顔の形から似合う髪型を探す
2023.11.24

小顔にみえる髪型、大事なのは「バランス」!【顔型×レングス】

骨格別、小顔に見せるカットポイント&ヘアスタイルをお届け!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから顔型・レングス別小顔見えが叶う髪型をご紹介します。

「丸顔さん」小顔に見せるポイント&レングス別髪型

丸顔さんの「特徴」

  • 縦と横の長さが同じでフェイスラインが丸みを帯びている形、幼顔にみられがちで童顔フェイスは丸顔さんに多いです。

【1】前髪ありの「ショートヘア」

Point

丸顔さんは、顔が丸くなりすぎないよう、トップはふんわり仕上げて、顔周りレイヤーで小顔効果を出すのがポイント。


【How to“ベース&カラー”】
骨格を沿うような毛流れを作って丸顔をカバーするため、トップはふんわりとさせて、下に行くに連れて顔周りのレイヤーで丸顔をカバーしています。前髪を厚めに作っておでこをカバーすることで小顔効果は◎。
カラーは11トーンのシナモンベージュ。明るめなベージュにする事で軽い印象のショートに見えます。


【How to “スタイリング”】
スタイリングは面倒なコテなどを使わなくても、分け目が付かないように左右に振りながら乾かし、毛先をかるくストレートアイロンを入れるだけでOK。バームを毛先から全体に馴染ませて形を整えたら完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん

【2】前髪なしの「ショートヘア」

Point

・厚めで隙間のない前髪にしてしまうと丸顔感を強調しかねないので、シースルーバングや流し前髪で隙間を作るようにして。
・顎からおデコまでの縦ラインを作り横への丸さを強調しないように作る。
・前髪に繋がってコメカミや頬に落ちるサイドバングを作ることによってお顔の引き締め効果アップ。
・おデコが広くて気になる方は、毛先にだけ透け感が出るように調整。
・全体のカットシルエットは、レイヤーを入れひし形シルエットを作る事で、ボリューム&引き締め効果がでて丸顔をカバー。
・束感が出やすいように量感を調整し、毛先の抜け感を作ることによって全体のバランスを整える。
・ショートは耳にかけることも多いのでおくれ毛を作るのもオススメ!!


【How to“スタイル”】
頬より高い位置に丸みをもってきて骨格カバー。頭の形に合わせてレイヤーを入れどこから見ても立体的に。程よく量感調整し、全体の抜け感で柔らかく見せる。

【How to “前髪カット”】
シースルーバングを2WAYで縦に抜けるようにして横の丸さを中和させバランス良く。サイドバングはコメカミに落ちる位置で引き締め効果を。全部流しても重く見えない幅と厚さで作る。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん

【3】前髪ありの「ボブヘア」

Point

丸みがかわいい丸顔さんのボブですが、丸みを強調しすぎると幼い印象になり多くの年代に似合わせにくくなります。そこで無造作なカールでカジュアルな抜け感をプラス。甘い印象になりすぎない大人可愛いヘアスタイルに。


【How to“ベース&カラー”】
お顔の形にあわせてトップの髪の長さが輪郭のどの位置に落ちるかをしっかり見極めてレイヤーカット。髪の中間から毛先にかけてスライドカットで束感をつくります。
カラーは赤みをおさえた10トーンのカーキグレージュ。赤みが出やすい方はカーキの他にラベンダー系のカラーをミックスする事で肌馴染みの良い美肌カラーに。


【How to “スタイリング”】
アウトラインの髪を外ハネにすることで、丸みボブの中にくびれができ、ヘアスタイルにメリハリが生まれます。前髪は毛先を巻くだけでなく分け目付近にマジックカーラーをまいて分け目をぼかすのがポイント。顔まわりはリバースにトップはフォワードに巻くことで輪郭の内側と外側にひし形のフォルムができるので輪郭やエラ張りもカラーしやすいスタイリングです。
アイロンは32ミリ。スタイリングはバームとヘアオイルを1:1でミックスしたものを髪の中間から毛先にかけて全体になじませます。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん

