「グリーンアッシュ」上品な透明感がオシャレな髪色スタイル【12選】
赤みを抑えた色が出せるグリーンアッシュ系。ナチュラルから個性的な髪型を掲載。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
グリーンアッシュってどんな髪色?
カッコよくて上品な洗練アッシュカラー
アッシュとグリーンを混ぜた色。アッシュをグリーン系にしてトーンを暗くすれば上品に、明るくすればカジュアルにもなり幅広いジャンルと年齢層に対応できるカラーです。
「暗め」グリーンアッシュ系のヘアスタイル【2選】
【1】7トーンで赤み消し無造作スタイル
Point
カラーは7トーンのディープグリーンで赤味を完全に除去。濃いめカラーに慣れたカラー上級者や、絶対に赤味を消したい方にもオススメです。
【how to“ベース”】
ランダムさをだす為に、毛先はジグザグにカットし全体にレイヤーを入れていきます。その後スライドカットでところどころに動く髪を作り、前髪はリップラインでカット。髪が柔らかく、動きが出にくい方は、全体的に緩めにパーマをかけてあげるといいですよ。
【how to“スタイリング”】
パーマなしの場合、全体の毛先を外ハネに巻いた後、中間をリバースに巻いていきます。同じ幅で取らずにランダムな量で巻くのがポイント。その後ブラシで軽くくずし、仕上げにシアバターを全体に馴染ませて完成です。巻くのが面倒な方は、ラフに乾かすだけでも可愛い外国人風ヘアになれますよ。
担当サロン:NEHAN(ネハン) 町田雄一さん
【2】7トーンの赤み消した透明感スタイル
Point
カラーは7レベルのオリーブグレージュに。オリーブとグレーをミックスすることで、赤みをしっかり消しつつ透明感のある髪色に仕上げます。
【how to“ベース”】
襟足を浮かない長さに設定し、やや前下がりのワンレングスでカット。襟足にイングラデーションを入れることでコンパクトなフォルムに。表面にはレイヤーを入れて毛先の軽さを出します。前髪は奥行きを浅めでやや幅広くとり、肌が見えて束間が出やすいようにカットします。
【how to“スタイリング”】
髪をドライする時、前髪はその日の気分で下ろしも流しも対応できるように分け目がつかないように乾かします。ドライ後、ストレートアイロン、もしくは26mmのカールアイロンで毛先を外ハネにします。クルッとしたカール感ではなく、軽く丸みをつける程度でOK。ツヤ感の出るソフトワックスを全体に揉み込んだらフィニッシュ。毛先がパサついているとNGなので、セミウェットな質感を目指して品良く仕上げて。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 細田真吾さん
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「中間」グリーンアッシュ系のヘアスタイル【5選】
【1】グリーンをミックスした抜け感スタイル
Point
カラーは、9レベルのサンドベージュをセレクト。グリーンをMIXしているため、赤みをしっかりおさえてくれます。ナチュラルカラーなので、春っぽいピンクメイクとも好相性です。
【how to“ベース”】
ベースを鎖骨下で前上がりにカットし、動きが出るよう耳前にレイヤーを入れます。前髪は2WAYのシースルーに。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、全体を外ハネに。耳前はリバースに巻いてくびれシルエットをつくります。トップのレイヤーは巻かなくてOKなので、簡単スタイリングなのが嬉しい。
ツヤ感をプラスするクリーム、もしくはバームを中間〜毛先になじませます。自然な束感に整えたら完成です。
担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 宮司佳奈さん
【2】8トーンで柔らかさが作れるスタイル
Point
カラーはくすみカラー8トーンの「カーキアッシュ」で、赤みやオレンジ味がでにくくなっています。暗めにしたいけど重たい印象にしたくない方は、柔らかさと透明感がでる「カーキアッシュ」がオススメです。レイヤー×カーキアッシュは抜け感ヘアの鉄板です。
【how to“ベース”】
