【2024最新】インナーカラーの入れ方とおすすめスタイル
インナーカラーの入れ方とおすすめカラー&スタイルを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。今の髪型や髪色に飽きた人は挑戦してみては。洒落感UPを狙えます。
インナーカラーは脱マンネリを狙えておすすめ
\教えてくれたのは…「MINX shibuya smart salon」のヘアスタイリスト・岩谷流星さん/
インナーカラーやイヤリングカラーと呼ばれるデザインカラー。顔周りのお洒落感なニュアンスとなり、顔色をぱっと明るく見せる効果もあることで人気です。脱マンネリを狙え、ワクワク感を感じられるメリットも。
インナーカラーは入れ方で変わる!
顔まわり
デザインカラーは、全体にハイライトを入れつつ、前髪、もみ上げといった顔まわりにはデザインカラーを施し洒落感UPを狙えます。ヘルシーで元気な印象になりたい人におすすめのミディアムヘアです。
カラーは、全体はハイライト&顔まわりはスライシングでブリーチをしてから、トパーズブラウンをオンカラー。バイオレットで、黄色みを打ち消し、透明感のある仕上がりに。
担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん
前髪
遊び心を秘めたカラーを前髪に混ぜることで、単なる前髪もお洒落上級者スタイルに。お顔の色もトーンアップできる色を選んで、セルフレフ板効果を作るのもありですよ。
前髪の量が多ければ多いほど好きな色味を出しやすく扱いやすいです。派手すぎるのが嫌という方は、同系色のカラーで馴染みのいい立体感のあるカラーになります。ベースの髪とインナーの配色次第で色々なテイスト、雰囲気が楽しめますし、コントラストが強いほど、個性的なカラーになります。色見によっては、お肌も明るく見えます。韓国から人気の火がつき、韓国風へアに憧れている方にオススメです。
ベースが6トーン、インナー部分が14トーンのラベンダーカラーでコントラストを。
担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon(ビューティーコネクションギンザ ヘアサロン) 小野寺瑞希さん
耳上
シンプルでコンサバになりがちなボブヘアで、人を被らずにすこし背伸びをしたお洒落感のあるデザイン。
耳上にインナーカラーを入れ、ベージュをオンカラー。赤みをおさえた柔らかいベージュとなり、くすみ知らずでです。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 豊田楓さん
おすすめインナーカラー1:ベージュ系
耳まわりのインナーカラーは、ブリーチをしてから暖色系のベージュをオン。全体は寒色系のフォギーベージュをチョイスし、色のコントラストをUPさせます。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 豊田楓さん
おすすめインナーカラー2:ブラウン系
サイド(こめかみの位置)からバックの襟足にかけて、インナーカラーをしています。ブリーチを使わないカラーリングで髪のダメージを最小限に。ライトナーで明るくしたあと、12トーンくらいに仕上がるように、ナチュラルブラウンでオンカラーをしています。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
▼ 関連記事
インナーカラーもパーマも楽しむダメージレススタイル
おすすめインナーカラー3:ピンク系
耳周りから襟足にかけてブリーチのWカラーでインナーカラーをしています。オンカラーはピンクで、ベースは地毛のままにしています。人気のインナカラーを思いっきり入れたい場合は、コントラストが出るように色見に大きな違いを持たせるのがポイントです。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
おすすめインナーカラー4:ブルー系
もみ上げをブリーチしてインナーカラーを入れてから、ターコイズブルーに。透明感があり、個性的な印象を与えるカラーになっています。
担当サロン:PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX (ピーク・ア・ブー アヴェダ ギンザシックス) 木下美咲さん
レングス別スタイル1:インナーカラー×ショート
Point
内側の髪=インナーや、毛先=裾などを部分的に明るくブリーチする“部分ハイトーン”。部分的でもかなり髪の表情が変わるのでハイトーン初心者にもおすすめです。顔周りを囲むフェースフレイミング風ハイライトを入れ、上からヘナカラーを全頭に。ブリーチ部分のみ流行のオレンジに発色、地毛部分は落ち着いたダークブラウンに。カラーなのに高いトリートメント効果を発揮するので、大人髪も艶やかにハイトーンを楽しめます。
フェースラインから耳周りに細かいハイライトを多く入れ、上から全頭にヘナカラーを。ヘナは、カラー剤アレルギーの人でも根元からつけられ、くせを抑えてハリ、コシ、ツヤUP、地肌の汚れ除去・保湿もしてくれます。
SIDE
BACK
担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木 カラーリスト前川俊介さん ヘアスタイリスト坂本美沙さん・柿崎真輝さん
レングス別スタイル2:インナーカラー×ボブ【2選】
