【実例18】インナーカラー、人気のスタイルは?

まだまだ人気が続いているインナーカラー。全体を明るくするわけではないので大人女性でもトライしやすいのが人気の秘訣!赤みを押さえたベージュ系や流行のピンク系など内側のポイントで遊べちゃいます。
インナーカラーって?
インナーカラーやイヤリングカラーについて解説!


GARDEN Tokyo
田中麻由さん
人気&注目のイヤリングカラーやインナーカラーといったデザインカラー。髪の内側に明るめのカラーリングをするインナーカラー。入れる幅や入れ方で派手にすることも、さりげなくすることもできるんです。
イヤリングカラーとは、狭めや細めに染めることでアクセのようにさりげないニュアンスのカラーのこと。耳にかければ馴染みもよく、オフィスワーカーにもチャレンジしやすい。インナーカラーは、広めに入れることで、よりコントラストのある仕上がりになっています。
リモートワークが多い今こそ、インナーカラーを楽しんで
マスク生活が続くなかで、アイメイクや前髪などの印象が左右しがち。でも、顔まわりの髪色を明るくすることで、ぱっと明るい印象にもなれ、肌色のトーンまでアップ。ベージュのようなナチュラルカラーから、色味のはっきりしたレッドを重ねたり、カラーバリエも豊富なので、この機会に自分らしさを探してみて。
ブリーチなしのインナーカラーについて


HAIR SALON FOCUS マネージャー
篠塚 純さん
1990年茨城県生まれ。都内有名店勤務後、HAIR SALON FOCUSマネージャーとして日々サロン業務、セミナー講師など多岐に渡って活躍。特に骨格や雰囲気から導き出す360°似合わせカットには定評があり、SNSでは千葉で1番ショートが上手いスタイリストとしても話題を集めている。
Q:インナーカラーはブリーチなしでできるってホント?
A:ホント
「できるかできないか、というと、できます。ただ、インナーカラーの部分をブリーチなしで明るく染め、上の毛をかなり暗くしたとしても、ブリーチほどの明度差はでないので、コントラストがわかりずらいということはありますね。なので、ポイントとしてインナーカラーで遊びたいという人は、ブリーチをしたほうがよいと思います。ただ、お仕事上の理由などで、そこまでコントラストがなくてもいい、気分だけ楽しみたいという人は、ブリーチなしでもいけますよ」(篠塚さん・以下「」内同)
Q:ブリーチなしの場合、どのくらいの明度まで出せるの?
「ヘアサロンのカラーチャートの場合は、13トーンあたりまでがマックスです。ちなみに、OLさんの場合は大体7~9トーンが多いでしょうか」
Q:ブリーチなしインナーカラーのやり方は?傷む?
「まず、上と下でブロッキングし、インナーカラーの部分を13トーンのカラー剤で明るく染めます。次に明度差を出すために、上の部分をお客様の好みにもよりますが、3トーン前後に染めていきます。ちなみに、日本人の地毛のレベルは3~4トーン。髪の色素を抜くブリーチとは違い、髪に色味を加えるカラーだけなので、ブリーチほど傷みもありません」
インナーカラーのメンテナンスについて


HAIR SALON FOCUS 南流山店 店長
いしま まりこさん
Q:インナーカラーのメンテナンス頻度には正解があるってホント?
A:1か月~1か月半がベストです
「インナーカラーは1か月過ぎるとかなり褪色してしまうので、1か月~1か月半おきにメンテナンスをすると、キレイな髪色をキープできます。また、伸びてきた根元は、2か月~2か月半に1度のペースでリタッチをするとよいでしょう」(いしまさん・以下「」内同)
Q:セルフケアで注意すべきことは?
「カラーを長持ちさせるためのアイテムとして、カラートリートメントがあります。これは、シャンプー後のコンディショナーやトリートメントの代わりに使用するアイテムで、髪の表面に色をつけるはたらきがあります。褪色を抑え、髪色をキープするだけでなく、トリートメント効果もあるので、髪にうるおいが出ますよ」
「色別」インナーカラースタイル【8選】
【1】フレッシュベージュ×ハイトーンベージュのインナーカラー
Point
べースはやや明るめのフレッシュベージュ。耳上の髪のみ、ハイトーンのベージュに。面積が広すぎたり位置が後ろすぎると、バランスがくずれるので注意を!シンプルなスタイルがグンとおしゃれに「ストレートボブ×インナーハイカラー」
お決まりになりがちなあごラインのボブは、カラーで遊び心をプラスして変化をつけて。サイドの髪を耳にかけたときにフリンジのように見えるインナ ーカラーが、さりげなくておしゃれ!
