心&体のもやもやをすっきり!「デトックスのやり方」決定版
知らずしらずのうちに体も心もためこんでしまいがちなもやもや。ときにはデトックスで心身ともにリフレッシュすることが大事!ここでは手軽にできるデトックスの方法を集めました。デトックス効果の高い食材を使ったレシピ、また美容アイテムや心のデトックスワザまでを網羅。錆びつき始めたなと思ったらぜひおためしください。
【目次】
・デトックスのやり方を探る前に!
・デトックス効果あり!食材で簡単レシピ
・デトックスで顔や体のむくみやくすみを撃退!プロのやり方&アイテム
・編集部厳選!髪&頭皮デトックス!やり方&アイテム
・心のデトックス!リラックスするやり方
デトックスのやり方を探る前に!
デトックス効果が期待できる野菜
教えてくれたのは…管理栄養士・料理研究家・インナービューティスペシャリスト 関口絢子さん
\デトックス効果が期待できる野菜/
・タマネギ(アリシン・オリゴ糖)
・トマト(リコピン・βカロチン)
・セロリ(ビタミン・ミネラル・食物繊維)
・キャベツ(ビタミンU・ビタミンC)
・ニンジン(βカロチン・抗酸化力)
・ピーマン(カプシエイト)
「これら以外にも、低カロリーで食物繊維が豊富なキノコ類や、ビタミンとミネラルが豊富なブロッコリー、腸内環境を正常にするゴボウもオススメ」(関口さん)
とにかく摂取カロリーを減らせば痩せられるってホント?真相を管理栄養士に直撃 【美容の常識ウソ?ホント?】
美肌効果満点!5つのデトックス春野菜
教えてくれたのは…ファッション&ライフスタイルプロデューサー・野菜ソムリエ Atsushiさん
キレイになる& ダイエットレシピが評判のAtsushiさん曰く、春野菜は、「冬の寒さに耐えて育ち、生命力にあふれ、栄養価が高い」のだそう。β-カロテン、ビタミンB 群、Cなど美肌のマストが多く、春野菜独特の苦みである植物性アルカロイドにはデトックス効果も。
「新陳代謝が活発になる春に、春野菜で冬の間にため込んだ老廃物や毒素をしっかり排出することで腸がキレイになり、美肌へ導くとも言われています」(Atsushiさん)
【美肌にマストな5つの春野菜!】
<春キャベツ>
普通のキャベツよりやわらかくて甘く、巻きが緩め。特にビタミンC やβ-カロテンが豊富。ビタミンCは外葉と芯葉に多く含まれる。熱で壊れやすいので、さっと加熱する程度で。
<菜の花>
独特の苦みがおいしい。不足しがちな鉄、葉酸のほか、ビタミンやミネラルのバランスが良く、栄養価が高い。β-カロテンは粘膜を強化して美肌に。ビタミンCが壊れやすいので短時間加熱で。
<新玉ねぎ>
通常の玉ねぎより水分が多く、甘い。甘み成分のオリゴ糖は腸内環境を整え、硫化アリルは血流を改善し、ツヤ肌に。ケルセチン( ポリフェノール)の抗酸化作用はエイジングケアにも。
<アスパラガス>
ビタミン類をバランス良く含み、ゆでても栄養成分が流れにくい。美肌、アンチエイジングに効くβ-カロテンが豊富。アスパラギン酸がたんぱく質の合成を促し、カリウムがむくみを解消。
<たけのこ>
豊富な食物繊維とカリウムが、体内にたまった老廃物などをデトックス。ビタミンB2、亜鉛など美肌に効く栄養素も含み、低カロリーなのでダイエットにも。調理には水煮を使うと便利。
春キャベツ、菜の花、アスパラガス…旬の春野菜で身体の内側から透明ツヤ肌をゲット!