【4】前髪なしの「ボブヘア」

Point

・丸顔特有の横幅をカバーしてくれる前髪なしスタイル、骨格に合わせて長さは調節
・毛量に合わせてレイヤーの高さを調整することでバランスよくまとまりやすい髪に


【How to“スタイル”】
全体も前髪もダブルでハの字になるようにくびれヘアを意識し、高めレイヤーカット。髪が細く、毛量が少ないのでワンカールでも巻いたときにトップがフワッとなるようにカット。頬骨あたりでカットすることで、巻いた時に丸顔の横の部分に前髪がかかり、小顔効果◎。
センター分けにすることで輪郭が隠れかきあげて大人っぽく&くびれで流行りヘアに。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 髙橋 京佳さん

【5】前髪ありの「セミロングヘア」

Point

・全体にはレイヤーを入れずたぷんとした質感に。
・ふんわりとした動きがでるようにカットして、顔まわりのレイヤーで抜け感を出す。
・毛先は重めローレイヤーカット、小顔に見える今っぽい顔まわりのレイヤーを入れる。

【How to“スタイル”】
フェミニンオルチャン風ヨシンモリ。頬骨にかかる顔まわりで小顔効果。頬骨位置にくびれを入れることで丸顔をカバー。全体のシルエットは重さを残して女性らしい柔らかい雰囲気に。

【How to “前髪カット”】
目の上ギリギリのシースルーバングはアシメ風にして長さをバラバラにして目力もアップ。

担当サロン:ciel(シエル) 藤間帆乃夏さん

【6】前髪なしの「セミロングヘア」

Point

・鎖骨上にカットして切りっぱなしにして、少し表面にレイヤーを入れて動きを出します。
・前髪はかきあげるように立ち上げるように、流れるようにカット。
・毛先に動きをだすためにレイヤーをいれる。
・小顔効果のあるフェイスレイヤーを入れる。

【How to “スタイル”】
センターパート外ハネウェーブ。くびれるラインでレイヤーを入れて小顔カットにして毛先に軽さと動きをだす。頬骨を隠す位置でフェイスレイヤーを入れて、かき上げしやすい色っぽさをだす。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん

【7】前髪ありの「ロングヘア」

Point

・トップにボリュームを出してレイヤーを入れて動きをだすのがポイント
・前髪は流したりもできるように目にかかるギリギリで
・サイドバングや顔周りの毛を作って小顔効果

【How to “スタイル”】
全体の程よいレイヤー感で柔らかな曲線を作りやすく。顔周りは重く見えないようにフェイスラインに合わせてしっかりレイヤーを入れて頬をカバー。王道のAラインロングでもスタイリングしやすく量感調整してあります。

【How to “前髪カット”】
ウザバンは目にかかる長さでカットして巻いたら目の上で綺麗に流れるように。サイドバングは目尻にそって落ちるようにして、より小顔効果を際立たせます。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 一条 優さん

【8】前髪なしの「ロングヘア」

【How to “スタイル”】
毛先はラインが出るようぱつっとカットしてありますが、ウェットにスタイリングしたとき束感が出せるよう毛先の軽さを調整。

【How to “前髪カット”】
頬にかかるくらいの前髪は、目から耳の距離を狭く見せてくれるので小顔効果がすごく出せます。あるのとないのでは見え方が全然違うので、少しでも作ってあげるのがオススメ。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

「面長さん」小顔に見せるポイント&レングス別髪型

面長さんの「特徴」

  • 顔の眉間から顎先端までの長さが横幅(こめかみ辺り)よりも長くのっぺりした感じに見られがち。

【1】前髪ありの「ショートヘア」

Point

・耳が隠れてるくらいの長さのマッシュショート。
・襟足をぱつっと揃える。
・耳にギリギリかかるくらいの長さにすることで横にボリューム感を持っていく。


【How to“スタイル”】
フェミニンな柔らかマッシュショート。耳が隠れるくらいのひし形シルエットにして面長カバーと小顔見せ。サイドバングで頬骨を隠すようにしているのでさらに小顔効果もあり。耳かけする事でよりスッキリとした印象になります。

【How to “前髪カット”】
オン眉前髪は流せるように目と眉の間にし、透けるように毛量を調節します。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん

【2】前髪なしの「ショートヘア」

Point

・面長さんは横にバランスをとると似合いやすいです。
・癖を活かしたり、ニュアンスをつけてボリューム感を出す。
・トップの高さを控えて横デザインを意識します。
・ショートで前髪なしでも工夫をすれば簡単に楽しめます!


