ヘアスタイル・髪型
2025.4.3

ストレートミディアムヘア【10選】ナチュラルに垢抜けるおすすめスタイル

ナチュラルなストレートのミディアムを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選。黒髪でも野暮ったくならないスタイルやレイヤーを入れた今っぽいスタイルをご紹介します。跳ねやすいミディアムをするんとまとめる方法もご紹介しますよ。

「前髪なし」ストレートのミディアムヘア

顔まわりにたっぷりレイヤーを入れたこなれミディ

ミディアムヘア

顔まわりにたっぷりレイヤーを入れたスタイル。ストレートアイロンでつくる簡単スタイリングでも、こなれ感のある動きを実現します。また、長めの前髪は、サイドに流れるようにカットすることで大人っぽい雰囲気に。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、胸上でやや前上がりにカット。顔まわりと表面にレイヤーを入れます。前髪は、鼻先の長さでサイドに流れやすいように。

カラーは、7レベルのフォギーベージュをセレクト。赤みを打ち消し、キレイな髪色を長時間キープできます。ツヤ感も抜群です。

ミディアムヘア

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く内巻きにするだけ。スタイリング剤は、オイルを中間から毛先に馴染ませます。セミウェットな質感に仕上がるしっとり系のオイルがおすすめですが、髪質に合わせて、ペタ毛さんは軽め、広がりやすい人は重めを選んで。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん

「前髪あり」ストレートのミディアムヘア【2選】

【1】束感シースルーバングのシンプルミディ

乾かすだけでまとまるこちらのミディ。顔まわりとトップに計算されたレイヤーを入れることで、自然な丸みシルエットをつくり丸顔カバーも叶えます。また、程よいシースルーバングもポイントで、ぷつっとしたライン感を残すことでトレンド感もUPします。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨上でカットし、丸みが出てまとまりやすいように顔まわりとトップにレイヤー入れます。前髪は眉下の長さでプツッとカットしつつ、束感をつくりやすいシースルーに。

カラーは9レベルのショコラベージュに。ブラウン感のあるベージュですが、赤みに寄りすぎず、くすみ感もないので肌色をキレイに見せてくれます。ツヤ感をプラスするカラーは、冬はもちろん春先にも◎。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
乾かすだけでもまとまりますが、よりツヤ感とかわいさを求めるならストレートアイロンで軽く内巻きにして毛先をワンカールさせます。スタイリング剤は髪質に合わせて広がりやすい人はオイル、ぺたっとしやすい人はバームを選んで。中間から毛先中心になじませ、前髪の束感を整えたら出来上がりです。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん

【2】薄め前髪のリラックス感のあるナチュラルミディ

ミディアム

ナチュラルスタイルが人気ですが、お洒落感で少しだけ差をつけるならフェイスレイヤーは必須です。でも、レイヤーを高めに入れると作り込んだデザインとなり扱いにくいことも。低めのフェイスレイヤーにすることで、リラックス感のある抜け感を演出し、ひし形バランスとなるため面長さんをカバー。小顔効果も叶えます。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下2cmでカットしたベースに、厚みが残るようにレイヤーをオン。独立したフェイスレイヤーは顔を包み込むように低めに入れ、柔らかい動きを出しつつ、ひし形シルエットをつくりやすくします。前髪は目にかからない長さでぱらっと薄めにつくります。

カラーは温かみのあるマロンベージュを7レベルで。柔らかなベージュカラーを楽しみたい人は、こっくりとした印象がでるマロン系が一押しです。

【how to“スタイリング”】
基本的にはアイロンは無しでOK。前髪は分け目がつかないように乾かし、全体の根本を立ち上げたら、ドライヤーの風を上から当てながらドライするとgood。キューティクルが整いツヤ感がアップします。軽めのオイルorツヤスプレーを全体にさらっとなじませたら完成です。