デトックス効果あり!食材で簡単レシピ
カリフラワーでデトックス!4品
教えてくれたのは…料理家・管理栄養士 美才治真澄さん
【カリフラワー】
<優しい甘さの、冬のビタミンC供給源!>
ブロッコリーか、カリフラワーか。そんな風に比べられて、栄養や味、彩り的にも緑黄色野菜のブロッコリーに押されがちなカリフラワーですが、実は美肌に欠かせないビタミンCは、ほぼ同じくらい含まれています。しかも、加熱しても失われにくいので効率良く摂取できるんです。私はよく、みそ汁に入れています。まっ白な蕾つぼみが美しいカリフラワーは、薄く切るとフリルみたいで、サラダのかわいいアクセントにもなるし、白い見た目で料理が洗練された印象に。そんなカリフラワーを今回は、焼く、漬ける、蒸すのレシピで。ゆでて食べるイメージが強いですが、生のままでも、優しい甘さと、よりこりこりした食感を楽しめます。
<栄養>
地中海原産。キャベツなどと同じアブラナ科で、ケールの野生種がルーツ。日本へは観賞用として明治初期に伝わり、戦後、食用として普及。旬は11~3月。黄緑やオレンジ、紫色のカラフルな品種もある。実は栄養素が豊富で、コラーゲンの生成を助け、美白や美肌、風邪予防にも有効なビタミンCも多い。カリフラワーのビタミンCは加熱しても失われにくい。便通を改善する不溶性食物繊維も豊富。デトックス効果のあるグルコシノレートなども含まれる。
<おいしい選び方>
キレイな白で、丸みがいびつでないもの、ずしりと重みがあるものを。花蕾(上の部分)は古くなると開くので、閉まっているものを。葉が新鮮で変色していないものを。ポリ袋に入れて冷蔵保存する。日もちはしないので、さっと下ゆでして冷凍しても◎。
【カリフラワーのステーキ クルミケッパーソース】
中心の部分をスライスしてソテー。森の木みたいな形もインパクト大!刻むだけのケッパーソースでお店の味に。
<材料1人分>
カリフラワー……1/6個(70g)(中心部を使用)
クルミ……大さじ2
薄力粉……適量
オリーブオイル……大さじ2
水……大さじ3
A[塩漬けケッパー……大さじ1(塩つきのままざく切り)、パセリ……大さじ1(みじん切り)、レモン汁……小さじ1]
<作り方>
(1) カリフラワーは中心部から縦に2cm幅に切った1枚を用意する。薄力粉を薄くはたく。
(2)クルミは粗く刻む。
(3) フライパンにオリーブオイルの半量を入れて中火で熱し、(1)と(2)を入れ、両面が色づくまでよく焼く。残りのオリーブオイル、水、Aを加え、フライパンをゆすってソースを絡める。
【フレッシュカリフラワーのマリネ】
漬ける時間も短く、酸味もマイルド。カリフラワーは薄切りにすると味が染みやすい。
<材料1~2人分>
カリフラワー……1/2個(200g)
紫玉ねぎ……1/4個
ディル……2本
A[赤ワインビネガー……大さじ2、塩……小さじ1/3、粗びき黒こしょう……適量、オリーブオイル……大さじ1]
<作り方>
(1)カリフラワーは小房に分け、5mm幅の薄切りにする。
(2)紫玉ねぎは薄切りにする。ラップで包み、電子レンジ(600W)で30秒程加熱する。
(3)ボウルに(1)、(2)、刻んだディルとAを和え、15分程置いて味をなじませる。
【マッシュドカリフラワー】
マッシュポテトより低カロリーで軽い食感。鍋の中でつぶせるので作りやすい。
<材料 作りやすい分量>
カリフラワー……1/2個(200g)
にんにく……1片
A[牛乳……100ml、酒……大さじ3、粉チーズ……大さじ1、バター……小さじ1、塩……小さじ1/6]
バゲット……適量
<作り方>
(1)カリフラワーは小房に分ける。にんにくはざく切りにする。
(2)(1)とAを鍋に入れ、蓋をして弱火にかけ、15分程蒸し煮にする。
(3)汁気がなくなったら火を止め、フォークなどを使い、鍋の中でつぶす。器に盛り、焼いたバゲットを添える。
【カリフラワーとシラスのチーズ混ぜごはん】
カリフラワーのビタミン、シラスとチーズのたんぱく質が美肌へ導くひと皿。ごはんに混ぜればかさ増しされて、ダイエット中にもおすすめ。
<材料1人分>
カリフラワー……4房(100g)
シラス干し……大さじ4
フェターチーズ……40g
ごはん……200g
塩……小さじ1/6
<作り方>
(1)カリフラワーの小房を3~4等分に切る。
(2)(1)とシラス干しを軽く混ぜ合わせてラップに包み、電子レンジ(600W)で2分程加熱する。
(3)ボウルに温かいごはん、(2)、ほぐしたフェターチーズと塩を混ぜ合わせ、食べやすい大きさに握る。
冬は『カリフラワー』でビタミンC摂取! 簡単レシピをご紹介|家呑みごはん #22
きのこでデトックススープ!4品
教えてくれたのは…ファッション&ライフスタイルプロデューサー・野菜ソムリエプロ Atsushiさん
【きのこで巡りをよくしてスッキリ!】
きのこのカリウムに加え、食物繊維もたっぷりとって腸内の毒素もデトックス。そうして巡りが良くなると代謝もアップするので、さらなる小顔効果も!
