前下がりショート・ショートボブ【20の髪型】美人見えシルエットの鉄板ヘア

ひし形シルエットが作れ、小顔見えも叶う前下がりのショート・ショートボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
前下がりショート・ショートボブの【魅力】
前下がりショートボブってどんな髪型?
後ろから前に向かって長くなるシルエットのこと。ショート~ボブのヘアスタイルのカット法の1つです。襟足より顔周りの毛の方が長いのが特徴です。前から見ると短すぎないので、切りたい人もトライしやすい髪型です。
【魅力1】美しいシルエットが魅力的
綺麗なひし形やコンパクトなシルエットを作りやすく頭や顔が小さく見えるのがメリット。後ろはすっきり顔周りはカバーしてくれるので小顔効果抜群です。
【魅力2】横から見た時のラインも綺麗!
横から見たときの斜めラインも美しい!横顔も綺麗に見せてくれるヘアスタイルです。ワンレングスでもレイヤーカットでも相性が良く、頭の形を問わずマッチしてくれます。
「黒髪」に似合う前下がりショート・ショートボブ【3選】
【1】ダークカラーでも透明感がある前下がりヘア
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは前下がりのショートボブにカット。顔まわりトップには軽さが出るようにレイヤーを入れる。
- 前髪は目の上ギリギリの長さで切り、サンドバングとマッシュラインで繋げて丸みのあるスタイルに。量感を調整して、重すぎない印象としている。
- カラーは6レベルのアッシュグレーに。ダークカラーでありながら、透明感があり重さを感じさせず、屋外で太陽の光に当たった時には透けたように見える色味。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 23~25mmのロッドを使い、襟足以外に毛先ワンカールのパーマをかける。
- スタイリングは、キレイにまとめようとせずに、ドライヤーでざっと乾かすだけでOK。
- 乾いたらミルクやバターなどウェットな質感に仕上がるスタイリング剤を全体的に揉み込み、毛束感を整えたら完成。
担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん
【2】大人かっこいい印象の暗髪ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前下がりのショートベースで、襟足は浮かないギリギリの長さにカット。トップには動きがつくようにレイヤーを入れる。毛先はドライ&スライドカットで、毛先をシュッと先細りにして、束感が出るよう軽くする。
- 前髪は、流した時に目の下になるように設定。
- カラーは、7レベルのブラウンベージュに。暗めの色味でも透明感があるので重さを感じさせず、大人っぽい印象になる。また、日本人特有のオレンジ・赤味を抑え、ツヤ感を生むカラー。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングを決めるコツは、分け目がパカッとしないように根元をこすりながら乾かすこと。襟足はキュッと締めて、ふんわり丸いシルエットに仕上げる。前髪を下ろし流しにする場合は、アイロンかホットカラーで。
- スタイリング剤は、バーム系を全体的に揉み込むように馴染ませる。馴染ませるだけだと、全体に動きが出ないので、最後に毛先を軽くねじって束感を作るのがポイント。
担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん
【3】透け感カラーのナチュラルショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- フェイスラインに沿うよう、アゴラインの長さでやや前下がりにカット。トップの動きが出るようにレイヤーを入れ、質感調整をします。
- 前髪は、目と眉の間の長さで、重すぎず、薄すぎないバランスでまっすぐカット。毛量調整をして馴染ませます。
- カラーは、透明感のある7レベルのアッシュベージュに。寒色系に寄り過ぎない絶妙な色合いで、透け感があり、やさしい印象のカラーになる。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、軽くストレートアイロンを通して自然な丸みをつける。
- スタイリング剤は、オイルクリームなどのウェットな質感になるものをチョイス。手にスタイリング剤を伸ばしたら、バックから指を通すように塗布。もみ上げにも忘れずにつけるのが、スタイルを決めるコツ。
- 最後に残っている程度のスタイリング剤を前髪につけ、全体的に束感を出すように整えたらおしゃれヘアの完成。
