ヘアスタイル・髪型
2022.10.16

黒島結菜さん風に近づく【15の髪型実例】決め過ぎない黒髪系ヘア

女優、黒島結菜さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。決め過ぎないけど美しさが引き立つ黒髪を活かしたナチュラルなスタイルを集めました!

黒島結菜さん風の髪型って?

黒島結菜さんといえば黒髪を活かしたヘアスタイルが特徴で、ショートやボブのイメージが強く、ドラマ「ちむどんどん」ではその時代に合ったレトロなボブが印象的です。ミディアムヘアにしていた時も。大人っぽく洗練されたスタイルでした。

ドラマ「ちむどんどん風」前髪なしのレトロ風ボブ【5選】

【1】三角形シルエットのふんわりボリュームボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪を6:4で分ける。裾はあごラインのやや前下がりのワンレンベース。顔周りの毛束をリップラインでカットしサイドと差をつけ、毛先の動きを見えやすくする。表面にグラデーションカットを入れ、三角形の角を取って柔らかい印象に。
  2. 全体の毛先に22mmのロッドでワンカールのデジタルパーマをon。デジタルパーマはアイロンで巻いたようなくりっとしたカールがつきやすく、忙しい朝でもしっかりボリュームを出すことができる。
  3. カラーは9トーンのシナモンベージュに透け感のあるブルーアッシュをMIX。落ち着いた中にも柔らかさと透明感のあるこなれカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かすとき、まず分け目と反対側に髪を流しながら乾かし、7割乾いたら分け目に戻して乾かすと前髪が立ち上がりやすくなる。さらに前髪の根元を立ち上げなら、温風と冷風を繰り返しあてると◎。裾は毛束を耳前、耳後ろ~後頭部のセンターに左右それぞれ分け、ねじりながら乾かすとデジタルパーマが復活する。
  2. ヘアバームを毛先にもみ込み、ふわっとした立体感を出せば完成。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん

 

【2】パーマでカール感を出した耳かけボブ


【how to“ベース&カラー”】

  1. 表面にレイヤーを入れた、肩上のグラデーションボブベース。
  2. 前髪は8:2で分け、リップラインでカットします。前髪とサイドを繋げないことで、顔周りの動きを出しやすくなる。
  3. 全体の毛先から中間にかけて細めのロッドで内外MIXしてパーマを。毛先がランダムに動き大人っぽくなる。
  4. カラーは8トーンのパールブラウンで、内側のみ11トーンのブラウンで。パッと見はツヤのある上品ブラウンですが、内側の毛先からチラッとハイトーンカラーを覗かせることで都会的な遊び心をプラス。


【how to“スタイリング”】

  1. ドライヤーでまず根元をしっかり乾かす。毛先はパーマで作ったカールを持ち上げながら軽く乾かして。毛先にカール用ムースを揉み込みランダムな動きを出す。裾に外ハネをプラスして、全体が丸いシルエットにならないように意識する大人っぽい印象に。
  2. 前髪は根元を持ち上げキープスプレーを吹きかけ、毛先はサイドに流す。片側を耳にかけてすっきりさせれば完成です。あえて左右をアンバランスにし、キメ過ぎないように作るのが色っぽさを引き出すポイント。

担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん

 

【3】こなれ感と軽やかさが出る立体感ボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 表面にスライドカットでところどころ短い毛束を作った、あごラインのワンレンベース。
  2. 丸顔の重心を下げて見せたいので裾を26mmのアイロンでワンカールの内巻きに。さらにハチ上の表面の毛束をリバースカールにし、トップ付近にもボリュームを。表面に短い毛束があるのでふわっとした立体感が出る。この裾とトップのボリューム感が丸顔をカバーするカギに。
  3. カラーは10トーンのアッシュ系になじみのいい細かいハイライトをon。ハイライトで表面の立体感が際立ち、こなれ感と軽やかさがプラスされる。またヌケ感のあるカラーにすることでより大人っぽい印象にも。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かすとき、トップの根元を左右にかき上げながら乾かすと自然な立体感が出て◎。乾かす前には裾にオイルを揉み込んで保湿することも大切。
  2. ベースのケアをきちんとした上で、ややパサッと仕上がるパウダー系のスプレーワックスで毛先を動かす。きれいにまとめ過ぎないラフなボブは大人の余裕を演出。またこのボブはサングラスやハットなどとも相性抜群。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 古谷貴洋さん