【えびときのこの粒マスタードスープ】
食物繊維が豊富なきのことエビのうまみで料理上手の味。マスタードでほんのりエスニック風味。
<材料2人分>
殻つきエビ……10尾
エリンギ……2~3本(100g)
マッシュルーム……6個(60g)
セロリ……1/2本(50g、葉も含む)
にんにく……2片
オリーブオイル……大さじ 1
水……400ml
A(固形コンソメ……2個、粒マスタード……大さじ2、白ワイン……大さじ2、イタリアンパセリ……好みで)
<作り方>
(1)エリンギは食べやすい大きさ(5mm厚さ程度)に切る。マッシュルームは半分に切る。
(2)セロリは茎は5mm厚さの斜め切りに、葉はざく切りにする。にんにくはみじ ん切りにする。
(3)鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ、(2)を炒める。香りが出たらエビと(1)を入れ、炒める。
(4)水を加える。沸騰したらアクを取り、Aを入れて味を調える。器に注ぎ、好みでざく切りにしたパセリを散らす。
【きのことのりのスープ】
海藻類もむくみ改善のお助け食材。豊富なミネラルが水分代謝を正常にしてくれるから、とって正解!
<材料2人分>
しいたけ……3個(45g)
しめじ……1/2パック (50g)
にんにく……2片
ごま油……大さじ1
水……400ml
A(シラス干し……100g、焼きのり……1枚(3g。手でちぎる)、モズク酢……2パック)
B(昆布だし……1袋(8g)、酒……大さじ1、ナンプラー……大さじ1)
<作り方>
(1)しいたけは石突きを取り、5mm幅の薄切りにする。しめじは手でほぐす。にんにくはみじん切りにする。
(2)鍋にごま油を入れて中火にかけ、にんにくを炒める。香りが出たら水を加える。
(3)沸騰したらしいたけとしめじを加える。アクが出たら取る。
(4)Aを加える。ひと煮立ちしたらBを入れ、味を調える。
【きのこと豚肉の黒酢オイスターソーススープ】
なめたけ+えのきの食物繊維でデトックス効果アップ。美容効果の高い黒酢は代謝も促進。小顔の即効性も!?
<材料2人分>
豚ヒレ肉……150g
えのき……1袋(100g)
なめたけ……50g
乾燥わかめ……10g
にんにく……2片
ごま油……大さじ1
水……400ml
A(昆布だし……8g、黒酢……大さじ2、オイスターソース……大さじ1)
<作り方>
(1)豚肉は食べやすい大きさに切る。えのきは石突きを取って半分に切り、ほぐす。にんにくはみじん切りにする。
(2)鍋にごま油を入れて中火にかけ、にんにくを炒める。香りが出たら豚肉を入れ、炒める。
(3)水を加える。沸騰したら、えのき、なめたけ、乾燥ワカメを加える。アクが出たら取る。
(4)Aを入れて味を調え、ひと煮立ちしたら火を止める。
【しめじピリ辛ごまスープ】
豆板醤はお好みの量で。辛さで体もあったまります。にらもカリウムが豊富なのでざくざく入れて。
<材料2人分>
しめじ……1/4パック(25g)
にら……好みの量
水……200ml
A(昆布だし……1/2袋(4g)、豆板醤……小さじ1、おろしにんにく……少量、白ごま……大さじ1、塩……適量)
<作り方>
(1)しめじは手でほぐし、にらは粗みじんに切る。
(2)マグカップにしめじと水を入れてラップをかけ、電子レンジ(500W)で3分加熱する。
(3)Aを入れてよく溶かし、にらを加える。
きのこで小顔効果!?スッキリ顔をつくる秋のきのこスープレシピ
たけのこでデトックス!4品
教えてくれたのは…料理家 村山由紀子さん
【たけのこにはデトックス効果も】
毎年、今頃になると食べたくなるのが竹の子ごはん。春の野菜はデトックス効果があると聞きますが、まさにデトックスしどきなのかもしれません。竹の子はいただくことも多いのですが、アク抜きをしっかりしないと、エグくてびっくりするくらいおいしくない!普段使いには水煮が便利です。下ゆでしてあるので調理しやすいし、水煮なら一年中食べられます。ものによって「においが気になるな」というときは、熱湯にさっとくぐらせて使っています。今回は水煮を使って、ちょっと濃いめに味をつけたレシピ。球磨焼酎のジャスミンティー割りや、さっぱりとした白ワインに合わせていただきます!
