グラデーションカラーがさりげないオシャレ【スタイル16選】
毛先にかけた色の変化がオシャレなグラデーション。伸びても自然な髪色を掲載。カラー別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
- 「ベージュ系」のグラデーションカラースタイル【6選】
・【1】伸びてもキレイな色になるスタイル
・【2】毛先ハイライトのナチュラルスタイル
・【3】ベージュと紫を入れた軽く見せスタイル
・【4】顔周りだけ入れたお洒落スタイル
・【5】さりげないグラデで透明感スタイル
・【6】赤味にオレンジを混ぜたグラデ風スタイル
- 「アッシュ系」のグラデーションカラースタイル【6選】
・【1】ミルクティーベージュを入れた明暗スタイル
・【2】黄色味を抑えたコントラストスタイル
・【3】ハイライトも入れた大人カラースタイル
・【4】6から12トーンになるグラデスタイル
・【5】赤みを抑えた落ち着いたスタイル
・【6】細めが美しいグラデスタイル
- 「ブラウン系」のグラデーションカラースタイル【3選】
・【1】毛先にかけたグラデカラーで深みスタイル
・【2】海外風のカジュアルスタイル
・【3】淡いピンクが可愛いスタイル
- 「ブラック系」のグラデーションカラースタイル
「ベージュ系」のグラデーションカラースタイル【6選】
【1】伸びてもキレイな色になるスタイル
Point
8レベルラベンダーグレージュで伸びてきても自然なグラデーションになります。
【how to”カット&スタイリング”】
ショートボブはあまりレイヤーを入れずにぱっつんに。ストレートのワンレンにしています。前髪は無しでも少し垂らしてもOKに。
大人のウェットヘアはバームを付ける位置が大事。全部がしっとりではなくデザインの端、フレームを意識すると最小限で最大限の効果が出せます。乾かす際に、必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。ストレートアイロンで毛先を外に沿わせて、オイルを最後に付けてウェットに。耳掛けにより横の肌色をつくりうす前髪で縦の肌色を減らして、面長をカバーしています。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【2】毛先ハイライトのナチュラルスタイル
Point
12トーンのピンクベージュ。毛先はハイライトでナチュラルなグラデーションになるようにしています。
【how to”カット&スタイリング”】
鎖骨下でカット。表面はほんのりレイヤーをいれつつ、すそはあつみが出るように重めにカット。前髪は眉上1センチでカットして少し束感が出るようにしました。パーマはリップラインから無造作に1.5回転のパーマをかけています。デジタルパーマでかけるのでダメージレスにご自宅でのお手入れも簡単。
パーマをかけているので、スタイリング剤はバームとオイルを1:1でまぜてもみこむだけ。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【3】ベージュと紫を入れた軽く見せスタイル
Point
ベースカラーは8から9トーンのピンクベージュに、毛先が12から13トーンくらいのミルクティーベージュになるようにブリーチでダブルカラー。ベージュと紫を入れて徐々にグラデーションカラーになるように調整します。重たくなるのが嫌!という方はぜひ挑戦してみて下さい。
【how to“ベース”】
ロングヘア×グラデーションカラーで大人っぽく、クールな印象になります。レイヤーはあまり入れず、毛量が多いので中間部分の量を梳いて減らし、毛先は重たに揃えてカット。
【how to“スタイリング”】
38ミリのアイロンを180度にして使用。毛先を全て外巻きにしてから、上下で2段に分けて下の段を外巻に。上の段は内巻きに、前髪は根元を濡らしてから立ち上げるようにドライヤーでうしろに乾かし、かきあげ前髪にすることで大人っぽさが出ます。粗いコームで全体をとかしてオイルとバームを8:2でつけて完成。
担当サロン:LallYou金山 日高 杏奈さん
【4】顔周りだけ入れたお洒落スタイル
Point
前髪、顔まわりは1回ブリーチ、全体は8トーンのオレンジベージュに。ブリーチ部分には6トーンのオレンジをのせています。
【how to”カット&スタイリング”】
胸下で表面にほんのり動きをつけたレイヤースタイル。前髪はトップをふわっと立ち上げやすくリップラインでカットしています。
32mmのコテでMIXに巻き、顔まわりは小顔に見える様リバースに巻きます。バームとオイルを混ぜて毛先中心につけてツヤ感と束感をだします。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【5】さりげないグラデで透明感スタイル
Point
カラーは9トーンのグレーベージュに毛先にかけて明るくなるようにグラデーションカラーにしています。また、グレーベージュは。赤みを消して透明感を出るので軽やかになります。さりげないグラデーションカラーなら、派手になりすぎず、大人の方でも楽しめます。
【how to“ベース”】
鎖骨くらいにカットして、トップにレイヤーを入れてくびれ風に。シースルーバングにして抜け感を出します。ウルフヘアはレイヤーを入れて毛流れを出すので、動きが出やすいです。