【How to“スタイル”】
頬、顎ラインにボリューム感を意識して卵型シルエットに導く。清潔感にはツヤが大切なので、乾かす前は梳かして引っ張りながら乾かすことがポイント。
顔周りは、頬ラインから顎ラインに繋げてカット。手櫛でかきあげた時に毛流れが出るように確認しながらカットするのがポイント。

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 重田悠作さん

【3】前髪ありの「ボブヘア」

Point

・全体的に横にボリュームがくるようにする。
・前髪は厚みを出しすぎないように注意。


【How to“スタイル”】
顎下のショートボブ。顔周りはレイヤーを入れるることで、骨格に沿うような流れができ面長カバー。丸みのあるボブを作ることで、ひし形シルエットが完成して面長感を感じさせないように。

【How to “前髪カット”】
幅は広くせずに斜めに切る。短い方を多めに軽くしてあげる。流れのある前髪なので、分け方次第でいろいろ楽しめる2WAY使用。

担当サロン:Surpass  星 晃介さん

【4】前髪なしの「ボブヘア」

Point

・面長に似合う条件はひし形フォルムです。
・ひし形になる事で面長が目立ちにくくなります。
・適度なレイヤーを入れる事がポイントで、ひし形シルエットに近づきます!


【How to“スタイル”】
顔まわりをふんわりとゆるいウェーブでアレンジしましょう。サイドにボリュームを出すことで自然に輪郭をカバーしたように見せることができる。ゆるいウェーブを利用して顔をひと回り小さく見せる事で、面長を和らげた印象に。

担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん

【5】前髪ありの「セミロングヘア」

Point

面長さんはサイドにボリュームを出してあげるのがポイント。ひし形シルエットで小顔効果◎。


【How to“ベース&カラー”】
全体はレイヤーを入れずに、ぷつっと毛先に重さを残したカットに。顔周りは、横に幅を持たせるためにレイヤーを入れて流れるように、動きが出るようにする。
カラーは誰にでも似合う万能カラー、10トーンのベージュでふんわり柔らかい 雰囲気に。


【How to “スタイリング”】
顔まわりを流れるように巻いてあげてひし形シルエットに。32ミリのコテで毛先を外ハネにし、耳の位置で内になるように半回転して、くびれるシルエットに。サイドの毛束はリバース巻く。スタイリング剤はバームを使用。バームを全体に馴染ませたら、ブラシでとかすと、艶とまとまりのあるスタイルになります。

担当サロン:ciel(シエル) sanaさん

【6】前髪ありの「ロングヘア」

Point

・全体のシルエットが、上から下にかけて広がる「Aライン」は、面長さんにおすすめスタイル
・目のギリギリで前髪を作ることで、肌見せする分量を減らし縦長感をカバー
・サイドバングでひし形を意識して小顔効果


【How to“スタイル”】
レイヤーを入れないロングならしっかりとコテやパーマで無造作ウェーブの動きを出すのがおすすめ。顔の横にもウェーブをつけてボリュームを出すことで横のラインが強調される。

【How to “前髪カット”】
前髪は目ギリギリのレングスで顔の長さをカバー。分けて流さず真っ直ぐ下ろすとおでこの範囲が狭くなり小顔効果にもなる2WAY使用。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) mitsukiさん

【7】前髪なしの「ロングヘア」

Point

・縦のラインを強調しないようにレイヤーを基本的には入れます。
・ひし形シルエットで仕上げることで縦ラインと横ラインのシルエットのバランスが取れ骨格調整できます。
・レイヤーを入れる事でトップのボリュームも出せ、ひし形の柔らかい横へのシルエットも作れるので面長さんにはオススメ♪
・長さのあるヘアスタイルの場合は、前髪やサイドバングでシルエット調整や引き締め小顔効果を出すようにするといいと思います。頬あたりでくびれて流れる顔周りの作り方がオススメです!
・前髪はそこまでおでこを出さず縦の面積を少し減らすように、おろし前髪や流し前髪の2WAYもオススメです!!