担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) Ayukaさん
「前髪あり」前下がりショート・ショートボブ【4選】
【1】透けバング×耳かけの絶妙バランスショート
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足ギリギリの長さでカットしたボブに、表面のみレイヤーを入れたスタイル。サイドはリップラインの長さで前下がりにカット。
- 前髪は、下ろすことも流すこともできる長さにして扱いやすく。サイドとの繋がりはやや長さを残し、黒目と黒目の間を軽くすることで今っぽいバングに。
- カラーは8レベルのフォギーベージュのベースに、表面に入れた13レベルのハイライトがアクセントとなり立体感をプラス。
【how to“スタイリング”】
- 前髪の分け目がつかないように乾かしたら、ストレートアイロンを使い丸みが出るようにさらっと通すだけの簡単スタイリング。硬毛の場合は、カールアイロンを低めの温度で使って軽くニュアンスをつけても。
- スタイリング剤は、オイルとシアバターを混ぜてから、全体に馴染ませたらフィニッシュ。襟足は浮かないようにしっかり押さえることも忘れずに。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) KOMAKIさん
【2】おろし流しバングの前下がりショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットは首がキレイに見える顎ラインの長さでやや前下がりのグラデーションに。後頭部が女性らしくふんわり仕上がるようレイヤーを入れる。
- 前髪は眉が隠れる長さのおろし流しバングに。サイドバングをつくり骨格をカバーする。
- カラーは8レベルの柔らかい雰囲気のアッシュベージュに。日本人特有の赤味と黄味を打ち消し、透明感のある色味に仕上げる。

【how to“スタイリング”】
- スタイリングのコツは、襟足はすっきり首に沿うように、トップはふんわりボリュームが出るように乾かすこと。コツさえおさえていれば、アイロンなしでもスタイルがキマる。
- アイロンを使う場合、ストレートアイロンをさらっと通す程度でOK。前髪は少しカール感がつくようにストレートアイロンでカールづけを。
- スタイリング剤はツヤのでるオイルワックスを手にしっかりなじませてから、指を通すイメージで全体的に塗布する。最後に耳にかけてもみ上げを整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 森一也さん
【3】薄め前髪のナチュラルショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足のレングスを、首の長さ&太さのバランスで決めたら、レイヤーでスッキリとカット。その後、顔まわりに重さが残るようにやや前下がりのグラデーションでカットする。
- 前髪は巻いて目にかかる長さに設定し、幅を狭めにして薄めバングをつくる。さらに、前髪とサイドを繋ぐラインを頬くらいすることで小顔見せに。
- カラーは8レベルのオレンジベージュに。元気な印象を与えて愛されカラーで、ツヤ感をもたらす色味。
【how to“スタイリング”】
- ドライ前にオイルタイプのトリートメントを塗布し、しっかり乾かしながら根元から毛先までツヤ感を出す。
- 乾いたらストレートアイロンを使いCカールで柔らかい曲線を演出。表面はふわっと仕上げ、前髪はサイドに流れるように。
- 最後に、トリートメントワックスなどをサラっとつけたら完成。スタイリング剤はつけ過ぎに注意して。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 蛇石智哉さん
【4】少しだけカールをつけた前髪の前下がりショートボブ
スタイルのポイント
- 肩上の前下がりショートボブ
- 毛流れを外やサイドにもっていき、ワイド感を出す
前髪カットのポイント
- シースルーは前髪を伸ばしたい人におすすめのスタイル
- 目にかかる位だけど巻いて少しだけカールをつけてあげる 少し流すように
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
「前髪なし」前下がりショート・ショートボブ【4選】
【1】センターパートのハンサムショートヘア
【how to“ベース&カラー”】
- サイドの長さをリップラインに設定。前下がりのラインになるようサイドグラデーションでカット。軽い動きが出るよう、トップに少しだけレイヤーを。
- バックの重さを低めにしつつ、襟足はすっきりすることで頭の丸みを強調して女っぽヘアに。
- カラーは10レベルのベージュブラウンに。ニュートラルな色味で透明感や柔らかい印象を与える。