 

【4】パーマを使ったエアリーなワンレンボブ

【how to“ベース&パーマ”】

  1. あごラインのワンレンベース。レイヤーは入れず、裾を一直線の切りっぱなし風にすることで今っぽい仕上がりに。
  2. 表面に細めのロッドでスパイラル巻きのパーマをかけて。ワンカール以上の動きが出るように巻くと猫っ毛でもボリュームが出やすくなる。
  3. カラーは6トーンのブルーアッシュ。落ち着いたトーンの中に透明感がプラスされ知的な印象に。パーマの軽やかさとカラーの落ち着き効果で、どんなシーンでもサラッと決まるボフスタイルが完成。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングはパーマをかけた部分を水で濡らし、セミウエットなスタイリング剤を軽くもみむだけでOK。あえてスタイリングを頑張らないことでパーマのラフな質感を楽しめる。
  2. ボリュームダウンが気になったらかき上げるようにバサバサッと崩せばふんわり感が復活しこなれ度もアップ! また、湿気により逆にボリュームが出過ぎる人はバームなど重めのスタイリング剤で抑えると◎。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん

 

【5】ランダムカールで抜け感が出る耳掛けボブ


【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースは、前下がりのグラデーションボブをアゴラインでカット。全体をレザーでカットすることで、毛馴染みがよく柔らかい動きを出しやすくする。
  2. 後頭部は長さを残しながら軽さを出すよう、インナーにグラデーションを入れる。
  3. カラーは6レベルのアッシュブラウンに。暗めの中にも透明感や柔らかさを感じられ、光に当たった時の透け感がキレイな色味。


【how to“スタイリング”】

  1. パーマは、16〜18mmをメインに、中間から毛先にデジタルパーマをかける。
  2. スタイリングは、ラフに8割ほどドライした後、ソフトワックスとオイルを同量ミックスしたものを中間から毛先に揉み込む。オイルはツヤ感と束感を出してくれるので必ず混ぜて。
  3. 最後に、髪を上につまみ上げ、パラパラっと散らすように落とし、シルエットを整えたら完成。

担当サロン:Rougy (ロージ) 渡邊健太さん

 

ドラマ「時をかける少女風」ピュアショート【7選】

【1】きちんと感のあるひし形シルエットの丸みショート

【how to“ベース”】

  1. カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしている。
  2. トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイント。
  3. カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレー。この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かす。
  2. 襟足は首に沿わせるように。ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイント。
  3. 前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくする。
  4. 最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成。

担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん

 

【2】シンプルさが可愛いストレートショート


【how to“ベース&カラー”】

  1. 襟足ギリギリの長さでカットしたボブに、表面のみレイヤーを入れたスタイル。サイドはリップラインの長さで前下がりにカット。
  2. 前髪は、下ろすことも流すこともできる長さにして扱いやすく。サイドとの繋がりはやや長さを残し、黒目と黒目の間を軽くすることで今っぽいバングに。
  3. カラーは8レベルのフォギーベージュのベースに、表面に入れた13レベルのハイライトがアクセントとなり立体感をプラス。


【how to“スタイリング”】

  1. 前髪の分け目がつかないように乾かしたら、ストレートアイロンを使い丸みが出るようにさらっと通すだけの簡単スタイリング。硬毛の場合は、カールアイロンを低めの温度で使って軽くニュアンスをつけても。
  2. スタイリング剤は、オイルとシアバターを混ぜてから、全体に馴染ませたらフィニッシュ。襟足は浮かないようにしっかり押さえることも忘れずに。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) KOMAKIさん

