顔の形から似合う髪型を探す
2023.5.20

丸顔こそ似合う、ベリーショート【実例13選】

丸顔さんこそ似合うベリーショートを掲載。スタイリングで骨格カバーが叶う髪型も。顔型別や髪色別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

丸顔の特徴と似合う髪型のポイント

丸顔の特徴
縦と横の長さが同じでフェイスラインが丸みを帯びている形、幼顔にみられがちで童顔フェイスは丸顔さんに多いです。

似合う髪型のポイント

Point

・顔の輪郭、頭の形の凹凸にあわせてボリュームの位置をコントロール
・ひし形を作りメリハリと奥行きのある印象に
・髪のはえぐせ、髪質を見極めて適切な毛量の調整方法をチョイス
・くせ毛で広がりやすい髪質はスライドカットで空間をつくるようにカットしクセを活かす
・細毛でペタンコになりやすい髪質は根元に立ち上がりをつけるようポインティングカットで毛束の中に短い髪をつくる

 

「前髪あり」丸顔が似合うベリーショートスタイル【4選】

【1】襟足スッキリの暗髪で大人お洒落スタイル

Point

カットは、サイドグラデーションがベース。サイドは、耳たぶが隠れるギリギリの長さに設定し、えり足は短めにします。


【how to“カラー”】
カラーは、4レベルのオリーブグレージュに。5レベルと4レベルの薬剤をミックスするのがポイント。発色がキレイになり、地毛感とは違った柔らかさと透明感を感じられます。


【how to“スタイリング”】
全体にオイルを軽くつけてから乾かします。ドライ後、ツヤ感を出すヘアバームをつけたらコームスルーを。タイトに仕上げつつ、キレイな面をつくります。最後に顔まわりの髪をほぐし、毛束のニュアンスを整えたら完成です。くせ毛や硬毛の人は、コスメストレートなどをかけても。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン)  古谷貴洋さん

 

【2】長め前髪のゆるパーマで外国人風スタイル

Point

ローレイヤーでカットしたショートスタイルがベース。前髪は長めのウザバングに。えり足は、丸みのあるフォルムに対して、程よく締める長さでカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのアッシュをセレクト。透明感があり、外国人の地毛のような柔らかい質感を醸し出します。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、23〜27mmのロッドを使い、ワンカールの緩めにかけます。スタイリングは、ドライ後、バーム系のワックスをクシュっと揉み込むだけ。簡単でお洒落にキマります。スタイリング剤は、ややセット力があるタイプを選んで。

担当サロン:grico(グリコ)  寺尾フミヤさん

 

【3】軽やかな曲線と斜め落ち前髪で美人スタイル

Point

アイロンで毛先ワンカールの動きをつけて、バームで毛束感を出すだけでキマるのが◎。


【how to”スタイリング”】
前髪は鼻上くらいの長めから耳たぶまでつながるラインのマッシュべース。パツッとしたカットラインは生かしつつ、スライドカットで毛先が動きやすくするのがポイント。

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:Beauty Connection Hair Salon ビューティーコネクション ヘアーサロン 鈴木 司さん

 

【4】アシメ前髪で骨格カバースタイル

Point

黒目の延長で短め軽めにカットします。だんだんと長く厚めにカットして分け目の軽さを強調させることで、縦長のシルエットに見えて丸顔をカバー。「こめかみ」は少しラインと厚みを残してカットするのもポイント。


【how to“スタイリング”】
トップの立ち上がり、丸顔カバーのために縦のデザインを作る。トップの分け目を、あえてズラすことで根元が立ち上がる。前髪のアシメもトップのバランスに合わせて下ろし流しに。頬にかかる毛束を作って小顔効果。

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ)  森谷やよいさん

 

「前髪なし」丸顔が似合うベリーショートスタイル【3選】

【1】センター分けとカールでふんわりスタイル

Point

襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。後は全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。


【how to“カラー”】
8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。

【how to“スタイリング”】
全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

 

【2】トップに重さを残した丸みシルエットスタイル

Point

・額を出す事で縦の幅を増やし理想の卵形に近づける。
・額の両端は髪を少しおろして顔全体が大きく見えない様に。
・前髪がないと顔まわりが単調になりやすいので動きをつける。


【“スタイルポイント”】
耳より下は軽くしてキュッと締まった形に。上は少し重さを残すことで丸みを作り頭の形を綺麗に見せる。フロントは流して顔まわりが重たく見えない様に。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)  杉浦 友哉さん

 

【3】毛先でお洒落を出した緩やかカールスタイル

Point

パーマをかける場合、太めのロッドで毛先にワンカールのパーマを。短いえり足もピンパーマをかけてなじみよくします。アイロンの場合、26mmのカールアイロンで毛先をワンカール。


【how to“ベース&カラー”】
えり足とサイドをすっきりカットしたレイヤーショート。前髪は、鼻先くらいの長さで流れるようにカットします。カラーは、寒色系の8レベルのマットアッシュをチョイス。しっかり赤みをおさえながら、柔らかい表情をつくる色味です。


【how to“スタイリング”】
スタイリング剤は、セミウェットな質感となるようワックスとオイルのMIXがおすすめ。タイトにしたいサイドとえり足からつけて、中間〜毛先にかけてもみ込みます。髪の表面を動かすイメージで塗布すると繊細な毛束感が出てグッド!

