ヘアスタイル・髪型
2025.4.4

大人可愛いミディアムの髪型!スタイルとヘアアレンジの両方を紹介

大人可愛いミディアムを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選。旬のミディアムや巻かなくても可愛いスタイル、ヘアアレンジもご紹介します。髪型からアレンジまで、大人可愛いミディアムを楽しんじゃいましょう!

2025トレンドの大人可愛いミディアムの髪型【2選】

【1】明るめベージュとツヤ感カールが甘めなミディ

ミディアム

柔らかい質感と艶やかなカール感で華やかさを引き立てるこちらのミディアムヘア。ウェーブのような動きのあるデザインですが、顔まわりだけしっかり巻けば再現が可能。ふんわりとした仕上がりに加え、透明感カラーがピュアなムードをプラスします。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨ラインで平行にカットし、顔まわりにローレイヤーを入れます。前髪は目と眉の間の透け感バングに。

カラーは12レベルのベージュ。シンプルなベージュよりも赤みを削ることで、透明感やエアリー感のある仕上がりに。軽さがあるので春の先取りカラーにもぴったりです。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
アイロン前に洗い流さないトリートメントをつけるとツヤ感のあるカールを実現するので必須!今回はオイルタイプのトリートメントを使用。32mmのコテで顔まわりをリバースに、前髪は熱を当てすぎると硬い質感になるためサラっと通して。軽めのオイルをえり足の根本近くからしっかりなじませます。顔まわりはつけすぎるとカールがダレてしまうので手に残っているものをなじませる程度でOK。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん

【2】大人っぽいけど可愛さも感じるナチュラルミディ

簡単スタイリングでもお洒落スタイルを実現するミディアムヘア。艶やかな質感に仕上げれば、ナチュラルでもこなれた印象に。幅広い世代にマッチしますが、結べる長さがあるのでママさんにもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨上でカットし、丸みが出てまとまりやすいように顔まわりとトップにレイヤー入れます。前髪は眉下の長さでプツッとカットしつつ、束感をつくりやすいシースルーに。

カラーは9レベルのショコラベージュに。ブラウン感のあるベージュですが、赤みに寄りすぎず、くすみ感もないので肌色をキレイに見せてくれます。ツヤ感をプラスするカラーは、冬はもちろん春先にも◎。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
乾かすだけでもまとまりますが、よりツヤ感とかわいさを求めるならストレートアイロンで軽く内巻きにして毛先をワンカールさせます。スタイリング剤は髪質に合わせて広がりやすい人はオイル、ぺたっとしやすい人はバームを選んで。中間から毛先中心になじませ、前髪の束感を整えたら出来上がりです。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん

巻かなくても可愛い!簡単セットのミディアムの髪型【4選】

【1】ノンアイロンでも決まるおくれ毛が可愛いミディ

ロブ

スタイルのポイントは短めにカットした“おくれ毛”です。レイヤーなしのデザインですが、おくれ毛があることでニュアンスが生まれ、今っぽい抜け感を演出。おくれ毛の長さ調整によって、面長さんやエラ張りさんのカバーもできます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、鎖骨の長さのワンレングス。レイヤーを入れずに、毛量調整で軽さを表現しているので、これから髪を伸ばしたい人にもぴったり。短めにリップラインのおくれ毛をつくり、おくれ毛によって丸さを出すことで骨格補整にも。

カラーは、耳まわりに細めのインナーカラーを入れ、全体をウォームベージュにカラーリング。ナチュラルなブラウンとなり、色持ち抜群で、メイクやファッションを問わず、合わせやすい優秀カラーになります。

ロブ

【how to“スタイリング”】
基本的には、ハンドブローでざっと乾かすだけでOK。広がりやくせが気になる人、くびれシルエットにしたい人は、ストレートアイロンで、ナチュラルな外ハネに。おくれ毛は自然な内巻きにワンカールさせます。最後に、ナチュラルに仕上がるへアバームを全体になじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 今野佑哉さん

