あの手この手!丸顔さんにこそ、ぴったりのベリーショートヘア【14のコツ】

丸顔さんにはベリーショートは似合わない?そんなことはありません!ポイントをおさえれば大丈夫。すっきり小顔もゲットできるおすすめヘアスタイルをたっぷりとご紹介します。スタイリングテクとともにぜひ参考にしてみてください♪
ぽっちゃり丸顔をカバーする「ポイント」


HAIR SALON FOCUS マネージャー
篠塚 純さん
「本当に似合うショートヘアにするためには、まずは自分の骨格を知ることから始めてみて。ショートヘアだけでなく、ミディアムでもロングでも、ベストバランスとされているのが“ひし形”です。 どの顔型でも、全体のシルエットがひし形になるように整えて仕上げていくことがポイントになります 」(篠塚さん)
Point
【丸顔さん】トップにボリュームを出して縦長のシルエット、前髪にすき間、サイドまたは後れ毛で頬を隠して横幅を小さく、サイドのフォルムに前下がりのラインやもみあげをつくると効果的。
大人かわいさたっぷりの「前髪あり」スタイル【5選】
【1】前髪とサイドをナチュラルにつなげて丸顔をカバー
【How to“ベース&カラー”】
- 顎ラインのワンレングスでカットし、骨格に合わせて調整しながらレイヤーを入れて軽さと女性らしい丸みのあるシルエットに。
- シースルーバングは、黒目と黒目に隙間ができるようにカット。顔まわりが優しい印象となるよう前髪からサイドを繋げる。
- カラーは赤みをおさえつつ柔らかい雰囲気となるアッシュベージュに。やや明るめの9レベルをチョイス。
【How to “スタイリング”】
- 髪のまとまりをよくするために洗い流さないトリートメントをつけてからドライヤーで乾かす。
- ドライ後、ストレートアイロンで仕上げる。表面の髪をCカールにするとふんわり今っぽい軽さに。
- 最後にオイルを全体的に馴染ませれば完成!前髪のスタイリング剤は、シースルー部分の毛先のみにつけるように。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 蛇石智哉さん
【2】挑戦しやすい、王道のひし形シルエット
【How to“ベース&カラー”】
- アゴラインの長さ設定で、前下がりのショートボブにカット。ウェイトラインを低めにして丸みのある後頭部帯にすることで女性らしさを演出。
- 前髪は目にかかる長さで下ろし流しに。
- カラーは、くすみ知らずで柔らかい印象に仕上げる10レベルのベージュ系をチョイス。
【How to “スタイリング”】
- ドライ後、全体をストレートアイロンで仕上げる。表面をふんわりCカール風に仕上げると美シルエットに。
- ウェットな仕上がりのヘアオイルを全体的に馴染ませる。ポイントは内側にもしっかり塗布すること!
