顔の形から似合う髪型を探す
2022.4.10

似合う髪型が、わかる!【世代別おすすめ16】

今回は世代別に似合う髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。無理なくナチュラルにフィットして、トレンドも押さえたヘアスタイルです。

「20代」女性に似合う髪型【4選】

【1】「ショート」かわいらしいほの甘ヘア

Point

目幅の前髪からサイドにつなげてこめかみを隠すと、顔周りがひし形になり、小顔に見える。厚めのバングで耳かけしてもラインがくずれないのも◎。

〈カット〉
目の上の高さからのマッシュべース。サイドバングからサイドになめらかに前上がりにつなげることと、襟足をギリギリまで詰めることで全体的に丸いシルエットに。

〈スタイリング〉
アイロンで毛先に流れをつけ、オイルで前髪に束感を出したら完成。ストレート向き。

SIDE

BACK

担当サロン:lora.garden ロラドットガーデン 井上珠実さん

 

【2】「ボブ」人気のイヤリングカラーを入れた最旬ヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. あご下5cmの長めの平行ボブがベース。トップのみレイヤーを入れて浮遊感を出す。
  2. 骨格にフィットするよう量感+質感を調整。
  3. 前髪は目尻までのややワイドバングをシースルーで。ラウンドさせることで、目力UPと大人っぽい仕上がりを叶える。
  4. ベースカラーは、7レベルのチョコレートブラウンに。アクセントのイヤリングカラーは、根元を外して14レベルのシアーベージュで染める。今季のインナーカラーは、幅が狭めのさりげないデザインが注目。

【how to“スタイリング”】

  1. 26mmのカールアイロンで毛先をゆるめの外ハネに。表面は内巻きに。
  2. 乾燥しやすい季節は、ツヤ感とおさまり重視で重めのオイルがおすすめ。根元付近から毛先までしっかり塗布して。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

 

【3】「ミディアム」ハイカラー×大きめカールの柔らかヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを胸上で前上がりにカットし、顔まわりにハイレイヤーを入れる。
  2. 前髪は、センターをまっすぐラインに切り、サイドは流れるようにつないだシースルーに。
  3. カラーはブリーチ後に、ハニーベージュをオンカラー。はちみつのようにまろやかで、柔らかい印象を与えてくれる。赤みをしっかり打ち消しているので、日本人離れしたカラーを楽しむことができる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのカールアイロンで、毛先から外ハネ+内巻きの波巻きに。
  2. 束感ではなくふんわり仕上げたいので、スタイリング剤はスフレ状のバームなどがおすすめ。
  3. 毛先の外ハネ中心にしっかり揉み込んでから、櫛で梳かす。できれば最後にブラシで梳かして面をつくるとスタイルアップするのでお試しを。

担当サロン:Violet表参道(バイオレット オモテサンドウ) 武者ひなのさん

 

【4】「ロング」ホワイトベージュのインナーカラーがポイントの韓国ヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. その人のなりたいイメージやお顔の形に合わせてミリ単位でカットしている。
  2. 自宅での再現性と扱いやすさを重視して巻いたときのことも想像をして、ただのレイヤーではなく、どこにレイヤーを入れるかを考えながら丁寧にカット。
  3. 春夏オススメの重すぎない透け感のあるホワイトベージュのインナーカラーがポイント。ベースは7-8トーンのグレージュに、インナーカラー部分はダブルカラー必須!ブリーチをして、バイオレットを入れる。

【how to“スタイリング”】

  1. 大振りの韓国巻きは、まずは毛先を全て外ハネに。上下で2段に分けて、下の段は中間を内巻きに巻く。ちょっと跡がつけば大丈夫なので、アイロンの丸みに沿わせて挟むだけでOK。
  2. 上の段は中間部分を一回転外巻きにする。最初に全て巻いているので、段に分けて巻くときは毛先まで巻かなくて大丈夫!
  3. 顔周りのサイド(羽)バング部分を一度外巻きに巻いてから、毛先を内にいれてあげる。S字になるように巻くイメージ(ここポイント)。
  4. 最後に軽めのスタイリング剤をつけたら完成。

担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) SHINOBUさん

 

「30代」女性に似合う髪型【4選】

【1】「ショート」長め前髪の色っぽ美人ヘア


Point

毛束と毛先を動かしてニュアンスを出すことで軽やかに見せるマッシュショート。斜めに落ちる前髪で、丸顔の人もしゅっとした色っぽ美人系に。

〈カット〉
前髪は鼻上くらいの長めから耳たぶまでつながるラインのマッシュべース。パツッとしたカットラインは生かしつつ、スライドカットで毛先が動きやすくするのがポイント。