【2】ベージュブラウン×13レベルベージュのイヤリングカラー
Point
カラーは、イヤリングカラーを耳上のみ13レベルのベージュで、全体を5レベルのベージュブラウンに。髪全体を明るくしなくても顔まわりのアクセントが、ワンランク上のお洒落感をプラス。また、同系色に統一することでこなれた雰囲気にも。【how to“ベース”】
- あご下3cmで前下がりのワンレングスにカット。
- 前髪は目にかからない長さのシースルーに。
- サイドバングはおでこの丸みに合わせて、ラウンド状に繋げることで、顔まわりを引き締め顔型をカバー。目元の印象も強調します。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのカールアイロンで毛先をさらっとワンカール。
- 艶出しスプレーを全体に塗布してから、ほぐしながらバームをつけます。手に残っているものを前髪と髪の表面につけたら完成。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 花岡瑠斗さん
【3】シナモンベージュのハイライトインナーカラー
Point
シナモンベージュのハイライトは日本人の肌をキレイに見せてくれる効果あり。顔を縁どるように内側に細かく入れているので、ナチュラルな仕上がり。艶やかなウエーブヘアと好相性で、フェミニンさが際立つ。\前髪アップでインナーカラーをチラ見せ/
シナモンベージュの美肌効果!しなやかな女らしさが浮遊する。
【4】ブリーチありのピンク系インナーカラー
Point
遊びのインナーカラーはブリーチで。その後、8レベルのピンクブラウンをオンカラーすることで、同系色のコントラストとなり馴染む仕上がりになります。また、ピンク系カラーは、艶を出し日本人の肌色とも相性抜群です。【how to“ベース”】
- ベースを鎖骨レングスのミディアムレイヤーにカット。
- トップからレイヤーを入れて、アウトライン厚みを残すのが韓流くびれのポイント。顔まわりのレイヤーは骨格に合わせて調整を。
- オン眉でややワイドでライン感を残したシースルーバングに。
【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かす時、もみあげを立ち上げるのが鍵。
- 乾いたら、毛先を26mmのアイロンで外ハネにワンカール、頭のハチ上は内巻きにワンカール巻きます。
- ツヤ感を出すオイルをもみ上げ→毛先→表面→前髪の順につけたら完成です。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【5】オレンジベージュ×ミルクティーベージュのインナーカラー
Point
カラーは11トーンのオレンジベージュ、インナーカラーはミルクティーベージュで入れて明るめに。
【how to“ベース”】
- バストトップより3センチ上でみつ襟までカット。そこから耳後ろまで45度の前上がりでカット。
- 顔まわりの一番短いところを決めて(顎下8cm)そこに繋ぐようにオーバーセクションだけレイヤーを入れていきます。
- 前髪は鼻上で薄めにカットすることで、かき上げて動きを出せるように。
【how to“スタイリング”】
- 根元を立ち上げながらドライします。オイルをつけてからストレートアイロンでクセを伸ばしながら巻いていきます。
- 毛先の部分はJカールに巻き、顔まわりのレイヤー部分も緩やかにリバースに巻きます。
- 最後にふんわり感を保たせるために内側からスプレーをふります。
担当サロン:Tierra (ティエラ) 毛利仁美さん
【6】ココアラベンダー×ミルキーベージュのインナーカラー
Point
人気のインナーカラーも品よく楽しめれば大人にもおすすめ。表面とブリーチ部分に明度と色味の差を出して遊びをプラス。上品に見える色味のココアラベンダーをメインカラーにしてインナーはミルキーベージュで挑戦しやすい色味に。ブリーチにケアトリートメントを足して出来るだけ負担をかけずに施術しています。
【how to“ベース”】
- ベースは鎖骨下ローレイヤー、ベースカットが重めな分ハチ下あたりからインナー部分をつくりました。
【how to“スタイリング”】
- まとまりやすくカットしてあるので、毛先を28mmでワンカール巻いてオイルを馴染ませたら出来上がりです。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 斎藤美紀さん
【7】アッシュベージュ×2回ブリーチの紫色インナーカラー
Point
ポイントで見せるインナーカラーはハイトーンがオススメ。ショートボブの長さは結ぶことが少ないので、明るめのハイトーンがチラ見えで可愛い♪もみあげだけでなく、前髪も半分にブロッキングをしてインナーカラーをオンすると明るい印象に。カラーは、ベースは人気カラー9~10トーンのアッシュベージュに、インナーカラー(前髪・耳下)は2回ブリーチをし、紫色をオンしてあげます。2回脱色をすることで黄色味が取れ、色がきれいに入ってくれます。普段のシャンプーでも紫シャンプーを使用してあげると綺麗な色を保てます。【how to“ベース&スタイリング”】
- ベースは顎下2cmの王道ナチュラルボブ。前髪はぱっつんシースルーバングで小顔&デカ目効果!