担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン) 小野寺紗良さん

「黒髪系」でも垢抜けるストレートのミディアムヘア【2選】

【1】グレージュカラーのツヤ感レイヤーミディ

ミディ

カラーは、ツヤ感重視でダークトーンのグレージュに。アッシュのようなくすみ感や沈んだ色味ではなく、赤みを打ち消してくれます。赤みをおさえているので、褪色してもキレイ色が続くのも嬉しい。顔まわりのみにレイヤーを入れているので、今っぽい動きを叶えながら、扱いやすさも抜群です。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、鎖骨下レングスのミディアムヘア。全体を前上がりのカットラインで、顔まわりのみにレイヤーを入れます。前髪は、目にかからない長さでカット。

カラーは、7レベルのトープグレージュに。赤みをしっかりおさえつつ、ベージュのような柔らかい仕上がりを叶えます。血色をUPさせるので、肌写りもキレイに。

ミディ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、内巻きにするだけの簡単ヘア。アイロンで巻く時、顔をやや下に向けると左右のカール感が揃いやすく、仕上がりがキレイになります。さらっとした軽めのオイルを馴染ませ、さらなるツヤ感をプラスしたら完成です。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク)  深堀聖さん

【2】透け感カラーのオフィスにもおすすめな好印象ミディ

ミディアム

トレンドの顔まわりレイヤーで軽やかな印象に仕上げたこちらのミディ。今っぽい表情でお洒落感をおさえていますが、顔まわりのレイヤーが裾メインなので、攻めすぎずオフィスでも好印象を狙えます。透明感と柔らか見せのヘアカラーもポイントで、暗めでもほんのり軽さをプラス。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは胸上でまとまるようにグラデーションでカット。顔まわりのレイヤーは鎖骨下くらいから裾メインに入れることで柔らかい動きを演出します。前髪は眉下でややワイドにカットし、ラウンドさせながらサイドバングにつなげます。

カラーは7レベルのグレーブルージュをチョイス。グレージュよりもダークに見せつつ、透け感や透明感を感じられるので落ち着きの中に軽さのあるヘアカラーとなっています。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
32mmのヘアアイロンで内巻きにワンカール巻きます。スタイリングが簡単なので忙しい朝をサポートしてくれます。最後に軽めのオイルを中間〜毛先にさらっとなじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ)  加藤ゆりえさん

「レイヤー」がポイントのストレートのミディアムヘア【2選】

【1】ローレイヤーのキレイめスタイルを叶えるミディ

ミディアム

顔まわりに低めに入れたレイヤーがポイントのこちらのミディ。明るい印象に見せながら、軽やかな動きを実現。顔まわりだけにレイヤーを入れているため、まとまり感が抜群でキレイめスタイルを叶えます。

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下5センチにカット。耳下から顔まわりにかけてのみローレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さでカットし、サイドバングは流れるようにつくります。ほおラインにかかるサイドバングが顔の余白を埋めて小顔効果を発揮します。

カラーは10レベルのマロンベージュ。オレンジ色を打ち消しベージュの柔らかさと透明感を引き出すヘアカラー。女性らしいまろやかさも漂います。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。顔まわりは頭の丸みに沿うようにアイロンを通すとグッド。軽めのオイルを全体になじませ、コームで整えます。コーミングすることでまとまりがよくなり、髪の質感も均一に仕上げることができます。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大川弥奈美さん

【2】フェイスレイヤーで柔らかい動きをプラスしたミディ

ミディアム

トレンドのフェイスレイヤーを入れて、顔まわりに柔らかい動きをプラスします。また、毛流れはリバースではなくフロント側に流れるフォワードが今どきのムードに。また、リーバスに流せば華やかな印象に仕上げることもできます。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下でベースをワンレングスにカットし、頭のハチ上からレイヤーを入れます。顔まわりはあごラインからたっぷりレイヤーを入れて、柔らかい動きを出しやすくします。

カラーは12レベルのブラウンベージュに。ブラウンの柔らかい印象は残すものの、顔まわりのシャープなレイヤー感を活かすようベージュをMIXして甘すぎない雰囲気を演出します。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
乾かすだけでもOKですが、アイロンを使う場合はストレートアイロンで全体を内巻きにします。分け目の指1本分くらいの毛束をとり、あえて逆サイドに分けます。癖がつきにくいときは、分けた髪をピンで留め、スプレーをするとグッド。重めのオイルを少量、全体になじませます。手に残っているものを前髪の毛先につけてから、コームでとかしてなじませるとつけすぎ感がなくスタイリングすることができます。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 上谷太郎さん