<栄養>
イネ科の植物で、食用となるのは若芽の部分。生長が早く、土から出てきた直後だけ食べられる。一般的に流通する孟宗竹の旬は3〜4月。豊富な不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収して膨らみ、満腹感が得られる。また、有害物質を排出し、腸の活動を活発にして便秘を解消。ゆでた竹の子の節などにつく白い粒はアミノ酸の一種のチロシンで、精神疲労回復効果も。デトックス効果のあるカリウム、美肌にマストな亜鉛も含む。
<おいしい選び方>
土から出て日に当たる時間が長い程アクが強くなるので、伸びすぎていないものが良い。手に入れたら早めにゆでてアク抜きをし、皮をむき、水に浸して冷蔵保存を。アク抜きには米ぬかが定番。
【竹の子のナムル】
和えるだけ!火を使わず作れる簡単ナムル。2〜3日冷蔵保存できます。
<材料2~3人分>
竹の子水煮……150g
A[すりごま(白)……大さじ1、塩……小さじ1、薄口しょうゆ……小さじ1と1/2、おろしにんにく……少量、ごま油……大さじ1、ラー油……小さじ1〜2]
<作り方>
(1)竹の子は短冊切りにする(縦3cm、横1cm、厚さ1mm程を目安に)。
(2)Aをボウルで混ぜ合わせ、(1)を加えて和える。
【竹の子と高菜のナンプラー炒め】
高菜漬けのうまみと酸味も調味料になる、エスニック風炒め。ごはんのおかずにも。
<材料2~3人分>
竹の子水煮……220g
豚こま切れ肉……100g
高菜漬け……150g
A[砂糖……小さじ2、酒……大さじ1、ナンプラー(またはしょうゆ)……大さじ1、水……大さじ3、片栗粉……小さじ2]
サラダ油……小さじ2
<作り方>
(1)竹の子は食べやすい大きさの短冊切りにする。高菜漬けはさっと水洗いして汁けをしっかり絞り、竹の子と同じくらいの長さに切る。
(2)フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、豚肉を炒める。火が通ったら(1)を加え、1分程炒める。
(3)Aをよく混ぜ合わせて加え、とろみが出るまで全体を大きく混ぜる。
【竹の子と鶏手羽先のバルサミコしょうゆ煮】
お酒が進む、ちょっと濃いめの味。鶏手羽先は煮込むことで肌のハリに欠かせないコラーゲンがじわっと出てきます。
<材料2~3人分>
竹の子水煮……220g
鶏手羽先……5本
いんげん……4本
A[砂糖……大さじ2、しょうゆ……大さじ3、バルサミコ酢……大さじ2、水……200ml]
みりん……大さじ1
オリーブオイル……小さじ1
<作り方>
(1)竹の子は1.5cm厚さの食べやすい大きさのくし切りにする。いんげんは下ゆでし、3cm長さに切る。
(2)フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱する。鶏手羽先を入れ、皮目に焼き色がつくまで焼く。
(3)竹の子とAを加える。ひと煮立ちしたら弱火にし、落としぶたをして20分煮込む。
(4)いんげんとみりんを加え、全体を混ぜながら中火で1分程煮込む。
【竹の子のロースト、アンチョビとオリーブのソース】
食材を刻むだけのソースは焼き魚やグリルチキンにも。オイルでのばせばドレッシングにもなる!
<材料1人分>
竹の子水煮……220g
オリーブオイル……大さじ1
〈ソースの材料〉
アンチョビ(オイル漬け)……6g(1尾)
グリーンオリーブ(種なし、塩水漬け)……30g(12~13個)
パセリ……適量
ケイパー(酢漬け)……6g(小さじ1強)
おろしにんにく……少量
オリーブオイル……大さじ2と1/2
<作り方>
(1)竹の子は1cm厚さの大きめのくし切りにし、全体にオリーブオイルを絡める。
(2)ソースを作る。アンチョビ、オリーブ、パセリ、ケイパーはみじん切りにし、そのほかの材料と共に混ぜ合わせる。
(3)トースターや魚焼きグリル、金網などを使い、竹の子の表面に焼き色がつくまで焼く。器に盛り、(2)をかける。
春を感じる『竹の子』は、食物繊維たっぷり!|家呑みごはん #14
ごぼうとひじきのデトックスサラダ
教えてくれたのは…美容エディター 門司紀子さん
【ごぼうはお腹のお掃除食材】
食物繊維が豊富で“おなかのお掃除食材”としてメジャーなゴボウ。食物繊維による便秘解消や血糖値を下げる効果などに加え、代謝を促し美肌をサポートするアルギニンやむくみを和らげるカリウムなども含み、さりげなくキレイを引き上げてくれる食材です。ゴボウのサラダというとマヨネーズ系の味付けが一般的なような気もしますが、今回は胡麻油と醤油、酢のあっさり系のドレッシングで。食物繊維やカルシウム、鉄分なども豊富なひじきと組み合わせて、よりデトックス効果の高いひと皿に。
<材料>
ごぼう……1/2本
生ひじき(なければ乾燥ひじきでもOK)……好みの量で
胡麻油……大さじ1
醤油……大さじ1弱
酢……大さじ1
きび砂糖……小さじ1/4弱
すり白胡麻……好みの量で
<作り方>
(1)ゴボウは削ぎ切りに。
(2)削ぎ切りにしたゴボウを水に10分ほど浸し、アクをぬく。
(3)ゴボウを沸騰したお湯に入れ、サッと茹でる。
(4)水気を切ったゴボウと、水で軽く洗った生ひじき、胡麻油、醤油、酢、きび砂糖、すり白胡麻をボウルに入れ、味を調える。
(5)皿に盛ってできあがり!