【How to“スタイル”】
2段階に分けたレイヤーで、やりすぎてない軽さと立体感で美シルエットを表現。レイヤーに合わせた量感調整で、より束感を出しやすく。顔周りにもレイヤーを入れ、重さが下にたまらないようにしてよりひし形シルエットにすることで面長を払拭。

【How to “前髪カット”】
センターパートでもサイドパートでも分けられる、大人なかき上げバング。バングとサイドバングをラウンドでゆるくつないでカットして、どこでも分けられるように。目尻と頬を引き締めるように流れサイドのひし形ラインに抜けて馴染むのも大事なポイント。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 平本 エリさん

「エラ張りホームベースさん」小顔に見せるポイント&レングス別髪型

エラ張りホームベースさんの「特徴」

  • その名の通り、えらが張っていて野球のホームベースのような五角形の骨格。
  • 横幅によっては顔が大きく見えてしまうことも…。

【1】前髪ありの「ショートヘア」

Point

・抜け感のある毛先の束間とレイヤーをいれてふんわりと動きのある質感に。
・マッシュラインにカットして小顔に。
・前髪が流れるように少し長めにカットしてシースルーにして垢抜け感を。
・トップにレイヤーをいれてふんわりと束間を。
・シースルー感をだして抜け感を。


【How to“スタイル”】
シースルーマッシュラインショート。マッシュラインにカットして小顔に。襟足はタイトにして骨格ラインを綺麗に。ふんわり丸みのあるシルエットにすることでエラが目立たなくなります。

【How to “前髪カット”】
長めにカットして、流れるようにすることでさらに小顔に見えます。シースルーにして抜け感を。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん

【2】前髪なしの「ショートヘア」

Point

・襟足は短め、後頭部はまるみを作り骨格補正。顔まわりはレイヤーをいれて、軽さをだします。
・触ると軽く、動きの出る束感をスライドカットで作り質感を調節します。
・前下がりベースにカットし、襟足はタイトにアウトラインはチョップカットで束間を出す。
・表面に軽さを出しレイヤーを入れます。
・襟足は短めにカットし、サイドは前下がりぎみに少しマッシュラインにカット。
・表面ににレイヤーを入れて動きを出します。
・顔周りは長めに。


【How to“スタイル”】
大人前下がりラフショート。前下がりにカットして エラ部分を隠し小顔効果に。ラフな動きで大人色っぽく。顔周りは長めにカットして流れるようにして小顔効果に。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

【3】前髪ありの「ボブヘア」

Point

重めのワンレンボブ、外ハネベースに顔まわりのサイドバングは軽くリバースにながしてエラを隠します。


【How to“ベース&カラー”】
ベースカットは、パツッと切りっぱなしボブ、レイヤーは入れない重めスタイル。重心を重めに持ってくることで、エラ部分をカバーしています。カラーは12トーンのサンドベージュ。まろやかさを出す為にピンクを入れ上品さを出します。


【How to “スタイリング”】
32ミリコテアイロンで外ハネにカール。顔まわりはリバースに毛流れをつくります。耳下から、内から外に向かう毛流れをコテで作ることでエらがカバーされます。小顔効果も出で◎。ヘアオイルを全体的にウエットな質感になる様つけます。

担当サロン:REVES(レーヴス) 菅原 英さん

【4】前髪ありの「セミロングヘア」

Point

エラ張り・ホームベースさんは角張った骨格が顔を大きくみられがちなため、ヘアスタイルはひし形で小顔に見せると印象が良くなります。


【How to“ベース&カラー”】
カットはレイヤーを3段階でいれて、軽やかに。エラ部分にかかる顔周りの毛流れを作って骨格をカバーしています。前髪も重めに作りサイドに繋がるようにカットして小顔効果を出しています。
カラーは12トーンのラベンダーアッシュで艶っぽくやわらかな印象にします。


【How to “スタイリング”】
32ミリのアイロンで、顔まわりはリバースに巻きひし形にします。フェイスレイヤーで顔まわりに動きがでるようにしてるので、顔まわりを巻くのがエラ張りさんが骨格カバーする際のポイント。毛先は表面と下で2段で巻きます。スタイリング剤はオイルでサラッとスタイリングします。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん

