オン眉前髪の似合う方法が見つかる!大人でもチャレンジできるコツを紹介

少し勇気の要るオン眉前髪ですが、今回はチャレンジしやすくなるコツをご紹介します。コツをつかめば、周りと差のつくおしゃれな個性派バングに!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからおすすめのオン眉ヘアもご紹介します。
オン眉ってどんな前髪?
眉毛より高い位置、眉ギリギリ辺りにある前髪のこと。オン眉バングにするだけで一気に個性的な印象になります。
3つのオン眉前髪のタイプと特徴
タイプ1:重めのワイドオン眉
重くてワイドなカットラインでつくるオン眉。ショートヘアからロングまで顔まわりの印象を重めにしたい方におすすめ。個性的な印象も出るのが重めのワイドオン眉バングです。
タイプ2:眉毛ギリギリオン眉バング
オン眉に挑戦したいけど、勇気が出ない方におすすめ。激しく個性的にならず、ナチュラルな印象になります。
タイプ3:シースルーオン眉バング
軽やかなオン眉。抜け感を出したり柔らかい印象にしたい方におすすめ。がっつりオン眉バングな感じが苦手な方にはこちらがおすすめです。
担当サロン:SHEA(シア 表参道)
挑戦したいけどハードル高い?!オン眉しやるくなる4つのポイント
【コツ1】眉下ギリギリの長さから試してみる
目元の印象を強調できるデザインですが、オン眉に抵抗がある人は、眉下ギリギリの長さから試してみて。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 東千夏さん
【コツ2】薄めにする
ハードルが高そうなオン眉は、薄めにすることで大人にもチャレンジしやすくなっています。
担当サロン:GARDEN shibuya 児玉 善央さん
【コツ3】ラウンドっぽく作る
幼く見えやすいオン眉ですが、ラウンドっぽくつくることで、大人にもチャレンジしやすいデザインとなっています。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 東千夏さん
【コツ4】顔周りにレイヤーを作る
周りと差のつくおしゃれ感が手に入る、個性派バング。前髪を独立させず、顔周りにレイヤーを作ることでマネしやすくなります。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん
セルフで出来るオン眉前髪の切り方

SHEA トップデザイナー
佐藤比香瑠さん
柔らかくて女性らしさのあるヘアを提案させていただきます!ダメージのない透明感のあるカラーはお任せください*顔まわりのおくれ毛や、小顔カットが得意です♪再現性の高いヘアスタイルを提案させて頂きます。
個性的でおしゃれな印象になりやすいオン眉スタイル。お顔の印象が明るくなったり、個性を出したい方におすすめです。
「オン眉」前髪のセルフカットのやり方を、人気美容室のスタイリストさんに教えていただきました。これで、ちょこちょこメンテをすれば可愛いをキープできますよ。
用意するもの
・ケープ
・ハサミ
・スプレー水
・コーム
・ドライヤー
【BEFORE】
以前作った前髪が伸びてきてしまったせいで、ぱっくり割れてしまう。
【HOW TO】
STEP1:スプレー水をON
水スプレーで前髪を濡らし根元を擦るようにしてクセを直しながらドライヤーで乾かします。
STEP2:まっすぐ下す
コーミングをし、髪をまっすぐ下ろします。
STEP3:眉上でカット
前髪を3パネルに分けて、真ん中の毛を眉上でカットします。ハサミをおでこに充てて、ずれないように。オン眉は髪を引っ張りすぎてしまうと切りたい位置より短くなってしまったり、指で髪を固定してしまうと指の幅分短くなってしまったりするので、髪をしっかりとコーミングし、そのままの位置でカットをするのをおすすめします。
STEP4:両サイドもカット
先程切った真ん中の長さに合わせて、ラウンドになるように端の髪に長さを残しながらカット。端の位置にある毛を少し長めになるようにハサミを若干、斜めにして切るとバランス良く切れます。
STEP5:隙間を作る
眉上に長さを切り終えたら、髪をコームで抑えたままハサミを縦にし隙間を作る。最後にチョップカット(挟みを縦にして髪を切る方法)でぱつっとなりすぎない抜けのあるオン眉バングに仕上げます。
眉上にきれいにまとまったオン眉前髪の出来上がり。
担当サロン:SHEA(シア 表参道)
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初出:セルフで出来る「オン眉前髪」のカット方法