【1】ホワイトベージュのくびれボブ
Point
さりげないイヤリングカラーがこなれ感を演出するくびれボブ。大人っぽい印象を与えるので、ボブにしたいけど子どもっぽくなりたくない人にぴったりです。【how to“ベース&カラー”】
肩につかないギリギリの長さで前下がりにカット。顔の形に合わせ顔周りにレイヤーを入れます。前髪は、シースルーで抜け感を。
全体のカラーは、暖色にも寒色にもふられないマロンベージュに。イヤリングカラーは、ホワイトベージュをさりげなく入れるのが洒落感のポイント。
【how to“スタイリング”】
26mmのアイロンで、毛先を外巻きにワンカール。顔周りは、リバースカールに。前髪は、カールをつけずにさらっと通すだけでOK。バーム:オイル=1:1でMIXし、もみ上げからつけてボリュームを出します。顔周り、くびれ、毛先を中心に全体に馴染ませ、最後、前髪を整えたら完成です。
担当サロン:MINX Aoyama(ミンクス アオヤマ) 清水豊さん
【2】イヤリングカラーを合わせたおしゃれなシンプルボブ
Point
トレンドのプツッとしたカットラインと人気継続中のイヤリングカラーを合わせたこちら。シンプルなボブは、インナーカラーがチラっと見えることでお洒落感がUP!【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下3cmの長めボブ。前髪は、眉が隠れるギリギリの長さで平行に切り、目尻からラウンドするようにします。
イヤリングカラーと8レベルのベージュを組み合わせたカラーリング。赤みを感じないベージュで、透け感や透明感を高めてくれます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く内巻きに。毛先1/3を内巻きにするのが◯。スタイリング剤は、硬毛さんは重めのオイル、軟毛・細毛さんは軽めのオイルを選んで。内側からなじませ、毛先→表面→前髪の順番につけると失敗しにくくなります。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 岩谷流星さん
▼ 関連記事
外ハネも内巻きもできる長めボブ|最旬ヘアカタログ
レングス別スタイル3:インナーカラー×ミディアム
Point
インナーカラーがしっかり見えるよう、くびれ感を強調したボブヘア。ボリュームが欲しい人、ボリュームをおさえたいくせ毛さん、どちらにも対応できる優秀デザインなので、ぜひトライを。【how to“ベース&カラー”】
カットは、長めのボブベース。顔まわりメインでバックにつながるレイヤーを入れます。前髪は、目の上の長さでシースルーに。
インナーカラーは、ブリーチで17レベルまでリフトアップしてからベージュをオンカラー。全体は、赤みの無いブラウンで秋らしく。赤みを打ち消しているので、色落ちしてもきれいなブラウンをキープできます。
【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、全体を外ハネに。顔まわりはリバースに巻きます。
ブリーチによるパサつきを防ぐため、しっとり系のオイルをチョイス。全体にしっかり馴染ませたら完成です。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上友也さん
レングス別スタイル4:インナーカラー×ロング【2選】
【1】マロンブラウンのストレートロング
Point
カラーは、両サイドの耳後ろにインナーカラーを入れ、マロンブラウンをオンカラー。暖色ならではの優しい色味で、柔らかい仕上がりを実現します。【how to“ベース”】
カットベースは、胸ラインの切りっぱなし。ぱつっと切り揃えることで、お洒落感をUPさせながら、パサツキもおさえられます。前髪は、フルバングで重めに。顔まわりはリップラインで切り、レイヤーを入れます。
【how to“スタイリング”】
全体はストレートアイロンを真っ直ぐ通し、顔まわりのみやや内巻きに。ツヤ感を出す軽めのオイルを全体的になじませたら完成です。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) nagiさん
【2】ピーチカラーの個性派ロング
Point
ペールトーンのクリーミーピーチを選べば、キレイな色を長く楽しめます。【how to“ベース”】
湿度が高くなっても崩れない優秀ヘアで、多毛さん&硬毛さんには特におすすめです。今どきの軽い表情をつくるサイドバングは、骨格をカバーしつつ結んだ時のワンポイントにも。前髪は、これまでよりもやや厚みをもたせたシースルーにするのがトレンドの鍵に。束感をつくることで、抜け感を演出してくれます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをさらっと通します。毛先をやや内に入れるようにするとナチュラル感がアップしますが、カール感は強くなりすぎない方がかわいく仕上げられます。前髪は毛先のみ通します。スタイリング剤は、重めのオイルを全体的に。最後にくしでとかして、束感メイクしたら完成です。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 大竹祐紀さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。