ヘアカラー
2023.10.30

色落ちしても可愛い!パープル系ブラウンカラー【実例11選】

パープルとブラウンを合わせたカラー。色の合わせ方で暖色にも寒色にもできる髪色を掲載。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

パープルブラウンってどんな髪色?

パープルとブラウンをミックスしたカラー。深みがある色持ちのいいカラーです。


「暗め~6トーン」のパープルブラウンスタイル【2選】

【1】6トーンのくびれボブ

Point

カラーは6レベルのラベンダーブラウンをチョイス。肌なじみがよく、長い時間綺麗な色を楽しめます。特に、色落ちすると黄色くなってしまう方におすすめ。


【how to“ベース”】
ベースカットは、アゴラインのボブ。サイドとバックは重さを残し、やや前上がりにカットします。前髪は、巻いてほお下1cmとなる長さで切り、キレイに流れるように調整します。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を外ハネに。ポイントのS字カールは、もみ上げ〜こめかみの髪を上半分は内巻き、下半分を外巻きにすることで実現。前髪は、3パネルに分けて、内巻きにすると束感のある仕上がりに。最後にしっとりめのオイルorバームを、中間から毛先に塗布したら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ)  石原萠さん

【2】6トーンのパーマボブ

Point

カラーは、6レベルのラベンダーブラウンをセレクト。暗めながら、光に当たると透明感があり、柔らかい質感をつくる暖色カラーです。


【how to“ベース”】
カットは、あご下2cmのワンレングスがベース。前髪は、長さと重さを残すよう切ります。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜24mmのロッドを使い。フォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりは、フォワードに巻くのがお洒落感のポイント。前髪は、1回転に。

スタイリング剤は、硬毛ならオイル、軟毛ならバーム系を選んで。どちらの場合も、スタイリング剤を揉み込むだけの簡単ヘアで、朝の時短を実現したい人や、ママ世代におすすめです。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ)  石原萌さん

「中間7~9トーン」のパープルブラウンスタイル【5選】

【1】ハイライトを入れたウルフスタイル

Point

全体にハイライトを入れてから、白髪が気になる根元は白髪染め、ほかは普通のカラーを重ねてラベンダーブラウンに。


【how to”カット&スタイリング”】
ベースは鎖骨の長さ。フロントは頬ラインから流れるレイヤーを、全体は前下がりのレイヤーを入れて、後頭部の丸みを出す。

サイドの毛束を頬の位置までもち上げ、ストレートアイロンで外巻きにして後ろへ流す。10円玉大のバームで仕上げて。

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん

 

【2】8トーンのハネが魅力のショートボブ

Point

カラーは、ブラウンにパープルをミックスした8レベルのショコラベージュに。


【how to“ベース”】
ショートボブのベースはグラデーションでカットし、トップと顔まわりにレイヤーを入れます。トップの長さを残すことで女性らしい丸みのあるシルエットに。前髪はパーマをかけて眉にかかるくらいの長さにカット。幅を薄めにとり、透けバングにします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは17mmと20mmのロッドを使い、ランダムな外ハネ&カール感の表情をつくります。顔まわりは“縦の動き”を出すために斜め巻きのスパイラルで。スタイリングは、根元を中心に7割ほどドライしたら、シアバターorソフトワックスを毛先と顔まわりに塗布します。全体に付けないことでセミドライな質感に仕上げ、バングと顔まわりのフレームラインをウェットな質感にすることでメリハリのあるスタイルが完成します。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン)  野沢伯行さん

 

【3】紫をミックスしたナチュラルボブ

Point

カラーはブラウンに紫とロゼをミックスしたショコラブラウンに。イエベ、ブルベ、どちらにもマッチし、深みがある色持ちのいいカラーです。


【how to“ベース”】
ベースは肩ギリギリの前下がりローグラデーションでカット。切りっぱなしでも、ワンレンで切るより動きがあり丸みのあるスタイルになります。顔まわりは、重さを取る程度のレイヤーを入れて、ふわっと後ろに流れるようにします。


【how to“スタイリング”】
乾かす際は、髪を後ろに向かってドライしながら、表面の髪を根元からふんわり仕上げます。乾いたら32mm、もしくはストレートアイロンを使って、顔まわりを外ハネに、表面は内巻きにします。ヘアオイルを手に伸ばしたらまず、襟足から付けるのがポイント。その後、全体になじませて毛束感を出します。スタイリング剤はやや多めの方がニュアンスのあるヘスタイルに仕上がります。

担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)  細田真吾さん

 

【4】8トーンの洗練ミディアム

Point

カラーは、8レベルのマロンブラウンに染めます。ラベンダーとブラウンをミックスした暖色系でツヤ感があるカラーです。


【how to“ベース”】
顔まわりに重さがでるように、耳より前を前下がりにカット。顔まわりはしっかりめにレイヤーを入れ、中間部分は重さが残るようにグラデーションに。さらに空気感がでるように部分的にチョップカットで調整します。前髪はリップラインに設定してカット。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20、23、26mmのロッドを使い、毛先を2回転半巻きます。前髪は太めの26mmで。パーマの種類は、デジタルパーマでも、コールドパーマでもOK。スタイルングは、前髪以外はハーフウェットの状態で、シアバターとオイルを手の平で混ぜてから全体的に揉み込むように塗布します。前髪は、完全にドライしてから中間から毛先にスタイリング剤を。保湿力があり、ツヤ感とウェットな仕上がりになるスタイリング剤を選んで。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ)  新谷千絢さん