「オン眉前髪の種類別」ヘアスタイル【2選】
【1】「斜め流し」オン眉前髪の大人に似合うショート
ハイライトで、アクセントをつける事で大人っぽくなります。斜めに流れた前髪も、雰囲気をつくるのにおすすめ。
【how to“ベース&カラー”】
トップの長さは長めにし、前髪は斜めにして短めにしています。そうすると、写真のような顔周りに繋がる前髪がきれいなシルエットにまとまります。
カラーは、ブリーチハイライトを入れ、上からアッシュをオンカラーしています。白髪ヘアの場合はブリーチなしできれいに染まります。全体もアッシュの9トーン位になるようにしています。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは巻きなしでOK。オイルをまずは全体的に馴染ませます。前髪にはつけません。その後バームをパール1つ分位取り、手のひらに伸ばして全体的に馴染ませます。最後に前髪の毛先につけて完成です。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】「ぱっつんオン眉前髪」クセ毛も活かせるラフなボブ
眉毛が見えるオン眉バングにすることで、一気に個性的な印象となり、似合うファッションの幅も広がります。きっちりとしたボブではなく、ラフな動きを楽しめるデザインなので、クセ毛を活かして柔らかい動きを演出。
【how to“ベース&カラー”】
肩上の長さでワンレングスにカット。前髪は、眉毛が見える長さでぱっつんとしたラインが出るフルバングに。インパクトのある前髪で個性的に仕上げます。
カラーは、11レベルのアッシュベージュをチョイス。明るめをキープしながら、夏の日差しでオレンジ色なった髪色を落ち着かせ、透明感のあるヘアカラーに。
【how to“スタイリング”】
26mmのヘアアイロンで外ハネに。まとめてアイロンを通すのではなく、毛束を細かめに取るとラフな動きが出しやすくなります。前髪は、直毛さんは軽く巻いて、クセ毛さんはそのままでOK。重くならならずにツヤ感と束感を出すオイルを中間から毛先にもみ込むようになじませます。最後に、フロントから手ぐしでとかしつつ、毛先の束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん
「レングス別」どの長さにもおすすめ!オン眉前髪のヘアスタイル【6選】
【1】「ショート」個性的でおしゃれなスタイル
うぶ毛やもみ上げに柔らかいカール感をつくることで、大人っぽさの中に可愛さもプラス。くせ毛や猫っ毛を生かせるのも嬉しいポイントです。遊び心があり、品のある女性らしいデザインにぜひチャレンジを。
【how to“カット”】
えり足ギリギリに長さでカットしたマッシュショート。全体に動きが出るようにレイヤーを入れます。しっかりおでこを出したオン眉バングは、ややラウンド状にカットします。
【how to“スタイリング”】
全体をオールバックに乾かし、前髪ともみ上げは細い毛束を取り、ストレートアイロンでゆるめに巻きます。前髪はフルバングで下ろすとキュートな印象になるため、やや上げることで大人らしさを演出。この秋、ウェットな質感をつくるならジェルがイチオシ。ジェルといっても、固まるタイプではなく“みずみずしい質感”になるタイプを選んで。根元付近からつけてコームでタイトにしてから、前髪ともみ上げをつまんで引き出し整えたら完成です。
担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 津田恵さん
【2】「ショート」ニュアンスパーマの柔らか質感スタイル
クセ毛のような柔らかい動きやニュアンスを出すパーマなので、スタイリング剤をなじませるだけで可愛くなれます。ショートヘアで、イメージチェンジを狙っている人にもぴったり。また、前髪は思い切ってオン眉にすることで、お洒落感がUP。
【how to“ベース&カラー”】
えり足はすっきり短めにカットし、サイドは耳たぶラインに設定します。トップには、全体的にレイヤーを入れ、さらに、ふんわり柔らかい動きを演出する独立したレイヤーをオン。
カラーは、10レベルのスモーキーベージュに。オレンジっぽさや赤みが気になる人におすすめのカラーリングで、柔らかい透明感を感じられます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、髪の長さに応じて12~20mmのロッドで平巻きに。
スタイリングは、ドライな状態に(ややウェットな状態でもOK)、クリームワックスをなじませ耳に軽くかけるだけ!セット剤は、ややスタイリング力があるタイプを選んで。