【how to“スタイリング”】
- 根元の立ち上がりがつくようにドライヤーで乾かした後、ストレートアイロンを毛先中心にプレス。丸みがつくと可愛くなるので、さらっと通すイメージで。
- スタイリング剤はツヤ感重視で、シアバターをセレクト。全体になじませてから、オールバックにかき上げながら顔まわりにも塗布。
- 最後にトップが潰れないよう、部分的につまんでルーズな動きを出す。キープ力が欲しい場合、ハードスプレーシュッとひと吹きして。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん
【2】おでこ出しですっきり印象が叶う前下がりショート
【how to“ベース&カラー”】
- カットのベースは前下がりのグラデーションに。トップにはレイヤーを入れて動きが出るようにします。
- 前髪はアゴのシャープなラインを強調するように、ほおの高い位置で長さを設定。顔まわりには隠しレイヤーを入れて、顔のラインがキレイに見えるデザインに。
- カラーリングはオレンジベージュに染める。派手に見えがちのオレンジ系でも、品があり柔らかいイメージの色味。
【how to “スタイリング”】
- アイロンが取れやすかったり、アイロン仕上げが苦手なら、20mmのロッドでワンカールの柔らかパーマがおすすめ。
- ノンパーマなら32mmのアイロンでさっと内巻きカールに。顔まわりの髪を外ハネにすることで、動きと抜け感を演出。
- 最後に、軽い質感のヘアオイルを毛先にクシュクシュっと揉み込んだらフィニッシュ。ツヤ感と濡れ感のある質感に仕上げて今どきの表情に。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 鈴木杏奈さん
【3】顔回りの後れ毛で垢抜けさを出したショートボブ
スタイルのポイント
- 前下がりのショートボブはウエイトが低く重く見えやすいので、耳にかけて軽さを出すのがオススメ
- セットは少し濡れ感のあるオイルを使用し、顔周りにナチュラルな、おくれ毛をつくることで垢抜けた印象に
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 須藤直矢(NAOYA)さん
【4】シンプルなストレートの前下がりショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪の長さをリップに設定し、サイドから前髪にかけて前下がりにカット。
- バックの毛量調整では重さを残しつつ、ラインを見せるスタイルに仕上げる。また、バックのウェイトは低く設定して、若見えヘアに。
- カラーは、10レベルのフォギーベージュでハイライトを入れながら、ベースを6レベルのアッシュブラウンに染める。アッシュブラウンは、肌色をキレイに見せてくれる赤みを抑えたブラウン。
【how to“スタイリング”】
- ハイライトがキレイに見えるところで分け目をつけて髪を乾かす。
- ドライ後、ストレートアイロンでさらっと通すようにプレス。
- スタイリング剤は重めのヘアオイルをセレクトし、髪全体に塗布したら両手で髪を挟んでカットラインをしっかり出す。前髪にもスタイリング剤をつけて、束感をつくりウェットな質感に仕上げたら完成。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 原倫子さん
「パーマあり」前下がりショート・ショートボブ【2選】
【1】ゆるめパーマの美フォルムショートヘア
【how to“ベース&カラー”】
- えり足の長さを1~2cmくらいに設定し、後頭部にふんわり丸みのあるグラデーションでカット。サイドはやや前下がりに切る。
- 前髪はリップラインの長めに設定。
- カラーは光に透けるような軽さのあるフォギーブラウンに。ブラウンとグレーをミックスしたニュートラルカラー。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは18~24mmのロッドを使い、平巻きワンカールでゆるめパーマをかける。
- スタイリング時はツヤ感を出すため、乾かす前にヘアオイルorヘアミルクを塗布してからドライ。乾かす時、前髪だけかき上げるようにオールバックにすることに気をつけて。
- 最後に、少量のシアバターを中間~毛先にまんべんなくつけたらフィニッシュ。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん
【2】ボディパーマの丸みシルエットヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 顔まわりをエラが隠れる長さで前下がりのショートボブにカット。重さのポイントを低めにして、丸みのあるシルエットにすることが今っぽさの鍵に。