- 最後に、顔まわりの毛束感を整えたら完成。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上晃輔さん
【3】顔周りの毛束で丸みを上手に隠す
【How to“ベース&カラー”】
- 顔周りはリップラインよりも長めの前上がりショートベース。バックは丸みが出るように長さを残し、襟足はタイトにして丸みを強調。
- 輪郭を包みやすくするため、もみあげより前の毛束にレイヤーを。さらにふわとしたひし形シルエットを作りやすくするため、ハチ上にもレイヤーを入れる。
- 前髪は目にかかる長さでカットし、サイドは自然に繋げて。
- カラーは8トーンのブルーアッシュにフォギーベージュを入れて、赤みを消しつつ柔らかな色味に。
【How to “スタイリング”】
- 乾かしたら26mmのアイロンを毛束の中間から挟み、全体の毛先を軽く内巻きに。
- レイヤーが入っているので毛先に動きが出やすく、自然とひし形シルエットが作れます。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 須藤直矢さん
【4】丸みシルエットでかわいくカバー
【How to“ベース&カラー”】
- サイドはリップラインの前下がりベース。あごと耳下の延長線上にボリュームがくるようにカットすると、丸いシルエットを作りやすい。
- 襟足をタイトに作ることも後頭部を丸く見せるポイント。ふわっとした立体感を作りやすくするため、表面に軽くレイヤーを入れる。
- 前髪は厚め、顔周りを包むようにややマッシュっぽくカットすると小顔効果にも。
- 退色してもギラつかないやや明るめのカラーで、女性らしい柔らかさをプラスする11トーンのシナモンベージュに。
【How to “スタイリング”】
- 表面だけがふんわりするよう32mmのアイロンで毛先を内巻きに。柔らかな立体感を出したいので軽く滑らせる程度でOK。
- 前髪の表面も軽く巻いて丸みをつけるとかわいらしい印象に。
- 重たくならないパウダー系のワックスを根元にもみ込むと、立体的なボリューム感と束感をKEEPできる。
- 最後に耳掛けをし、耳の上にかかる毛束をふわっとさせれば完成。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん
【5】小顔効果抜群のふわっとスタイリング
【How to“ベース&カラー”】
- 前髪は流せるように目の下でやや長めにカット。
- サイドは前下がりになるようリップラインでカットし、バックは耳上のラインに丸みが出るようグラデーションにカット。気持ち長めにカットするのがポイント。
- 程よいヌケ感があるカラーなので毛先の立体感が強調され、女性らしい柔らかさを引き出す10トーンのフォギーアッシュに。
【How to “スタイリング”】
- 乾かすときはトップの根元をつぶさないように注意!丁寧に行わず、あえて手ぐしでバサバサッと乾かす方がラフな空気感が出やすくなる。
- 全体の毛先を32mmのヘアアイロンでワンカール。毛束は90度に引き出して巻くとふわっと仕上がって◎。
- ヘアクリームを手のひらに伸ばし、巻いた毛先をくしゃくしゃっと崩せば完成。
担当サロン:EVOKE TOKYO(イヴォークトーキョー) 松島春樹さん
こなれ感&かっこよさが手に入る「前髪なし」スタイル【3選】
【1】ふわっとしたひし形ヘアですっきりとした輪郭に
【How to“ベース&カラー”】
- サイドはあご下、やや前下がりにカット。前髪はリップラインからサイドに繋げてカット。長め前髪でおでこにヌケ感を作ると重たくならず、大人かわいい印象に。
- トップにボリュームが出るようにレイヤーを、襟足をタイトにカットするとひし形シルエットが作りやすく。
- 落ち着いたカラー色で輪郭が膨張して見えない9トーンのフォギーベージュに。
【How to “スタイリング”】
- 分け目がパカッと割れないように、トップを乾かすときは毛束を手前に引き出し指の腹で地肌をこすりながら乾かす。
- 表面がふわっとするようにトップと前髪の毛束に太めのマジックカーラーを根元から巻き付けて。クセがつきにくい人は、ドライヤーをあてながらロールブラシでワンカール巻いても◎。
- ソフトワックスを全体にもみ込み、襟足はタイトに、トップの毛先は後ろに流れるように。前髪は目尻を隠しつつ、毛先はトップのふわっと感に繋がるように流せば完成!