【5】前髪ありの「ロングヘア」

Point

・骨格に合わせながらレイヤーの位置と入れ方を決めて顔の横幅を調整する
・顔のラインがシャープに見えるようにアウトラインを前に出した時にワンレンで重めにする
・前髪は薄めでサイドは厚めにしてあげるとバランスがとれて今っぽい髪型に◎
・エラ張りの部分に髪がかかるようにブロー・スタイリングをしてあげると小顔に見える

【How to“スタイル”】
サイドに流れる顔周りに空洞をつくることで輪郭に影ができ、小顔効果。毛先は重めのラインにしつつ、レイヤーを入れてあげるとバランスのとれたシルエットに。

【How to “前髪カット”】
薄めの前髪で目の上ギリギリのラインに落とす事で目力&オトナっぽさがアップ。

担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon(ビューティーコネクションギンザ ヘアサロン) 赤川 敬一さん

【6】前髪なしの「ロングヘア」

Point

・全体的に軽さをだすために顔周りも含めてレイヤーをいれる。
・重めローレイヤーで動きを出し、低めに入れたレイヤーでまとまりと動きも出す。
・顔周りのレイヤーはしっかり入れて軽さを出す。


【How to“スタイル”】
動きが出るようにレイヤーを全体にいれて、ひし形シルエットになるようにして骨格をカバー。顔周りに髪がかかるようにすることで、顔の面積を減らして小顔見せに。

【How to“前髪カット”】
2WAY使用の長しバングは、顔周りからつながるように設定。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 田山穂波さん

「下膨れさん」小顔に見せるポイント&レングス別髪型

下膨れさんの「特徴」

  • 最近秘かに可愛い♪と言われている下膨れさん、頬が赤ちゃんのようにぷっくりしているのが特徴。
  • 小顔に見えないから!とコンプレックスも感じている人もいるようです。

【1】前髪ありの「ショートヘア」

Point

・顎上ラインに長さを設定して小顔に。
・全体のシルエットに丸みを出すために毛量を調節しながらレイヤーを入れずにカット。
・前髪は短く隙間をつくり、抜け感のある印象に。


【How to“スタイル”】
顔まわりを小顔に見せるように、顎ラインに沿って収まるようにカット。前髪に隙間をつくり少し短く軽めにする事により抜け感のある印象に。
ヘアカラーも軽さの出る、透明感のあるベージュに。スタイリングは、軽めのオイルをさらっと手ぐしを通してつけるだけでok。

【How to “前髪カット”】
オン眉前髪は、メインバングを黒目と黒目の外側に設定し、浅め、軽めにカットする。抜け感をつくるため、眉の位置でカット。

担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん

【2】前髪なしの「ショートヘア」

Point

・下膨れさんは顔の下部分に丸みがあるのが特徴的なので「縦」のラインを意識する(額を出す)
・カットする際のブロッキングを取りすぎない
・後ろのレングスは顎ラインで前下がりにすると輪郭がキュッと締まって◎
・顔周りは目頭と目頭の広さぐらいでブロッキングを分けとり、下ろして鼻から口元くらいの長さでカット
・頬を包み込むようにカットをしてあげるとGOOD

【How to“スタイル”】
サイドの髪が顔にかかるようにカットし、フェイスラインをカバー。パーマをあてて動きを出して遊ぶのも◎。額を出すことで縦のラインを強調し、小顔効果もありバランスがよくなる。

担当サロン:XELHA (シェルハ) 白川 雄副さん

【3】前髪ありの「ボブヘア」

Point

・下膨れさんがボブヘアにするときは輪郭に沿ってカットすることが重要になります
・毛先はミックス巻きにして空気を入れるようにふんわりさせてあげることで下膨れをカバー◎
・ニュアンスなパーマをかけてあげると無造作なフォルムでバランスがとれ、可愛いくなります
(パーマをかけたくない方は26mmのカールアイロンでミックス巻きにするのがオススメ)


【How to“スタイル”】
ふんわり感を出すため、26mmのカールアイロンで毛先をミックス巻きに。暗髪でコントラストを出して引き締まり、色白&小顔効果。

【How to “前髪カット”】
前髪は薄すぎず厚すぎずアシンメトリーに。少し長めに作ることで小顔効果も◎。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 岡崎 崇言さん