- ストレートアイロンで内巻きでも外はねでも似合う万能なボブヘア◎。
【how to“スタイリング”】
- スタイリング剤はバームとオイルを1:1で混ぜて、もみこむようにつけてあげるのがトレンド!
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 金井 瑛大さん
【8】ネイビーブラック×ブリーチにくすんだベージュアッシュのイヤリングカラー
Point
インナーカラーより控えめなイヤリングカラーは、ファッション感覚で楽しめる♪ハイトーンで入れれば、顔周りにライトを当てたようにお肌をきれいに見せれる嬉しいポイントも。ベースは4~5トーンのネイビーブラック(黒髪)にし、インナーカラーは1回ブリーチをし、青と緑を入れ、くすんだベージュアッシュに。クールでモードな印象にしたい方にオススメの配合です。
【how to“ベース”】
- ベースは顎下2cmのボブ。暗髪でインナーカラーとコントラストをつけることで最旬スタイルに。
- ひし形シルエットを意識しながら全体の骨格や輪郭を見てバランスを見てカットしてあげましょう!
【how to“スタイリング”】
- 流行りの韓国風ボブタンバルモリ×イヤリングカラーは2021年最大のブームへア!
- スタイリングは26mmのカールアイロンでミックス巻きにすると写真のようなスタイルに。
- スタイリング剤はバームとオイルを2:1で混ぜて、最後にスプレーで固定。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 金井 瑛大さん
「レングス別」インナーカラースタイル【6選】
【ショート】ヴィヴィットピンクで個性的に
Point
インナーカラーにピンクを入れて、個性を演出。カットのポイント
- マッシュベースのウルフカットにパーマをプラス
- スタイリングでサイドにボリュームを持ってくるとバランスがいいです
前髪カットのポイント
- 輪郭のシャープさをやわらげるために前髪にパーマをかけて丸みを持たせると輪郭をカバーできます
- パーマをかけたシースルーで、ちょっと人との違いを出しました
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
【ショートボブ】ラベンダーカラー×イヤリングカラー
Point
攻めすぎずチラッと見えるイヤリングカラーが今っぽくて可愛い。ベースは8トーンのラベンダーカラーに、インナーカラーは、耳の部分に入れるイヤリングカラー。一度ブリーチをするだけ!脱色をするだけで綺麗にコントラストができるのでオンカラーは気分で◎。【how to“ベース”】
- ベースは顎下2cmのミニボブ で首をスッキリ見せる。
- 前髪は少しワイドバング気味にカットをしてモードな雰囲気に。
【how to“スタイリング”】
- このようなワイドバングには外はねでクールな印象にしてあげるとギャップが出て◎。イヤリングカラーもきれいに見えるのでおすすめです。
- スタイリング剤はオイルでウエット感を出してあげて毛先を中心に塗布しましょう。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 金井 瑛大さん
【ボブ】インナーカラーで丸顔もカバー
Point
カラーを入れるならインナーカラーを入れることで目線が下に行き、丸顔カバーに。カットのポイント
- Aラインを意識して丸顔をカバー、内に入りやすいように前下がりボブでカット
前髪カットのポイント
- 顔周りは頬骨ラインと顎ラインの2段階にすることで巻きやすくなります(頬骨隠すことで丸顔解消)
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 金井 瑛大さん
【ミディアム】落ち着きカラーでも若見え
Point
カラーリングは、全体を8レベルのブラウンアッシュ、インナーカラーは12レベルのミルクティーベージュに。明るさのコントラストはあるものの、落ち着いたトーンにすることで大人っぽい仕上がりとなっている。【how to“ベース”】
- 全体は胸上の長さでカットし、トップと顔まわりを中心にレイヤーをいれます。ローレイヤーにすることで、品良くふわっと軽さのある動きに。
- 前髪はややワイドにとり、眉が隠れる長さでぱつんとしたライン感を残すのがポイント。顔をすっきり明るく見せるのでwithマスクにおすすめ。
