
SIDE
BACK
担当サロン:MANHOOD AYUMIさん
細め「ハイライト」のヘアスタイル【5選】
【1】ヘーゼルベージュハイライトのパーマショート
Point
ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。【how to“ベース”】
カットは、襟足1cm、サイドの長さは耳下、前髪は鼻下の長さでグラデーションに。トップにはレイヤーを入れつつ、アウトラインには重さを残して外人っぽく仕上げます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜38mmのロッドを使います。毛先のラフな外ハネは、ねじって逆巻に。全体は、太めのロッドで平巻きにします。
スタイリング剤は、ややドライなワックスを選びます。中間から毛先にセット剤を馴染ませたら、弱風のドライヤーで、手を振って、髪を散らすイメージでスタイリングします。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】サンドベージュハイライトのグラボブ
Point
カラーは、全体に細めのハイライトを入れてから、8レベルのサンドベージュをオンカラー。サンドベージュは、ブラウン寄りの寒色なので、やわらかく見せつつツヤ感も感じられるカラーリングです。【how to“ベース”】
カットベースは、えり足ギリギリのあごラインのボブ。バックにグラデーション、表面は軽めにレイヤーを入れます。サイドバングは、耳上の長さで流れるようにカット。前髪は、長めのシースルーに。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを通すのみでまとまる時短ヘア。毛先は巻きすぎない方がお洒落に。スタイリング剤は、ヘアオイルを。髪質に合わせて、細毛さんは軽め、広がりやすい人はやや重めがおすすめ。基本的には、中間から毛先に馴染ませますが、ふくらみやすい人は、内側にしっかりつけてから表面に馴染ませて。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 金井悠華さん
【3】トパーズブラウンハイライトのヘルシー印象のミディ
Point
カラーは、全体はハイライト&顔まわりはスライシングでブリーチをしてから、トパーズブラウンをオンカラー。バイオレットで、黄色みを打ち消し、透明感のある仕上がりに。【how to“ベース”】
全体は、鎖骨くらいのミディアムでカット。顔まわりにはたっぷりレイヤーを入れ、動きを際立たせるため、もみ上げは短めにカットします。前髪は、ワイドで重めにします。
【how to“スタイリング”】
26.5mmのアイロンで全体を外ハネ、顔まわりは内巻きにします。温度設定は140度がグッド。バームとオイルを混ぜ、後ろから前へかけてなじませたら完成です。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん
【4】アッシュベージュハイライトのこなれ感セミロング
Point
カラーは、細めのハイライトを入れ、10レベルのアッシュベージュをオンカラー。赤みを打ち消したベージュで、肌をキレイに見せられ、特にブルベさんにおすすめです。【how to“ベース”】
カットは、鎖骨下10センチのレングスで、レイヤーを入れて顔まわりのニュアンスが可愛くなるように。前髪は、黒目の延長線上の幅で、目と眉の間の長さにカットします。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、全体を外ハネに。顔まわりは耳横の位置でアイロンを床と平行に入れて波巻き、表面はリバースに巻いて外側に流します。スタイリングは、ウェットな質感にならないよう軽めのオイルをチョイス。毛先と顔まわりはしっかりめに、前髪は毛先1/2くらいになじませ束感を整えたら完成です。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん
【5】極細ハイライトのレイヤーセミロング
Point
カラーは、極細ハイライトを表面と内側のみに入れます。全体ではなくポイントで入れることで、ダメージも少なく、上品なハイライトに。全体のヘアカラーは、暗めのアッシュブラウンをセレクト。【how to“ベース”】
ベースは、胸上くらいでカット。顔周りにリップラインからつながるレイヤーをしっかり入れます。前髪は、幅が薄めのシースルーに。大人っぽくするなら、毛先は先細りにならないように。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、顔の丸みの沿うような内巻きに。毛先を抜くとき、円を描くようにするとグッド。オイルスプレーをさらっと全体にスプレーし、ツヤ感をプラス。前髪は、オイルをなじませ束感を整えます。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 大竹祐紀さん
範囲広め「インナーカラー・イヤリングカラー」のヘアスタイル【6選】
【1】イヤリングカラーの長めボブ
Point
イヤリングカラーと8レベルのベージュを組み合わせたカラーリング。赤みを感じないベージュで、透け感や透明感を高めてくれます。【how to“ベース”】
カットベースは、あご下3cmの長めボブ。前髪は、眉が隠れるギリギリの長さで平行に切り、目尻からラウンドするようにします。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く内巻きに。毛先1/3を内巻きにするのが◯。スタイリング剤は、硬毛さんは重めのオイル、軟毛・細毛さんは軽めのオイルを選んで。内側からなじませ、毛先→表面→前髪の順番につけると失敗しにくくなります。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 岩谷流星さん