【4】前髪なしの「ボブヘア」

Point

・頬より上のラインに髪のボリュームを出す
・顔周りはレイヤーカットを入れ、縦のラインを意識
・ひし形シルエットにすることで顔が理想の卵型に見えるようになる
・前髪は短すぎず、頬骨下で流れるくらいがカバーしやすくスタイリングしやすい
・下膨れをカバーするために、トップにボリュームをもたせたスタイルを意識し前髪はペタッとしないようにかきあげor根元から立ち上げてセット
・トップに高さが出ることで縦の印象がつき下膨れが目立ちにくくなる


【How to“スタイル”】
ギリギリ結べる長さでミディアムレイヤーにカット。トップから顔まわりに毛流れが出るように繋がるように仕上げている。
スタイリングは顔まわりに大きめのコテでボリュームが出るように外巻き、大人韓国風に。襟足はボリュームを出したくないのでスッキリタイトにまえ方向に乾かすと小顔効果も◎。全然的に潰れやすく、メリハリが出にくい方へおすすめのスタイル。
トップサイドにふんわり感を出し、ひし形シルエットなので小顔効果が期待できる。

担当サロン:XELHA (シェルハ) 山口剛平さん

【5】前髪ありの「セミロングヘア」

Point

・基本レイヤーは、顔周りとトップのみ。
・下膨れ解消のため、顔周り&おくれ毛は鼻下~リップラインの長めに設定。
・縦ラインを意識してカット。


【How to“スタイル”】
全体は胸下あたりでカットし、表面ローレイヤーで巻いた時ふんわりと軽い仕上りに。。スタイルのカギとなるおくれ毛はリップラインで調整し輪郭をカバー。

【How to “前髪カット”】
目にかかる前髪パーマでふんわり可愛い印象に。。根元をブローでふんわりさせ、縦長シルエットを作り、小顔効果(分け目を見せないのがポイント)。

担当サロン:XELHA (シェルハ) 斎藤 詩歩さん

【6】前髪なしの「セミロングヘア」

Point

・下膨れが気になる方は、顔まわりに動き動きをつけて、フェイスラインをカバーして骨格修正できるようなヘアにしていきます。


【How to“スタイル”】
シンプルなボブですが、巻いた時に軽さがでるよう顔まわりと表面に少しレイヤーをいれたスタイル。面に軽さと動きを出す事でエラの丸みをカバー。

【How to “前髪カット”】
幅を狭くシースルー気味に作った前髪と、サイドを繋ぐ髪 を作る事で小顔効果につながります。サイドに流しても、シースルーに下ろしてもOKな2WAY前髪。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

【7】前髪ありの「ロングヘア」

Point

下膨れさんは面長緩和+頬下の余白カバーが重要、フェイスレイヤーをリバースカールヘ繋げてシルエット補正と横顔の小顔効果。


【How to“ベース&カラー”】
カットはローレイヤーでアウトラインを重めに、表面はレイヤーを入れて“上はふわっと下はたぷんとした質感差レイヤー”にしています。
カラーはマロンベージュの11トーンお肌に馴染みやすいようほんのりピンクを混ぜるのがかわいさの秘密。

【How to “スタイリング”】
32ミリのアイロンでリバースカール多め。下膨れをカバーするために耳上をふんわりさせます。そのために、波ウェーブで立体感を出しています。フェイスレイヤーを後ろに流して、耳上の波ウェーブと馴染ませるとふんわりします。スタイリング剤はレイラエフオーガニックオイルを少量手の上に出して広げ、髪全体に軽くなじませてふんわりさせます。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん

【8】前髪なしの「ロングヘア」

Point

・毛先に動きをだすためにレイヤーをいれる。
・お顔周りに小顔効果のあるフェイスレイヤーを入れる。
・パーマをかけた時や巻いた時に動きの出るようにレイヤーをしっかりめに入れる。
・前髪なしでも輪郭カバーが出来るように顔まわりの後れ毛を作る。


【How to“スタイル”】
センターパート外ハネウェーブハニーヘアマーメイド 。くびれるラインでレイヤーを入れて小顔カット。毛先に軽さと動きをだす。頬骨を隠す位置でフェイスレイヤーでかきあげ出来るように設定。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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