【how to“スタイリング”】
332ミリのコテアイロンで外巻きにして、トップのレイヤーの所を内巻きに。温度は160°で低めに設定します。オイルとバームを混ぜて全体的に揉み込み、束間を出して動きのある大人スタイルに。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【6】赤味にオレンジを混ぜたグラデ風スタイル
Point
カラーはもみあげから下の部分にオレンジカラーをオン。ベースは10~11トーンの赤味ベージュにインナーは1回ブリーチをし、オレンジベージュをオン。耳掛けをすることでベースとインナーカラーのコントラストがあまりないので、グラデーションカラー風にも見せることができます。
【how to“ベース”】
ベースカットは前下がりではなく平行ボブです。高さはお客様にもよりますが、襟足を刈らないギリギリの高さのミニボブ。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは毛先を全体的に外ハネ。耳から前の中間を縦巻きでリバース、耳後ろの中間だけ縦巻きでフォワードに巻いてます。スタイリング剤は、軽めのバームとオイルを1:1で混ぜて使用するとトレンドなウエット感が出つつ、形もキープしてくれるのでオススメです。
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 白川 雄副さん
「アッシュ系」のグラデーションカラースタイル【6選】
【1】ミルクティーベージュを入れた明暗スタイル
Point
根本付近のカラーは6トーンアッシュグレーで地毛風に、中間から毛先はミルクティーベージュにして明暗がはっきりわかるよなグラデーションカラーで仕上げました。
【how to”カット&スタイリング”】
全体的に軽くレイヤーを入れます。顔周りは頬辺りに落ち着く髪も入れ、前髪はオン眉のシースルーにしています。
32ミリのコテで外巻き内巻きミックスでゆるめの波ウェーブにしています。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【2】黄色味を抑えたコントラストスタイル
Point
前髪の内側、サイドの顔まわりはブリーチ。全体は6トーンのアッシュグレージュにしています。ブリーチ部分は黄味抑えながら12トーンのサンドベージュを乗せてコントラストたっぷりに。
【how to”カット&スタイリング”】
鎖骨ラインのAラインのカット。表面と顔まわりにほんのりレイヤーをいれる。前髪は眉の長さでぱつっと厚めにとりつつ束感は残る様にカット。
すそは外はねにして、顔まわりはリバースに32mmのコテで巻きます。スタイリング剤はバームとオイルを混ぜて巻いた部分になじませて束感をだしています。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【3】ハイライトも入れた大人カラースタイル
Point
カラーは自然なグラデーションになるように、全体的に根元は地毛位のトーンからスタートし、毛先に向かってどんどん明るくなるように、最終的には、11トーン位までにしています。それにプラスして更にハイライトをたくさん入れ、より動きと明るさを足しています。ハイライトは、ブリーチを使って上から馴染ませるようにオンカラーをしてます。色味はアッシュブラウン。
【how to“ベース”】
ロングローレイヤースタイル。
【how to“スタイリング”】
ハンドブローした後に、38ミリのカールアイロンで中間巻きをして、緩めのウェーブを作ります。軽くオイルを馴染ませたら完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【4】6から12トーンになるグラデスタイル
Point
カラーは、中間から毛先にかけて明るくなるグラデーションカラーにしています。根元近くは、6トーンのアッシュ、中間が8から9トーンくらい、毛先で12トーン位になるように設定。このぐらいの暗さから始めれば、大人でも落ち着いて見えるのでおすすめです。
【how to“ベース”】
ロングレイヤースタイル。リップラインくらいの位置からレイヤーを入れ、動きを出したスタイル。全体的な量感はやや重めですが、レイヤーで軽く見せています。
【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントを馴染ませ、ブローします。この時、トップにボリュームが出るように、ドライヤーの風を四方八方から当て、分け目がつかないようにします。32ミリのカールアイロンで、カールがつき過ぎないように、ザックリと巻きます。仕上げにオイルを馴染ませて完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【5】赤みを抑えた落ち着いたスタイル
Point
カラーは根元6トーンから毛先10トーンのグラデーションカラーです。全体的に赤みが出ないように、アッシュ系でカラーしてます。このカラーは赤みが出ないことで、グラデーションカラーも落ち着いた色になるので大人カラーにおすすめです。
