ヘアスタイル・髪型
2024.2.14

どんなスタイルも自由自在なロングの髪型【15選】

長いからこそどんなスタイリングも映えるロングヘア。キレイなストレートからふんわりウエーブの髪型を掲載。顔型別や前髪あり・なしを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」ロングヘアスタイル【3選】

【1】「丸顔・ベース型・面長・卵型・逆三角形」切りっぱなしの上品スタイル

Point

ベースカットは、胸下のロングスタイル。毛先にグラデーションを入れて、柔らかい動きを出しやすくします。前髪は、眉下ギリギリラインで、束感が出るように間引いてカット。顔型に合わせて、前髪の幅を調整するのが◯。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのオリーブグレージュに。赤みをおさえ透明感がありながら、上品さもあるカラー。ロングヘアでも軽やかに。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をナチュラルな内巻きに。やや重めのオイルを崩しながらつけるのがコツ。ラフでランダムな動きがつきやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ)  原田直美さん

【2】「丸顔・卵型・エラ張り」内巻きワンカールの韓国スタイル

Point

細毛で量も少なめなので毛先に厚みが出るレイヤーカットをしています。 ワンカールでも動きが出るようにとくに表面にしっかりレイヤーを入れています。前髪はセンターパートで巻いた時に流れやすいようにカット。


【how to”カラー&スタイリング”】
10トーンのチョコレートベージュカラーで柔らかい印象に。

38ミリのコテレイヤーに合わせて内巻きワンカールし、前髪と顔まわりはリバースで巻くことでナチュラルな韓国ヘアに。

担当サロン:ciel(シエル)  sanaさん

【3】「丸顔・卵型・面長」ミックス巻きのまとまるスタイル

Point

胸下10センチ位のロングローレイヤースタイルにしました。レイヤーも低めに設定して、なるべく厚みを出してます。広がる癖毛なのと、ボリュームが出ない毛質なので、厚めにしてまとまりやすく。前髪は、斜めに流れるように、厚めにして、表面に少しレイヤーを入れて、流れやすくしました。


【how to”カラー&スタイリング”】
13トーンのココアブラウンで、全体染め。1色で、全体染めにする事で、髪がより綺麗に見えます。

38ミリのカールアイロンでミックス巻きに。中間毛先にオイルをつけて完成。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

「前髪あり」ロングヘアスタイル【3選】

【1】ウルフ風の軽見せスタイル

Point

胸上のロングレイヤーにカットし、顔まわりからサイドにかけて独立したレイヤーを入れます。前髪は、やや厚みを出し、目尻にかけてラウンドさせてカット。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのアッシュベージュに。青みを感じやすいアッシュでも明るめにすることで重い印象にならず、透明感をUP。肌色を選ばない万能カラーで、黄色っぽさを打ち消す効果もあります。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、クセが気になる場合、中間から、クセがないなら毛先のみ外ハネに。顔まわりは、内巻きにすると華やかな仕上がりになります。クセが気になる人は、縮毛矯正をかけるとお手入れが楽々に。最後に手ぐしを通しながらシアバターやオイルをなじませたら完成です。

担当サロン:MINX ginza central(ミンクスギンザセントラル)  河野沙耶佳さん

【2】ふんわりウエーブの外ハネスタイル

Point

骨格、レングスに合わせて、くびれやすいレイヤーカットで軽やかな質感と毛先は少し重めにチョップカットで透け感を少し出しています。前髪は薄すぎないシースルーバング。重くせず長めの斜め前髪で大人っぽさアップしています。


【how to”カラー&スタイリング”】
ブリーチ無しで柔らかい12トーンアッシュベージュは、軽やかな質感と透け感を楽しみたい方オススメです。柔らかい質感の毛流れと色味で可愛く上品に仕上げます。ブリーチ無しのダブルケアカラー で徐々に柔らかい色味にもするのも◎。

32ミリのアイロンを使って外ハネにしたあと、フェイスレイヤーをいれてる顔まわりをリバースに巻くと、トレンドをおさえた上品なくびれヘアに仕上がります。

担当サロン:ciel(シエル)  中園祥吾さん

【3】ゆるい波巻きの艶感スタイル

Point

胸位の長さのロングスタイル。レイヤーはほとんど入っていなくワンレンズに近いです。中間から毛先にかけて少しすいて軽くしています。


【how to”カラー&スタイリング”】
11トーンのナチュラルブラウンで全体染め。地毛に近い色なので、誰にでも合うし伸びてきても根元が目立ちません。

38ミリのカールアイロンでゆるやかな波巻きにしています。仕上げはオイルを軽くつけることで、艶とまとまりが出ます。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

「前髪なし」ロングヘアスタイル【3選】

【1】重めバングのモード感スタイル

Point

鎖骨下のレングスでベースをカットし、全体にレイヤーをいれます。前髪は、鼻先くらいの長めに設定し、前髪〜サイドにかけてさらにレイヤーをプラス。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのアーモンドブラウンに。ツヤ感を出す赤みを加え、くすみ知らずの暖かみのあるカラーです。