〈スタイリング〉
アイロンで毛先ワンカールの動きをつけて、バームで毛束感を出すだけでキマるのが◎。

SIDE

BACK

担当サロン:Beauty Connection Hair Salon ビューティーコネクション ヘアーサロン 鈴木 司さん

 

【2】「ボブ」おでこ見せですっきり!大人印象ヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. えり足ギリギリのワンレングスがベース。フェイスラインに沿うよう前下がりにすることで骨格を補正。
  2. 前髪なしで大人っぽいイメージに仕上げている。
  3. カラーは、6レベルのブルーアッシュに。人気の兆しがあるダークトーンは、しっかり赤みを消し、透明感を与えるブルーアッシュがイチオシ。地毛風の清潔感、ピュアさが魅力。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンをさらっと通す程度や乾かすだけでOK。カール感はつけない方がお洒落にきまる。
  2. 動きを出すバームを、顔まわりと表面に塗布したら完成です。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 池戸裕二さん

 

【3】「ミディアム」かき上げバングのナチュラルヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 胸上レングスで、ベースを前上がりにカット。顔まわりにしっかりレイヤーを入れる。
  2. 前髪は独立した長めのシースルーに。ナチュラルな動きで、細毛さんでもふわっとボリュームアップさせる。
  3. カラーは7レベルのアッシュベージュに。清潔感のある上品な色味で、赤みをおさえて透明感を引き出す。ツヤ感があり、好印象間違いなし。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのコテで毛先を外ハネにしてから、表面はフォワード&リバースのMIX巻きに。
  2. 顔まわりはリバースに巻く。
  3. 柔らかい質感をつくるバームを内側からつけて、毛先の動きを整えたら完成。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 花岡瑠斗さん

 

【4】「ロング」暗髪で作る韓国女優のようなお姉さんヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体的にバランスをみてハイレイヤーを入れ、女性はお仕事で結ぶ方が多いので、結んだときにシースルーバングと顔周りのおくれ毛が綺麗につながるように意識し、細かいところまで繊細にカット。
  2. オフィスでも浮かないように、カラーは自然な5-6トーンのグレーとバイオレットを混ぜて暗髪に。室内だと分かりにくいですが、太陽に当たると透明感と韓国っぽさが出て色落ちしても可愛い。

【how to“スタイリング”】

  1. 女神巻き「ヨシンモリ」。32ミリ180度のアイロン使用。
  2. まず毛先を全て内巻きにして、顔周りの中間を外巻き(リバース巻き)に。
  3. 他のうしろの毛束は波ウェーブ巻きに、前髪の横の部分エギョモリを外巻きに(巻きすぎ注意)。
  4. 前髪は毛先の1/3のみ、くるっとワンカールにしたら完成。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) みきなさん

 

「40代」女性に似合う髪型【4選】

【1】「ショート」かっこよさもある前下がりヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 大人のかっこよさが光るショートは、リップラインの前下がりショートボブがオススメ。
  2. 軽くレイヤーを入れて、毛流れを整えてあげるだけできれいに決まる。
  3. カラーは、全体的に11トーンのオリーブブラウンで染めている。顔まわりの毛先にブリーチを入れて、ベージュに染めてアクセントを作ることでお洒落度がアップ。さりげなく入れているので派手にならない。

【how to“スタイリング”】

  1. トップの根元を水で濡らし、ドライヤーでボリュームが出るように乾かす。
  2. 手のひらで、バームとオイルを混ぜて、髪の中間毛先中心に馴染ませる。最後に前髪の毛先につけて、完成。巻く手間もなく、時間ヘアとしてもおすすめ。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【2】「ボブ」ハイトーンカラーがおしゃれな大人カジュアルヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットベースは長めのボブ。首を下に傾けた状態でえり足からカットすることで、自然になじむキレイな丸さを実現。
  2. インナーにグラデーションを入れ、重さを残しつつ軽い表情を作る。
  3. 前髪は巻いて目にかかる長さでカット。
  4. カラーは、ブリーチ後に12レベルのイエローベージュをオンカラー。インナーカラーには、10レベルのオレンジブラウンを。暖色系でまとめることで、さりげない色のコントラストを楽しめる。イエローベージュは、肌トーンをキレイに見せる効果もあり。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのコテで内巻きに。後頭部は髪を真上に引き出して巻くとグッド。
  2. 前髪はセンターパートにして、毛先のみ内巻きに。
  3. スタイリング剤は、なじみがよい重めタイプのオイルがおすすめ。パサついて見えないようしっかり塗布。特に、インナーカラー部分には、多めにつけるのがポイント。