【2】ストレートアイロンを軽く通すだけで完成するモテミディ

スタイリングが簡単なので、扱いやすさも抜群です。ファッションを選ばず、垢抜けヘアを実現し、ツヤ感のあるブラウンカラーと合わせれば、顔色をきれいに見せられ、ぱっと明るい印象に。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、肩について跳ねる長さでカット。ライン感を残しながら、質感を調整するのがポイントです。前髪は、目の上ギリギリの長さでシースルーに。サイドにかけてややラウンドさせることで、こめかみが分かれにくく、結んだ時も自然になじみます。

カラーは、ツヤ感のあるウォームブラウンを10レベルで。赤みとピンクをプラスした暖かみのあるヘアカラーで、肌なじみがよく、髪も肌もきれいに見せることができます。

【how to“スタイリング”】
全体にストレートアイロンを軽く通し、毛先は肩に沿うようにやや外ハネに。前髪は、やや丸みをつけ、サイドは毛流れを出すとグッド。最後に軽めのオイルをしっかりつけて、さらっとした質感に仕上げたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) manaさん

【3】ナチュラルさが可愛いハネ感を活かせる楽々ミディ

ミディアム

アイロンで巻かずに肩に当たるハネ感を活かせる楽々ヘア。ヘアオイルをつけるだけでキマる。低めのフェイスレイヤーにすることで、リラックス感のある抜け感を演出し、ひし形バランスとなるため面長さんをカバー。小顔効果も叶えます。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下2cmでカットしたベースに、厚みが残るようにレイヤーをオン。独立したフェイスレイヤーは顔を包み込むように低めに入れ、柔らかい動きを出しつつ、ひし形シルエットをつくりやすくします。前髪は目にかからない長さでぱらっと薄めにつくります。

カラーは温かみのあるマロンベージュを7レベルで。柔らかなベージュカラーを楽しみたい人は、こっくりとした印象がでるマロン系が一押しです。

【how to“スタイリング”】
基本的にはアイロンは無しでOK。前髪は分け目がつかないように乾かし、全体の根本を立ち上げたら、ドライヤーの風を上から当てながらドライするとgood。キューティクルが整いツヤ感がアップします。軽めのオイルorツヤスプレーを全体にさらっとなじませたら完成です。

担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン) 小野寺紗良さん

【4】暗髪でも柔らかい雰囲気のアイロン無しレイヤーミディ

おしゃれ感は欲しいけど、とにかくスタイリングを楽にしたい、切りっぱなしボブから印象を変えたい、そんな人におすすめなのがこちらのミディ。巻かなくてもまとまり、毛先のハネを味方にできる扱いのよさも嬉しい。また、重く見えやすいデザインですが、程よいレイヤー加減と前髪などの顔まわりで抜け感を演出します。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、鎖骨レングスのボブ。顔まわりとトップに骨格に合わせたレイヤーを入れ、その延長でバックとつながるようにレイヤーを入れます。前髪のつくり方もポイントで、厚めにカットしつつ、黒目と黒目の間を薄くカットすることで、かわいさと抜け感を両立。

カラーは、透明感のあるグレージュに。一年を通して人気のヘアカラーですが、赤みを打ち消したいけど、沈んで暗く見せたくない人に特におすすめです。

【how to“スタイリング”】
乾かすだけでも簡単にかわいく決まる楽々ヘア。アイロンを使う場合、32mmのコテで全体を外ハネに、顔まわりはリバースに巻くとグッド。最後に、スタイルキープ力のあるバームを手に伸ばし、全体になじませます。毛先や表面に少しだけ動きをプラスしたら出来上がり。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 秋山拳太郎さん

「40代におすすめ」頑張った感はないけど若見せが叶うミディ【2選】

【1】小顔見せ&首元すっきり見せで若々しい印象になるミディ

ミディ

顔まわりに沿うように入れたレイヤーポイントのミディアムヘア。頬の高さ、目の位置、前髪を計算ずくでカットすることで骨格をカバーし、首にフィットするくびれ感が小顔見せを叶える優秀デザインです。全体を前下がりラインにすることで首元のすっきり見せも◯。

