【パープル系ブラウン】ブリーチあり・なしの違いとレングス別スタイル集11選
パープル系ブラウンのヘアスタイルをヘアカラーの詳細とあわせて『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。ブリーチあり、なしの違いも分かりますよ。
パープルブラウンってどんな髪色?
パープルとブラウンをミックスしたカラー。イエベ、ブルベ、どちらにもマッチし、深みがある色持ちのいいカラーです。
「ブリーチあり・なし」パープル系ブラウンの髪色
「ブリーチあり」パープル・ブラウンがミックスされたモーヴピンク
全体にモーヴカラーを忍ばせて髪に透明感を出す技は、最新カラーリングの王道テク。暖色を多色ミックスしたモーヴピンクは、ブラウンを足して中明度に落とすことで、ピンクの色もしっかり感じさせながら落ち着いたムードに。ピンクが肌映り良く、色白に見せてくれる効果も。
全頭ブリーチを2~3回して髪をかなり明るくしてから、カラーをON。色は、オレンジ・レッド・ピンク・パープル・ブラウンをミックスして調整した、9トーンくらいの中明度のモーヴピンクを全体に入れます。
担当サロン:SUNVALLEY 土田美沙子さん
「ブリーチなし」ラベンダーブラウン
ブリーチなしで濃いめのラベンダーを入れてます。色落ちがまろやかなブラウンになるので色落ちを綺麗にしたい方は絶対おすすめ!ラベンダーで透明感のあるうるツヤ透明感カラーになります。
担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ) reinaさん
「ショートボブ」パープル系ブラウンヘア
Point
カラーは、ブラウンにパープルをミックスした8レベルのショコラベージュに。ツヤ感があり冬におすすめのシアーな色味です。【how to“ベース”】
ショートボブのベースはグラデーションでカットし、トップと顔まわりにレイヤーを入れます。トップの長さを残すことで女性らしい丸みのあるシルエットに。前髪はパーマをかけて眉にかかるくらいの長さにカット。幅を薄めにとり、透けバングにします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは17mmと20mmのロッドを使い、ランダムな外ハネ&カール感の表情をつくります。顔まわりは“縦の動き”を出すために斜め巻きのスパイラルで。スタイリングは、根元を中心に7割ほどドライしたら、シアバターorソフトワックスを毛先と顔まわりに塗布します。全体に付けないことでセミドライな質感に仕上げ、バングと顔まわりのフレームラインをウェットな質感にすることでメリハリのあるスタイルが完成します。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん
「ボブ」パープル系ブラウンヘア【4選】
【1】ディープラベージュの外ハネくびれボブ
Point
カラーは5トーンのディープラベージュで暗いけど透明感のあるお洒落な雰囲気に。ブラウンカラーにラベンダーを入れたことで、お肌の透明感もアップされてキレイ見え抜群です。【how to“ベース”】
伸ばしかけのボブをイメチェンするなら、低めのレイヤーで毛先に軽さを出すと、重すぎなくて◎。人気の外ハネにもなるのでメリハリが出ます。前髪はちょっぴりだけ垂らして触覚前髪に。
【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで外ハネにし、前髪は毛先にカールをつける。バームをたっぷりつけてウエットな質感に。前髪もかきあげるようにつけたら少し束でうぶ毛のように残してあげるとトレンド感のあるスタイルになります。
担当サロン:ciel(シエル) sanaさん
【2】ラベンダーブラウンのチークバングボブ
Point
カラーは6レベルのラベンダーブラウンをチョイス。肌なじみがよく、長い時間綺麗な色を楽しめます。特に、色落ちすると黄色くなってしまう方におすすめ。【how to “ベース”】
ベースカットは、アゴラインのボブ。サイドとバックは重さを残し、やや前上がりにカットします。前髪は、巻いてほお下1cmとなる長さで切り、キレイに流れるように調整します。
【how to “スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を外ハネに。ポイントのS字カールは、もみ上げ~こめかみの髪を上半分は内巻き、下半分を外巻きにすることで実現。前髪は、3パネルに分けて、内巻きにすると束感のある仕上がりに。最後にしっとりめのオイルorバームを、中間から毛先に塗布したら完成です。
担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ) 石原 萠さん
【3】ラベンダーブラウンのパーマボブ
Point
カラーは、6レベルのラベンダーブラウンをセレクト。暗めながら、光に当たると透明感があり、柔らかい質感をつくる暖色カラーです。【how to“ベース&カラー”】
カットは、あご下2cmのワンレングスがベース。前髪は、長さと重さを残すよう切ります。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20~24mmのロッドを使い。フォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりは、フォワードに巻くのがお洒落感のポイント。前髪は、1回転に。スタイリング剤は、硬毛ならオイル、軟毛ならバーム系を選んで。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 石原萌さん
【4】ラベンダーブラウン×ハイライトのボブ
Point
カラーは、10トーンのラベンダーブラウンに、15.6トーンのハイライトを入れたスタイルです。【how to“ベース”】