担当サロン:PEEK-A-BOO AVEDA アトレ恵比寿(ピーク・ア・ブー アヴェダ アトレ恵比寿) 渡邉真理さん

 

【3】「ミディアム」艶カラーの大人レイヤーヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 肩ラインのボブレイヤースタイル。鼻からリップラインの位置くらいからレイヤーを入れて、動きのあるスタイルにしている。
  2. 前髪を薄めにして、ニュアンスを顔まわりに作っている。
  3. カラーは派手過ぎず、地味過ぎずの8トーンのナチュラルブラウン。艶も程よく出るので、大人カラーにおすすめの色。

【how to“スタイリング”】

  1. 26.5ミリのカールアイロンで、毛先を軽く外側に巻く。はちから上のエリアの髪を、ブラシでブローをするような動きで、根元から滑らすようにアイロンをあてていき、毛先は軽く内側に巻く。
  2. 前髪も40ミリのマジックカーラーで巻いておく。
  3. オイルを全体になじませたら完成。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【4】「ロング」髪質改善を施した艶髪復活ヘア

DELA髪質改善とは、美容室DELA by afloatの髪質改善トリートメントのこと。

【how to“ベース&カラー”】

  1. 年と共に痩せてきたエイジングヘアには、DELAオリジナルの髪質改善で艶感を呼び戻しましょう。
  2. カットはレイヤーを入れて動きを出し、カラーは、艶を感じる人気のモーブピンク8レベル。
  3. ピンク系でも派手になりすぎず、大人ヘアにもおすすめの色見です。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。
  2. 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できます。
  3. 前髪根元部分だけに奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるかきあげスタイルの完成です。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

「50代」女性に似合う髪型【4選】

【1】「ショート」ハイライトあり大人の華やかヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットは、大人の華やかさを出すために毛流れをキレイに見せるレイヤーを。耳かけをする前提で耳周りをスッキリカットしておく。
  2. カラーは、8レベルのグレーカラーに12~14レベルのハイライトで。白髪世代がハイライトやダブルカラーを楽しむ方が増えている。1年に渡り、3週間に一度リタッチ→リタッチ+ハイライト→全体を繰り返すと、今まで真っ黒しか選択肢が無かった方がここまで透明感が作れるようになる。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせる。
  2. 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調でき、大人のショートの完成。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

【2】「ボブ」ウェット質感がおしゃれな大人の耳かけヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 中明度なハイライトを月1で繰り返して、全体にグラデーションに育てていく。
  2. 直毛な方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちする。
  3. カラーは7トーンのモーヴピンクを入れている。ハイライトにもなじんで、明るくきれいに仕上がる。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせる。
  2. デザインの縁取り(毛先、顔まわり、トップの毛先)にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できウェットなオシャレ感をつくれる。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

【3】「ミディアム」白髪をぼかすハイライトを入れたふんわりヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 普段巻くという方で髪が比較的長い方には、レイヤーを入れて動きが出やすくするのがポイント。
  2. カラーは9トーンのピンクグレージュ。白髪もぼかせるし、艶とピンクで可愛らしさがプラスされる。グレージュとミックスすることで、ピンクの派手さは消されるので、大人でもおすすめのカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かすときは、根元に癖がある方は根元を押しつぶすように最初は乾かして、癖を取る。ある程度乾いたら、根元を持ち上げるように乾かすことで、ふんわり感が出る。
  2. 前髪はロールブラシで流すようにして乾かすと、写真のように流し前髪が作れる。
  3. 今回の方は、おうちでコテで巻くということだったので、32ミリのアイロンでミックス巻きに。
  4. 最後に軽くオイルとバームをミックスして、さらっとなじませて完成。

\巻き方は/

毛先は外ハネにワンカール、中間を内巻きにワンカールしたらウエーブが完成。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

【4】「ロング」Wカラーで髪の動きが強調されるレイヤーヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 顔まわりに、ハイライトを入れたロングレイヤースタイル。肩より下に、レイヤーが入っていて、少し重めスタイルになっている。
  2. 前髪は、やや厚めにして、おでこの形をカバー。前髪を高い位置から作ることで、トップがふんわりとして見える。
  3. ハイライトは、ブリーチをして、ベージュを重ねるWカラーに。全体は、10トーンのココアブラウンにしている。色味をブラウン系に統一することで大人の落ち着いた雰囲気が醸し出される。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは32ミリのカールアイロンで、毛先をワンカールさせた後、表面を縦に巻き込んで、ウェーブに仕上げている。
  2. 大豆1つ部分ぐらいのワックスを手にしっかり広げて、指の間にも伸ばし、優しく手櫛のようにウェーブになじませたら完成。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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