色っぽ美人。黒髪セミロング【実例20】ヘアアレンジも

大人っぽく上品にきまる黒髪・暗髪×セミロング。おすすめスタイルを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
【2022年】「トレンド感」のある黒髪・暗髪のセミロング
かき上げバングの暗髪ブルージュセミロング
【how to “ベース&カラー”】
- セミロングで毛先は重ためカット。顔周りはかきあげ前髪を流れやすくするためにレイヤーを。
- カラーは赤味を抑えた透明感抜群の外国人風ブルージュ。5から6トーンで大人っぽく。
- 青味(ブルー)を濃く配合させるのが特徴で、くすみ感が増し、日本人特有の赤味が綺麗に打ち消されたヘアカラーに仕上がります。
【how to “スタイリング”】
- 始めに上と下で2段にブロッキングをとります。下の段の毛先は外ハネ、上の段の毛先は内巻きに、中間部分は全て外巻き(リバース巻き)にします。
- 前髪はかきあげたいので根元を少し濡らしてドライヤーで立ち上げます(上方向に乾かす)。
- 最後に前髪の毛先を後ろに流すように外巻きにしたら、前髪と後ろの髪をなじませるようにオイル:バームを6:4でつけて完成。
担当サロン:LallYou金山 日高 杏奈さん
「前髪あり」の黒髪・暗髪のセミロング【6選】
【1】「逆三角形」と「毛量少な目」をカバーする暗髪セミロング
【スタイルのポイント】
- 毛量が少なめなモデルさんなので、髪はあまり梳かずに38mmで大きなカールをつくり、自然なボリューム感で骨格をカバーします。
- 暗髪でもシースルーバングにすることで抜け感、垢抜けヘアに(オフィスにもおすすめ)。
【前髪カットのポイント】
- ちょっと長めなオン眉バングで顔周りに繋がる髪を作りボリュームアップ。
- 逆三角形さんは前髪なしも似合うので2wayバングにして気分で変えてあげても楽しいですよ♪
担当サロン:LallYou金山 木村 信佑さん
【2】エラ張りカバーが叶う地毛風カラーのウェーブセミロング
【スタイルのポイント】
- ウエーブパーマ×透明感地毛風アッシュカラー。
- 毛先に重さを残してパーマをかけることで自然なボリューム感に。
- 大きめなウェーブのスタイルで大人ガーリーな雰囲気に。
- ふんわり感のウエーブで骨格をカバー。
【前髪カットのポイント】
- シースルーのアシメバングでほどよい抜け感を。
- 眉の位置で幼くなりすぎない印象にするため、やりすぎないアシメで斜め感をだす。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 藤間帆乃夏さん
【3】ひし形シルエットの暗髪セミロング
【how to “ベース&カラー”】
- カットは鎖骨下5cmのレングスで、前上がりベースに。アウトラインにやや厚みを残し、あごラインからレイヤーを入れることで顔まわりを明るく見せます。
- 前髪は目にかかるギリギリの長さに。前髪ありでも幼く見えず、きれいめな印象を与えます。
- カラーリングは6レベルのアッシュベージュに。赤みをしっかりおさえつつ、くすみ知らずの優秀カラー。暗めの髪色ですが、地毛とは違う透明感とお洒落さをプラスしてくれます。
【how to “スタイリング”】
- 乾かす前にトリートメントオイルやベースオイルをつけるのがポイント。ドライヤーやアイロンの熱から髪を守るだけなく、髪にツヤを出してくれます。
- 髪を乾かしたら、32mm のアイロンで内巻きにワンカール半。顔まわりのみリバースに巻きます。
- スタイリング剤は無しでもOKですが、ボリュームを落ち着かせたい場合はヘアオイルを塗布して。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 大山幸也さん
【4】レイヤーありの重軽MIXセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを鎖骨下3cmの長さで切り揃える。顔周りからバックにかけてしっかりとレイヤーを入れることで動きのあるスタイルに。
- 前髪は目にかかるギリギリの長さで、厚くも薄くもない絶妙なバランスでカットすることで今年顔をつくる。
- カラーリングは、8レベルのナチュラルブラウンに。日本人のスキントーンに似合う暖色系の色で、フェニミンなイメージに仕上げてくれる。
【how to“スタイリング”】
- 前髪がパカッと分かれないように髪をドライしたら、32mmのアイロンで外ハネに巻き、トップのレイヤー部分はフォワードとリバースをミックスで巻く。カールは緩めに巻いて、カジュアルな表情に仕上げること。