デトックス効果てきめん!「ゴボウとひじきのあっさりサラダ」Today’s SALAD #78
パクチーのデトックスサラダ
【パクチーはアンチエイジング&デトックス効果が期待できる】
独特な風味が苦手という人も多く、好みが二分されるパクチーですが、実はキレイにこだわる『美的』世代なら積極的に取り入れていきたい食材です。パクチーはコリアンダーや香菜(ツャンツァイ)とも呼ばれ、エスニック料理では香辛料としてもおなじみ。ビタミンA、B2、Cなどビタミン類が豊富なうえ、体の中に溜まってしまった重金属などの毒素の排出を促してくれたり、抗酸化効果も抜群。アンチエイジング&デトックス効果が期待できるパクチーは、モリモリ食べて損なし! ただし、オレンジやキウイなどと同様に紫外線を浴びることで活性化して肌にダメージを与える「ソラレン」を含んでいるので、外出前の朝にとると日焼けしやすくなってしまうことも。朝や昼間ではなく断然、夜にとるのがおすすめです。
<材料>
パクチー……1/2~1束
トマト……1個
練り胡麻……大さじ1
醤油……小さじ1
黒酢(酢でもOK)……大さじ1
砂糖……少々
すり胡麻……お好みで
松の実……お好みで
<作り方>
(1)パクチを洗い、食べやすい長さにカット。トマトは輪切りに。
(2)お皿にトマトを並べる。
(3)練り胡麻、醤油、黒酢(酢)、砂糖を混ぜて胡麻だれを作る。
(4)(2)のトマトの上にパクチーを盛り、(3)のたれをかける。最後にすり胡麻と松の実をトッピング。
美容エディター・門司紀子のToday’s SALAD #4「パクチーとトマトの胡麻だれサラダ」
ケールたっぷりデトックスシーザーサラダ
教えてくれたのは…美容エディター 門司紀子さん
【ケールはデトックス効果抜群!】
今回のサラダの主役は、最近スーパーでもかなり見かけるようになったケール。βカロテン、ビタミンE、ビタミンCなど、キレイを底上げする栄養素が豊富なケール。活性酸素をデトックスして、肌や体のサビを防ぐ効果が絶大! 食物繊維もたっぷりなので、便秘解消にもひと役かってくれます。さらにリコピンの美肌効果が期待できるミニトマトを組み合わせ、あっさりとしたシーザードレッシング風の味付けに。チーズとナッツ類をトッピング、さらにドレッシングには食欲増進効果があり、プチプチ感が楽しいクミンシードを加えて、味わいにも食感にもひねりを。
※サラダには細かく縮れたような葉で柔らかく、苦味も少なくて食べやすいカーリーケールがおすすめ!
