食・レシピ
2024.1.1

効率的な「りんごダイエット」のやり方とは?おすすめレシピ

りんごダイエットのやり方とは?まずはりんごのカロリーから美容に嬉しい効果、栄養素からチェック!正しいりんごダイエットのやり方からおすすめのレシピをご紹介します。毎日の食事に上手に取り入れてみて♪

りんごの「カロリー」

\教えてくれたのは…管理栄養士・フードコーディネーター・調理師 後藤里帆さん/
大学卒業後、飲食店へ勤務。その後、学生の頃からの夢であったフードコーディネーターの会社へ入社。現在はフリーランスのフードコーディネーターとして活動。主に企業へのレシピ提案や広告媒体のフードコーディネート、スタイリングをしている。

りんご(皮つき)(可食部)230gのエネルギーおよび糖質

  • エネルギー…129kcal
  • 糖質…32.9g

※りんご(皮つき)個1分の可食部は約230gのため、上記ではこの数値を基準に算出

嬉しい「効果&栄養」

「栄養」

料理家

村山由紀子さん

秋から冬が旬。ふじやつがるなど、日本だけでも100種類前後の品種がある。「1日1個のリンゴは医者いらず」と言われる程、健康と美容効果が高い。ポリフェノールが豊富で、その主成分であるプロシアニジンは高い抗酸化作用、美肌や育毛、内臓脂肪を減らすなどの効果がある。リンゴポリフェノールは皮に多いのでなるべく皮ごと食べたい。食物繊維やクエン酸、カリウムも豊富。熟してくると、鮮度を保つため皮に天然のワックス状の膜が出てくる。

「美容効果」

\教えてくれたのは…管理栄養士・フードコーディネーター・調理師 後藤里帆さん/
大学卒業後、飲食店へ勤務。その後、学生の頃からの夢であったフードコーディネーターの会社へ入社。現在はフリーランスのフードコーディネーターとして活動。主に企業へのレシピ提案や広告媒体のフードコーディネート、スタイリングをしている。

りんごにはポリフェノールが含まれています。特に皮の部分に多く含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。ポリフェノールには、活性酸素の害から細胞を守る抗酸化作用が備わっています。老化や病気を防ぐだけでなく、発がん物質を抑制する効果も期待できます。

りんごダイエットの正しい「やり方」

目安の「摂取量」

1日の果物摂取量は200gを目安といわれているので、大きさにより異なりますが、りんごでしたら、だいたい半分から1個程度となります。りんごダイエットといって、りんごだけしか食べないなどは、あまり良いとはいえませんので、バランスの良い食事を心がけましょう。

摂取におすすめの「時間帯」

筆者のオススメは朝や、小腹の空いたおやつの時間です。りんごの甘み成分であるショ糖、果糖、ブドウ糖などは、体内でエネルギーに換わるため、活動量の多くなる時間帯が良いでしょう。

おすすめの「組み合わせ」

りんごを食べる際は、寒天やヨーグルトを合わせることで、便秘解消の効果が期待できます。りんごと寒天には、食物繊維が含まれており、ヨーグルトには乳酸菌が含まれているため、腸の働きを良くします。また、昼食や夕食には、焼いた豚肉にかけるソースにしても、さっぱりとし、たんぱく質もしっかり摂ることができます。

おすすめの「5つのレシピ」

【1】「皮つきリンゴとカマンベールのベーグルサンド」

管理栄養士

美才治真澄さん

生地が詰まったベーグルもよく噛む食材のひとつ
「生地の密度が高くて飲み込みにくいベーグルも、咀嚼回数が多くなる食材。リンゴは皮がついたままの方が断然噛み応えがあります」(美才治さん)

【材料 1人分】
ベーグル…1個
リンゴ…小1/2個
カマンベールチーズ…1/2個
はちみつ…小さじ1
粗びき黒こしょう…適量

【作り方】

  1. リンゴは皮つきのまま薄いくし切りにする。カマンベールチーズは7mm幅程度にスライスする。
  2. ベーグルを横半分に切り、1をのせる。はちみつをかけ、粗びき黒こしょうを振る。

