ヘアのお悩み
2020.10.12

白髪染めは白髪の部分だけ塗ればいいって本当? 真相をプロに直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

日々の生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は“白髪染め”についてウエラのブランドマネージャー谷川朋子さんに質問。白髪染めは白髪を染めるのが目的だから、染めるときは白髪の部分だけ塗ればいいと耳にします。それは本当なのでしょうか? さっそく真相を直撃してみました。

Q:白髪染めは白髪の部分だけ塗ればいいって本当?

自宅での時間が増えてセルフ美容に費やす時間が増えた最近。白髪染めを自分で行っている人も増えているようですが、塗り方には個人差があるようです。「白髪を染めるのが目的だから、白髪の部分にしか薬剤を塗らない」という人も。果たしてその塗り方でキレイに仕上がるのでしょうか? カラー剤について詳しいウエラのブランドマネージャー谷川朋子さんに聞いてみました! 谷川さんのお答えは……?

A:ホント

「白髪染めは白髪と地毛の色を近づけながら染める目的で使用するヘアカラーです。気になる部分だけのリタッチも可能で、白髪が気になる箇所は多めに塗布いただくときれいに染め上がります。でも、リタッチする以外の髪色のトーンと合わせるためにも、部分的だけに行うのではなく、定期的に全体染めをいただくとよいと思います」(谷川朋子さん・以下「」内同)

選び方は?白髪染めの種類と特徴

【クリームタイプ】

・小分けができて液ダレしにくい
・全体・部分染めなど用途に応じて量を調整して使いたい方におすすめ
・残った分は取り置き可能
・ウエラトーン ツープラスワン クリームは全25色とカラーバリエーションも豊富なのお好みに合わせた色味を選べる

【ミルキータイプ】

・白髪染めが初めての方にも、コーム付きノズルで長い髪も後ろ髪も手早く簡単きれいに染め上がる
・使い切りタイプ

【液状(ジェル)タイプ】

・手早く髪全体を染めやすい
・全体的に白髪があり、手早く広範囲を染めたい方におすすめ
・使い切りタイプ

※上記はウエラトーン ツープラスワンシリーズを念頭にした回答です

セルフで上手に白髪を染めるコツ

「白髪の多い箇所から塗布をし、さらに気になるところは重ねづけをします。その他基本的な注意ポイントは以下の3点です。

・使用量(長さ・毛量・白髪量にあった分量を使用)
・環境温度(15℃以下の場合は染まりが悪くなるため、快適温度25℃前後で放置する)
・放置時間(製品規定の時間を守る)

硬くて太く白髪の多い方は、染まりにくい為、放置時間を長め(指定の放置時間にプラスしてさらに5分~10分)にすることをおすすめします。

また、ヘアカラーで生え際などの肌が染まらないように、下記の方法をおすすめします」

・染める前に生えぎわや耳まわりにクリームを塗る。
・塗布中に余分なところについてしまったら、濡れたコットンやタオルですぐにふき取る
・カラー剤を洗い流す際は、シャワーで一気に洗い流さず、指先に少量のお湯をとり、生えぎわなどになじませるよう乳化する。

※使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
※ヘアカラーでかぶれたことのある方は絶対に使用しないでください。
※ご使用前には毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をしてください。

ウエラ ブランドマネージャー

谷川朋子さん

 

文/野邑みえ(all the way)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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