<材料>
カーリーケール……1~2枚
ミニトマト……5~8個程度
マヨネーズ……大さじ1
レモン汁……大さじ1
無調整豆乳……大さじ1
塩こしょう……適宜
クミンシード……お好みで
パルミジャーノ・レッジャーノ(または粉チーズ)……適宜
お好きなナッツ・シード類……適宜
<作り方>
(1)ケールを5~8mm幅くらいに細かめに刻む。ミニトマトは半分にカット。
(2)ドレッシングを作る。ボウルにマヨネーズ、レモン汁、無調整豆乳、塩こしょうを入れて混ぜる。
(3)(2)にクミンシードを好きな量、加える。
(4)お皿に野菜を盛り、ドレッシングをかけ、ナッツやシード類、パルミジャーノ・レッジャーノを削りながらトッピング。
デトックス効果抜群のケールで美肌リニューアル!【ケールたっぷりシーザーサラダ】Today’s SALAD #57
ひじきとおかひじきのデトックスサラダ
教えてくれたのは…美容エディター 門司紀子さん
【ひじき&おかひじきは美肌&むくみにバッチリ!】
ひじきは骨粗しょう症を防ぐカルシウム、便秘の改善やデトックスに効果のある食物繊維、血液循環に関わる鉄分やマグネシウムがとくに豊富。低カロリーなのに栄養分たっぷりで、ダイエット、美肌、冷え性改善にも効果抜群です。乾燥ひじきを使ってもいいのですが、今回は戻さずにそのまま使える生ひじきを使用。おかひじきには塩分排出をサポートするカリウムや、抗酸化効果の高いβカロテンがたっぷり。美肌やむくみ対策にもばっちり!
<材料>
生ひじき……100g程度
おかひじき……1パック
玉ねぎ(今回は紫玉ねぎを使用)……1/2個
酒……小さじ1
しょうゆ……小さじ1
みりん……小さじ1
塩……少々
胡麻油……大さじ1
ポン酢……大さじ1
すり胡麻……大さじ1
<作り方>
(1)おかひじきを茹でる。沸騰したお湯に入れて、2分ほど茹でればOK。
(2)おかひじきの水気を切り、食べやすい大きさに長さ3cm程度にカット。
(3)玉ねぎは薄切りにする。
(4)スライスした玉ねぎは10分程度水にさらしてから、塩を軽くふってさらに10分程度置く。
(5)生ひじきは1パックまるごと、鍋で軽く炒めて下味をつけておく。酒、しょうゆ、みりんを加えて炒め、火を通す。サラダに使用しない分は、ジップつき保存袋などに小分けにして、冷凍しておくとさまざまな料理に活用できて便利。
(6)ボウルにおかひじき、ひじき、玉ねぎを入れ、胡麻油、ポン酢、すり胡麻を加えて味付けをする。
(7)皿に盛ってできあがり!
女性の全方位キレイを支える!【ひじきとおかひじきのサラダ】today’s SALAD vol.64
スパイス白湯
教えてくれたのは…看護師・健康コンシェルジュ 市野さおりさん
【スパイス白湯はデトックスだけでなく代謝もUP!】
デトックス目的で飲んでいる人も多い、朝1杯の白湯。スパイスを足すことで、冷え取りやダイエット、代謝促進にもさらなるパワーを発揮するのだそう。「体の冷えは白湯でも防げますが、スパイスを加えることでその効果が持続するのが利点。その日の体調や目的に合わせて飲むのがおすすめです。腸が空っぽの起床直後に飲むのが理想ですが、ダイエットで冷え取りをするなら、出かける前に飲むと体がポカポカに」(市野さん)
<胃腸の冷えを解消し脂肪や老廃物の蓄積をセーブ>
<ブラックペッパー>
胃腸を温めるブラックペッパーは消化不良や食欲不振、下痢などの胃腸トラブルに有効です。カップに3振りが目安。また、クミンパウダー2:コリアンダーシードパウダー2:ブラックペッパー3のブレンドにするとさらに温まりガス太りにも効果的。
デトックスで顔や体のむくみやくすみを撃退!プロのやり方&アイテム
美容家・小林ひろ美さんの乳液デトックスマッサージ
教えてくれたのは…美容家 小林ひろ美さん
【顔がむくんだり血行不良でくすんでいるときに】
(1)乳液をたっぷりのせて額の上側→眉へマッサージ
しっとりとした乳液でマッサージすることで、毛細血管や細い静脈を押し流してポンプ機能を助けるメソッド。洗顔後、タオルで拭いてから、たっぷりの量の乳液を顔にのせ、手根で左右の額を流して。
(2)こめかみからあごまでしっかりと流す
中指と薬指で、こめかみ→目頭の横→頬の下→エラ部分まで流します。