【2】「アボカドとりんごの豆乳ヨーグルトサラダ」

パーソナル管理栄養士 一般社団法人日本パーソナル管理栄養士協会 代表理事 食の相談窓口 San-CuBic 代表 HER-SELF女性の健康プロジェクト 理事

三城円先生

「サラダにフルーツを入れるのも◎。野菜の代わりに、不足しがちな栄養素をプラスしてくれますし、野菜ではあまりない色も揃っているので、彩りも良くなります。量さえ気を付ければ果糖があることを考慮してもいいことずくめ。野菜とフルーツをミックスしたサラダとして“アボカドとりんごの豆乳ヨーグルトサラダ”もおすすめです。

砂糖の代わりにフルーツを使うのも良いです。代表的なものに無糖のヨーグルトにブルーベリーをトッピングするという食べ方がありますが、これは私もおすすめです。甘みに加えて、食感も生まれますから、食べごたえや、食べる楽しさも出てきますよね!」(三城先生)

【材料 2人分】
アボカド…1個
りんご…1/2個
【A】
ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖…50g
エクストラバージンオリーブオイル…小さじ1
ポッカレモン100…小さじ1
塩、ブラックペッパー…少々

【作り方】

  1. ボウルに【A】を混ぜる。
  2. アボカドは2cm角、りんごは8mm厚さのいちょう切りにし、1のボウルに入れて和える。

【3】「アップルパイ風ホットヨーグルト」

『日本体質改善協会』代表

平林玲美さん

朝からスイーツ気分を味わえる、ホットヨーグルトで代謝をアップ
「体を冷やすために冬に不向きなヨーグルトは、実は人肌程度に温めることで内臓を温める温活食材に。リンゴは果物の中でも体を最も温めてくれる食材です。これらを温めて食べることで、乳酸菌とリンゴに含まれるぺクチンが活発になり、冷え改善と同時に、整腸作用も得られます」(平林さん)

【材料 2人分】
無糖ヨーグルト…200g
水…大さじ2
リンゴ…1/2個

【A】
砂糖…小さじ1/2
レモン汁…少量

グラノーラ…40g
シナモン…適量
はちみつ…適量

【作り方】

  1. リンゴを一口サイズの角切りに。耐熱皿に入れて【A】をまぶし、ふんわりラップをかけて500Wのレンジで2分加熱する。
  2. 別の耐熱皿に無糖ヨーグルトと水を加えてさっと混ぜ合わせたら、500Wのレンジで50秒加熱する。
  3. 1のリンゴとシリアルをトッピングし、シナモンとはちみつをかければ完成。

【4】「リンゴの黒にんにくチーズのせ」

美容研究家

上田祥子さん

チーズと黒にんにくは発酵×発酵で美容効果も大。黒にんにくで体温も免疫力もUP。甘くても罪悪感なし!!

【材料 2〜3人分】
リンゴ…1/5〜1/4個
黒にんにく…4〜5片
クリームチーズ…「Kiri」など6Pタイプのものを2個〜
はちみつ…適量

【作り方】

  1. リンゴは皮ごと薄く扇型に切る。黒にんにくは半分に、クリームチーズは4等分に切る。
  2. リンゴの上にクリームチーズと黒にんにくをのせて器に盛り、はちみつをかける。

【5】「リンゴとハムのソテーチアシードがけ」

管理栄養士・フードコーディネーター

大島菊枝さん

オメガ3脂肪酸を含むチアシードのトッピングで攻めの美容。

【材料 1人分】
ハム…3枚
リンゴ…1/2個
チアシード…小さじ1
レッドキャベツスプラウト…適量
オリーブオイル…小さじ1
塩・こしょう・レモン汁…各少量

【作り方】

  1. リンゴはよく洗い、皮つきのまま6等分のくし切りにする。ハムは食べやすい大きさに切る。
  2. フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ハム、リンゴをさっと炒めてレモン汁を加える。
  3. 塩・こしょうで味を調え、フライパンの焼き汁にチアシードを絡めてから器に盛る。スプラウトを添える。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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