面長こそ似合う、ショートヘア【実例17】

面長さんでも可愛くお洒落になれるショート。前髪あり・なしやヘアカラー別に掲載。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
「前髪あり」面長ショートスタイル【5選】
【1】ワンレンショートで自然なスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の設定を指一本分の長さにして、サイドは耳たぶにややかかるくらいに。あとは襟足からサイドをグラデーションをなるべく低く、ワンレングスよりに繋げる。
- 前髪はシースルーバングになる様に前髪三角ゾーンを狭く設定、後はサイドの毛に自然に繋がる様にカット。
- 12トーンのベージュに設定。肌馴染みが良く血色も良くなるので20代から40代の幅広い年齢層に大人気。
【how to“スタイリング”】
- 全体的にストレートアイロンで内巻きに柔らかくカーブさせる様に入れる。丸くなりすぎない様にして、ハチ周りはボリュームを抑えたいので根元付近から真下に向かって入れるのもポイント。
- トップから後にかけては少し丸く、前髪は曲げない様にサラッとアイロンを入れる。
- カットで全体的につなげているのでアイロン操作はこれくらい簡単でオッケーです。後はオイルを全体的に馴染ませれば完成。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【2】マッシュラインでラフな抜け感スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースは、マッシュショート。えり足を長めにすることで、初ショートでも抵抗なく挑戦しやすいデザインに。
- また、流しもできるうざバングなら、幼くならず、2WAYも叶えます。
- カラーは、8レベルのアッシュブラウンに。透明感のある人気色ですが、キレイな色を長く楽しめるのも特徴です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、16〜20mmのロッドで平巻きのデジタルパーマをかけます。ワンカールパーマなので、髪が広がりやすい人も。
- ノンパーマなら、26mmのカールアイロンで内巻きにワンカール巻きます。
- どちらの場合も、ワックスを馴染ませる時に、外ハネにしながら動きを出します。最後に手に残ったものを前髪の毛先につけたら完成です。
担当サロン:Rougy(ロージ) 大石沙季さん
【3】オン眉と時短お洒落なパーマスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- えり足はすっきり短めにカットし、サイドは耳たぶラインに設定します。
- トップには、全体的にレイヤーを入れ、さらに、ふんわり柔らかい動きを演出する独立したレイヤーをオン。
- カラーは、10レベルのスモーキーベージュに。オレンジっぽさや赤みが気になる人におすすめのカラーリングで、柔らかい透明感を感じられます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、髪の長さに応じて12〜20mmのロッドで平巻きに。
- スタイリングは、ドライな状態に(ややウェットな状態でもOK)、クリームワックスをなじませ耳に軽くかけるだけ!
- セット剤は、ややスタイリング力があるタイプを選んで。
担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん
【4】乾かすだけで簡単外ハネスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースは、肩につく長さのボブ。表面にレイヤーを入れ軽さを出しますが、アンダーの重さを残すのが鍵。
- 軽すぎない今っぽヘアで、クセ毛さんにも対応。前髪は、やや厚めのオン眉に。柔らかさを活かすように毛量調整をします。
- カラーは、頭のハチ上をブリーチし、シエナベージュをオンカラー。インナーは、8レベルのグレイベージュにカラーリングします。膨張しやすいハイトーンでも、顔まわりを暗くすることで引き締め効果あり!