 

【5】8トーンの透明感ミディアム

Point

カラーは8トーンのラベンダーとショコラブラウンのMIX。赤みを抑えた深みのある艶で、軽やかな透明感を演出します。


【How to“ベース”】
胸上の緩やかな前上がりベース。毛先に軽くレイヤーを入れます。前上がりのカットラインは、後ろから毛束を持ってきたとき胸上で重たくならず程良い厚みに。毛束の先が細くなるスライドカットで、束感を作りながら全体の毛量を調整します。こめかみからトップにも軽くレイヤーを入れ、トップがボテっとならないよう後頭部に向かう毛流れを作ります。前髪は目の下、サイドは流れるようにカット。


【How to“スタイリング”】
乾かすとき、トップは後ろに流すように乾かして。前に流すとトップがボテっと重たくなるので注意。まず両黒目の間に落ちる前髪を22~26mmのカーラーで巻きます。さらにサイドの前髪も同じくカーラーで巻いて。裾は毛先を中心に32mmのアイロンで内巻きワンカール。表面のみところどころ、巻いたすぐ上に毛束を外平巻きし“Sの字”を作ります。巻いてすぐにカールをほぐすと柔らかな髪質に見えて◎。前髪のカーラーを外し、毛先をサイドに流します。パサつきを抑えつつ繊細な束感が出やすいオーガニック系のオイルを馴染ませれば完成です。

担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)  細田真吾さん

「明るめ10~」のパープルブラウンスタイル【4選】

【1】10トーンのカール感セミロング

Point

カラーは、10レベルのナチュラルバイオレットブラウンに。青みのあるバイオレットをプラスしたくすみブラウンで、柔らかな質感と透け感を演出します。


【how to“ベース”】
カットは、全体をグラデーションで、重さを 残しつつ動きを出しやすくします。顔まわりは、レイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、レイヤーで繋げてニュアンスが出るように。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26mmのロッドをメインに、毛先ワンカールのデジタルパーマをかけます。

スタイリングは、7割ほど乾かしたら(根元は完全にドライな状態)、髪をリバースにねじりながらドライヤーの風を当てます。毛先までドライしたら、スタイリングオイルを毛先になじませます。最後にドライヤーの風で全体を崩した後、シルエットを整えたら完成。

担当サロン:Sui 表参道(スイ オモテサンドウ)  坂口勝俊さん

【2】濃いめに入れた透明感セミロング

Point

カラーは、ブリーチなしで濃いめのラベンダーを入れてます。色落ちがまろやかなブラウンになるので色落ちを綺麗にしたい方は絶対おすすめ!ラベンダーで透明感のあるうるツヤ透明感カラーになります。


【how to“ベース”】
ストレートがきれいなので、頬から下に動きが出るようなカットにしました。前髪はサイドにきれいにつながっていくワイドのシースルーバング。おでこをしっかり隠せるので、でこ広でお悩みの方におすすめです。


【how to“スタイリング”】
頬下からカールが来るように設定。38mmのコテで緩めに全体をワンカールしていきます。内巻きにして、最後に軽く全体をほぐします。トップのストレートとボトムのカールが絶妙なバランスのシルエットがきれいなスタイルが完成。

担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ)  reinaさん

【3】10トーンにハイライト入れたショートボブ

Point

カラーは、10トーンのラベンダーブラウンに、15.6トーンのハイライトを入れたスタイルです。


【how to“ベース”】
肩につく長さの外ハネボブで髪に動きを付けています。前髪は薄めに作りシースルーぎみにして大人可愛い感じを演出。


【how to“スタイリング”】
トップの根元を水で濡らし、ドライヤーで根元が立ち上がるように乾かします。その後、ストレートアイロンで中間からはさみ、滑らせるようにしながら毛先を外ハネにします。オイルとバームを1:1の割合で混ぜ、根元近くからしっかりとつけます。前髪は中間から毛先につけます。最後に分け目をセンターより、ややサイドにずらして根元にハードスプレーをかけて完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

【4】カラー映えするワンレンボブ

Point

カラーは12レベルと6レベルのカシス、ピンク、レッド、パープル、グレー、ブルー、オレンジの7種類の薬剤と加減法で明るくも高発色させる様に調合。グレー、ブルーでブリーチをしていない方にもてきるグレージュを調合し、混ぜ合わせる事でイヤな赤味は取り除き、深みのあるカシスグレージュが出来上がるのが特徴です!9トーンのカシスグレージュだと写真のようにピンクもしっかり♪


【how to“ベース”】
基本的にワンレングスベースなので乾かすだけだとぷつっとしたストレートボブに。内巻きも外ハネもやりやすい様にイングラデーション(内側に行くほど少し短い毛)、ローレイヤー(表面に少しのレイヤー)でカットしています。前髪、顔まわりは巻きやすく流れやすいように作っています。


【how to“スタイリング”】
流れる様にしているので誰でも簡単に流れる顔まわりを再現可能!サイドは毛先から外ハネ、中間を内巻きでウェーブに、バック下は外ハネのみ。表面は全て後ろへ向かって中間から毛先を巻き込み2回転で完成!後は全体に毛先からクリームを馴染ませてほぐして、手に薄ら余った残りのクリームで前髪の毛先にのみつけています。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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