 

【3】パーマでふんわり感を出したラフなショート

【how to “ベース&カラー”】

  1. ベースは前下がりのショートボブにカット。顔まわりトップには軽さが出るようにレイヤーを入れる。
  2. 前髪は目の上ギリギリの長さで切り、サンドバングとマッシュラインで繋げて丸みのあるスタイルに。量感を調整して、重すぎない印象としている。
  3. カラーは6レベルのアッシュグレーに。ダークカラーでありながら、透明感があり重さを感じさせず、屋外で太陽の光に当たった時には透けたように見える色味。

【how to “パーマ&スタイリング”】

  1. 23~25mmのロッドを使い、襟足以外に毛先ワンカールのパーマをかける。
  2. スタイリングは、キレイにまとめようとせずに、ドライヤーでざっと乾かすだけでOK。
  3. 乾いたらミルクやバターなどウェットな質感に仕上がるスタイリング剤を全体的に揉み込み、毛束感を整えたら完成。

担当サロン:Sui(スイ) 新地 琢磨さん

 

【4】ちょっぴりモードな丸みショート

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【how to“ベース&カラー”】

  1. えり足は、短くするのがトレンド傾向でもあり、後頭部に丸みを持たせることもできる。サイドは、耳が隠れる長さでカット。
  2. 前髪は目ギリギリでカットし、表面の髪でマッシュラインを表現する。
  3. カラーは5レベルのマットブラウンに。落ち着きがあり、光にあたると絶妙な透け感のある色味。

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【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで前髪からサイドまで毛先をワンカールさせて、毛流れをつくる。
  2. 毛量が多い人は、束感メイクできる重めのオイルを内側と毛先につける。
  3. サイドの内側だけ耳にかけ、表面は耳にかけずにセットすれば垢抜けマッシュショートの完成。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 杉本佳恋さん

 

【5】横顔美人が叶う耳掛けショート

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【how to“ベース&カラー”】

  1. カットベースはマッシュショート。トップにレイヤーを入れる。顔まわりを骨格に合わせてカットすることで、顔型を問わないマルチデザイン。
  2. 前髪は、長めのシースルーバングに。
  3. カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。髪の赤みを消しながら、透明感のある髪色に。自然光に当たった時の透け感が秀逸。

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【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. 髪を乾かし、前髪とトップの髪をストレートアイロンで軽く内巻きに。毛先にカールが出るように巻くのがコツ。
  2. ツヤ感と束感を出すスタイリングバームをえり足から、サイドの毛先、全体、前髪の順番でつけたら完成。

担当サロン:apish kokubunji (アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん

 

【6】丸みフォルムのツヤ感ショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. グラデーションベースの丸みショート。ツヤ感を出すため、ノンレイヤースタイルに仕上げている。
  2. 前髪は目ギリギリの長さで、バランスよく透けるよう狭めに設定。
  3. カラーは、ツヤ感と柔らかさを表現するトパーズブラウンに。落ち着いた色味で暖かみを感じるので冬にもオススメのカラーリング。

【how to“スタイリング”】

  1. 髪を乾かし、オイル、もしくはヘアバームをなじませる。ウェットな質感にするとツヤ感が出ておしゃれに。全体の質感が同じになるようにつけるとグッド。
  2. よりツヤ感や後頭部の丸みは欲しい場合は、ストレートアイロンをさらっと通しても◯。

担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん

 

【7】小顔見えが叶うふんわりショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. あごラインでカット。トップと正面にレイヤーを入れ、丸さとふんわりした立体感を出しやすく。
  2. 襟足は長めに残さずすっきりさせ、丸いシルエットを強調。
  3. 前髪はかなり深めからフルバングで取り目の上ギリギリでカットし、サイド表面の毛流れと自然と繋げる。
  4. ふんわりした質感を演出しやすい8トーンのアッシュグレージュに。

