暗めカラー必須のお仕事でも“耳下平巻きパーマ”なら、明るく柔らかな印象のセミロングに
お仕事によってはカラーに制限があり、暗い印象になりがちで悩んでいる人も。でも大丈夫。華やかさのあるパーマをかければ、暗めカラーでも重たくならず明るい印象になります。そんなパーマのポイントは、耳下の毛束は平巻きでかけること。耳上の毛束は内・外MIX巻きですが、耳下からは平巻きにすることで、横に広がったウエーブに仕上がります。横に広がるので毛束の動きが強調されやすくなり華やかな印象に。さらに面長をカバーしつつ、柔らかな印象も手に入る嬉しい効果もあり。長過ぎるとケバく見えがちなので、長さは鎖骨で揺れるセミロングが最適。毛先に隙間ができてヌケ感があるので、重たいカラーでも軽やかさが際立つスタイルに。また前髪はおでこが見えるくらいの厚さで毛先をサイドに流すとかわいらしい印象に。耳掛けするとさらにすっきり感が出て重たく見えません。
暗めカラーでも、ポイントを効かせたパーマをかければ明るく柔らかい印象を作れます。仕事もおしゃれも楽しみたい人は、ぜひこのスタイルに挑戦してみてください!
耳下から広がるふわっとした毛束で、暗めカラーでも軽やかな印象に
【How to“ベース&カラー”】
鎖骨下7cm、毛先に厚みを残した切りっぱなし風ワンレンカット。パーマの動きが出やすいよう、表面にはレイヤーを入れます。前髪は眉と目の間でカットし、毛先がサイドに流れるように毛量調整をします。カラーは7トーンのダークブラウンアッシュ。赤みのない青系のカラーは髪に透け感や透明感を与え、暗いカラーでもペタッとならず立体感を出します。ツヤが高いので上品な印象を与える効果も。
【How to“パーマ&スタイリング”】
パーマは柔らかい質感に仕上がる水パーマがおすすめ。20〜28mmのロッドで、耳上は毛束の中間から内・外MIX巻き、耳下は毛先まで平巻きのパーマをかけます。乾かし方は、根元をしっかり乾かしてから毛先を8割乾かします。さらにカールを手のひらで包むように持ち上げながら乾かすとふわっとしたウエーブに仕上がります。セミウエットになるムースを毛束全体にもみ込み、片サイドを耳掛けすれば完成です。
セミロングの巻き髪はスタイリングが難しそうですが、これはパーマをかけているので簡単。レイヤーを入れているので自然とひし形シルエットにもなりやすく、頭の形がキレイに見え小顔効果も絶大です!
MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン)
ヘアスタイリスト/石見優衣(MINX 原宿) モデル/久保さやか 文/上村ゆう子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。