- 前髪は、眉上でぱっつんラインが残るように切る。ややワイドにすると耳にかけた時のバランスがよく、シースルーにもしやすくなる。
- カラーは8レベルのオレンジベージュに。日本人の肌色によく似合う暖色で、血色アップの効果あり。また、ベージュをプラスしているので柔らかさと抜け感のある仕上がりになっている。

【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは23~17mmのロッドを使い、毛先を1カール巻いてボディパーマをかける。
- スタイリングは、クリームタイプの軽めのワックスを全体にしっかり揉み込む。襟足は首に沿わせるようにし、最後に手に残っているワックスを前髪に塗布したら完成。より動きを出したい場合、8割ほど乾かして毛先が少し湿った状態でワックスをつけると◎。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん
「丸顔さん」に似合う前下がりショート・ショートボブ【3選】
【1】縦長シルエットが叶うセンターパートヘア
Point
前髪なしなので顔を縦長に見せて丸顔もカバーしてくれる。【how to“ベース&カラー”】
- 襟足ギリギリの長さで設定し、やや前下がりのグラデーションでカット。襟足は短いものの刈り上げない長さなので、スタイリッシュな印象に。表面にレイヤーを入れて軽さを表現する。
- 前髪は鼻下の長さでカットし、全体的にスライドカットを施し透け感のある仕上がりに。
- カラーは、トレンドである暖色系のウォームブラウンをチョイス。透明感があり、柔らかい雰囲気に仕上がるカラー。

【how to“スタイリング”】
- ドライ時、前髪をオールバックに乾かすと根元がふんわりとして流れが作りやすくなる。
- 乾いたら32mmのアイロンで髪が落ちる位置でワンカール。前髪だけ、真上に引き出してワンカール巻くとふわっと動きのある仕上がりになる。
- 最後に、ツヤ感と束感をつくりやすいヘアバターを全体的に揉みこんだら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 村上ユミコさん
【2】ひし形シルエットの小顔見えが叶うショートボブ
Point
アゴ上の絶妙な長さ設定と頬に落ちる前髪をつくることで、美ヘアのひし形シルエット&小顔効果を叶える。丸型さんをはじめ、どんな顔型とも相性抜群なので、ぜひチェックを。【how to“ベース&カラー”】
- 全体をアゴ上の長さで、やや前下がりラインにカット。トップにレイヤーを入れ、毛先が先細になるよう質感を調整。
- 前髪は、小鼻の位置に設定することで、巻いて頬にかかるため骨格のコンプレックスをカバーしてくれる。
- カラーは、寒色系のアッシュブラウンに。ブラウンの艶やかさがありつつ、赤みをしっかりおさえて柔らかい印象を与える。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロンで、サイドは毛先ワンカール巻く。後ろは、耳上の髪のみ同様に毛先ワンカール。アイロンを軽く通して、ナチュラルなカール感にするのが柔らかさのポイント。
- 前髪はしっかりワンカール巻いて、動きを出す。
- スタイリング剤はトリートメント効果のあるバームをえり足→顔まわり→全体→前髪と均一になじませたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【3】あごラインすっきりひし形ショートボブ
Point
前髪を作らず顔周りに縦のラインを作る、頬ラインにボリュームを出しあごラインに沿ってシャープになるようひし型にカットする、などを考慮すれば、丸顔をカバーし小顔効果にも期待大。【how to“ベース&カラー”】
- 全体をあごとリップラインの間の長さでカット。サイドはやや前下がりで、顔周りに長さを残す。
- 襟足には厚みを残しつつ、頬からあごラインに向かってシャープな毛流れになるようグラデーションカット。
- 表面に動きを出しやすくするためレイヤーを入れ、リップラインでカットした長めの前髪を作る。正面から見たときは毛束がなじむので前髪なしの印象に。この毛束により顔周りに動きが出て、表情が明るく見える。
- カラーは8トーンのブラウンベージュ。好感度の高いツヤのある落ち着いたカラーです。短くても軽く見えず上品な印象に。
【how to“スタイリング”】
- トップを乾かすとき、まず毛束を右に寄せながら乾かし、次に左に寄せて乾かす。左右に揺さぶるように乾かすことでトップが潰れなくなり、センター付近で分けたとき立ち上がりやすくなる。分け目はセンターではなく6:4に。ちょっとずらした方が今っぽくおしゃれに見える。全体はハンドブローしたあと、手ぐしで毛流れを整えるとまとまりやすくなって◎。