担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん
【3】「ショートボブ」ブリーチカラーを合わせたモード系スタイル
思い切った短めのベビーバングは、お客様のお顔に合わせて長さや形を設定しています。ぐっと個性や可愛さが引き立つのでとってもおすすめです。子供っぽく見えがちなベビーバングもコンパクトなボブと合わせることで、一気にモード系のお洒落ヘアになります。
【how to“ベース&カラー”】
コンパクトなボブスタイルは量の取り方がとってもポイントです。すっきりおさまるように削ぐようにカットしています。
カラーリングは、全体ブリーチをした明るめのカラーリングです。柔らかなベージュになるよう、ブリーチの上から10トーンのミルクティーアッシュをのせています。
【how to“スタイリング”】
スタイリングはとっても簡単で、ストレートアイロンであまり丸めないように全体まっすぐいれていきます。そのあと全体少し束感やボリュームダウンのために重ためのオイル、または軽めのバームを全体に揉み込み、軽くクシでとかしたら完成です。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん
【4】「ボブ」フェイスレイヤー+外ハネのスタイル
切りっぱなしや重めのスタイルに飽きてきた人に、一押しのスタイルです。あごラインとリップライン、異なる長さの技ありフェイスレイヤーを入れることで、顔型をカバーし小顔効果も抜群。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは、肩ラインの長さのワンレングスにカット。前髪は眉上、顔まわりのレイヤーは、あごラインとリップラインでそれぞれ切ります。
カラーは、ライトナーでトーンアップしてからオレンジベージュをオンカラー。ブリーチよりもダメージがなく、キレイ色がキープできます。派手すぎない、鮮やかさがお洒落ポイントに。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体を外ハネに。フェイスレイヤーは、軽く内側にワンカール。丸くしすぎないのがコツ。軽めのオイルorオイルクリームを内側から馴染ませ、表面→前髪→フェイスレイヤーとつけたら完成です。
担当サロン:GARDEN shibuya 児玉 善央さん
【5】「ミディアム」無造作パーマスタイル
カール感が可愛いぱっつん前髪。前髪は眉上1センチでカットして少し束感が出るようにしました。
【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下でカット。表面はほんのりレイヤーをいれつつ、すそはあつみが出るように重めにカット。パーマはリップラインから無造作に1.5回転のパーマをかけています。デジタルパーマでかけるのでダメージレスにご自宅でのお手入れも簡単。
12トーンのピンクベージュ。毛先はハイライトでナチュラルなグラデーションになるようにしています。
【how to“スタイリング”】
パーマをかけているので、スタイリング剤はバームとオイルを1:1でまぜてもみこむだけ。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【6】「ロング」抜け感モードのストレートスタイル
ロングヘアでお洒落に差をつけるなら、顔まわりでアクセントを。眉上ギリギリのぱっつんバングは、薄めにカットすることで、モード感を和らげ程よいエッジ感を演出します。また、オン眉でも絶妙なバランスで幼く見えないのもポイント。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸下ラインの切りっぱなしワンレングス。前髪は、眉毛ギリギリのオン眉でカットします。モードに寄りすぎないよう、薄めにつくり抜け感を出すのがポイント。
カラーは、10レベルのオリーブベージュをチョイス。モード感のあるスタイルなので、暖色ではなく、軽さのある寒色系はおすすめ。特に、赤みをおさえるオリーブカラーが◎。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体を真っ直ぐに伸ばし、毛先は少しだけ内に入れます。根本から大きく弧を描くようにするとグッド。内巻きにするとガーリーな仕上がりになるので注意して。仕上げにオイルを馴染ませ、前髪をつまんで束感を整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