【how to“パーマ&スタイリング”】
- アイロン無しでもOKですが、アイロンを使う場合は、32mmのカールアイロンを。全てワンカール巻くだけで、前髪は軽く通すのみでグッド。
- ベースの部分は、巻いてから指でくいっと外ハネにします。
- セット剤は、みずみずしいツヤ感のあるクリームワックスがおすすめ。全体に馴染ませて、耳かけしたら完成です。
担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん
【5】どこから見ても美シルエットの甘辛スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースは、えり足の長さを残したグラデーションショート。角度の異なるグラデーションを重ね、トップにはレイヤーを入れます。
- それぞれのパネルをあえて繋げず、メリハリを出すことで骨格をキレイに見せることが可能。長めのシースルーバングが、丸顔をカバーしながら大人っぽい印象を与えます。
- カラーは、8レベルのスモーキートパーズをセレクト。落ち着いた色味ながら透明感が抜群で、美肌に見せてくれます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 髪を乾かしたら、クリームタイプのワックスとオイルを同量混ぜます。
- 手ぐしを通すように全体に馴染ませたら完成。
- 直毛の人は、柔らかいニュアンスが出しやすくなるのでゆるめのパーマが◯。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
「前髪なし」面長ショートスタイル【4選】
【1】ふんわりカールとミルクティーカラースタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。
- 後は全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。
- 8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。
【how to“スタイリング”】
- 全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。
- ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。
- あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【2】可愛さとかっこよさのウルフショートスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースは、ワンレングスボブ。アンダーは低めに、トップにはウルフっぽいレイヤーを入れます。
- 前髪は、目の下2cmで長めにカットします。
- カラーは、6レベルのナチュラルブラウンに。ほんのりブラウン味が出るカラーで、パーマの質感をキレイに見せることができます。また、暖色にすることで女性らしさをプラス。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、S字ウェーブになるよう20〜23mmのロッドをメインに、スパイラル巻きにします。コールドパーマなので、抜け感のあるナチュラルな仕上がりに。
- スタイリングは、パーマのカール感が出るクリームワックスがおすすめ。
- オールバックにかきあげるようになじませたら、指先でカールを散らすようにセットしたら完成です。
担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ) 金澤侑さん
【3】カジュアルだけどライン感でお洒落上級者スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットは、前髪を目の下に設定し、サイドから前上がりにつながるハンサムショート。
- 後ろは丸みシルエットになるよう、サイドから緩やかなラウンド状にカットします。
- カラーは4レベルのブルーアッシュに。地毛では表現できない透明感を出し、垢抜けた印象を与えます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- スタイリングのポイントは、顔まわりをストレートアイロンで内巻きにすること。
- ゆるめのニュアンスがつくことで、おしゃれ感に差がでます。
- 重めのオイルを根元近くから全体になじませ、ライン感を強調したらフィニッシュ。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【4】濡れ髪美人になれるセンター分けスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪は目にかかる長めでカット。えり足はハイグラデーションの上にグラデーションを重ね、丸みのあるラインをつくります。
- サイドは頬の長さにカット。全体的にライン感を出すようにするのがポイントです。
- カラーは、5レベルのグレーアッシュに。自然光に当たった時の透明感が秀逸で、赤みやオレンジっぽさを完全に消したい人におすすめ。
【how to“スタイリング”】
- クセが気になる人はストレートアイロンをさらっと通してから、ジェルを全体的になじませウェット質感をつくります。
- ジェルは固まらないタイプがおすすめ。タイトに仕上げて、前髪は少しほぐすようにつまみ、パラっと下ろすとこなれ感がプラスされます。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん
「暗め」面長ショートスタイル【5選】
【1】落ち着いたシナモンベージュで柔らかい質感スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- カットは、ショートボブをベースに顔まわりにレイヤーをプラス。顔まわりレイヤーは、ニュアンスを出し、小顔に見せるメリットも。
- 前髪は、幼く見えないよう長めにつくり、ラウンドさせながらサイドバングにつなげます。
- カラーは、落ち着いた印象を与えるシナモンベージュに。バイオレットを加えたベージュで、黄味をおさえて柔らかい質感と透明感を引き出します。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 細めの25mmもしくは、幅が狭いストレートアイロンで、えり足部分を外ハネにして、トップの毛先を内巻きにするだけの簡単スタイリング。
- スタイリング剤は、自然な動きを出せるタイプがおすすめで、全体にもみ込んだら、外ハネ部分は、カールに沿うようになじませます。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 横井七恵さん
【2】8トーンのアッシュと外国人風パーマでお洒落スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- ローレイヤーでカットしたショートスタイルがベース。前髪は長めのウザバングに。