- 表面の毛束にアイロンを挟み、毛先が軽く内巻きになるように滑らせる。
- 全体の毛先にシアバターをなじませ、頬ラインに立体感が出つつあごラインに沿って毛先がキュッとシャープになるように整える。顔周りの毛先に束感を作り軽く動かせば完成。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 髙橋 苗さん
「面長さん」に似合う前下がりショート【2選】
【1】卵型シルエットに導く前下がりショート
スタイルのポイント
- 頬、顎ラインにボリューム感を意識して卵型シルエットに導く
- 清潔感にはツヤが大切なので、乾かす前は梳かして引っ張りながら乾かすことがポイント
前髪カットのポイント
- 頬ラインから顎ラインに繋げてカット
- 手櫛でかきあげた時に毛流れが出るように確認しながらカットするのがポイント
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 重田悠作さん
【2】前髪ありで面長カバー!骨格補正が叶うショート
Point
後頭部はふんわり、襟足はキュッとタイトに締めて、メリハリがあるのはもちろん、柔らかい丸いシルエットとなり女性らしい印象を与えてくれる。さらに、骨格補正して小頭+首元をキレイに見せ、スタイルアップにも。
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の長さは、あご下の延長線上でカットし、レイヤーを入れてコンパクトにする。サイドは、あごラインに沿うように前下がりに。上部にはグラデーションを入れて丸みを強調。
- 前髪は目が隠れるくらい、下ろしながら流せる長さを残し、シースルーバングになるよう、内側を毛量調整。
- カラーは、全体を10レベルのベージュでカラーリングした後、立体感を加える13レベルのイエローベージュでハイライトを重ねる。ベージュは赤みを抑え、軽さと透明感を引き出す色。
【how to“スタイリング”】
- 基本的には乾かすだけでOKという手軽さが嬉しいショートスタイル。キレイに仕上げるコツは、乾かす時に分け目がつかないように注意し、根元が自然と立ち上がるように、毛流れとは逆方向からドライヤーの風を当てる。
- スタイリング剤は、オイルとクリームをミックスし、根元から空気を含ませるようにボリュームを出しながら塗布。最後に整えたら完成。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 藤田昂補さん
「40代」に似合う前下がりショート・ショートボブ【2選】
【1】長め前髪の大人な抜け感ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前下がりのグラデーションは、重めにするのが今っぽの秘訣に。レイヤーを入れて軽さを出す。
- 前髪は目の下の長さでカット。襟足はレイヤーカットで、短めにすっきりさせることで“くびれ”のあるラインが生まれる。
- カラーはピンクMIXのフォギーベージュに。柔らかさのあるブラウンで女性らしい雰囲気のある色味。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、26mmのアイロンを使い内巻きワンカールにしたら、髪が冷めないうちに手ぐしで後ろに流す。髪に熱があるうちに手ぐしを入れることで、カール感が和らぎニュアンスのある仕上がりに。
- セミウェットな質感となるワックスを毛先中心に揉み込み、全体を馴染ませたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 外海めぐみさん
【2】白髪をカモフラ・上品なハイトーンのショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- リップラインの前下がりボブ。カットは段を特に入れていないのでショートボブがきれいにまとまる。
- 全体のベースは、11トーンのベージュブラウンに、極細のハイライトをたくさん入れている。そうすることで白髪がぼけて◎。顔まわりは、ブリーチを2回して、しっかり色々を抜いた後、ペールラベンダーで色をのせて、ポイントをつくっている!ベースの色となじむのでやりすぎ感は全くでない。
【how to“スタイリング”】
- ドライヤーで、前髪をかきあげるように乾かしたら、オイルを中間から毛先にしっかりつけて、艶々を出す。
- 手に余ったくらいの量になったら、顔まわりの根元から馴染ませて完成。まとまりやすいカットにしているため、オイルをつけるだけできれいに。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。