【how to“スタイリング”】
乾かす前に、軽めのオイルを中間から毛先になじませます。ドライヤーで乾かす時、髪をバサバサと動かしながら散らすようにするとグッド。最後にエアリーな質感を出すミスト状スタイリング剤を全体につけたら完成です。ヘアミストは、ボリュームUPタイプでもOK。

担当サロン:grico(グリコ)  吉塚さとりさん

【2】リバース巻きの軽やかスタイル

Point

顔まわりにレイヤーを入れて多毛さんでも軽やかな印象にします。毛先は厚みをつけますが中の方だけ量をとって扱いやすくカットします。


【how to”カラー&スタイリング”】
6トーンのラベンダーアッシュ。

38ミリのコテで耳から前のレイヤーが入ってる場所はリバース巻きにします。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  小笠原剛さん

【3】ラベンダーカラーとゆるウエーブの透明感スタイル

Point

毛量が多いので、胸位の長さのロングレイヤースタイルに。前髪はサイドと繋げず、リップライン位の高さから流れるようにカットしてます。レイヤーの位置も低めで、少し重めにしてます。面長でも似合うバランスです。


【how to”カラー&スタイリング”】
襟足に細めのハイライトが入っています。それ以外は、13トーンのラベンダーアッシュで、全体染めです。ラベンダーカラーが透明感を生み艶が出ます。

38ミリのカールアイロンで、ランダムに中間から毛先にかけて巻いています。仕上げはオイルをなじませることで、緩やかなウエーブをキレイに見せることができます。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

「ストレート」ロングヘアスタイル【3選】

【1】スッキリ見せできる色っぽスタイル

Point

カットは、ベースを胸の長さに。毛先の厚みを残しながら、顔まわりのみにレイヤーを入れて流れを出します。前髪は、毛先にライン感を出したやや重めのシースルーにすることで旬顔をつくります。


【how to“カラー”】
カラーは、パサつきをおさえるココアベージュを7レベルで。深みのあるベージュとなりますが、ブラウンにはない柔らかい仕上がりを演出します。


【how to“スタイリング”】
太めの45mmのアイロンで、毛先を外ハネに。顔まわりは、内巻きに巻いてから流れをつくるように外します。ブラッシングで毛流れを整えてから、スフレタイプのクリームとツヤを出すミルクをMIXしたものを中間から毛先になじませます。

担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム)  浅沼雄元さん

【2】小顔効果の大人スタイル

Point

カットベースは、ゆるいラウンド状に。アンダーからトップまでしっかりレイヤーを入れて動きを出し、前髪は、厚過ぎず薄過ぎないシースルーにします。おくれ毛は、前髪につながるように短めに。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのアプリコットに。オレンジを感じる暖色系で、ツヤ感重視の人におすすめの大人色です。


【how to“スタイリング”】
ツヤ髪に仕上げるポイントは、低温(150℃以下)にすること。薄めのスライスで、引っ張らないようストレートアイロンを軽く通します。テンションをかけるとダメージを与えるので注意して。最後に軽めのオイルを手に薄く伸ばし、中間〜毛先→フェイスライン→前髪→表面となじませたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ)  小池茜さん

【3】王道カラーとまとまり重視スタイル

Point

ロング+ローレイヤーのストレートスタイル。乾かすだけでつるんとまとまる様に、まとまり重視なカットにしています。前髪はシースルーに、重くなりすぎない様に適度な薄さで似合わせ設定。


【how to“カラー”】
カラーは10レベルベージュ、8レベルラベンダー、9レベルアッシュ、9レベルグレーをMIX、嫌な黄色味、オレンジ味ではなく、作り込んだ9トーンのミルクティーベージュです!


【how to“スタイリング”】
前髪、全体、共にストレートアイロンをサラッと通すだけで艶々に。また、まとまり重視なデザインなので少し品のある大人向けスタイルに。最後にオイルを少しなじませるだけできれいな艶髪に仕上がります。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

「パーマ」ロングヘアスタイル【3選】

【1】デジタルパーマで束感スタイル

Point

胸上のAラインにカット。前髪は顎ラインで顔まわりにつながるようにレイヤーをいれて軽く見えるようにカット。


【how to”カラー&パーマ&スタイリング”】
ベースに細かくハイライトをいれて透明感と立体感、柔らかさが出るように。上から10トーンのラベンダーベージュでツヤ感のあるカラーに。

デジタルパーマでリップラインから全体に1.5回転のパーマをかける。束感がでるように毛先中心にポリッシュオイルを揉み込む。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  山田祐里さん

【2】浮遊感の出るゆるパーマスタイル

Point

胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。

スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ)  原田直美さん

【3】おくれ毛が可愛いワンカールスタイル

Point

人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたロングのレイヤースタイル。アウトラインは重めで、ゆるやかな前上がりにカット。パーマをかける場合は26〜29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転のワンカールがオススメです。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある10トーンのイルミナカラーヌードと10トーンのスターダストを混ぜて、柔らかベージュカラーにします。暗髪でもナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。


【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んでねじれば出来上がり。顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめです。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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