【how to“ベース”】
鎖骨ラインのセミロングレイヤースタイル。
【how to“スタイリング”】
外ハネスタイルを作るため、32ミリのカールアイロンで毛先を逆巻にします。サイドのハチ上の髪を多めに取り、中間から巻きつけて根元近くまで巻きこみます。その時、毛先まで巻きこまなくても大丈夫です。向きはリバースに巻き込みになります。最後に全体的に、ワックスを馴染ませて完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【6】細めが美しいグラデスタイル
Point
カラーは、ブリーチ剤を使い全体にハイライトを入れますが、トップに連れて細めにするため、美しいグラデーションに。オンカラーは柔らかい印象のアッシュベージュで。
【how to“ベース”】
鎖骨くらいの長さで切りっぱなしのボブにカット。トップにレイヤーを入れて軽い動きを出します。前髪はリップラインの長め設定に。流した時に抜け感が出るようシースルーに調整することで、扱いやすさ抜群。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、26mmのアイロンでフォワード&リバースのMIX巻きにします。顔まわりのおくれ毛は、細めに髪を取り、左右3〜4パネルずつワンカールの内巻きと外巻きにするのが小顔見せのコツ。ワックス:オイル=2:1で混ぜたものを、おくれ毛、毛先、トップのレイヤー部分の順に塗布します。ワックスだけでなく、乾燥を防ぎツヤ感をアップさせるので、オイルをMIXするのがベター。
担当サロン:Violet栄店(バイオレットサカエテン) 伊藤ひかりさん
「ブラウン系」のグラデーションカラースタイル【3選】
【1】毛先にかけたグラデカラーで深みスタイル
Point
カラーは、5レベルのブラウンレッドをセレクト。深めの赤とブラウンをMIXし、暖かみのあるカラーに。ツヤ感があるので、毛先の乾燥やパサつきが気になる季節におすすめです。
【how to“ベース”】
カットベースは、肩くらいの長さのベーシックなボブ。前髪は、少し長めにカットし、前髪から顔まわりにかけてスライドカットでレイヤーを入れます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く全体を通します。カールをつけずにストンと落とした方がお洒落に仕上がります。顔まわりは、やや内巻きにするとグッド。
スタイリング剤は、オイル:バーム=1:1で混ぜて、毛先中心に馴染ませます。オイルはパサつきをおさえ、バームはまとまり感を長時間キープするので、MIX使いが◯。
担当サロン:S.HAIR SALON(エスヘアサロン) 佐藤陽香さん
【2】海外風のカジュアルスタイル
Point
グラデーションカラーで海外風に演出
【how to”スタイリング&カット”】
ラフにふわっとカジュアル感をプラス。軽いウェーブで軽やかに動きのあるヘアに。
オン眉アシメバングで似合わせ前髪に。束間も出しやすく垢抜け感をつくる。可愛いアシメバングがお洒落な外国人風に。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 田山穂波さん
【3】淡いピンクが可愛いスタイル
Point
全体のベースは10トーンのピンクブラウン。一見明るいカラーに思われそうですが、ブラウンを入れることによりマイルドで取り入れやすくなります。耳周りと、襟足部分をブリーチして、ハイトーンの淡いピンクをインナーカラーとして入れてます。ピンク感を前面に出してないため大人でも、トライしやすいピンクカラーリングです。
【how to“ベース”】
肩ラインの外ハネミディアムレイヤー。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで軽く外ハネにしたら、オイルとバームを1対1の量で混ぜあわせ、中間から毛先にかけてなじませ最後に生え際に馴染ませます。前髪の立ち上げる根元部分には、少量のジェルを使うとよりウエット感が出て◎。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
「ブラック系」のグラデーションカラースタイル
Point
ベースを6トーンのブルーブラックにし、(地毛でもOK)毛先はブリーチなしで11トーンのアーモンドラテでトーンアップし、自然なグラデーションカラーに。ナチュラルでオフィスにも◎。
【how to“ベース”】
長さはスーパーロングで重さを出したいのでレイヤーは控えめに。カラーはよく見たら分かるくらいのグラデーションカラー。
【how to“スタイリング”】
長さがあるのでしっかり巻いてもOK!今回はMIX巻きにしていますが、雰囲気に合わせてお好きなようにカールを付けるのも、色々なスタイルが楽しめるのでロングヘアの醍醐味です。38ミリのカールアイロンでしっかり巻いてくしで梳かすと写真のようになります。前髪はセンターで分けて少しかきあげっぽく、お姉さん風に。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) みきなさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。