【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かす時、前髪に生えグセがある場合、ラインが出るように根元が分かれないようにする。
- 32mmのアイロンで外ハネに巻いてから、トップと顔まわりをフォワード&リバースのMIX巻きに。カールは中間から毛先に巻くと、抜け感のあるスタイルになる。
- スタイリング剤は、さらっとしたヘアオイルを毛先~全体にしっかり馴染ませる。手に残っているオイルを前髪に塗布したら完成。全体の質感を艶っぽく揃えるのが美人ヘアの鍵。
担当サロン:Violet栄店(バイオレットサカエテン) 西村俊輝さん
【セミロング】赤みのない透明感カラーで白髪もカバー
Point
カラーは、イヤリング部分をブリーチしながら、全体を6レベルのグレージュに。その後、ブリーチした髪に9レベルのベージュをオンカラー。全体的な明るさを抑えつつ、しっかり赤みを打ち消し透明感のある仕上りに。【how to“ベース”】
- 胸上の長さでカットして、ローレイヤーを入れる。
- 前髪は、巻いて目にかからない長さに設定して、抜け感のあるシースルーに。サイドバング、おくれ毛とつながるように、顔まわりに薄めのレイヤーを入れる。
【how to“スタイリング”】
- 髪全体を4ブロックに分けて、32mmのアイロンで波巻きに。顔まわりの薄いレイヤーは、リバースで流れをつくるように巻く。
- スタイリング剤は、ツヤ感&セット力があり、柔らかい動きを実現するミルクをチョイス。毛先を中心に揉み込み、顔まわりのレイヤーにも塗布。
- 最後に前髪をつまむようにつけ、抜け感を整えたら完成。
担当サロン:Violet横浜店(バイオレット ヨコハマテン) 落合眺さん
【ロング】ハイトーンのイヤリングカラーがおしゃれ
Point
ベースカラーはダークアッシュブラウン、インナーは一度ブリーチをして、うすくアッシュベージュを被せてます。コントラストがハッキリ出て、インナーカラーを楽しめる様な仕上がりに♪【how to“ベース”】
- ワンレングスベースで、重くなりすぎないように表面のみにレイヤーを入れます。重さは残すようにポイントで量感調整。
- 前髪はシースルーのパッツンバングにし、サイドバングを長めにして小顔効果を出しながら今っぽい韓国っぽヘアにしてます。
【how to“スタイリング”】
- 全体をゆるめのミックス巻きで、サイドバングと顔周りはリバース巻きで仕上げてます。前髪も軽く巻いて艶っぽ仕上げ。
- オイルかミルクをつけて、艶っぽい束感でカラーのキラメキを楽しめるように仕上げます。
- 最後に艶だしスプレーを付けて、より艶感を出しちゃうのもオススメ◎。
担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) mitsukiさん
「オフィスOK」なインナーカラーの入れ方とおすすめスタイル【4選】
さりげないインナーカラーの入れ方


HAIR SALON FOCUS マネージャー
篠塚 純さん
1990年茨城県生まれ。都内有名店勤務後、HAIR SALON FOCUSマネージャーとして日々サロン業務、セミナー講師など多岐に渡って活躍。特に骨格や雰囲気から導き出す360°似合わせカットには定評があり、SNSでは千葉で1番ショートが上手いスタイリストとしても話題を集めている。
「インナーカラーを入れたい部分を一度ブリーチし、あえて暗く染めるという方法もあります。ブリーチをすると髪に透明感が出るので、さりげないインナーカラーに仕上がりますよ」(篠塚さん)
【1】控えめインナーカラーで大人女性にもぴったり
Point
人気のインナーカラーもんなかなか大人にはハードが高そうに見えますが、チラ見え程度に入れればさりげなく楽しむことができます。艶が大事なので、乾かないように保湿することが重要です。耳の後ろ側から襟足にかけて、インナーカラーが入っています。ちらっと見えるぐらいのさりげない入れ方であれば、初心者や大人の方にも決してハードルは高くないはず。全体は、地毛を生かして染めていません。
【how to“ベース”】
- リップラインのワンレングスボブ。
【how to“スタイリング”】
- 水スプレーで前髪、表面をしっかり濡らし、タオルドライ後にスタイリング剤をつけます。