担当サロン:Rougy(ロージ)  西森柊人さん

 

「暗め」丸顔が似合うベリーショートスタイル【3選】

【1】8トーンのミルクティーで軽さ出しと重め前髪スタイル

Point

カットデザインを重めにしている分、カラーでは8トーンのミルクティーにして軽さが出る様に。無機質な色味が綺麗め可愛さ両方に合わせられる抜群なカラーです!


【how to“カット&スタイリング”】
襟足は指一本よりやや短めに設定。サイドは鼻の高さに合わせて全体やや短めにします。ネープから35度から40度の角度でレイヤーを入れ、サイドは少し角度を下げる気持ちでレイヤーを繋げています。前髪を深めにしたいのでサイドから前髪は繋げてカット、長さ設定は目より下1cm位に設定。

全体にワンカールする様に26ミリのコテを使用、バームとワックスを揉み込んで前髪は深めから前に持ってくる様にする。サイドはタイトに耳掛けをして完成。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

 

【2】5トーンのグレーアッシュで地毛風透明感スタイル

Point

カラーは、5レベルのグレーアッシュに。自然光に当たった時の透明感が秀逸で、赤みやオレンジっぽさを完全に消したい人におすすめ。


【how to“ベース”】
前髪は目にかかる長めでカット。えり足はハイグラデーションの上にグラデーションを重ね、丸みのあるラインをつくります。サイドは頬の長さにカット。全体的にライン感を出すようにするのがポイントです。


【how to“スタイリング”】
クセが気になる人はストレートアイロンをさらっと通してから、ジェルを全体的になじませウェット質感をつくります。ジェルは固まらないタイプがおすすめ。タイトに仕上げて、前髪は少しほぐすようにつまみ、パラっと下ろすとこなれ感がプラスされます。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  和田流星さん

 

【3】8トーンのフォギーベージュと13トーンのハイライトで立体感スタイル

Point

カラーは8レベルのフォギーベージュのベースに、表面に入れた13レベルのハイライトがアクセントとなり立体感をプラス。


【how to“ベース”】
襟足ギリギリの長さでカットしたボブに、表面のみレイヤーを入れたスタイル。サイドはリップラインの長さで前下がりにカット。前髪は、下ろすことも流すこともできる長さにして扱いやすく。サイドとの繋がりはやや長さを残し、黒目と黒目の間を軽くすることで今っぽいバングに。


【how to“スタイリング”】
前髪の分け目がつかないように乾かしたら、ストレートアイロンを使い丸みが出るようにさらっと通すだけの簡単スタイリング。硬毛の場合は、カールアイロンを低めの温度で使って軽くニュアンスをつけても。スタイリング剤は、オイルとシアバターを混ぜてから、全体に馴染ませたらフィニッシュ。襟足は浮かないようにしっかり押さえることも忘れずに。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ)  KOMAKIさん

 

「明るめ」丸顔が似合うベリーショートスタイル【3選】

【1】12トーンベージュと内巻きで柔らかスタイル

Point

12トーンのベージュに設定。肌馴染みが良く血色も良くなるので20代から40代の幅広い年齢層に大人気。


【how to”“カット”】
直毛で髪にハリコシがあって上手く扱えない方。襟足の設定を指一本分の長さにして、サイドは耳たぶにややかかるくらいに。あとは襟足からサイドをグラデーションをなるべく低く、ワンレングスよりに繋げる。前髪はシースルーバングになる様に前髪三角ゾーンを狭く設定、後はサイドの毛に自然に繋がる様にカット。

【how to“スタイリング”】
全体的にストレートアイロンで内巻きに柔らかくカーブさせる様に入れる。丸くなりすぎない様にして、ハチ周りはボリュームを抑えたいので根元付近から真下に向かって入れるのもポイント。トップから後にかけては少し丸く、前髪は曲げない様にサラッとアイロンを入れる。カットで全体的につなげているのでアイロン操作はこれくらい簡単でオッケーです。後はオイルを全体的に馴染ませれば完成。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

 

【2】10トーンのオリーブベージュとチークバングで小顔効果スタイル

Point

カラーは10レベルのオリーブベージュをセレクト。トレンドのベージュの中でも甘さがなく、格好良さと柔らかい透明感のあるカラーリングです。


【how to“ベース”】
前髪をほおの高い位置の長さでカットし、サイドにつなげて毛流れをつけます。サイドはギリギリ耳にかかる長さで。バックにかけては緩くラウンドさせて丸くつなげます。トップのウェイトラインは、やや低めにするのが女っぽく仕上げるポイント。


【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで後ろに流すイメージでワンカール。軽めのオイルを手に取り、オールバックをするようになじませます。手ぐしで根元を立ち上げ、振り落としてバランスを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  井上珠実さん

 

【3】サイドのクールさと長め前髪で大人スタイル

Point

・額を出す事で縦の幅を増やし理想の卵形に近づける。
・額の両端は髪を少しおろして顔全体が大きく見えない様に。
・前髪がないと顔まわりが単調になりやすいので動きをつける。


【“スタイルポイント”】
サイドを刈り込んでスッキリする事でクールさを。前髪を長めに設定して子供っぽくなりすぎず大人な雰囲気も。トップはふんわり縦のラインを

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)  杉浦 友哉さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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