前髪の束感とツヤ感でつくる、ほめられショートボブ
かわいさやカジュアル路線ではなく、上品で女性らしいショートボブを狙うならこのスタイル。前髪の束間がポイントとなり、一気に今どきヘアに。短めの襟足でありながら、前下がりラインで顔まわりの長さを残しているので、色っぽさを感じる仕上がりになっています。前髪を軽く横に流せば雰囲気を一変させられ、ギリギリ結べる長さでカットしているためアレンジも自由自在。
こなれ感のあるコンパクトなフェミニンショート。シルエットに丸みを出さないようにタイトにしつつ、ツヤ感と毛先の遊びで女らしさを演出して。
ショートボブで叶えるコンパクトなあか抜けフェミニン
【how to“ベース&カラー”】
襟足を浮かない長さに設定し、やや前下がりのワンレングスでカット。襟足にイングラデーションを入れることでコンパクトなフォルムに。表面にはレイヤーを入れて毛先の軽さを出します。前髪は奥行きを浅めでやや幅広くとり、肌が見えて束間が出やすいようにカットします。カラーは7レベルのオリーブグレージュに。オリーブとグレーをミックスすることで、赤みをしっかり消しつつ透明感のある髪色に仕上げます。
【how to“スタイリング”】
髪をドライする時、前髪はその日の気分で下ろしも流しも対応できるように分け目がつかないように乾かします。ドライ後、ストレートアイロン、もしくは26mmのカールアイロンで毛先を外ハネにします。クルッとしたカール感ではなく、軽く丸みをつける程度でOK。ツヤ感の出るソフトワックスを全体に揉み込んだらフィニッシュ。毛先がパサついているとNGなので、セミウェットな質感を目指して品良く仕上げて。
GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)
ヘアスタイリスト/細田真吾(GARDEN harajuku) モデル/前山涼香 文/小平多英子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。