- カールが強くなる場合、アイロンの太さを38mmにするなど調整しても。スタイリング剤を塗布する前に、空気を入れるように手ぐしを入れてながらカールをほぐす。
- その後、ツヤ感と柔らかな質感を叶えるオーガニックバームを全体になじませる。最後に、表面から縦に手ぐしを入れて、束感を整えたら完成。
担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 橋口建太さん
【5】レイヤー×ゆるウェーブの抜け感ヘア
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを鎖骨下3cmの長さでカットして、重めにレイヤーを入れる。
- 前髪は眉下の長さでカット。サイドバングと前髪を柔らかくつなげることで、ナチュラルな大人っぽいスタイルに。動きを出したい中間から毛先にかけてセニングをいれる。
- カラーリングは、6レベルのアッシュグレーに。赤みがなく、ダークカラーでも透明感のある色に仕上げる。
【how to“スタイリング”】
- 髪にボリュームを出したい場合、ドライ時にドライヤーの風を下から上に向けて乾かす。
- 乾いたら32mmのアイロンでベースとなる髪を内巻きワンカール。リップラインより上に落ちる髪は、たて巻きでフォワード&リバースのMIX巻きに。この時、毛先から巻かずに中間から毛先にかけてカールづけをする。
- 最後に、柔らかい仕上がりを叶えるクリームタイプのスタイリング剤を塗布して、束感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 加藤貴大さん
【6】横に広がる毛束の動きで面長カバーを叶えるセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下7cm、毛先に厚みを残した切りっぱなし風ワンレンカット。パーマの動きが出やすいよう、表面にはレイヤーを入れる。
- 前髪は眉と目の間でカットし、毛先がサイドに流れるように毛量調整をする。
- カラーは7トーンのダークブラウンアッシュ。赤みのない青系のカラーは髪に透け感や透明感を与え、暗いカラーでもペタッとならず立体感を出す。ツヤが高いので上品な印象を与える効果も。
【how to“スタイリング”】
- パーマは柔らかい質感に仕上がる水パーマがおすすめ。20~28mmのロッドで、耳上は毛束の中間から内・外MIX巻き、耳下は毛先まで平巻きのパーマをかける。
- 乾かし方は、根元をしっかり乾かしてから毛先を8割乾かす。さらにカールを手のひらで包むように持ち上げながら乾かすとふわっとしたウエーブに仕上がる。
- セミウエットになるムースを毛束全体にもみ込み、片サイドを耳掛けすれば完成。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 石見優衣さん
「前髪なし」の黒髪・暗髪のセミロング【6選】
【1】パーマ×黒髪のボリュームセミロング
【スタイルのポイント】
- 柔らかな質感のパーマをかけてボリュームを出し骨格をカバー。
- 髪の暗さもボリュームが出ているように見えるので、暗く設定。
- 顔周りに沿う髪で、さらに骨格をカバーできる。
担当サロン:ciel(シエル) 橋本和佳奈さん
【2】透明感たっぷりの暗髪セミロング
【how to “ベース&カラー”】
- 全体の長さを、顔の等倍の黄金比でカット。前上がりのワンレングスベースに、顔まわりに独立したレイヤーを入れます。
- 前髪はリップラインでカットしレイヤーを入れて流しやすくします。
- カラーは4レベルのブルーブラックに。人気の暗髪は、グレーを入れることで、透明感のある今っぽいカラーリングを叶えます。
【how to “スタイリング”】
- 32mmのアイロンで、外ハネ→内巻き→外ハネの波巻きに。顔まわりは、毛束をねじってリバースに巻くことで、ランダムな動きをつくります。
- オイルをつけながら毛先のカールをほぐし、隙間と抜け感を調整します。トップ部分のツヤ感と、毛先の動きでメリハリをつけるのがポイントです。
担当サロン:MINX銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 木俣翔さん
【3】大人の色気が漂う上品な暗髪セミロング
【スタイルのポイント】
- ローレイヤー、前髪長めのセミロングスタイル。
- 暗髪だと大人の色気が漂う上品へアに。
- 前髪が長い分、風が強い日でも前髪を気にすることがないので最高ですね♪
- オールバックでヘアアレンジをするだけで簡単にお呼ばれスタイルになれるので万能な髪型です。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 須藤直矢(NAOYA)さん