【how to“ベース&カラー”】
肩につく長さでベースをやや前下がりにカットします。顔まわりにレイヤーを入れ、表面にも少しだけレイヤーをオン。おくれ毛を頬にかかる長さでつくり、前髪は黒目の外側の延長線上でカット。

カラーは6レベルのカカオブラウン。赤みを帯びた深みのあるブラウンとなり、やさしい印象で万人受けすること請け合いです。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
ドライヤーを当てながら、トップの髪を持ち上げながら乾かしボリューム感をメイク。サイドは毛先が外ハネになるようボリュームをおさえてタイトに。ハネ感が上手くできない場合は指で挟んで毛先を外へ逃すとグッド。おくれ毛のみストレートアイロンで内巻きするとお洒落感がUPします。ただ、巻きすぎると骨格カバーができなくなるので注意して。ツヤ感とまとまり感を出すオイルを首元の内側から毛先中心になじませたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん

【2】甘すぎない技ありレイヤーのミディ

ミディアム

ワンカール巻くだけでかわいくなれるこちらのミディアム。甘すぎないくびれヘアは、レイヤーを“3cmのズレ”が生まれるように入れることで、あご下から毛先にかけて柔らかい表情の動きを演出。ボリュームのポイントが低めなので、お洒落感があり若々しい印象にも見せられます。

【how to“ベース&カラー”】
全体を巻いたときに肩につく長さでカット。表面のレイヤーを3cmのズレができるように入れ、前髪はセンター分けで頬の高さから流れる長さでカットします。

カラーは9レベルのショコラベージュをセレクト。深みがあるヘアカラーはブラウンとベージュのいいとこ取りをしたヘアカラーで、ツヤ感も柔らかさも満点です。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンでベースを外ハネに、表面は内巻きにワンカール巻きます。前髪は中心に髪を集めて内巻きにしてから、センター分けでバックに流します。スタイリング剤はツヤ感と動きが出せるオイルバームをチョイス。パサつきが気になる人にもおすすめなスタイリング剤で、全体になじませて顔まわりを整えたら出来上がり。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 塩見勇さん

ミディアムヘアの可愛いアレンジ【5選】

【1】お呼ばれにもおすすめなねじりんぱハーフアップ

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト

原 涼香さん

定番のハーフアップだからこそ、+αして味変するのもおすすめ。とくに合わせやすいのがくるりんぱで、簡単に作れるのにちょっと気を利かせた感を演出してくれます。さらにアップデートさせたいなら、ぜひ「ねじりんぱ」を取り入れてみて。サイドの毛束をねじって後ろで結び、それをくるりんぱさせたアレンジは、イージーなのにお呼ばれにも合いそうな華やかさ。もちろんオフィスシーンなど日常的にも使えます。

\How to/

STEP1:両サイドの毛束をねじってから結ぶ
両サイドの毛束を、それぞれ指に絡ませながら後ろ向きにぐるぐるとねじり、クリップなどで仮留めしておく。

仮留めを外し、2つの毛束を後ろでひとつに結ぶ。

STEP2:結んだ毛束をくるりんぱに
結んだ毛束を、ねじった部分の上から通してくるりんぱにする。

STEP3:ねじった毛束を指で崩す
結び目を押さえながら、もう片方の指先でねじった毛束を部分的につまみ出して崩す。一気につまみ出すと崩れすぎることがあるので、少しずつランダムにつまみ出すこと。

サイドの根元は、正面のバランスを見ながらつまみ出して。最後、結び目にヘアアクセを飾れば完成。

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【2】くるりんぱとロープ編みで作るツインハーフ

Violet 表参道 スタイリスト

大原愛美さん

アイドルカルチャーの流れから、ハチ上や耳の上で作るツインハーフがトレンド。甘めの印象をもたらしつつ顔周りはスッキリするから、重くなりすぎず意外と活用度の高いアレンジです。

「流行中のツインハーフですが、大人にはちょっとかわいすぎて躊躇する方もいると思います。そこで工夫したのが、ベースの髪はワンカール程度にすること、結ぶ位置を低めにすることです。サイドにくるりんぱを入れたことでハチ周りがキュッと締まって、シルエットが整えやすいのもポイント。頭の形が気になる場合でも矯正しやすいです」(大原さん)

\How to/

STEP1:顔周りを残してツインにする
最初に髪全体をワンカールの内巻きにして、スタイリング剤をつけて整えておく。顔周りの髪を残し、両サイドのハチ上部分をそれぞれ緩めに結ぶ。このあたりを結んで!

