ヘアカラー
2024.2.4

暗めラベンダーアッシュ、艶と透明感スタイル【15選】

暗めのラベンダーアッシュ。暗めだけど透明感と艶感が出る髪型を掲載。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

ラベンダーアッシュは透明感・柔らかさが出る優秀カラー

THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)スタイリスト

鬼頭 亜実さん

パープルアッシュ・アッシュラベンダー・ラベンダーグレーとは、幅広い世代に人気のアッシュ系のカラーに、パープルやバイオレットなどの紫味をプラスした新たなアッシュ系カラーです。日本人特有の赤みを削るアッシュ系のカラーに柔らかさと透明感をアップさせるバイオレットをプラスすることで、大人女性にも挑戦しやすい色味です。基本的に、イエベもブルべも似合うのですが、ハイトーンになるほどイエベの方におすすめです。

「ショート」暗めラベンダーアッシュスタイル


【how to“カラー”】

  1. カラーリングは、8レベルのラバージュに。
  2. ラバージュとは、ラベンダー+アッシュ+グレーをミックスした色味で、顔色をキレイに見せながら、髪の透明感をアップさせます。

担当サロン:joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ) 大久保瞳さん

「ボブ」暗めラベンダーアッシュスタイル【5選】

【1】透明感と艶感のあるスタイル

Point

カラーは、透明感とツヤ感のあるラベンダーアッシュをセレクト。青紫っぽい色味で、赤みは削りたいけど、寒色にしたくないという人に◯。


【how to“ベース”】
ベースは、肩に当たるくらいの長さでワンレングスにカット。毛先の厚みを残しつつ軽さを調整し、レイヤーを顔周りに入れることで、ニュアンスのある動きを叶えます。前髪は、長めに大人っぽく仕上げます。


【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先を外ハネ→中間を内巻きの波巻きに仕上げます。バックまでの全体を波巻きするのがベストですが、難しい場合は、前髪と顔周りをしっかり波巻きにすればOK。スタイリング剤は、オイルとクリームを混ぜたものを。中間〜毛先を結ぶようにねじりながらなじませたら完成です。

担当サロン:THE GARDEN TOKYO(ザガーデントウキョウ)  武田美奈さん

【2】8トーンの柔らかスタイル

Point

カラーは、8レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みをおさえつつ、透明感を出し、柔らかく見せてくれるカラー。


【how to“ベース”】
えり足をすっきりと短めにカットした前下がりラインのグラデーションボブ。前髪を長めにすることで、大人っぽい雰囲気に。レイヤーを少しだけ入れ、動きを出します。


【how to“スタイリング”】
内巻きブローで、ストレートタッチに仕上げるとツヤ感がUPしてグッド。ブラシは、細めのロールブラシorデンマンブラシで。アイロンを使うなら、ストレートアイロンを選んで。最後に、シアバターをさらっと軽く中間〜毛先につけて、最後に手に残っているものを前髪になじませたら完成です。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  大山幸也さん

【3】9トーンで上品な大人スタイル

Point

カラーは、9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みを削りつつ、ツヤ感と透明感を与え、上品で女性らしい色味なので、大人世代におすすめです。


【how to“ベース”】
ベースカットは、あごギリギリの切りっぱなしボブ。動きが出るよう表面にレイヤーを入れます。前髪は、長めのシースルーで、分けることも下すこともOKな長さとなっています。また、前髪のサイドをやや長めにすることで、こめかみがパカッと割れることもなく骨格もカバー。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、毛先はライン感が出るようにストレートタッチに仕上げます。レイヤー部分は、ほんのり内巻きにしてニュアンスをプラス。前髪はマジックカラーで。セット剤はレイヤーを活かすため、少量のオイル(重めタイプ)or バームを。内側、表面の順につけ、最後に前髪の毛先に塗布したら完成です。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ)  武田美奈さん

【4】8トーンのエレガントスタイル

Point

カラーは8トーンのラベンダーアッシュ。落ち着いた色ですが、透明感があり重たく見えません。


【How to“ベース”】
サイドはあご下4.5cmの前下がり、動きが出やすいよう長めにカットします。後頭部は目のラインにボリュームが出るようカットすると、毛量が少なくても気にならず頭の形がキレイに見えます。襟足は首に沿うようにカット。前から見たとき襟足が少し見えた方がおしゃれな印象に。顔周りは小鼻と口の間でサイドに流れるようにカットし、長めの前髪を作ります。