- オイルとバームを1対1で混ぜて、中間から毛先にたっぷりとらつけます。
- もう一度オイルとバームを混ぜ、次は根本近くからしっかりとつけます。
- 最後に前髪の生え際にジェルをなじませたら、完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】オレンジの同系色でまとめる上品カラー
Point
カラーのベースは8レベルのオレンジベージュ、インナーカラーはビターオレンジと同色系でまとめるのがポイント。デザインカラーでも派手過ぎず、品のある仕上りとなっています。【how to“ベース”】
- 全体を肩下10cmの長さでやや前上がりにカットします。
- トップのレイヤーは軽さを出す程度に入れ、顔まわりは顔型に合わせて繊細にレイヤーを入れます。
- 前髪はややワイドに設定し、ラウンド状にカットすることでナチュラルな印象に。
- 重すぎないようにライン感を残しつつ、軽さを表現すれば横顔まで美人に。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロン、もしくは32mmのカールアイロンで毛先をワンカールするだけの簡単ヘア。顔まわりの髪を巻く時は、髪の落ちる位置ではなく斜め前に引き出すとキレイな内巻きがつくれる。さらに、トップは髪を真上に引き出してワンカールするとふんわり空気感が出て、可愛さアップ!
- スタイリング剤は軽めのオイルを。全体は中間から毛先にかけてなじませ、前髪は毛先中心に半分くらいを目安につまむように塗布。最後に束間を整えたら完成。
担当サロン:MINX 銀座二丁目店 土田明莉さん
【3】極細インナーカラーで肌色まで美しく
Point
スタイルのポイントとなるインナーハイライトは、14レベルで顔まわりに細く入れます。その後、9レベルのオリーブベージュをオンカラー。赤みを消す寒色系でもベージュがメインなので、くすみ過ぎず柔らかい色味に。【how to“ベース”】
- 全体を鎖骨下3cmでやや前下がりにカット。Aラインのシルエットを残しながら、ふんわりするようにトップにレイヤーを入れる。もみ上げを5mm~1cm幅で取り、やや短めにカットしおくれ毛につくる。
- シースルーバングは、両サイドが長いラウンド状にすることで小顔見せにも。
【how to“スタイリング”】
- 毛先を32mmのカールアイロンで外ハネに。顔まわりはリバース、おくれ毛は内巻きにワンカール、前髪は左右に分けてそれぞれワンカール巻く。
- セミウェットな質感になるオイルを全体に馴染ませ、手に残っているスタイリング剤を前髪につけて束感を整える。耳に軽くかければ、ハイライトがちらっと見えておしゃれ感アップ。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 鈴木彩乃さん
【4】コントラストをあまり出さずさりげなく
Point
大人が初インナーカラーにする場合は、コントラストを出しすぎない色を選べば、派手になりすぎないのでおすすめです。カラーはもみあげから下の部分にオレンジカラーをオン。暖色系は色持ちもいいのでオススメ。アクセントになり、おしゃれ度も一気にアップします。派手すぎないので、どんな服装とも合わせやすいのも嬉しいポイント!ベースは10~11トーンの赤味ベージュにインナーは1回ブリーチをし、オレンジベージュをオン。耳掛けをすることでベースとインナーカラーのコントラストがあまりないので、グラデーションカラー風にも見せることができます。
【how to“ベース”】
- ベースカットは前下がりではなく平行ボブです。
- 高さはお客様にもよりますが、襟足を刈らないギリギリの高さのミニボブ。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは毛先を全体的に外ハネ。
- 耳から前の中間を縦巻きでリバース、耳後ろの中間だけ縦巻きでフォワードに巻いてます。
- スタイリング剤は、軽めのバームとオイルを1:1で混ぜて使用するとトレンドなウエット感が出つつ、形もキープしてくれるのでオススメです。
担当サロン:AFLOAT GINZA スタイリスト白川 雄副さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。