肩につく長さの外ハネボブで髪に動きを付けています。前髪は薄めに作りシースルーぎみにして大人可愛い感じを演出。
【how to“スタイリング”】
トップの根元を水で濡らし、ドライヤーで根元が立ち上がるように乾かします。その後、ストレートアイロンで中間からはさみ、滑らせるようにしながら毛先を外ハネにします。オイルとバームを1:1の割合で混ぜ、根元近くからしっかりとつけます。前髪は中間から毛先につけます。最後に分け目をセンターより、ややサイドにずらして根元にハードスプレーをかけて完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
「ミディアム」パープル系ブラウンヘア【2選】
【1】マロンブラウンのレイヤーミディ
Point
カラーは、8レベルのマロンブラウンに染めます。ラベンダーとブラウンをミックスした暖色系でツヤ感があります。【how to“ベース”】
顔まわりに重さがでるように、耳より前を前下がりにカット。顔まわりはしっかりめにレイヤーを入れ、中間部分は重さが残るようにグラデーションに。さらに空気感がでるように部分的にチョップカットで調整します。前髪はリップラインに設定してカット。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20、23、26mmのロッドを使い、毛先を2回転半巻きます。前髪は太めの26mmで。パーマの種類は、デジタルパーマでも、コールドパーマでもOK。
スタイルングは、前髪以外はハーフウェットの状態で、シアバターとオイルを手の平で混ぜてから全体的に揉み込むように塗布します。前髪は、完全にドライしてから中間から毛先にスタイリング剤を。保湿力があり、ツヤ感とウェットな仕上がりになるスタイリング剤を選んで。
担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 新谷千絢さん
【2】ラベンダーショコラブラウンのふんわりミディ
Point
カラーは8トーンのラベンダーとショコラブラウンのMIX。赤みを抑えた深みのある艶で、軽やかな透明感を演出します。【how to“ベース”】
胸上の緩やかな前上がりベース。毛先に軽くレイヤーを入れます。前上がりのカットラインは、後ろから毛束を持ってきたとき胸上で重たくならず程良い厚みに。毛束の先が細くなるスライドカットで、束感を作りながら全体の毛量を調整します。こめかみからトップにも軽くレイヤーを入れ、トップがボテっとならないよう後頭部に向かう毛流れを作ります。前髪は目の下、サイドは流れるようにカット。
【how to“スタイリング”】
乾かすとき、トップは後ろに流すように乾かして。前に流すとトップがボテっと重たくなるので注意。まず両黒目の間に落ちる前髪を22~26mmのカーラーで巻きます。さらにサイドの前髪も同じくカーラーで巻いて。裾は毛先を中心に32mmのアイロンで内巻きワンカール。表面のみところどころ、巻いたすぐ上に毛束を外平巻きし“Sの字”を作ります。巻いてすぐにカールをほぐすと柔らかな髪質に見えて◎。前髪のカーラーを外し、毛先をサイドに流します。パサつきを抑えつつ繊細な束感が出やすいオーガニック系のオイルを馴染ませれば完成です。
顔周りを軽く見せたい人は耳掛けをしてもOK。スタイリングは崩すことが前提なのでキレイに巻かなくてよく簡単です。硬い髪を柔らかく見せたい人や軽いロングに憧れている人は、カットのテクニックに注目してぜひTRYを!
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 細田真吾さん
「セミロング~ロング」パープル系ブラウンヘア【2選】
【1】ナチュラルバイオレットブラウンの韓国風セミロング
Point
カラーは、10レベルのナチュラルバイオレットブラウンに。青みのあるバイオレットをプラスしたくすみブラウンで、柔らかな質感と透け感を演出します。【how to“ベース”】
カットは、全体をグラデーションで、重さを 残しつつ動きを出しやすくします。顔まわりは、レイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、レイヤーで繋げてニュアンスが出るように。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26mmのロッドをメインに、毛先ワンカールのデジタルパーマをかけます。
スタイリングは、7割ほど乾かしたら(根元は完全にドライな状態)、髪をリバースにねじりながらドライヤーの風を当てます。毛先までドライしたら、スタイリングオイルを毛先になじませます。最後にドライヤーの風で全体を崩した後、シルエットを整えたら完成。
担当サロン:Sui表参道(スイ オモテサンドウ) 坂口勝俊さん
【2】カシスグレージュの巻き髪セミロング
Point
カラーは5レベル〜11レベルの薬剤、カシス、レッド、ピンク、パープル、ブラウン、グレイの色味を調合した加減法カラー。8トーン単色で出せない色味を様々な薬剤を混ぜ合わせて造る8トーンの透明度、色味は抜群に綺麗なカシスグレージュにしました。【how to“ベース”】
セミロング+ローレイヤーの巻き髪スタイルでお嬢様風に。乾かすだけで簡単にまとまり、扱いやすく、巻き髪もワンランク上のデザイン性となる様にカット。前髪、お顔周りは一人一人の骨格を考慮し馴染む様にデザインに。
【how to“スタイリング”】
前髪、お顔周りはストレートアイロンで内巻きに、全体は波巻きをメインに細かくリバース巻き、フォワード巻きを組み合わせ今っぽく、可愛いデザインに。スタイリング剤は、クリームタイプのものを全体にも見込めば、作り込んでいるがやりすぎ感なく見える自然なスタイルに。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。