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上紗矢香さん
【2】どんな顔型もフォローしてくれる外ハネショート
【How to“ベース&カラー”】
- 前髪は鼻ラインでカット。バックは襟足を短めにカットし、グラデーションカットでリップラインのサイドに繋げていく。
- 表面に動きを出しやすくするため、顔周りを中心にしっかりレイヤーを。裾はやや長めに残すとバランスが取りやすくて◎。
- カラーは9トーンのフォギーアッシュ。くすみ過ぎないアッシュカラーで自然な軽さを演出。
【How to “スタイリング”】
- 前髪は前方からドライヤーをあて、自然にふわっと立ち上げる。全体を乾かしたらストレートアイロンで表面と顔周りの毛束を外ハネに。
- 外ハネはきっちり作ろうとせず、それぞれの角度が違っても気にせずラフに作ればOK。
- 毛先にややウエットな質感になるセラムなどを揉み込み、束感を作れば完成。
担当サロン:Un ami omotesando(アン アミ オモテサンドウ) 増永剛大さん
【3】小顔効果が手に入る隠しレイヤー
【How to“ベース&カラー”】
- カットのベースは前下がりのグラデーションに。トップにはレイヤーを入れて動きが出るようにします。
- 前髪はアゴのシャープなラインを強調するように、ほおの高い位置で長さを設定。顔まわりには隠しレイヤーを入れて、顔のラインがキレイに見えるデザインに。
- 品があり柔らかいイメージの色味のオレンジベージュに。
【How to “スタイリング”】
- 32mmのアイロンでさっと内巻きカールに。顔まわりの髪を外ハネにすることで、動きと抜け感を演出。
- 最後に、軽い質感のヘアオイルを毛先にクシュクシュっと揉み込んだらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 鈴木杏奈さん
おしゃれさが増す「パーマヘア」【2選】
【1】毛先のカールでラフに顔周りをカバー!
【How to“ベース&カラー”】
- 前髪は厚め。目の下でカットし、サイドは耳下までラウンドカット。フェースラインを包むように毛束はやや長めに残す。
- 後頭部は丸みが出るようにグラデーションカット、重さを残すのが女っぽく見せるカギ!トップを動かしやすくするよう、ハチ上にレイヤーを入れる。
- 8トーンのオリーブアッシュに全体に細くハイライトを入れて軽さを出すと◎。
【How to “スタイリング”】
- 毛先全体に28mmの細めのロッドで、平巻き1.25回転のパーマを。
- ドライヤーで根元からしっかり乾かし、顔周りの毛束は後ろから前に向かってフェースラインを包むように流して。
- 軽めのワックスを毛先全体にもみ込み、さらにところどころ毛先をラフに動かせば完成。
担当サロン:Sui(スイ) 塩田勝樹さん
【2】丸いフォルムで骨格を矯正!
【How to“ベース&カラー”】
- バックはあご下1cmでカット。首元に沿うようにレイヤーを入れ襟足はすっきりさせ、後頭部は、横から見たとき鼻のラインでボリュームが出るようにグラデーションカットを。
- サイドはやや前下がりで、顔周りはエラが張った部分に毛先を落ちるようにカット、耳が透けるくらいに軽くするとおしゃれな印象に。
- トップには動きが出るようレイヤーを入れ前髪は目にかからないくらいの長さでカットし、自然にサイドに流れるよう毛量調整を。
- 赤みを抑えた柔らかなツヤの出るカラー、10トーンのベージュブラウンで毛束の動きを軽やかに見せる。
【How to “スタイリング”】
- 残りのバックを横4段に分け、1段目を17mm、2段目を20mm、3段目を23mm、4段目を26mmのロッドで根元まで巻き込む。
- サイドは横3段に分け、1段目は20mm、2段目は23mm、3段目は26mmのロッドで根元まで巻き込む。
- 前髪は表面と内側の毛の2段に分け、23mmと26mmのロッドで根元まで巻き込む。毛先がラフに動くように、全体的にパーマはゆるくかけるのが鉄則!
- スタイリングはバーム系ワックスとツヤを出すオイルをミックスし、全体的にもみ込むだけでOK。
担当サロン:MINX 銀座中央通り店 服部 豪さん
大人の女性にもぴったりの「黒髪・暗めカラー」【3選】
【1】しゃれ感たっぷり!シャープなシルエットで丸顔をカバー!