「顔型別」に似合うオン眉前髪のヘアスタイル【4選】
【1】「面長さん」に似合う外ハネショートボブ
トレンドであるぷつっと感がかわいいボブ。よりお洒落にするなら、束感のある前髪で動きを出すのが正解!ややワイドバングにすることで、面長さんのカバーもできます。
【how to“ベース&カラー”】
カットは、えり足ギリギリの長さまで詰めたワンレングスボブ。ノンレイヤーで、重めの質感が残るよう毛量調整をします。前髪は重さを出しつつ、束感がつくりやすいようにカットします。
カラーは、5レベルのダークベージュに。地毛風カラーでも、透け感がある肌なじみのいいカラーリングです。
【how to“スタイリング”】
全体の毛先をストレートアイロンで外ハネに。もみ上げはSカールに巻いてニュアンスを加えます。前髪は巻いてから左右に散らします。やや重めのオイルをなじませ、束感メイクしたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】「四角顔さん」に似合うシンプルボブ
アゴラインのボブと前髪はオン眉のシースルーバングで骨格カバーとに合わせ前髪に。前髪はカールをつけて短めに見せてお顔型に似合わせます。
【how to“ベース”】
おでこを見せて縦のデザインをプラス。眉上のオン眉バング。おでこが見えるようにシースルーにカットします。毛先は自然に丸みをつけるのがオススメです。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【3】「丸顔さん」に似合うレイヤーセミロング
頬周りからレイヤーをいれることで 顔まわりで動く毛ができて小顔効果と丸顔カバーに。
【how to“ベース”】
全体にもレイヤーをいれて、くびれをつくってあげることでスタイルアップになります。オン眉でワイドめながらも、サイドの毛を少し丸くラウンド状にしてあげることでナチュラルな印象に。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん
【4】「下膨れさん」に似合うひし形シルエットのセミロング
フルバングでカットし、奥行きはやや浅めにとりカットする。重く見えすぎないように、チョップカットとセニングで軽さを出し、隙間をつくる。
【how to“ベース”】
顔周りとトップにレイヤーをいれた外ハネミディアムスタイル。ふわっとワンカールで全体をひし形シルエットに。オン眉バングは隙間をつくって縦ラインを強調する。
【how to“スタイリング”】
オイルとバームを1:1で混ぜ、全体に手ぐしを通してスタイリング。手に余った分で最後に前髪と顔周りに軽くつけてあげ、輪郭を隠すように整える。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん
美的GRAND掲載「40代・50代」におすすめの短め前髪のひとつ結び

ヘアスタイリスト
shucoさん
東京のヘアサロンを経て、パリを拠点にヨーロッパのモード界で活躍。帰国後もセンスと技術の高さ、親しみやすいキャラクターで各媒体やインスタグラムで人気。毛髪診断士の資格も持つ。
大人がひとつ結びにすると、疲れて老けて見えやすいのでフレッシュに見える工夫を。前髪は少量を根元から巻き、短めの“オン眉”に。サイドはそのままなじませると自然です。
【HOW TO】
STEP1:いつもより薄めに前髪を取る。前髪以外はダッカールで跡がつかないように留めておく。
STEP2:前髪にストレートアイロンでカールをつける。根元から巻いてするんと毛先に抜けるように。
STEP3:前髪の中央部分はそのまま、サイドの髪をコームで耳前の髪となじませて完成。
完成
【BACK】
浮く前髪やぱっくり割れ前髪の直し方
Q.ぱっくり分かれた前髪の直し方は?
A.根元を濡らさないと直りません。
「小手先で直すより、根元までしっかり濡らしてドライヤーで乾かすのが近道です。そしてベースから、なりたい前髪の形に整えるのが得策。『ふんわり見せたい』『浮きを抑えたい』お直しは乾かし方の工夫を」(KOMAKIさん)
ふんわり見せたい場合は根元を立たせる。
浮く場合は根元を押さえる。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
柔らかくて女性らしさのあるヘアを提案させていただきます!ダメージのない透明感のあるカラーはお任せください*顔まわりのおくれ毛や、小顔カットが得意です♪再現性の高いヘアスタイルを提案させて頂きます。