【4】下膨れカバーが叶うローレイヤーカットの暗髪セミロング
【スタイルのポイント】
- 顔色がよく見える暗髪。
- 毛先にローレイヤーを入れ、重くなりすぎないようにカットして下膨れをカバー。
- 顔周りは7:3くらいで分けて大人っぽいお姉さんな髪型に。
担当サロン:LallYou金山 日高 杏奈さん
【5】センターパート×パーマの暗髪セミロング
【スタイルのポイント】
- 顔まわりは沿うようにカットすることで小顔効果が。
- 目力アップのためセンターパートの流れる髪を作る。
- かき上げしやすいように、後ろに流れるようにフェイスレイヤーを入れる。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 田山穂波さん
【6】モード感のある暗髪セミロング
【how to “ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下3cmでカットし、顔まわりにレザーでレイヤーを入れます。レイヤーの軽さとレザーの質感で、より柔らかく、なめらかな動きを出しています。
- 前髪はリップラインで切り、レイヤーとつながるようになじませます。
- カラーは6レベルのアッシュグレージュに。赤みをしっかりおさえつつ、ダークカラーながら透け感をほんのり感じることができます。
【how to “スタイリング”】
- パーマは細めのロッドで毛先にワンカール、ホットパーマをかけます。薬剤を弱めにすることで、ダメージレスでコロンとしたカール感に。
- スタイリングは、8割ほど乾かしたら、左右2つに分け、耳の高さでねじりながらさらにドライヤーで乾かします。
- セット剤は軽めをチョイスし、トリートメントミルクか、ライトなオイルを。毛先から中間に揉み込み、手に残ったものを前髪に軽くつけ、毛束感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:Rougy(ロージ) 江良栞さん
「40代」に似合う黒髪・暗髪のセミロング【2選】
【1】大人な雰囲気の抜け感ヘア
【how to“ベース&カラー”】
- スタイルの鍵となる前髪は、リップラインに設定。抜け感が出るよう毛量を軽くする。
- 全体は鎖骨下の長さでカットし、表面にレイヤーを入れふんわり軽い仕上がりに。
- カラーリングは7レベルのフォギーベージュをチョイス。やや青みのある寒色寄りのベージュは、透け感や柔らかさといった春色にぴったりのカラー。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロンで前髪をリバースに巻いて後ろに流す。毛先全体を外ハネに、表面は内巻きに巻くだけ。
- 最後にセット剤を中間~毛先に手ぐしを通すようにつけ、その後、前髪につけたらフィニッシュ。セット剤はシアバターとオイルのいいとこ取りをした、ソフトなセット力がある“クリームバター”がおすすめ。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【2】大人の外ハネセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下5cm。バックからサイドに向かいやや前上がりにカット。トップにボリュームが出やすいようハチ上部分にレイヤーを入れる。外ハネの動きを出しやすくするため、肩に落ちる裾の部分にもレイヤーを。レイヤーを多く入れ過ぎるとカジュアルになり過ぎるので、肩に落ちる部分のみに入れて裾の重たさを残すことが大切。
- 前髪はかき上げスタイルが決まりやすいあごラインでカット。
- カラーは8トーンのアッシュブラウン。赤みの出ないツヤのあるブラウンベースで、大人っぽく上品な印象を与える。
【how to“スタイリング”】
- 前髪をかき上げながら根元にドライヤーをあてるとトップのボリュームが出やすくなる。また温風をあてた後、髪の熱が下がるまでかき上げた状態でいると、手を離した後も根元の立ち上げをKEEPできる。
- 32mmのアイロンで裾を外ハネワンカールに。全体的にカールがついたら表面の毛束をところどころ取り、縦巻きカールをMIX。
- ウエット系のバームを全体的にもみ込み、外ハネと表面の縦巻きをなじませ、立ち上げた前髪の根元にキープスプレーを吹きかければ完成。
担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん
黒髪・暗髪×セミロングをさらに楽しむ「アレンジ」【5選】
【1】前髪ねじりアップアレンジ
\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/