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【2】インナーカラーがしっかり見えるくびれボブ
Point
インナーカラーがしっかり見えるよう、くびれ感を強調したボブヘア。インナーカラーは、ブリーチで17レベルまでリフトアップしてからベージュをオンカラー。全体は、赤みの無いブラウンで。赤みを打ち消しているので、色落ちしてもきれいなブラウンをキープできます。【how to“ベース”】
カットは、長めのボブベース。顔まわりメインでバックにつながるレイヤーを入れます。前髪は、目の上の長さでシースルーに。
【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、全体を外ハネに。顔まわりはリバースに巻きます。ブリーチによるパサつきを防ぐため、しっとり系のオイルをチョイス。全体にしっかり馴染ませたら完成です。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上友也さん
【3】大人女性におすすめのインナーカラーセミロング
Point
大人がインナーカラーに挑戦するなら、明るさのコントラストが低いと馴染みやすいので、取り入れやすいです。そのかわり、範囲を広くとりバイカラーのようにに入れると、インナーのカラーがはっきりとわかるのでおすすめです。強めのデジタルパーマはセルフケアでダメージレスに。【how to“ベース&カラー”】
ロングレイヤーに、ワンカール強のデジタルパーマをかけたスタイル。
カラーは、サイド(こめかみの位置)からバックの襟足にかけて、インナーカラーをしています。ブリーチを使わないカラーリングで髪のダメージを最小限に。ライトナーで明るくしたあと、12トーンくらいに仕上がるように、ナチュラルブラウンでオンカラーをしています。強めにかけたデジタルパーマも、毎日のセルフケアで髪をいたわることでパサつきなども抑えられます。
【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけ、ドライヤーで乾かします。全体的に乾かしながら、指でクルクルと巻きながら乾かすとカールが簡単にできます。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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【4】マロンブラウンインナーカラーのストレートロング
Point
カラーは、両サイドの耳後ろにインナーカラーを入れ、マロンブラウンをオンカラー。暖色ならではの優しい色味で、柔らかい仕上がりを実現します。【how to“ベース”】
カットベースは、胸ラインの切りっぱなし。ぱつっと切り揃えることで、お洒落感をUPさせながら、パサツキもおさえられます。前髪は、フルバングで重めに。顔まわりはリップラインで切り、レイヤーを入れます。
【how to“スタイリング”】
全体はストレートアイロンを真っ直ぐ通し、顔まわりのみやや内巻きに。ツヤ感を出す軽めのオイルを全体的になじませたら完成です。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) nagiさん
【5】ピンクインナカラーの遊び心のあるロング
Point
耳周りから襟足にかけてブリーチのWカラーでインナーカラーをしています。オンカラーはピンクで、ベースは地毛のままにしています。人気のインナカラーを思いっきり入れたい場合は、コントラストが出るように色見に大きな違いを持たせるのがポイントです。【how to“ベース”】
カットはほとんどレイヤーを入れずに作っています。さりげないラウンド感がこのモデルさんの骨格にはなじむので、前髪は長めのシースルーでサイドになじんでいくように切っています。
【how to“スタイリング”】
38ミリのカールアイロンでウェーブにしてます。耳下は毛先から巻いて、1.5回転くらい、耳上は、中間から巻いて、2回転くらいです。最後にオイルを少量馴染ませます。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【6】クリーミーピーチインナーカラーの色っぽロング
Point
ペールトーンのクリーミーピーチを選べば、キレイな色を長く楽しめます。【how to“ベース”】
湿度が高くなっても崩れない優秀ヘアで、多毛さん&硬毛さんには特におすすめです。今どきの軽い表情をつくるサイドバングは、骨格をカバーしつつ結んだ時のワンポイントにも。前髪は、これまでよりもやや厚みをもたせたシースルーにするのがトレンドの鍵に。束感をつくることで、抜け感を演出してくれます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをさらっと通します。毛先をやや内に入れるようにするとナチュラル感がアップしますが、カール感は強くなりすぎない方がかわいく仕上げられます。前髪は毛先のみ通します。スタイリング剤は、重めのオイルを全体的に。最後にくしでとかして、束感メイクしたら完成です。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 大竹祐紀さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。