跳ねや膨らみを抑えて綺麗なストレートを作る3つの方法

【1】片側の毛先だけ跳ねるときは根元からブロー

ヘアサロン tricca代表

毛利俊英さん

Q.いつも片側だけ内巻きにならない…どうして?
A.ブローで直らない毛先の跳ねの原因は、根元の生えクセです。
「毛先を内巻きにブローしても跳ねやすい原因は、髪の根元の生えグセだと考えられます。髪は毛根からいろんな方向に生えているため、すんなり下に向く髪もあれば、浮きやすかったり跳ねやすい髪も出てくるのです。毛先が跳ねてしまう根元は髪が潰れていることが多いので、根元を立ち上げるようにブローして毛流れを変えてあげることで、跳ねにくくなりますよ」(毛利さん・以下「」内同)

\How to/

STEP1:跳ねやすい髪の根元を水で濡らす
「毛流れは髪が濡れている方が動かしやすいので、跳ねやすい髪の根元を水スプレーを使って濡らしましょう。指の腹で地肌を撫でるようにすると、水分がまんべんなくつきます」

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STEP2:ブラシで毛流れを色々な方向に動かしながら乾かす
「目の細かいブラシで髪の根元の毛流れを色々な方向に動かしながら、ドライヤーで乾かします。毛流れは1本1本違うので、いろんな方向に乾かすことで潰れていた根元が立ち上がり、下へ向きやすくなります」

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STEP3:仕上げに根元を上から押さえて落ち着かせる
「STEP2で立ち上がった髪がすとんと下りるように、ブラシで生え際を押さえながらドライヤーを当てます。これだけで、毛先は自然と内側に向くようにまとまりますよ」

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【2】膨らみやすい髪はセラムとオイルのW使い&引っ張ってブロー

ヘアサロンkate スタイリスト

MIYOさん

細くてかなりのドライヘアのため、ダウンスタイルだとモワモワッと髪が広がりやすいというMIYOさん。広がりを抑えるには、髪を乾かすときのひと工夫がポイントだとか。
「髪が濡れてキューティクルが開いているときに、洗い流さないヘアトリートメントをたっぷりとなじませます。ヘアトリートメントは、セラムとオイルのW使いが◎。セラムで乾燥ダメージをケアしながら、オイルで広がりを落ち着かせてくれます。そして、乾かすときは髪を引っ張って、“まっすぐ”を記憶させるようにしています」(MIYOさん・以下「」内同)

\How to/

STEP1:ヘアセラムとオイルを1:1で混ぜ合わせる
「乾燥して広がりやすい髪をケアするヘアセラムとオイルを混ぜて使います。使う量はそれぞれ3〜4プッシュと多め。髪が濡れている状態だと浸透しやすく、べたつかずに栄養たっぷりの髪に」

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STEP2:手ぐしで髪全体にまんべんなく塗布
「STEP1のヘアトリートメントを手のひらで混ぜ合わせ、指の間にも広げてから髪全体に塗布していきます。このとき、頭皮につけてしまうと毛量が少ない私のトップはペタンとしてしまうので、根元ギリギリのところまで塗布するようにします」

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STEP3:髪をぎゅっとつかんでなじませる
「STEP2で塗布したヘアトリートメントがしっかりなじむように、髪をぎゅっと絞るようにつかんでいきます。このひと手間で、広がりがぐっと収まります」

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STEP4:髪を引っ張りながら乾かしていく
「髪を乾かすときに、少し引っ張りながら乾かしていくと、ドライヤーの熱で“まっすぐ”が記憶され、するんっとまとまりの良い髪に。濡れている状態から引っ張って乾かすのがポイントです」

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乾きも広がりを感じさせないサラふわなスタイルの完成!
ヘアトリートメントをたっぷりとつけたとは思えないナチュラルな仕上がりに。

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【3】ストレートパーマをかける

エディター

安井千恵さん

「4か月間隔でヘアサロン『ヘアドクターDB』でストレートパーマをかけています。髪が傷まず、手触りもサラッサラ、朝、軽くブローするだけでいいのでヘアセット時間が半分に!」(安井さん)

【Before】

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【After】

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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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