STEP1:前髪を7:3に分ける
軽く全体を巻いてからざっくりと手ぐしで前髪を7:3に分ける。
STEP2:ハチ上の毛をねじる
ハチ上の毛束に前髪を入れ込みながら、2回ねじってピンで留める。
STEP3:反対側も同様に
反対側もハチ上の毛束を2回ねじってピンで地肌に沿って留める。
完成
【2】ふんわりニュアンスの3つ編み
\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/
\How to/
STEP1:後頭部を3つ編みに
前髪は7:3に分けておく。全体の髪をひとつに集めて3つ編みに。ハチの高さから襟足の下まで編んだらゴムで結ぶ。
STEP2:ひと編みごとに引き出す
片方の手で結び目を押さえながら、表面の毛束を引き出す。ほぐれた印象の3つ編みにする。
STEP3:ゴムを髪で隠す
結んだ毛束から少量の毛を取り、結び目に巻きつけてピンで留める。結び目のゴムが隠れて、おしゃれ感が出る。
STEP4:前髪を巻き足し
前髪の表面の毛束を何束か細かく取り、ヘアアイロンでランダムに巻きく。動きを出し、ふんわりニュアンスをつける。
STEP5:ほぐして完成
巻き足した前髪に固めのワックスを少量つけて毛束に動きを出して、立体感を出す。全体の形を整えたら、完成。
【3】逆毛で軽さを出した3つ編みアレンジ
\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/
STEP1:トップを中心にブラシで表面に逆毛を立てる。
STEP2:耳上の毛束を後頭部までねじってピンで留める。
STEP3:反対側もおなじようにねじってピンで留め、トップをつまみ出してボリュームをつける。
STEP4:1段下の毛束も後ろまでねじってピンで留める。
残った髪はうなじまで編み込んで、そこから3つ編みをする。
STEP5:ゴムをしたにずらしながら先端を結ぶ。
ところどこと毛束を引き出してほぐし、前髪は揉んで動きをつける。
完成
【4】清楚な黒髪ハーフアップ
STEP1:もみあげを多めに残してハーフアップに
「耳の上から後頭部へ斜め上に向かって髪を取ります。この時、もみあげを多めに残しておき、あとで耳にかけます。これが、カジュアルダウンするコツのひとつ」(鬼束さん・以下「」内同)
STEP2:結ぶ位置を高めにしてフレッシュ感を
「STEP1で取った毛束を、後頭部の高い位置で結びます。ヘアゴムで結んだ後に、細いリボンを巻きます。高い位置で結ぶと若々しい印象に。これもハーフアップをカジュアルダウンさせるコツです」
STEP3:トップの髪をつまみ出して縦ラインを作る
「片手でSTEP2の結び目を押さえながら、トップの髪を少しずつつまみ出していきます。つまみ出すのはハチとハチの間のみ。頭に縦のラインを作って、顔の丸みをカバーします」
STEP4:前髪と後ろの髪全体にヘアオイルをつけてまとめる
「仕上げにヘアオイルをつけてツヤと毛束感を出します。ヘアオイルをつけておくと、乾燥による髪の膨らみも防げます」
完成!
高い位置で結んだハーフアップでフレッシュな印象に。主張しすぎず今っぽさを引き出してくれる黒いリボンで、大人かわいいハーフアップの完成。
※黒リボンは私物です。
【5】ゆるくしゃ高めお団子
STEP1:動きを出しやすくするために毛先を巻く
「アップにしたときに毛先まできっちりまとめないので、軽やかに見せるためにコテで巻いていきます。巻き方は内巻きと外巻きをランダムにして動きを出します」(鬼束さん・以下「」内同)
STEP2:ヘアゴムの最後を通しきらずにコンパクトなお団子を
「ポニーテールをするようにヘアゴムで髪をひとつにまとめていきます。最後だけヘアゴムを通しきらず、親指1本分が入るくらいのコンパクトなお団子の状態でストップ。お団子は小さめの方がボリュームを抑えられ、タートルネックとのバランスがよくなります」
STEP3:ヘアゴムに髪を巻きつけて結び目を隠す
「後ろ髪から少し毛束を取り、ヘアゴムに巻きつけて結び目を隠します。巻きつけた毛先は、STEP2で結んだヘアゴムに入れて固定を」
STEP4:トップの髪をつまみ出して縦長ラインに
「STEP2の結び目を持ち、トップの髪を少しずつつまみ出していきます」
STEP5:前髪の毛先にヘアオイルをつけて毛束感を
「前髪の毛先にヘアオイルをつけて、毛束感を出します。前髪を少しずつ毛束にすると動きがついて、フェースラインが目立ちにくくなります」
完成
コンパクトなお団子と、動きのある毛先のラフさが、タートルニットとのバランス◎!
後ろから見ると…
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。