【How to“ベース&カラー”】
- 襟足ギリギリの長さでカットしたボブに、表面のみレイヤーを入れたスタイル。サイドはリップラインの長さで前下がりにカット。
- 前髪は、下ろすことも流すこともできる長さにして扱いやすく。サイドとの繋がりはやや長さを残し、黒目と黒目の間を軽くすることで今っぽいバングに。
- 8レベルのフォギーベージュのベースに、表面に入れた13レベルのハイライトがアクセントとなり立体感をプラス。
【How to “スタイリング”】
- 前髪の分け目がつかないように乾かし、ストレートアイロンを使い丸みが出るようにさらっと通すだけの簡単スタイリング。
- 硬毛の場合は、カールアイロンを低めの温度で使って軽くニュアンスをつけても。
- スタイリング剤は、オイルとシアバターを混ぜてから、全体に馴染ませたらフィニッシュ。襟足は浮かないようにしっかり押さえることも忘れずに。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) KOMAKIさん
【2】髪のハネで作るひし形シルエットでどんな顔型にも似合う優秀ヘア
【How to“ベース&カラー”】
- センターパーツで分け、サイドの長さを鼻より少し長めに設定し、サイドグラデーションでカット。えり足は短めにしてすっきりと。
- 5レベルのグレイアッシュに染めることで、赤みやオレンジをおさえてツヤ感をプラス。
- 暗めのカラーですが、日差しなど光に当たると透明感を演出。
【How to “スタイリング”】
- パーマは18mmのロッドで毛先から2回転。ゆるいカール感が出るようかける。スタイリングは、根元に立ち上がりがつくようにドライ。
- 根元はしっかり乾かしますが毛先はやや湿っている状態で、オイルとシアバターを同量MIXしたものを毛先から揉み込むようにつける。
- 毛先のハネ感を整えたら完成。
担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 英太さん
【3】サイドの長さで小顔&小頭のW効果ゲット
【How to“ベース&カラー”】
- 前下がりのショートベースで、襟足は浮かないギリギリの長さにカット。トップには動きがつくようにレイヤーを入れる。
- 先はドライ&スライドカットで、毛先をシュッと先細りにして、束感が出るよう軽くし前髪は、流した時に目の下になるように設定。
- 暗めの色味でも透明感があるので重さを感じさせず、大人っぽい印象になる7レベルのブラウンベージュに。
【How to “スタイリング”】
- 分け目がパカッとしないように根元をこすりながら乾かし、襟足はキュッと締めて、ふんわり丸いシルエットに仕上げる。
- 前髪を下ろし流しにする場合は、アイロンかホットカラーで。
- スタイリング剤は、バーム系を全体的に揉み込むように馴染ませ最後に毛先を軽くねじって束感を作る。
担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん
小顔効果GETの「スタイリングテク」【5STEP】


Belle omotesandoスタイリスト
藤原愛莉さん
【STEP1】前髪を持ち上げるようにして揉み込む
「大豆ひと粒分のワックスを、両手によく伸ばしてから、前髪を持ち上げるようにしっかり揉み込みます」(藤原さん・以下「」内同)
【STEP2】上向きに前髪をねじる
「前髪をざっくりと7:3分けにして、7側の髪を上向きにねじります。その際、生え際の髪を少し残しておくと、こなれた印象に。小顔効果もありますよ!」
【STEP3】ねじった前髪をアメピンで固定
「ねじった前髪の毛先近くをアメピンで固定します。コーディネートに合わせて、カジュアルな日はカラータイプを、フェミニンな日は黒いアメピンを選ぶのがおすすめです」
【STEP4】逆サイドは内側にねじって固定
「逆サイドの髪は、こめかみ上で内側にねじってアメピンで固定。同様に生え際の髪を少し残しておきます」
【STEP5】トップの毛を引き出してルーズ感を
「仕上げにトップ部分を少し引き出してねじり目をゆるませます。高さとルーズ感を出すことで、こなれた感がアップ」
\完成!/
中途半端な長さの前髪を快適に過ごせるねじりアレンジ。前髪の両端を残しておくことで、こなれた感と小顔効果をダブルで得られます。
【使用アイテム】
ザ・プロダクト|ヘアワックス
価格 | 容量 |
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¥1,980 | 42g |
*価格はすべて税抜きです。