STEP2:結び目をくるりんぱする
結び目の上に穴を開けて、結んだ毛束を上(表面側)から通す。下からではなく上から通すことでハチ周りがタイトになり、頭がコンパクトに見える効果も。くるりんぱした部分の毛束を軽くつまみ出し、シルエットを調整する。

STEP3:毛束をロープ編みにして結ぶ
くるりんぱの下の毛束をふたつに分け、それぞれねじりながら交互に重ねてロープのように編んでいく。毛先近くまで編んだら毛束を軽くほぐしてからゴムで結び、上からミニクリップを飾る。

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【3】簡単にできるプチ丸お団子

uka  東京ミッドタウン 六本木  ヘアスタイリスト/商品開発

保科真紀さん

毛先を入れ込むからダメージレスに見えて、一石二鳥なおしゃれシニヨン。

\How to/

STEP1:全体にセラムをなじませてひとつに結ぶ。結び目を下に下げ、その上を縦に裂いて穴をあける。

STEP2:穴に上から毛束をくるりんぱするように入れ込みつつ、通し切らずに、毛束を二つ折りにする。

STEP3:毛先だけ襟足側に入れ込み、両サイドの毛を寄せてまとめて、もう1本のゴムを使って結ぶ。

STEP4:結び目の上にくるりんぱのねじりがあり、毛先が隠れたプチお団子に。クリップをつけて完成。


\BACK/

\FRONT/

【4】ストールと合わせても可愛いポニーテール

uka  東京ミッドタウン 六本木  ヘアスタイリスト/商品開発

保科真紀さん

簡単だけどおしゃれにキマるヘアアレンジです。ストールを巻いたときにもかわいい!ポニーテールであか抜けるワザ♪

\How to/

STEP1:ミストで根元の生えグセを直す
頭頂部に20プッシュ程ミストを振り指先でジグザグ、分け目でパックリ行くのを防ぐ。

STEP2:結び目の上の毛束を引き出す
全体をまとめて耳の高さで結んだら、結び目の上の毛束を引き出し、後頭部に丸みを出す。

STEP3:サイドの毛束を引き出す
サイドの髪を2cm置きくらいに引き出してハードスプレーを振り、毛束感を出す。

STEP4:耳上の毛束を一筋耳にかける
耳のすぐ上の毛束を引き出し、耳にかかる位置でハードスプレーを。一気にゆる見えするテク。

完成!

\BACK/

\SIDE/

【5】お呼ばれにおすすめのアップアレンジ

uka  東京ミッドタウン 六本木  ヘアスタイリスト/商品開発

保科真紀さん

変則的なくるりんぱテクニックでムードある抜け感おしゃれヘア。全体をナナメに分けて大きな毛束と小さな毛束を作り、上からと下からふたつのくるりんぱをしたスタイル。簡単なのに「どうやったの?」と聞かれること間違いなし。

\Howto/

STEP1:こめかみから襟足のセンターまでナナメに分けてブロッキング。上の毛束をゴムで結ぶ。

STEP2:結び目の上を上下に裂いて穴を作り、毛束を上から下に通してくるりんぱをする。

STEP3:結び目を持ち、ゴムの周りの毛束を引き出してほぐす。その後、残りの毛をまとめて結ぶ。

STEP4:STEP3の結び目の上を上下に裂いて穴を作り、今度は下から上に向かってくるりんぱをする。

STEP5:STEP4の毛先を押さえて、コームで留める。なるべく毛先が飛び出さないように留めて完成。

\完成/

\BACK/

\FRONT/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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