“長め前髪×ヌケ感ミディ”で、童顔を味方にした色っぽさを手に入れて!
丸顔や顔のパーツが中央に寄っていると童顔に見られる傾向あり。ヘアで縦のラインを作ってあげると、グッと大人っぽい印象に変わります。とはいえ、ただ髪をストンと肩に落としただけでは色気ゼロ。肩先でラフに揺れる毛先やサイドに流れる長め前髪で、ふっと力の抜けたような色気を作り出せます。ここで重要なのが、長め前髪を流す位置。頬ラインで流すと、丸い輪郭を隠しながら毛先と一緒に視線をサイドに誘えます。これで丸顔の印象をカムフラージュでき、また単純に顔が隠れるので小顔効果にも期待大。このヘアはとても大人っぽく色気のあるスタイルです。これを童顔の人がやるからこそ、アンバランスさが魅力に。ふわっとヌケ感のある裾は、もともと柔らかな雰囲気がある童顔の人にベストマッチ。顔の悩みを克服するだけではなく、それを味方につけるスタイルです。
頬ラインで揺れる長め前髪が、縦長効果と小顔効果に!
【How to“ベース&カラー”】
鎖骨ラインの前上がりベースでサイドとバックは繋げてカット。前髪は頬ラインからサイドに流れるようにカットします。顔周りにレイヤーを、全体の中間から毛先に毛量調整カットを。全体の毛先に太めのロッドで内巻き1回転半のパーマをかけます。パーマはアイロンで巻いたような質感になる、低温デジタルパーマがおすすめ。カラーは7トーンのアッシュベージュ。赤みがなく透明感が出るカラーなので、肌を白くキレイに見せる効果あり。落ち着いて見えますが透け感が出るので、上品な軽やかさもあります。
【How to“スタイリング”】
先に根元を乾かしてから、全体を9割乾かします。手前からドライヤーの熱をあてると根元が立ち上がって◎。シアバターなどトリートメント系のスタイリング剤を全体の中間から毛先にもみ込みます。1回転半の内巻きパーマは毛先をランダムに動かしやすく、内・外に重なるカールを作れます。これが色っぽいヌケ感に。前髪にもスタイリング剤をなじませ、毛先をサイドに流せば完成です。裾は軽く動かしているだけなので、シルエットは上品な大人めIライン。そこに毛先のヌケ感で、童顔になじむ柔らかさや色気をプラスしています。ただ大人っぽいを目指すだけではなく、顔の印象を計算して作られたスタイル。童顔でも無理ない大人の色気を出したい人におすすめです!
joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ)
撮影/市田智之 ヘアスタイリスト/赤井希望(joemi by Un ami) モデル/高玄穂波 文/上村ゆう子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。