「ゆっくり深呼吸しながら、片側2回ずつ行って。血行が良くなり透明感が出てきます」(小林さん)
(3)鎖骨のポケットへリンパを流す
(2)の最終地点、エラの辺りから首筋を通って、鎖骨のポケットへ流します。
「片側ずつ、1から3をセットで行うとスッキリ。むくんだり血行不良を感じたときに行えば、即効性を感じられるはず」(小林さん)
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【時間のある日は湯上がりにデトックスマッサージを】
老廃物やコリをしっかりと除去しつつ、リラックス効果で夜の眠りモードへと切り替えるひろ美さん考案の夜用マッサージ。オイルをたっぷりと使うのがポイントです。
<マッサージでの注意点>
□ オイルを多めに使って肌滑り良く
□ 鎖骨まで流す。首元のあいた服で
(1)額から耳まで流し落とす
額に両手を当て、手のひら全体でさすり下ろす。眉上まで下ろしたら、眉尻→こめかみ→耳の前まで。老廃物を流し落とす。
(2)耳から首筋、鎖骨まで
続いて、耳の前→下あご→首筋とさすり下ろす。仕上げに鎖骨の下を数秒間指圧。鎖骨は老廃物をろ過するポイント。
(3)フェースラインを流す
右手をチョキにして左あごを挟み、あご先から耳までさすり流す。仕上げに耳を手前に折る。逆側の右あごも、左手で同様に。仕上げに「耳餃子!」耳たぶを手前に折る。
(4)首筋をしごき流す
首筋を流す。4本の指全体を使って、老廃物をしごき落とすように。このとき、頭を逆側に傾けると流しやすい。
(5)咬筋をもみほぐす
かみ合わせに拳を押し当て、らせんを描くように押しもむ。ここはコリのたまりやすい部位なので、やや強めの力でOK。
(6)顔の中心からこめかみへ流す
顔の中心部の老廃物を流す。小鼻横からこめかみにかけて、4本の指を滑らせるように、軽い力でさすり流す。
(7)Tゾーンのコリほぐし
鼻筋から眉に沿ってマッサージ。カギ形にした親指の第1関節を小刻みに動かして、細かく肌に軽い刺激を与える。
(8)額をのしのし流す
額の中央からこめかみ方向に向かって、手のひらでのばすイメージで、さすり流す。右手で右へ→左手で左へ、と交互に5回。
(9)仕上げに下へとさすり流す
額から耳の前を通って、首筋→鎖骨までさすり流し、最後に鎖骨下を指圧。オイルがベタベタ残るなら、蒸しタオルで押さえて終了。
お風呂上りはオイルを使ったマッサージで憧れのスベスベ美肌に! おススメオイルもご紹介
H&M・小田切ヒロさんの小顔デトックスアイテム
教えてくれたのは…ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロさん
【巡りなくして小顔ナシ!】
人間の体の60~70%は水分。水分の循環が正常に行えていれば大顔はおのずと防げる、というのが小田切さんの見解。
「僕自身は常温の水を1日2l以上飲んでいます。むくみや冷えに悩まされやすい人は、デトックス効果のあるシリカを常温の水に加えてみて」( 小田切さん)
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人気H&M小田切ヒロさん直伝!いつも、いつまでも小顔美人であるために忘れてはいけない8つのこと
整体師・九嬢由起子さんの毒素排出ストレッチ
教えてくれたのは…整体師・肛筋トレーナー 久嬢由起子さん
両脚を肩幅の広さに開いて立ち、ひじを伸ばして両手を壁につく。上半身を前傾させたらつま先を上げ、肛門を締めて息を吐きながら8秒間キープ。これを3セット行うとデトックスになる。
話題の「肛筋トレ」|キュッと締めたら効果抜群! 道具なしで楽しくエクササイズ♪【難易度別】
皮膚科医の美肌デトックスサプリメント
教えてくれたのは…皮膚科医・『まいこ ホリスティック スキン クリニック』院長 山崎まいこ先生
【疲れを集中デトックスするサプリメント】
腸内の粘膜を修復し、夏に蓄積した疲れをリセット。味覚の秋、食べすぎ時の集中デトックスにも◎。
b. 体内の巡りに特化した4種類のサプリメントからなる30日間のプログラム。
DR. CLEANZ MEGURU30 ¥30,000
美人女医のポーチの中身大公開|体の内外からケアしてゆるがない美肌をキープ!