【how to “スタイリング”】

  1. かなり後ろから前髪を持ってきて指の腹で根元をジグザグこすりながら乾かし前髪に分け目がつかないように。
  2. トップの毛束を真上に持ち上げ、32mmのアイロンで根元付近に押し当て、挟まずにそのまま毛束がふんわりするよう毛先まで滑らせる。
  3. アイロンが苦手な人はトップを額から後頭部に向かって3つに分け、マジックカーラーで手前から内巻きふたつ、リバース巻きひとつ巻いてもOK。
  4. やわらかめのワックスを全体になじませ、前髪も毛先だけなじませサイドに流し軽く耳掛けをして丸いシルエットに整える。

担当サロン:XELHA(シェルハ) 石橋千紘さん

 

大人っぽい印象の「ミディアム」【3選】

【1】毛先を外ハネにした長め前髪のラフなミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. スタイルの鍵となる前髪は、リップラインに設定。抜け感が出るよう毛量を軽くする。
  2. 全体は鎖骨下の長さでカットし、表面にレイヤーを入れふんわり軽い仕上がりに。
  3. カラーリングは7レベルのフォギーベージュをチョイス。やや青みのある寒色寄りのベージュは、透け感や柔らかさといった春色にぴったりのカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで前髪をリバースに巻いて後ろに流す。毛先全体を外ハネに、表面は内巻きに巻くだけ。
  2. 最後にセット剤を中間~毛先に手ぐしを通すようにつけ、その後、前髪につけたらフィニッシュ。セット剤はシアバターとオイルのいいとこ取りをした、ソフトなセット力がある“クリームバター”がおすすめ。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【2】流れのある長め前髪の上品な外ハネミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨ラインでベースを前上がりでカット。顔まわりに丸みができるようレイヤーを入れることで小顔効果を発揮。
  2. 前髪は目にかかるくらいの長めで流れるように調整。
  3. カラーは7レベルのグレージュとラベンダーをミックスしたラベージュに。肌トーンをアップしつつ、ツヤ感を与える色味。黄色に退色した髪をキレイに染めるので、秋にぴったりのカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 鎖骨に当たってハネるように乾かすと、スタイリングがより楽々に。
  2. 32mmのアイロンでアウトラインを外ハネに、トップを内巻きにワンカール。アイロンはサラっと通すようにカールづけするのがコツ。
  3. ボリュームが欲しい場合、スプレーワックスを全体的に。広がりやすい人はポリッシュオイルを中間から毛先に手ぐしを通すようになじませてから、表面に塗布。髪の内側も忘れずに塗布すれば、1日スタイルをキープできる。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん

 

【3】童顔さんに似合う縦ラインを意識したミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨ラインの前上がりベースでサイドとバックは繋げてカット。
  2. 前髪は頬ラインからサイドに流れるようにカットする。顔周りにレイヤーを、全体の中間から毛先に毛量調整カットを。
  3. 全体の毛先に太めのロッドで内巻き1回転半のパーマをかける。パーマはアイロンで巻いたような質感になる、低温デジタルパーマがおすすめ。
  4. カラーは7トーンのアッシュベージュ。赤みがなく透明感が出るカラーなので、肌を白くキレイに見せる効果あり。落ち着いて見えますが透け感が出るので、上品な軽やかさもある。

【how to“スタイリング”】

  1. 先に根元を乾かしてから、全体を9割乾かす。手前からドライヤーの熱をあてると根元が立ち上がって◎。
  2. シアバターなどトリートメント系のスタイリング剤を全体の中間から毛先にもみ込む。
  3. 1回転半の内巻きパーマは毛先をランダムに動かしやすく、内・外に重なるカールを作れます。これが色っぽいヌケ感に。前髪にもスタイリング剤をなじませ、毛先をサイドに流せば完成。

担当サロン:joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ) 赤井希望さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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