【How to“スタイリング”】
トップを乾かすとき、分け目がパカッとならいよう根元を持ち上げながら乾かします。後頭部も根元を立ち上げるように乾かすと、自然とボリュームが出てふわっとした仕上がりに。外ハネスタイルにする場合は、28mmのアイロンで毛先のみ、内外ランダムに巻きます。特に顔周りはしっかり外ハネにすると軽やかな印象に。前髪は軽くリバース巻きにします。ワックスよりツヤ感の出るクリームタイプのスタイリング剤を毛先にもみ込み、軽く耳掛けをすれば完成です。

担当サロン:MINX 銀座中央通り店(ミンクス ギンザチュウオウドオリテン) 小林篤史さん

【5】7トーンはお仕事シーンにぴったり

Point

7レベルのラベンダーアッシュ。レベルは、6だと暗く、8だと明るすぎるので、7レベルがお仕事女子には程よい色味。パープル系は肌なじみがよく、ツヤがある髪に見せてくれる効果も。


【how to“ベース”】
肩にぎりぎりつかないくらいの長さでカット。毛先がハネにくい長さなので、巻いても下ろしてもキマる扱いやすいレングスです。前髪は、流すようにサイドに向かって長くしていきます。頬のラインが隠れるようにすると、自然な流れを演出できます。


【how to“スタイリング”】
26mmのアイロンで、顔周りの毛先は外ハネに。その他は内巻きにします。部分的にゆるく外巻きにすることで、自然な印象に。前髪は、ストレートアイロンでさらっと通す程度で、少しカールがつくようにするとキレイな流れに。仕上げのオイルは、全体的に軽く手ぐしを通すくらいでつけます。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 櫻田亜弓さん

「ミディアム」暗めラベンダーアッシュスタイル【4選】

【1】7トーンの艶感ぷつっとスタイル

Point

カラーは、7レベルのラベンダーベージュに。ツヤ感&柔らかい質感をもたらし、ダメージを受け黄色くなった髪色でもキレイに仕上げることができます。


【how to“ベース”】
カットは、鎖骨ラインで切りっぱなしに。中間〜毛先は毛量調整し、重さは残しつつ動きをプラス。前髪は、眉と目の間でぱつっとカットし、サイドバングは輪郭に沿わせて切ることで小顔効果が望めます。


【how to“スタイリング”】
32mmのコテで全体を外ハネにして、顔まわりをリバースに巻くだけ。重めカットでまとまりがよく、簡単なスタイリングでもキマるので、アイロンが苦手な人にイチオシです。セット剤は、束感とツヤ感を出すバームを、中間から毛先になじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデン ヨコハマ)  豊田楓さん

【2】シアーなくすみラベンダーで透明感アップ

Point

カラーは、シアーダスティーラベンダーに。透明感とくすみ、相反するトーンがMIXした色となり、くすみのあるラベンダーで透明感を引き出し、肌色をキレイに見せることができます。


【how to“ベース”】
肩に当たる長さで切りっぱなしボブにカット。動きが欲しいところにレイヤーを入れ、くびれ感をプラスします。前髪は、ほおにかかる長めにすることで雰囲気のある大人印象に。


【how to“スタイリング”】
自然な動きが出るようにカットされているので、揉み込みながらドライヤーで乾かすだけの簡単スタイリング。この時、毛先をふわっとさせるのがポイントです。ツヤ感を出すバームorバームワックスを揉み込むようになじませたら、毛先をつまんで整え、最後に軽く前髪につけたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ)  吉塚さとりさん

【3】9トーンの艶感外ハネスタイル

Point

カラーは9トーンのラベンダーアッシュ。ラベンダーが黄みを抑え色ヌケを防ぎ、上品な艶ブラウンを長続きさせます。


【how to“ベース”】
サイドは平行で顔周りはやや前下がり、自然にハネる鎖骨にかかる長さでカットします。ハチ部分に少しだけレイヤーを入れ、表面に軽さを出します。毛先にはレイヤーを入れず重たさを残すのが今どきです。前髪は薄めに取り、目にかかる長さにカット。こめかみに落ちる毛束はやや長めにカットし、自然にサイドに繋げます。


【how to“スタイリング”】
パサつきが気になる人は、髪が濡れているときにツヤの出るトリートメントオイルを揉み込んでから乾かして。また乾かすときは毛先を手ぐしで外ハネにするとスタイリングがよりスムーズに。32mmのアイロンで、毛先のみ外ハネにワンカール巻きます。カールをつけすぎると子供っぽく見えるので、アイロンを滑らせる程度で軽くハネさせて。バーム系のスタイリング剤を毛先にもみ込みハネ感を整え、前髪の毛先をサイドに流せば完成です。