プロ推薦!デトックス効果満点の泥入浴剤
教えてくれたのは…日本入浴協会理事 古谷暢基さん
【泥風呂で疲れや汚れをデトックス!】
泥風呂の期待できるいちばんの効果といえば、吸着・排出効果。また、たっぷりのミネラルがあれた肌をしっとりと癒してくれる。ぬるめのお湯で20分程ゆっくりつかると体がぽかぽかに♪ おすすめ入浴剤5つをご紹介します。
こんな人におすすめ♪
・疲れがたまっている
・汚れをしっかり落としたい
・自然治癒力を高めたい
【酒かす入り風呂でほっこり温まりながら開運も自然素材を生かした食品グレードの質で安心感◎】
マザーアース・ソリューション クレイド ONE TIME 1包 ¥500
アメリカ西海岸のパワースポットとして有名な砂漠からとれる高品質なクレイ。
【効果で選べるのがユニークな仏産クレイ】
ナチュラルコスメティクスバー クレイル レッド 70g ¥1,000
フランス・オーベルニュ地域の火山から抽出。目的に合わせて選べる5色あり、レッドは血行UPや脂肪燃焼に。
【清浄&炭酸効果で肌も体もスッキリ健やかに】
バスクリン きき湯 クレイ重曹炭酸湯[医薬部外品] 360g ¥900(編集部調べ)
重曹&クレイが肌あれや湿疹を和らげる。
疲れや汚れをデトックス! 自宅で簡単「泥風呂」でぽかぽかボデイに♪
編集部厳選!髪&頭皮デトックス!やり方&アイテム
頭皮のデトックス厳選3品
【クリーンな頭皮で後に続くケアの効果が格段にアップ】
THREE スキャルプ&ヘア トリートメント リムーバー 60ml ¥4,800
ベースに植物油を採用。毛穴に詰まった皮脂や汚れを、スピーディかつ穏やかに一掃する。
【使えば使う程、頭皮の活力を高めて強く美しい髪をゲット】
シスレー ヘア リチュアルフォーティファイング セラム フォー ザ スカルプ 60ml ¥19,800
ミネラルやビタミンなどの有効成分を高濃度にブレンド。
【豊かな髪が育まれる、バランスの良い健康的な頭皮環境へ】
ビューティーハウスヘルシー ジョジアンヌロール エッセンスキャピロールAC 28ml ¥8,400
頭皮への優しさにこだわり、天然成分100%で作られた美容液。
“心の解毒”をして晴れやかに秋を始めよう|ハル子さんの美容金言 vol.40
心のデトックス!リラックスするやり方
医師のストレスマネイジメント術
教えてくれたのは…成城松村クリニック院長 松村圭子先生
【リラックスする時間を増やして、心に余裕を!】
「女性ホルモンの分泌を指令する視床下部には、自律神経をコントロールする働きもあります。そのため、ストレスで自律神経が乱れていると、ホルモンバランスも乱れてしまうのは当然のこと。ストレスや緊張で交感神経が優位な状態が多すぎる日常に、もっとリラックスする余裕と時間を増やしましょう。責任感を持って仕事を頑張るのはいいことだけれど、四六時中、縛られている状況は問題。忙しい人程、オンとオフの切り替えが必要です。また、不安や怒り、不満などのマイナス感情も自律神経やホルモンバランスを乱す要因。いつまでも引きずらないように、切り替えの気持ちを!」(松村先生)
【思いきり泣いたり、物に当たるのも医学的に有効】
「負の感情のデトックスには、思いきり涙を流すのがおすすめ。悔し涙ではなく、あえて“泣ける”映画やドラマ、小説などを選んで、声を出して泣きましょう。また、紙を思いきり破ったり、クッションを殴ったり…物に当たるのも、手っとり早いストレス発散法です」(松村先生)
ストレスは女性ホルモンの敵! 自律神経バランスUPのストレスマネジメント術を女医が指南
トータルビューティーアドバイザーが薦める“心の解毒”法
教えてくれたのは…トータルビューティアドバイザー 鈴木ハル子さん
病は気からというように、心が晴れやかになると、体の不調も感じにくくなります。
まず、真っ白な紙に、イヤだなと思うことや反省したいことを思うままに書いてみてください。同じ紙でいいので、感謝したいことも書きましょう。こうして書いた紙をじっくり見たらすぐに捨てちゃいます。すると、ものすごくスッキリするんです!「私って、こんなこと感じているんだ」と改めて認識し、さらに、「こんなに感謝できるなんて、恵まれているな」と思えて、それが心の支えとなります。このように、“アウトプット”することが大切なんです。
お風呂で頭皮マッサージをするのもいいですね。こめかみや頭頂部のツボ「百会」を軽くプッシュするとスッキリします。また、朝食の際に解凍した「冷凍ケールジュース」にオーガニックのえごまオイルを数滴垂らし、レモンをしぼって飲むと体の内からの解毒になります。
解毒するのは、良いものを取り入れるための大事なプロセス。澱ませていては入ってきません。疲れMAXなときこそ、スッキリすることを知っている人が勝ち。自分のメンテナンスのために時間をしっかりととりましょう。秋以外でも心が疲れたな…と感じたら実践してみてくださいね。
“心の解毒”をして晴れやかに秋を始めよう|ハル子さんの美容金言 vol.40
※価格はすべて税抜です。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。