毛量が多い方にオススメなレイヤーカット。毛先に動きが出やすくなり軽い印象を与えられるので、まずはたくさん量を減らしてしまうのではなく、全体を見ながらレイヤーを入れることで軽い印象に仕上げていきます。お顔まわりのおくれ毛は結んでもおろしてもどちらも可愛いのでオーダー数No. 1です。
【how to“スタイリング”】
ダウンスタイルで忘れがちなもみあげは、髪をしっかり巻いてあげることで活きてくれます。全体は38mmのコテでレイヤーとグラデーションを活かして3段階に高さを変えてワンカールをします。お顔まわりのみ内巻きでゆるいカールを入れて、スタイリング剤をつける時にふわふわにほぐすと、ただのワンカールから差がでるレイヤーを活かしたヘアスタイルになります。
担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ) reinaさん
【3】9トーンで濡れ感がおしゃれスタイル
Point
カラーは、9レベルのミントアッシュをチョイス。アッシュよりも透明感があり、落ち着いたトーンで涼しげな印象を与えます。濡れ感スタイリングともベストマッチです。
【how to“ベース”】
ベースは鎖骨ラインでカットし、ローレイヤーを入れます。さらに、独立したデザインレイヤーを入れ、こなれ感のある動きを演出。前髪は、間引くイメージで薄めに。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは23〜30mmのロッドで毛先を1回転半の平巻きに。トップのデザインレイヤーのみ、根元まで巻き込んでパーマをかけます。硬毛さんには柔らかさを、軟毛さんにはふんわり感を与えてくれます。
スタイリングは、髪を8割ほど乾かしたら、保湿力のあるオイルを全体になじませます。最後に、ドライな質感をつくるシーソルトスプレーを重ね、おしゃれな質感にするのがポイントです。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【4】9トーンの抜け感パーマスタイル
Point
カラーは、赤みを打ち消す9レベルのオリーブアッシュをチョイス。透明感があり、涼しげな印象に仕上げます。
【how to“ベース”】
鎖骨下のレングスでやや前上がりにベースをカットし、トップにレイヤーを入れます。レイヤーによる髪の重なりで動きのある表情に。前髪は眉にかかる長さでシースルーにします。さらに、頰にかかる髪をつくることで小顔効果も。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマの場合、20〜23mmのロッドを使い、アンダーを外ハネに、表面を内巻きにワンカール巻きます。顔まわりはピンパーマで優しいニュアンスに。スタイリングは、8割ほど乾かした後にオイルか、バームをくしゅっと揉み込んだら完成です。
アイロンの場合、26mmのアイロンで全体を外ハネに、表面の髪は内巻きにワンカール巻きます。頰にかかる髪は2つに分けてから内巻きと外ハネに巻いてランダムな動きに。前髪は巻かなくてもOK。カールを一回ほぐしてからオイルか、バームを揉み込みます。
担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 小嶌夏海さん
【5】8トーンとハイライトで軽さ出したスタイル
Point
カラーは8トーンのオリーブアッシュ。赤みをおさえた外国人風の人気カラーです。マッシュは頭でっかちに見えがちなので、全体に細くハイライトを入れて軽さを出すと◎。
【How to“ベース”】
前髪は厚め。目の下でカットし、サイドは耳下までラウンドカット。フェースラインを包むように毛束はやや長めに残します。後頭部は丸みが出るようにグラデーションカット、重さを残すのが女っぽく見せるカギです。トップを動かしやすくするよう、ハチ上にレイヤーを入れます。
【How to“パーマ&スタイリング”】
毛先全体に28mmの細めのロッドで、平巻き1.25回転のパーマを。スタイリングは乾かし方が重要。ドライヤーで根元からしっかり乾かし、顔周りの毛束は後ろから前に向かってフェースラインを包むように流して。軽めのワックスを毛先全体にもみ込み、さらにところどころ毛先をラフに動かせば完成です。
パーマをかけるのでスタイリングがとにかく簡単。おしゃれなスタイリングが苦手な人や、朝が忙しい人にもオススメのスタイルです!