- えり足は、丸みのあるフォルムに対して、程よく締める長さでカットします。
- カラーは、8レベルのアッシュをセレクト。透明感があり、外国人の地毛のような柔らかい質感を醸し出します。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、23〜27mmのロッドを使い、ワンカールの緩めにかけます。
- スタイリングは、ドライ後、バーム系のワックスをクシュっと揉み込むだけ。
- スタイリング剤は、ややセット力があるタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
【3】5トーンのブルーブラックと軽いパーマスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- カットは軽く全体にレイヤーを入れて、動きが出るようにしています。
- カラーは暗髪色として人気の5トーンのブルーブラック。
【how to“スタイリング”】
- 26ミリのコテでハチ下はワンカール、ハチ上をミックスで中間巻きにしています。こめかみ辺りにカールを持ってきて、横の幅を出すのが面長ショートさんには重要。
- ワックスとバームをミックスして下から揉み込むようにスタイリングします。
- コテで巻くのが面倒な方は、緩くパーマをかけるのもおすすめです。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
【4】8トーンのアッシュブラウンと丸みシルエットスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースはマッシュショート。トップにレイヤーを入れます。顔まわりを骨格に合わせてカットすることで、顔型を問わないマルチデザインです。
- 前髪は、長めのシースルーバングに。
- カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。髪の赤みを消しながら、透明感のある髪色に。自然光に当たった時の透け感が秀逸です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 髪を乾かし、前髪とトップの髪をストレートアイロンで軽く内巻きに。
- 毛先にカールが出るように巻くのがコツ。
- ツヤ感と束感を出すスタイリングバームをえり足から、サイドの毛先、全体、前髪の順番でつけたら完成です。
担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん
【5】5トーンのマットブラウンとマッシュで垢抜けスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- えり足は、短くするのがトレンド傾向でもあり、後頭部に丸みを持たせることもできます。サイドは、耳が隠れる長さでカット。
- 前髪は目ギリギリでカットし、表面の髪でマッシュラインを表現します。
- カラーは5レベルのマットブラウンに。落ち着きがあり、光にあたると絶妙な透け感のある色味です。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで前髪からサイドまで毛先をワンカールさせて、毛流れをつくります。
- 毛量が多い人は、束感メイクできる重めのオイルを内側と毛先につけます。
- サイドの内側だけ耳にかけ、表面は耳にかけずにセットすれば垢抜けマッシュショートの完成。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 杉本佳恋さん
「明るめ」面長ショートスタイル【3選】
【1】12トーンのベージュカラーでウルフ風スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足は長めに、サイドはやや前上がりになる様に顎ラインで設定。顔まわりからサイドにかけてレイヤー、少しウルフっぽいショートヘアに。
- 前髪の長さはサイドよりもやや前が上がりに、サイドへ流れる様に少しのレイヤーでシースルーにもセンター分けにも対応。
- 12トーンベージュに設定。肌トーンを上げてくれる上にメイク映えもする、健康的な肌見せに役立つお色味。
【how to“スタイリング”】
- 全体的にストレートアイロンでやや外ハネにするイメージで軽く通すだけ。
- 顔まわりは真上に持ち上げて軽く内巻きになる様にアイロンを通す。
- 全体にバームを少量、中間から毛先に向かってつければ完成です。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【2】10トーンのオリーブベージュと小顔見せハンサムスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪をほおの高い位置の長さでカットし、サイドにつなげて毛流れをつけます。サイドはギリギリ耳にかかる長さで。
- バックにかけては緩くラウンドさせて丸くつなげます。トップのウェイトラインは、やや低めにするのが女っぽく仕上げるポイント。
- カラーは10レベルのオリーブベージュをセレクト。トレンドのベージュの中でも甘さがなく、格好良さと柔らかい透明感のあるカラーリングです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 全体をストレートアイロンで後ろに流すイメージでワンカール。
- 軽めのオイルを手に取り、オールバックをするようになじませます。
- 手ぐしで根元を立ち上げ、振り落としてバランスを整えたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【3】12トーンのショコラベージュで艶感スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪は目にかかるギリギリの長さでラウンド状にシースルーでカット。バックは丸みが出るようにグラデーションベースで。
- 顔まわりは、ドライをしてからライン感が出るようにカットします。
- カラーは12レベルのショコラベージュに。顔色がキレイに見える暖色で、明るめでもツヤ感を与えライン感をしっかり強調してくれる色味です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- ストレートアイロンで、軽く通すようにツヤ感を出すのがポイント。軽めのオイル、もしくは、オイルスプレーを全体にしっかり馴染ませ、コームを通します。
- コームを使うとツヤ感が出るのはもちろん、ライン感を出してモードっぽい仕上がりになるのでぜひお試しを。
- また、顔まわりの髪は、前に引き出すようにセットしても、後ろに流してもと2AWYが可能です。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 古谷貴洋さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。