担当サロン:Sui(スイ)  深瀬介志さん

【4】5トーンで地毛風カラーに

Point

カラーは、5レベルのバイオレットアッシュに。地毛風カラーで、髪を柔らかく見せ、透明感を与える色味。肌馴染みもいい美人カラーです。


【how to“ベース”】
カットベースは、顎下3〜4cmのボブ。表面にレイヤーを入れ、ふわっとした動きとくびれをプラス。さらに、毛先が動くようにスライドカットを施します。前髪は、おでこの肌が見えるように間引くようにカット。


【how to“パーマ&スタイリング”】
円錐型のロッド(20mm前後)でSカールをつくるようにパーマデザインします。アウトラインは、外ハネにするのがポイント。スタイリングは、半乾きの状態でソフトタイプのジェルを全体に揉み込み、自然乾燥するだけ。ウェットならモードっぽく、ドライな質感ならフェミニンに仕上がります。最後に、毛先をつまむように束感を出すとグッド。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  歳嶋建国さん

「セミロング~ロング」暗めラベンダーアッシュスタイル【5選】

【1】6トーンのリバース巻きスタイル

Point

6トーンのラベンダーアッシュ。


【how to”カット&スタイリング”】
顔まわりにレイヤーを入れて多毛さんでも軽やかな印象にします。毛先は厚みをつけますが中の方だけ量をとって扱いやすくカットします。

38ミリのコテで耳から前のレイヤーが入ってる場所はリバース巻きにします。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  小笠原剛さん

【2】8トーンの深みがあるスタイル

Point

カラーは、8レベルのラベンダーアッシュに。深みのある落ち着いた色味ながら、光を反射して透け感とツヤ感を与えてくれるのが嬉しい。


【how to“ベース”】
ベースを胸上でカットし、顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。骨格に合わせてレイヤーを入れるので、多毛さんでもOK。前髪はワイドなシースルーバングに。さらに、内側を薄めにつくり、ちょろっとした髪が自然にできるようにします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、毛先から内巻き→外巻きのウェーブ巻きをあごラインまで巻きます。特に、毛先の内巻きをしっかりカールづけするのがポイント。

ツヤ感を与えつつ、自然な柔らかさが出るようジェルとワックスをMIXしたものを塗布します。最後に束感を整えたら完成です。

担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン)  MANAEさん

【3】5トーンの可愛くて柔らかいスタイル

Point

光に当たると柔らかいアッシュパープルになり柔らかい女性らしさを引き出してくれる明るさです。はじめてのカラーや可愛らしい印象にしたい方にオススメです。

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  鬼頭 亜実さん

【4】7トーンでほつれ感ウエーブスタイル

Point

カラーは7トーンのラベンダーベージュ。暗めでも光に当たると透けやすく、柔らかな質感に見える色味です。


【how to“ベース”】
胸丈のゆるやかな前上がりベース。顔周りと表面にレイヤーを入れ、動きを出しやすくします。前髪はパカッと割れないように厚めに取り、目にかかる長さでカット。こめかみに落ちるサイドバングは長めに残し、前髪全体の毛先が自然にサイドに流れるように毛量調整します。


【how to“スタイリング”】
前髪を乾かすとき、左右から風をあてて乾かすと割れにくくなります。またロングは裾の重さでトップがペタンとなりがちなので、必ず毛束を持ち上げながら乾かしふわっと感を出して。32mmのアイロンで、まず全体の毛先を内巻きにワンカール巻きます。それから毛束を細かく取り、中間から毛先に向かってリバース巻きに。リバースに巻くと華やかさが出ます。前髪の毛先も軽く巻き自然にサイドに流します。パサついて見ないようツヤが出るオイルを全体になじませます。毛束を裂くように広げ、隙間を作るように束感を整えて。前髪にも隙間を作れば完成です。

担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)  中尾祐太さん

【5】艶のある仕上がりで美人度アップ

Point

艶感があり赤みを抑えるアッシュラベンダーのカラーに、表面・顔まわり・襟足にハイライトを入れて柔らかさをプラス。


【how to“ベース”】
ベースの長さ設定は美人ヘアの鉄則である“顔の等倍”にカット。アウトラインの重さを残しながら、顔まわりにレイヤーを入れます。前髪はアゴくらい長さで薄めにカットします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
毛量の多い人、少ない人、直毛の人にはデジタルパーマを。太めのロッドで毛先を1.5回転巻いてゆるめのパーマをかけます。パーマなしの場合、32mmのアイロンで全体を内巻きワンカール。表面を数カ所1cmくらい取り、根元付近からフォワードに巻いて柔らかい印象に

巻き終わったら手ぐしでほぐしてから、艶感の出るバームを揉み込みます。塗布する際、高い位置でポニーテールを結ぶようにするとキレイに仕上げることができます。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 菊池ステファニーさん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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