担当サロン:Sui(スイ) 塩田勝樹さん
「明るめ」グリーンアッシュ系のヘアスタイル【5選】
【1】ブリーチで入れた透明感抜群スタイル
Point
カラーはブリーチした16トーンベースにカーキアッシュを入れることで透明感抜群に。ブリーチをしていなくてもアッシュ系カラーは赤みを消してくれるので、透明感が出やすいカラーに仕上がります。
【how to“ベース”】
表面と顔まわりにレイヤーを入れることで自然に外ハネのボブルフスタイルになります。また、顔まわりのレイヤーで小顔効果とオシャレ感がUPします。前髪はウルフとは相反するようですが、ぱっつんオン眉の前髪にして個性を出してみました。
【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで全体的に外はねにして、表面だけ内巻きにしてマッシュ感を出しました。オイルとバームをミックスしてスタイリングしています。バームを混ぜることでセット力がアップして束間が出やすくなりこなれ感がでます!とても簡単なスタイリングなのでぜひ挑戦してみてください。
担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 前田花蓮さん
【2】ブリーチ2回の色持ちもいいスタイル
Point
カラーはベース2回ブリーチしてから、10トーンディープグリーンをオンカラー。抜けると黄緑色っぽく落ちていくので、その色落ちも楽しめます。写真のようにハイトーンの明るいグリーンを出したい場合はブリーチが必要ですが、暗めのトーンであれば色味を抑えてブリーチなしでも作れます。
【how to“ベース”】
全体は肩でハネるボブベースでカット。トップと顔まわりにレイヤーを入れることで、重すぎず動きがあるヘアーになります。
【how to“スタイリング”】
全体的に26mmのコテで巻いていきます。アンダーのボブの部分を外ハネ、レイヤーの部分を内巻きに巻きます。スタイリング剤は”トラックオイルno.3″を。ブリーチ毛はオイルを吸いやすく、すぐパサつくイメージがあると思いますが、トラックオイルはずっと濡れ感があり、お洒落に仕上がります。お持ちのピンやヘアアクセがあれば、それで軽く前髪を留めれば◎。いつものアレンジに飽きてきた方は、ぜひ前髪アレンジも挑戦してみてください。
担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん
【3】11トーンの透明感スタイル
Point
カラーは11レベルのピスタチオベージュ。今季人気のグリーン系カラーですが、クール過ぎず、赤みをおさえて透明感と柔らかい印象を与えます。
【how to“ベース”】
カットは低めのグラデーションを入れたショートボブに。前髪は巻いてリップラインになる長さに設定します。絶妙な動きや柔らかさを演出するために毛量調整をバランスを見ながらします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマの場合、17〜23mmのロッドで毛先ワンカール、顔まわりのみリバースに巻きデジタルパーマをかけます。トップの立ち上がりが欲しい人は根元パーマを。アイロンの場合、26mmのカールアイロンでパーマと同様に巻きます。スタイリング剤は、ソフトな仕上がりで自然なツヤ感の出るミルクタイプがおすすめ。毛先から全体的に揉み込んで、毛束を整えたら完成です。
担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 若井友紀さん
【4】11トーンでシアー感のあるスタイル
Point
カラーは11レベルのライトグレージュをセレクト。アッシュ系でありながら、グレーのニュアンスが加わり、春の光に透けるようなシアー感のあるカラーに仕上がっています。
【how to“ベース”】
襟足の長さをやや残しサイドグラデーションにカット。トップは重めに、前髪はすっかり目が隠れるくらいの長さでカットします。セニング&スライドカットで量感調整をします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20mmのロッドをメインに使い、ランダムにゆるくかけます。前髪は太めのロッドで内巻きに巻きます。スタイリングは手軽で簡単!7割ほどドライヤーで乾かしてから、スタイリング剤を全体的につけてから、ムギュっと揉み込んでカール感を調整します。スタイリング剤は、ウェットな質感とツヤ感を出すバームを選んで。
担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 河野沙耶佳さん
【5】10トーンとハイライトの立体感スタイル
Point
カラーは、ブリーチで細かいハイライトを入れた後、スタイリッシュな寒色であるオリーブアッシュ(10レベル)をオン。ハイライトによりメリハリのある立体感と、髪が動いた時の透け感を演出します。
【how to“ベース”】
マニッシュな印象のサイドグラデーションは、耳に少しかかるくらいの長さでカット。間引きセニング&スライドカットをmixさせながら毛量調整することで、ニュアンスのある束感を作ります。さらに、トップにはレイヤーを入れ、動きを出しやすくします。
【how to “スタイリング”】
トップは根元をふんわり立ち上げ、センターパートの分け目をくっきり見せないように乾かすのがポイント。襟足は、浮かないように上から押さえ込みながら風を当てます。19mmの細めのアイロンで、外ハネをメインにランダムに巻いて動きを出します。バーム系ワックスを毛先中心になじませるように塗布すると、艶のある束感に。ハイライトとアイロンテクニックの両方でニュアンスを作り、動きのあるヘアに。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 松下ひとみさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。